豚骨スープは極上。でもいろいろ欠点が。 : 博多元気一杯!!

福岡を離れる前の最後の一杯で訪問。
ラーメンを麺かためで注文。

豚骨スープは極上。
しかし麺はやはりダメ。替玉10円のラーメン屋向けの麺のようなレベル。
次回来るときがあれば麺・キクラゲ抜きにしたいくらい。それじゃラーメンじゃなくなるから受けてくれないでしょうけど。

以前はラーメンの画像も食べログにアップされてましたが、全部削除されたんでしょう。店内撮影禁止ルール違反ですからね。
でも今日は女性客が携帯電話いじってましたが特に注意はされてませんでした。少しくらいは許容することにしたのかな。他の客に迷惑じゃなければいいと思います。

最近のグルメ本に店主が顔出しで紹介されていたので、少しは店内ルールも緩んだかもしれないと思い2度目の訪問。

店頭の青いバケツが暖簾がわりなのは変わらず。ただ、行列で待ってるお客の中にはあの青いバケツが灰皿に見えて実際吸い殻を放り込む人もいましたね。

開店時間の情報がはっきりしないのですが、11時に店員さんが「もう少しで開きます」と言ってから30分待たせるとは、“もう少し”の感覚がおかしいと言わざるをえないし、営業開始時間がルーズな店は好きではないかな。

入店してラーメンを麺かためで注文。700円
携帯をいじってはいけないので手持ちぶさたでラーメン待ち。

ラーメンの提供の際に店員さんから「スープから召し上がりください」と声かけ。内心“わかっとるわい”と応えます。
スープは極上です。濃厚で豚骨の旨味凝縮ながら臭み一切なし。
でもそのスープを味わうレンゲはメラミン食器かよと不満はあります。
麺の感想は前回と同じでイマイチ。他所の博多ラーメン店とも違うタイプなので、麺にはどんなこだわりがあるのか聞いてみたい。

途中で辛し高菜に手を出します。
これが超激辛。スープの味が一気に変わるので注意。スープを味わえというならこんな激辛アイテムを置くのはどうかな？

最近メニューに加わったカレー替え玉を注文。250円
麺の替え玉にカレールゥがかけてあり、これをスープに投入するとカレーラーメンに味変します。

替え玉注文の際に複数人数のグループ客の一人が替え玉注文して、ちょっと時間をあけてもう一人が替え玉注文したらすかさず店員さんから「まとめて注文してください」と言われてました。
同じグループでは替え玉注文をまとめてやれと？
男性ばかりのグループでも食べるペースは違うので替え玉のタイミングは当然時間差がある。替え玉するつもりでスープの量やスープが冷めていく温度を考えながらそれぞれ個々人が替え玉の注文をするのを同じグループでは一緒に替え玉注文しろと。それはおかしいだろと思います。
このお店、店員さんからの声かけはとても丁寧な言葉なんですが、店内ルールの厳格さが根底にあって時々店のルールが最優先という意思が言葉になって威圧的に現れますね。

そういえば店内にティッシュも置いてない。100円有料でティッシュ+ハンカチ販売とか。ラーメンとカレーを扱うならティッシュを置くのは最低限のサービスでしょ。

少なくともラーメンを楽しみたい観光客にはおすすめできない。
面倒な店内ルールが嫌なら柳橋の春吉1丁目店に行けばいいのでしょう。

福岡市内の博多ラーメンはたいがい把握したつもりでしたが、
先日の寺門ジモンのテレビ番組で紹介されて行きたくなりました。

こちらのお店はルールやこだわりがたくさんある。
看板も暖簾もなく青いバケツが営業中の目印。（その前に行列でわかります）
麺を食べるより先にスープからお召し上がりくださいとか、
店内は携帯電話禁止＝通話はもちろん、撮影もいじってるだけでもダメ。
すべてはこだわりぬいたスープを味わうことに集中してほしいから。

ラーメンを麺かためで注文。
ラーメンにはチャーシュー1枚とキクラゲがデフォでトッピング。

まずはお店ルールどおりにスープから。
レンゲですくうときの表面張力でわかる豚骨濃度の高さ。
スープを味わうにはちょうどよい温度。
濃厚なのに豚骨臭さはなくて、すっと胃袋におさまります。
これは美味い豚骨スープだ。

麺の方はさほどでもない。わたしは替え玉せずに
スープを味わう方に専念しました。
丼の底には豚骨の髄が溜まるほどの濃厚さに改めて感動。
また来なきゃと思いましたよ。