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「おろしぶっかけうどん(煎酒付き)」
うどん店「円清」。埼玉県から移転してきたお店であること、ご主人は讃岐で修業されたということが、某媒体に記述されていたのを目にしていた。予備知識はそれだけ。
暑い火曜日の昼下がり、「冷やかけうどん」が食べたくて訪ねてみたら、メニューブックに「火曜日、土曜日は提供なし」との非情なる但書が。ガーン。
不本意ながら「おろしぶっかけうどん(煎酒付き)」(680円)へ転進。
茹でたて、締めたてが出された。だから17分間ほどを要したが、これは歓迎すべき、納得の所要時間だと思える。
平べっための丼に、うどん、大根おろし、小葱、おろし生姜、カイワレ大根、天かすが入っている。ぶっかけだしの小徳利、煎酒の小皿も一緒にお盆に載っている。
煎酒(いりざけ)とは、「日本酒に梅干しとかつお節などを入れて煮詰めた、江戸時代からある調味料です」と説明されている。煮詰めたのであれば、アルコール分は飛んでいるのだろう。
店員さんの勧めに従い、前半はぶっかけだしだけをかけて、後半は煎酒を足して味を変えて賞味してみた。
ぶっかけだしは、香りは弱めで、おとなしい。主張しすぎてうどんの持ち味が霞んでしまうこともないし、こういう弁え方もありだと思ったが、人によって意見は分かれるかもしれない。
煎酒を足すと様相は一変。醸造香のようなものが立ち、目覚ましい。味は、甘さ、鹹さ、酸っぱさがドヤドヤと賑やかに押しかけてきて、うどんが野暮ったく塗りつぶされてしまうようにも感じた。
天かすは、つめたいうどんでの活かし方が難しいと以前から他店で感じていた。こちらでも印象変わらず。無いほうがいいような、邪魔な気も、しないでもない。
大根おろしは、粗いおろしかたで、おろしというよりは刻みに近い。食感にメリハリがついて面白い。
そして、うどん本体。
部分的にうっすらと透明感も漂う、やや黄色みがかかった白い麺。断面は長方形の様子。もしその長辺に合わせた正方形なら太め、短辺に合わせた正方形なら細めのうどんとなるだろう。そういう長辺、短辺がなす長方形だから、ざっくり言って中太といったところか。
麺一本がとても長い。途中で噛み切らずまるまる二本も口に入れれば、口の中がかなりいっぱいになってしまう感覚。お箸でつまんで丼から引っ張り上げる際、長いとどうしても麺同士の摩擦が無視できない大きさになり、丼からスムーズに引っ張り出すことは難しくなるから、もう少し短いほうがいいような気がする。うどんは、「調子よく」食べたい食べ物だから、こんなことでもたつくのは勿体ない。
このうどんは、触れると柔らかい。「クッタリ」などの擬態語がふさわしい優美さがある。でも脆さは全くない。逆に、引っ張りに対して伸びて抵抗する力は抜群で、容易に破断しそうにない。歯で噛み切ろうとする力もやんわりと受け止め、半端な力なら吸収してくい止めてしまうほどの強靭さを備えている。この歯応えの頼もしさは、嬉しくなってくる。
風味は、高くないが、なくもない。淡麗なる良さがある。
口触りは、極めて滑らか。艶めかしい。官能的とでも表現したい。これは耽溺必至。口の中でいつまでも愛撫していたいようでもあるし、早く飲み下して喉にも喉越しの快感を与えてやりたくもある。噛んで楽しいが、噛まないのも楽しい。このうどんは繰り返し堪能したいと思った。またお邪魔したい。とりわけ、火曜日、土曜日以外に(笑)。
お店の出入口の扉の把手の塗料が劣化しているのか、素材との相性が悪いのか、手触りがベタベタしていた。五感を研ぎ澄まして官能的なうどんを賞味するときには、そういう些細なことでもけっこう堪えるから、把手の交換なりなんなりの改善を望みたい。こんなことまでいいたくなるほど、うどんが気に入った。
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winter556
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店名 |
手打ちうどん円清
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---|---|
ジャンル | うどん |
お問い合わせ |
092-721-4929 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
西鉄バス 舞鶴一丁目停留所 徒歩3分 赤坂駅から345m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
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貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
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サービス | テイクアウト |
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年4月20日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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5年ぶり2回目。
「とり天ざるうどん」(800円)・「大盛(2玉)」(250円増)をいただいた。
綺麗に束ねられたうどんの艶が美しい。
うどんの風味は強いほうではないものの、食感は相変わらず卓越している。
1本の麺の長さがやたらに長いので捌きにくいのも相変わらず。一度にまるまる2本口に入れると口の中がいっぱいになってしまう。1本がちょうどよい。
大盛(2玉)は食べ応えがある。
つけつゆは、甘ったるくなく、鹹め。このお店ではいりこを前面に推しているらしい。かつおの香りを無分別にプンプンさせすぎることのない弁えがある。
とり天は食べやすい小さめの一口サイズ。さっくり軽やか。上品な味。
夏になったらこんどこそ冷かけをいただいてみたい。