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ほぼ理想に近いKサムソンの復元カレー
伺ってから後日ローカルTVで観たんですが、伝説の『Kサムソン』さんの仕入れ担当が同店『まんぷく』さんのご主人だったようで、もちろん料理人でもあっから、平成12年に閉店された味を後年に引き継がれたようです。
もっとも、写真からお分かりのように同店は、あくまでも街の食堂といった店構えで、カレーは一つのメニューに過ぎません。
ワタシが伺ったときにいらっしゃった先客さんも、お一人は日替わり定食、もう一人は唐揚げ定食を召し上がっており、後客のお姉さんがやっとカレーを頼まれたぐらいです。
そんな同店『まんぷく』さん、場所は県道112号線のまどかぴあ前交差点を西鉄天神大牟田線の高架方面へ行った角地の右手で、春日原と白木原 両駅の真ん中ぐらいでしょうか。
普通の住宅街に紛れるようにありますから、くれぐれも見逃さないように。
専用駐車場はお店の前に4台、運良くワタシは駐められましたが、他に裏のカーポートに2台、第2Pもあるようです。
店内はカウンター7〜8席、2人掛けテーブル席が2卓、4人掛けもあったと憶います。
いかにも街の大衆食堂っぽい造りで、カレー屋さんにありがちな洒落た感じや、逆の怪しげな雰囲気は微塵もありません。
年嵩のご夫婦で営まれてるみたいで、とかく感じのいい方々です。
『カツカレー 850円』
デフォのビーフカレーが720円なもんで、案外コスパは良いでしょう。
4〜5分で供され、まず写真のように見た目からして普通のカレー。
専門店っぽくはないんで、多少ガクリと項垂れましたが、一口食べてみると
〝うっ、美味っ!〟
と、まさしく目から鱗が落ちました。
口あたりは甘くフルーティーで、沢山の具材が溶け込んだ深みがあり、やや後口に辛みがくる程度。
とにかくコク豊かで、まったりとしており、昔ながらの小麦粉による粘度のように思えながらも、それ以上に複雑な味わいが追っかけてくるんで厭味がない。
「辛いのが大丈夫でしたら、こちらをかけてみてください」
配膳された際にご主人に促された写真にある辛味ソースを少し垂らしてみると、これがまたかなりのピリ辛さで、辛さには滅法強いワタシのマゾっけをクスぐる。
サラダが良い箸休めになるほどです。
カツは見事な揚げ具合、意外に肉厚で食べ応えも充分だし、衣の厚さもカツカレー向き。
〝ううっ、かなり理想に近いなあ〟
要するに家庭的なカレーっぽさもありながら、専門店らしい旨味は抜群で、スパイシーな辛みも癖になりそうな、ある面、真の昭和の美味しいカレー。
〝あれも美味そうだしなあ〟
実は先に述べた先客さんの日替わりや唐揚げなど定食類を見た、いや、その匂いだけで、美味しいお店であることは直感的に分かってました。
建物は古い割に綺麗にされてますが、なんというか、染み付いた香りみたいなものが、まるで雰囲気に溶け込み、着席して暫くしたら、食わずともそのお店の味が分かるような第六感めいた閃きがしちゃうんです。
実際、定食類も見るからに美味しそうで、近所にあったら、まず常連になるでしょう。
ですからカレーは当然ながら、今度は定食類を食べに来ようと思わせるにも充分な、決して派手な味じゃないものの、後からじんわり染み入るような、あっばれな隠れた名店だと想います。
● 個人的 食べログ 評価点・・・4.3
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耶蘇
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耶蘇さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
まんぷく
|
---|---|
ジャンル | 食堂、カレー |
住所 | |
交通手段 |
西鉄大牟田線白木原駅より車で2分、徒歩7分 白木原駅から639m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
15席 (カウンター7席 テーブル2人席×2 4人席×1) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙
店内に「禁煙」の張り紙あり |
駐車場 |
有 店舗前に4台、店舗裏のカーポートに2台 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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同店『まんぷく』さんも二度目の来訪です。
前回で何を食べても美味そうな予感がしてたんで、同.食べログでメニュー表を眺めてたら
『皿うどん(チャンポン麺) 六八〇円』
があったんで再訪したってわけです。
しかもチャンポン麺となると、個人的に好きな博多皿うどんタイプの可能性大ですからね。
そうした意味では、先日レビューした同じ再訪の『中華料理 ニイハオ』さんや『中華ダイニング らんちう』さんと変わりありませんが、その2店と違うのは、同店『まんぷく』さんは定食屋さんなことです。
メニュー表に皿うどんやチャンポンはありますが、中華メニューはそれだけで、定食類が主、名物はワタシも以前いただいた名店『Kサムソン』仕込みのカレーですしね。
つまり、おおよそ中華屋さんだった今までの皿うどんとは一線を画すタイプってどうなんだろう?っていう期待感もありました。
ってなことで向かうと、11時20分頃でお店前の専用駐車場は残り1台ながら空いててラッキー!
