ほど好い辛さが◎！おかわり無料サービスが過ぎるインド料理店♪…シブ・シャンカル : シブ・シャンカル

福岡市早良区西新・東西に走る“明治通り”の「防塁交差点」の角にある〈早良郵便局〉の脇道を南に下り〈中西商店街〉との交差点から商店街を東に100メートルほど進んだ通り沿いにあるビル1階にあるインド料理店《シブ・シャンカル》。
以前同所にあったインド料理店《グローリー》が移転するのに伴い、インドご出身のジャスワント・シング・グレリアさんが店舗を居抜きで引き継ぎオーナーとなり、平成13年7月に創業。
屋号の「SHIV SHANKAR」とは、ヒンドゥー教の主神シヴァの尊称で「幸福を与えるシヴァ」の意味があるそうです。
同郷のインド出身の従業員のみで、多種のインドカレー＆ナンを始めとし、タンドール（壺窯）を使った炭火焼料理など、本格インド料理を安価で提供。
今ではよくありますが、セットメニューを頼むと「ナンのおかわりが無料！」のシステムを導入した先駆けで、斬新＆衝撃でした。
創業当時、界隈にインド＆ネパール料理店は数少なく直ぐに評判となり、ほど近い早良区城西と城南区七隈に支店を持つほどの人気店となりました。
以来20余年立った現在、周辺には多くのインド・ネパール料理店がありますが、いち早く“テイクアウト”にも力を入れ20種のカレーを提供されたり、複数のモバイルサイトを通じての“デリバリー”を行ったり、「ナンのおかわり無料！」から「スープとパパード無料！」＆「ナン、ライス、ラッシー、スープ、パパードのおかわり無料！」とされるなど、時代の先を行くサービス向上に取り組まれ、“老舗”の名に胡坐をかかずに進化＆繁盛し続けている店です♪
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こちら《シブ・シャンカル》がオープンした20数年前、界隈にインド・ネパール料理店が皆無で、しかもランチだと“ワンコイン”で本格インドカレーとナンが楽しめるとあって、近所に住んでいたワタクシ、どハマリしてお隣にある中華料理店《知味観》と共にヘビーローテーションしていました♪
その後、よりワガヤの近くにインド・ネパール料理店《Dカジャナ》がオープンしたことから永らくご無沙汰となっていました、ゴメンナサイ！
そして《Dカジャナ》さんが早良区から撤退されているため、今回久々に“復縁”を迫るためオヒトリサマでランチをいただきに訪問です♪(笑)

お店専用の駐車場は無く、ワタクシの自宅からもほど近いので商店街を歩いてお店に伺いました。
お店の入居するビルの表に《シブ・シャンカル》とお隣の《知味観》の置き看板が競い合うように置かれているので、始めて来られる方でも見過ごすことはありません。
看板の置かれたビル1階の奥まったところに写真付きのメニューとメニューサンプルの入ったショウケースが置かれておりその脇に入口があります。
開放されている片開きドアから入店。
店内に入って右手に厨房がガラス越しに見え、カレー担当の店長・シャルマさんとタンドール（壺窯）料理担当の店員・スラジェさんが作業をしながら会釈。
入り口を入って正面と左手の壁際に4人掛けと二人掛けのテーブルが並べられ、お店の中央にも4人掛けのテーブルが配されています。
先客は二組5名が入口正面のテーブルに陣取られていましたのでワタクシは入口左手の二人掛けのテーブルに着座しました。

卓上のランチ専用のセットメニュー表を眺め、2種類のカレーを選んで味わえる『Bセット￥950』をいただくことにしました。
2種類の「カレー」の他、「ナン」「ターメリックライス」「サラダ」「ラッシー（ヨーグルトドリンク）」のセットです。
選べるカレーは11種の中から追加料金なしでいただける「キーマカレー」＆「野菜カレー」で辛さは「甘口・0倍」「普通・2倍」「ちょい辛・3倍」「辛口・5倍」「激辛・10倍～100倍」から両方「辛口」、選べる「ナン」or「ライス」では追加料金なしの「プレーンナン」をチョイスすることに決め、「お冷」をお持ち下さったスラジェさんに注文を伝えました。

