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店名 |
黒田屋の博多ちゃんぽん
|
---|---|
ジャンル | ちゃんぽん、食堂、ラーメン |
お問い合わせ |
092-733-9449 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
福岡市営地下鉄 赤坂駅から382m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
30席 (テーブル18席、カウンター12席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店舗前に2台 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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月が変わりましたので個人的なテーマも換えます。
ちゃんぽん特集です。
って、まだまだ残暑厳しき折ですが、汗ダラダラかきながらちゃんぽん喰うのが好きな、ドMなワタシですから、何卒ご容赦ください。
で、ちゃんぽんと云えば、むろん本場長崎ですが、市内は泊まりがけか高速利用しないと厳しいんで、佐賀以東、熊本は最近ご無沙汰なんで除き、広島へ行くと、ちゃんぽん文化が薄くなりますので、山口県までとなります。
すなわち、ちゃんぽんって九州北部が本場で、他の都道府県では『リンガーハット』さん程度しかない、ある意味ローカル・フードとさえ言えるのかもしれません。
その基本は言わずもがな長崎なんですが、ひとえに九州北部といっても地域によって好みは若干異なりますから、同店『黒田屋の博多ちゃんぽん』さんのような、ご当地ならではの味の嗜好も否めないでしょう。
もっとも博多ちゃんぽんなるジャンルがあるのか浅学なため存じませんが、まあ、長崎と違って博多は落ち着いた味の傾向があるような気はしますね。
そんな屋号を掲げてる同店『黒田屋の博多ちゃんぽん』さん、場所は赤坂の一等地、赤坂郵便局から市民センターへ行く道沿いです。
同店の真ん前は以前なんか公共の建物があったと憶いますが、現在では解体され、写真のようにワタシが行った際にはワクチン接種会場の臨時駐車場になってましたね。
で、そんなPを羨ましがるまでもなく同店、そんな一等地なのに、お店の前に2台駐められる専用Pがあります。
嬉しい悲鳴ながら、さすがにお昼時は満車なことも多く、それ以上に近くにお勤めの方で満席になることも珍しくありませんので、余裕があれば時間をずらした方が賢明でしょう。
って、もちろん今の時代、アクリル板など、それなりにされてますけどね。
1980年、舞鶴で創業され、1991年に現在地に移転された老舗さんですが、さすがに長い歴史の中でも今回の騒ぎは最大の出来事でしょうね?
で、そんな老舗さんだけにメニューをパラパラ見るに、なんと『ちんめん』があるではないか!?
福岡県民ならご存知(?) でしょう『あま太郎』さんの閉店がショックなワタシは、もうあの味が食べられないのかと悔しがってたものの、まだ有る所にゃ有るではないか。
ですからかなり悩みましたが、やはり初志貫徹し、一見さんなもんで無難にデフォを注文しました。
ってまあ、他のレビュアーさんの投稿を読むに、その『ちんめん』 どうやらタダの醤油ラーメンらしいんで、頼まなくて正解だったのかも?
しかし、冷やし『ちんめん』は、どうなんだろうな?
ただ、他のお客さんを見ると頼んでる人はいなかったし、ちゃんぽんと同じくらい皿うどんが出てて、見るからにそれも美味しそうでしたけどね。
って、それは置いといて、ちゃんぽんは5〜6分で提供され、まずはスープから。
〝うむ、うむうむ。なるほど、これが博多ちゃんぽんなんね?〟
簡単に言うとサッパリ系で、メインは鶏ガラなんだけど、ほのかに和風、というか魚介系の旨味も感じられます。
鶏ガラのトロみはほぼ皆無、澄んでるとまでは言えないものの、厭味のない味わいでしょう。
塩梅も程々で、ですから個人的には物足りないんですが、女性やお年寄り、お子様にはちょいどいいかも?
麺は中太でモッチモチ、ちょうどいい具合にスープの旨味を吸っています。
スゴいのは野菜で、一見まるで炒めてないように思えますが、ちゃんと火が通ってるシャキシャキ感!
歯応え抜群ですから、ヘルシー志向の方々には堪らないでしょう。
ただ、だからこそ噛まなきゃいけないし、スープもサッパリ系だから、普段から不摂生なワタシなど徐々に飽きてきました。
噛まなきゃいけない味の薄い物より、ちょっと噛んだだけで喉を通る濃ゆい味に慣れてますからね?
とはいえ、そんな外道も満足させるかのごとく卓上調味料は揃ってて、特に辛味噌は見事な味変を演出してくれたりしました。
ですが、全体的な評価は3.3〜3.4かなと感じながらレジに向かうと、
「博多ちゃんぽん、500円です」
との、年嵩の女性従業員さんの声が。
「えっ ⁉︎ 700円じゃないんですか?」
メニュー表には確かにそう書いてたと憶うし、500円なら安価なんで憶えているはず。
「今日、水曜日のランチタイムはサービス・デーなんです」
「えっ? そりゃ、ラッ、ラッキー!」
思わずそんな声が漏れた幼稚なワタシながら、あくまでベテランっぽい女性従業員さんは何事もなかったかのように、一見さんと分かったわけですから
「また宜しくお願いします」
と、ニコっと挨拶されました。
ですから評価も3.5にアップします。
そうです、ワタシはゲンキンな人間なんです。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.5