って、満車の場合は裏に第2Pもあるようですけどね。
店内は変わらずカウンター6席、2人掛けテーブル席が2卓、4人掛けテーブル席が1卓で、名物のカレーを召し上がってる先客さんもおられ、むろん匂いもしましたが、気にならなかったのは何故だろう?
ワタシは勝手な人間で、自分が食べる分にはカレーの匂い、むろん問題ないんですが、隣席で食べられてたりしたら、やたら気になるんですよね。
ですから、今回なぜ気にならなかったのか、その理由は分かりませんけど、もしかしたら好きなカレーの匂いなら気にならないのかもしれません(だとしたら、あまりに勝手な人間だけど)
〝ありゃ? なんか感じがチャウ??〟
もっとも3〜4分で供された皿うどんを見て、ルックスも然りだけど、匂いからして何か違う。
皿うどんっぽくないというか、さすがに何ヶ月か食べてばかりいますから、匂いからして別物なのが分かるようになってきたんです。
〝こりゃ焼きそば、いや、焼きうどんっぽいなあ?〟
そして実食すると、確かに焼きうどんっぽいけど、ちょっぴり違うようでもあり、まあ、難しいところ。
先に述べたように中華屋さんじゃないから、俗に言う鶏ガラっぽい中華あじが薄めで、塩ダレっぽい旨味ですが、それなら博多皿うどんっぽくなるはずなんだけど、そこまでじゃなく、かといってソース味じゃないから焼きそばでもなく、麺もチャンポン麺ぐらいの太さの中華麺だから、あくまでも焼きうどんの範疇。
まあ、皿うどんと、うどんの範疇だと考えれば分からんでもないし、前述のように他店と一線を画してると言えばアタリなんだろうけど、なんか残尿感がある。
やはり皿うどんという概念があるからなんでしょう、そんな通念を捨てたら悪くない、どころか、食べ進めるうちに段々良くなってきた。
っていうのも、冒頭述べたように同店なにを食べても美味しそうという予想通り、兎にも角にも料理の巧さにウットリ ♡
野菜なんか正に軽く炒められており、まだパリっとした歯応えも感じられるし、麺の味のシミ具合に厭味がない。
そりゃシミシミだと美味いんだけど、たまにトゥー・マッチで余りにも品がない場合もあり、これはギリの地点で踏み止まってるんです。
そのように味に関しては全体的に上品で、となると育ちが悪いワタシなんか唾吐いちゃうタイプだし、味じたいが焼きうどんっぽいんだけど、それでも有無を言わせないクオリティなんですよね。
ですから焼きうどんっぽいとはいえ、そのままでも完食できたんでしょうが
〝味変したら、普通の皿うどんっぽくならないかなあ?〟
なんて感じたんで、試してみました。
といってもソースだとクドいし、まず大体、より焼きうどんに近づいちゃうし、醤油だとカドが立つ。
となると『伝家の宝刀』ことお酢なんだけど、卓上にはなかったんで、女将さんに頼むと、
「えっ、なんですか? お、おって?」
と頼まれたことがなかったのか、単にワタシの発音が悪かったのか、うまく伝わらなかったんで、
「酢、です、酢。お酢」
と言うと、難なく伝わりました。
で、よくよく考えたら、なぜ酢や醤油には「お」が付くのに、ソースやマヨネーズにゃ付かないんでしょうね?
ってまあ、答えは知らないんですが、そんなこんなで出してもらったお酢をかけると、
〝ああっ。やっぱ、これが合うなあ〟
と、相性抜群でした。
いらない雑味を消し、食べやすくなると同時に、心地よい酸味が食欲を呼び起こしてくれます。
で、少しだけ胡椒を加えたらコク深さも増し、いい感じの味になりました。
ってなわけで総評すると、そりゃ多少なりとも中華に寄ってくれた方が好みなんだけど、それを超越する調理法に脱帽すると共に、ひとえに皿うどんと言っても色んなタイプがあるんだなあってことを改めて再認識させてくれる一品でした。
いくぶん違う角度から見れば、こんな味の皿うどんこそ真の食堂系と言えるのかもしれません。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.6