サービスの「パパード（豆粉チップス）」と「スープ」をセルフサーブしに席に戻ると、既にセットの「サラダ」と「ラッシー（ヨーグルトドリンク）」は卓上に並べられていました。
店内に流れるインドポップミュージックを聞きながら待つことしばし、またもやスラジェさんがラケット型の大きな「ナン」と「カレー」2種、「ターメリックライス」の入った小鉢を載せたターリー（大皿）をお運び下さり、「Bセットね。」と配膳くださいました。
以前、店員さんは、お二人の他に調理の方がもう一人と給仕担当さんの4名でお店を切り盛りされていましたが、今はお二人で回されているご様子、ご苦労様です。
では、感謝していただきます♪

先ずは「サラダ」。
インド・ネパール料理店ではお馴染みのニンジンピューレにスパイスを加えたオレンジ色のドレッシングがたっぷり掛かったキャベツ、サニーレタス、パプリカ、コーンのミックスサラダ。
こちらのドレッシングは、辛味はほとんどなく大人しい味わい。
野菜それぞれの味わいを邪魔せず◎
コーンの甘味の方が主張が強いくらいです。

「スープ」は、トマトスープ。
トマトの味わいが濃くて野菜っぽく甘口に仕上げられ美味しい！
ワタクシがコドモの頃の大昔、お中元やお歳暮でいただいた、缶詰になっているものに穴を開けて飲むタイプの〈デルモンテ〉のトマトジュースを思い出しました。(笑)
塩気の強い豆粉のチップス「パパード」とも良く合います♪

カンジンカナメの「プレーンナン」。
表面に塗られたバターの香りが甘く広がります。
他店に比べて「ふんわり、もっちり」感の強い焼き上がり。
モチロン、カリッととした部分もあり、食感の対比がより好感度をアゲアゲです。
味わいは甘味があって、料理の塩気や辛味との相性が良く、単体で食べてもとっても美味しいヤツですね♪
日本産の最高品位の小麦粉を使い、卵・牛乳だけでなく生クリームも加え時間をかけて熟成させた生地を使ったお店コダワリのプレーンナンです。

「キーマカレー」は、鶏ひき肉のカレー。
茹で玉子も入っている「キーマエッグ」のお店が多いですが、こちらはシンプルに挽肉のみ。
鶏肉の旨味をしっかり味わうことが出来ます。
また「辛口」でお願いしましたがホットチリ系の辛味は控え目でスパイスの組み合わせの妙も楽しめます。
後味の程よい酸味も好い。
ちょっとアルデンテに炊かれスパイシーさはほぼない「ターメリックライス」との相性◎ですね♪

「野菜カレー」は、ブロッコリー、ニンジン、ジャガイモ、インゲン豆が、煮こみ過ぎることなくゴロゴロと入っており野菜それぞれの味わいとカレールーの味わいをそれぞれ楽しめます。
こちらのスパイスもホットチリ系の辛味は控え目です。
辛さを「激辛」にしていただいても美味しくいただけるかも♪

さほど辛くないカレーと言っても、多くのスパイスを使ったものなので食べ終わるころにはジワッと額や首周りに汗を感じます。

〆でいただいたヨーグルトドリンク「ラッシー」は、しっかり甘みのあるタイプ。
普段であればワタクシから求めて口にする飲み物ではありませんが、やっぱりインド・ネパール料理との相性はバツグンですねぇ。美味しい♪
おかわりOK！なので、スラジェさんをお呼び立てして「a little!」とか言って注ぎ足してもらいました。(笑)

久々に《シブ・シャンカル》のインド料理を堪能させていただきました。
激辛流行の今日この頃ですが、丁度良い辛さのインド料理も好いものです。
“復縁”成就だな♪
また伺います、ごちそうさまでした！

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本場インド料理 シブ・シャンカル（SHIV SHANKAR INDIAN RESTAURANT）
福岡市早良区西新5-15-19 コアコード マルスギ　1階
℡. 092-822-7003
営業時間・11:00〜15:00 、18:00〜22:00
定休日・無し