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店名 |
移転
カレー ナド(CURRY NADO)
|
---|---|
ジャンル | カレー |
住所 | |
交通手段 |
西鉄平尾駅から483m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
席数 |
13席 (カウンター7席、テーブル2名×1席、4名×1席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
利用シーン |
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---|---|
公式アカウント | |
備考 |
現在更新されているSNSはFacebookとinstagram |
初投稿者 | |
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高砂の裏道にあるお店です。
お店の外観はピンクを基調とした大変あやしげなたたずまいです。
この場所には元、スパイスロードという有名なカレー屋があって、
なんの縁か、かつて別の場所でやっていたカレーナドが入店するということに。
カレーナドは僕が食べログを始めた2012年末ごろに丁度「インドに行くから」と
閉店していたお店です。
スパイスロードの後に入店したと聞いてはいたのですが、
訪問が延ばし延ばしになっていました。
このお店の名物カレーは「おっぱいカレー」。
店頭の掲示では「その一杯は、おっぱいを救う」という、
分かるようで分からないポスターが掲示してありました。
おっぱいカレーとは、旧店舗の口コミを見ていましたが、
丸く盛ったご飯の上に梅干しをのっけることで、おっぱいに見立てている、
そういうことらしいです。
果たしてどんな味なのでしょう。
開店時間の11:30と同時に来ると、店主がお店の前で煙草を吸っていました。
こんにちは、と挨拶すると早速「準備中」から「営業中」に変えてくれました。
早速説明してくれます。
「うちはおっぱいカレー1種類だけで、サイズが、SMLとあり、どれも900円です」と。
大食いの僕はLを選択しました。
早速準備を始めてくれました。
店内は、スパイスロードの居抜きとはいえ、店内の雰囲気はまるで違います。
描かれている模様のセンスが、スパイスロードのそれと、完全に異なるのです。
また、カウンターに、スパイスや、カレーに関する本がおいてあるのも共通ですね。
カレーの雑学本とかレシピ本とかは分かりますが、なぜか相対性理論の本まで。
インドに行く人って、やはり宇宙の真理を知りたいのかな、って感じましたが、
理系の僕から言わせれば、それなら今勉強するなら、量子論が熱いよ、とさりげなく
アドバイスしたくなります。
なお、スパイスロード時代はチベット密教の本とかもおいてあって、
壁にも曼荼羅がはってあったのを考えると、やはり人によってインドの捉え方って
違うんだなあ、って改めて思った次第です。
そして、料理が出て来ました。
待たせてしまったので、とご飯を少し多めにサービスしてくれました。
このあたりの心遣いが嬉しいですね。
インド風の銀色の大きなお皿にご飯と、2種類のカレー、様々なおかず
(インド風にサブジと言うべきか)が載っています。
2種類のカレーは、骨付きチキンのカレーと茸のカレーです。
ご飯の上には梅干しが載っていてまさにおっぱいカレーですが、
ちょっと梅干しが大きすぎて、このおっぱいは無しだな……とか考えましたが、
すみません、無視してください。
見た目は、南インドの定食、ミールスに似ているため、
ミールスが好きな僕は、食べる前にかき混ぜてしまおうかとも思いましたが、
これはそういうものではない気が直感的にしたので、別々に食べて行くことにしました。
まずはサブジ。にんじんの酢漬けとかカリフラワーやじゃがいものおかずは
スパイシーで大変食べやすく、インドの味をよく研究しておられます。
そして、2種類のカレーですが、スパイスがなかなか利いています。
カルダモンとかクミンとかいろんなスパイスの味が効いており、
他にも、相当いろんなスパイスを調合して出した味なのがうかがえます。
そこに、コリアンダーの葉っぱ、すなわちパクチーが加わって、
幅広いスパイスとハーブの味わいが楽しめます。
なお、パクチーは苦手な方もおられると思いますが、
最初に「パクチー大丈夫か」と聞かれるため、抜いてもらうことが出来るため安心です。
入れた方が絶対に味わいが奥深くなると思いますが。
チキンのカレーの方には骨付きチキンが2本も入っている。
ほろほろに煮込まれていてスプーンで切れます。これがスパイスと調和して、
大変おいしいです。
もう一つ、茸のカレーの方は、スパイシーというより、ココナッツなどを使って
味をマイルドにしていますね。しかしマスタードなどのホールスパイスは使って
しっかりと一定のスパイシーさは確保しています。
ご飯はインディカ米ではなく日本のお米だが、
確かに、この内容なら確かに日本米の方が合うと思った。
そして上に載っている梅干しなんですが、これがくせものです。
カレーに合うのを意識しているかな、と思ったけれど、僕の食べ方のせいか、
そうでもありませんでした。
梅干しの酸味って、意外とスパイスと合うんですよ。
同じ梅干しを使ったスパイシーなカレーと言うと、
京都のスパイスチャンバーを思い出して、こちらは見事にマッチしていましたが、
こちらのお店は、梅干しのポテンシャルを引き出しきれてないかな、というのが
若干惜しいと思ったところです。
ごちそうさまでした。
スパイスの使い方は秀逸なのですが、どうしても、もとこの場所にあった
スパイスロードのことを思い出してしまい、比較してしまいます。
スパイスロードは神がかっていましたが、こちらは秀逸ですが非凡とまではいえないかな、
って思ったのが正直な感想です。
なお、このお店、手で食べると100円引きとかいう面白いサービスをしているようです。
確かに本場インドじゃ手で食べますけどね、確かに、ええ。
ちょっとまだそこまでの域には僕は到達できません。
でも話を伺うと、常連さんの中には、もう慣れている人もいるというから驚きです。
全体的にご主人、今はお店を出しているけれど、
また自分の現状に満足できなくなって、高みを目指して修行を始めそうだな、って感じました。
ご主人、またインドに行きたくなるだろうから、また一時閉店して
レベルアップするかもしれないな、と思いますが、それもまた、カレー人生だな、と思います。
ご主人の人生に祝福がありますように。