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食べログ フレンチ WEST 百名店 2023 選出店
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三度の飯よりメシが好き・瞳とココロさんの他のお店の口コミ
店名 |
オーグードゥジュール メルヴェイユ 博多
|
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受賞・選出歴 |
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ WEST 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
050-5589-8172 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
博多駅直結 博多駅から90m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX、VISA、Master、JCB、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、iD) QRコード決済可 |
サービス料・ チャージ |
ディナータイムのみサービス料10%頂戴致しております |
席数 |
18席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 同フロアに喫煙スペース有 |
駐車場 |
有 3000円以上の利用で1時間無料 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
10歳未満のお子様のご入店はご遠慮いただいております。 |
ドレスコード | 短パン・サンダルでの等でのご入店はご遠慮いただいておりますのでご了承くださいますようお願い申し上げます |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2011年3月3日 |
電話番号 |
092-413-5301 |
備考 |
【貸し切り】 |
初投稿者 |
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オーグードゥジュール メルヴェイユ 博多
小岸シェフ7年間の集大成
ラストナイトに馳せ参じました。
お店立ち上げから4年間前任シェフだった白水シェフのオーグードゥジュール直系でありつつもやんちゃな笑)お料理も大好きでしたが、
その後任の小岸シェフのガストロノミーも大好きで、独特というかオンリーワンの世界観です。
白水シェフの後任として7年間勤務されましたが小岸シェフは今夜で退職され、次のシェフにバトンタッチされます。
その小岸シェフ最後の夜のメニューは圧巻でした。
◎ゴールドラッシュと蟹のゼリー寄せ
スイートコーンの甘さと蟹の甘さの饗宴。
全く質の違う甘さの違いを再認識しつつ、
束ねて食べると英ロック歌手フレディ・マーキュリー とオペラ歌手モンセラート・カバリェの共演「バルセロナ」の歌のように心地よさが空間的に広がる。
◎フォアグラのテリーヌ ヨーグルト乗せ
フォアグラの重さを感じさせず軽やかに昇華させた逸品。
ヨーグルトの酸味と塩加減がフォアグラに寄り添う。
◎ワタリガニのクリームコロッケ トリュフのパイ
ワタリガニ の再構築!
奥行きのある旨みを損なわず、ダイレクトにワタリガニを食べているかのよう。
◎ガルグイユ
師匠のミッシェル・ブラスと共に小岸シェフのスペシャリテです。
その印象は、
美しい高原の花畑、朝露、愛情、喜び、生命力、人生そのもの、歩んできた道、を表現し、
画家のウリャーナ、長尾周二の絵画のよう。
数十種類の細かい切片それぞれを別々に丁寧に味付けしており、
切片単独でも美味しく、他と合わせると別の味になり、
生に近くサッと塩茹でしたものから、じっくり調理したものまで。
最高のオーケストラを頂き、鳥肌が立ちました。
ラストナイトに相応しい渾身の一皿でした。
「ガルグイユ」とは
小岸シェフの師匠である「香草の魔術師」ミッシェル・ブラス のスペシャリテで、
数十種類の野草、野菜、香草、花、キノコなどをそれぞれ調理後、ほんの少しづつ絵画のように一皿に盛りつけた美しい逸品。
◎伊勢海老のポシェと低温調理鮑とブイヨン
コンソメを添えて。(お好みでかけてください)
きゃー!旨いのなんの!
この2種の共演、ポシェもすごいですが、
しれっと添えたコンソメスープ、
「これすごいよね?旨みの濃度が半端ないよ?」
「ダブルよりも濃いよ?でもトリプルだと後味にしつこさが残りがちだけどコレは無いね」
「ダブル?トリプル?どっち?」
聞くと、トリプルコンソメだとのこと!
濃厚かつ、あと味がきれい!
1週間前から仕込み始めたはず?
失敗が許されない手間ひまですよね⁉︎
小さく添えるカップにまでここまで手をかけまくるとは、変態の度を超えてます。
◎魚料理
マナガツオとヒラメを根セロリで丸め込んでポシェ!白ワインソース、ディル、キャビア
魚のジューシー汁爆弾!
マナガツオは旨く、ヒラメは爽やかジューシー。
異なるジューシーの合わせ技。
キャビアの塩味で塩加減をキメてるので、かなりの量のキャビアを添えないといけないほどお魚はジューシーでした。
◎肉料理
鳩、黒トリュフ、じゃがいも、人参、雲丹
しっかり濃厚なお皿からは、シェフのガストロノミーに対する矜持を感じます。
デザート
レモングラスのグラニテ
チョコレートクランチ
カスタードクリームフェンネル
パウンドケーキアーモンド
ブランマンジェ
マンゴーのピューレパッションフルーツ
それぞれが渾身のお皿でした。
引き出しが多く、それぞれ異なるベクトルのお料理の波状攻撃に、脱帽しました。
心に残るお料理をありがとうございました。
博多駅での幸せ7年間をありがとうございました。
小岸シェフの今後のご活躍を楽しみにしております。