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店名 |
塩荘
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ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
0770-23-3484 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
JR西日本北陸本線,小浜線敦賀駅より 西敦賀駅から1,456m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
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利用シーン |
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ホームページ | |
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※本レビューは、以前の旅行記を再編集したものです。
内容は、当時のものですので、現在とは違っている可能性があります。
その旨ご承知おきください。
【本日の駅弁】
鯛の舞
【感 想】
この駅弁を買った時の情景は、今でもありありと憶えています。
時は遡ること20年前。
当時のわたしは、プータローでした(笑)
仕事が嫌になって、社会からフェードアウトしたダメ人間だったのです。
言い訳するのであれば、新卒から約6年、突っ走り続けて、気付いたら、心の中にぽっかりと穴が開いていた状態。いわゆるバーンアウトです。
3年間担当していた客先の営業数字を、曲がりなりにも上昇させ、課内でも上位の成績を残しました。
同時期、新規案件では、大手某有名広告代理店との一騎打ちまで制して勢い留まることない実績を引っ提げ、大手客先担当の座を得ていました。
ちなみに、某代理店担当者は、その後、配置換えのめにあったそうです。
そんな順風満帆な会社生活でしたが、いつの日か、虚無感と閉塞感に襲われるようになっていました。
その状態のまま、実績を買われて新規商品開発の部署に抜擢されるも、、、
能力あっての成績ではなく、対人関係での口の上手さと、客先回りのフットワークの良さだけで成り立っていたようなものなので、底が見えたってことですね。
自分の能力以上の結果を出すと、後々自分の首を絞めるということを学びました。
だから、今はボチボチのんびりとやってますw
ま、そんな感じで会社を辞めて、一時期は放浪の旅人となったわけです。
この時は、北陸方面から京都に足を延ばした旅路でした。
北陸路を放浪している最中、急遽京都まで競馬をしにいきたくなりました。秋華賞の日だったのです。
前日、先輩宅に押しかけ、当日は淀でティコティコタックの強襲に涙しました。
ちなみに、わたしの馬券は、サニーサイドアップとグランパドトゥがらみでしたw
わたしには、多少ですが、「鉄」の血も流れています。
カテゴリーで言えば、「路線図」「時刻表」ですね。
学生時代、机上旅行クラブに在籍してこともあり、時刻表を眺めるのが好きな子供でした。
あてもない旅でしたので、宿を取っているわけでもなく、チケットを持っているわけでもないので、自由気ままにルートを決めていました。
その時、何を思ったのか、再び北陸に足を向けることにしたのです(笑)
何で戻るんだw
北陸好きなので、想定の途中までしか進んでおらず、時間はいくらでもあったため、トンボ帰りしたのです。
特急サンダーバードにも興味を惹かれましたが、ローカル線をダラダラと行く方が性に合っているので、湖西線経由敦賀行きを選択。
敦賀駅に着いたのは、もう20時になろうかとする時間。
ギリギリ1軒だけ駅弁屋(売店だったかも)が開いていて、駅弁2個ゲット(もう1個は、越前かにめし)。
こちらから先に、ホームのベンチでいただきました(笑)
駅弁にしても、ちょっと高かったけど、乗り換えのタイミングで食料をゲットするとなると、これしか無かったいから仕方なし。普段だったら、買わない金額。寿司タイプの駅弁は興味があるので、良い機会と捉えます。
開けてビックリ、器が豪華。
表面に品名が焼き入れられた木箱に入っています。
中は、笹で覆われ、そこのコストが価格に反映されているのですね。
中身重視からすれば、パッケージなんかどうでもいいから、、、と思うんですけど、そういうわけにはいかないんですねぇ。
料理は見た目も重要。それは外装にも言えるのでしょう。
本体は、押し寿司。
キラキラと輝く鯛の身。
若狭地方には、「小鯛ささ漬」なるレンコ鯛を材料にした著名な名産品がありますが、その押し寿司バージョンとも言えます。
ささ漬は、以前に食べたことがあったような気がするなぁ。
一口大に切り込みが入れられ、食べやすくなっています。
最初の一個は、何もつけず、生のまま。
ほんのりした塩加減と、酢の〆加減です。
時々きつい酢〆の魚に出会うことがあります。酢が嫌いなわけではありませんが、ちょっとなぁ、、、って。
木箱の「木」の香りが、お寿司にも移っているような気がして、ここで木箱にする意味があることに気付かされます。
コスト云々言っていたわたしが、浅はかだったわけです(笑)
塩、酢、〆加減、いずれもほどほどで、鯛の繊細な旨味を侵食しない気遣いですね。
鯛の甘みは、ちょっと弱い気がするのは、酢飯(シャリ)が意外と甘いからかな。あくまでもふんわりとした甘みなんですが、ご飯自体の甘みもあるので、相性はどうなのかな。
わたしは、ここまで甘さを引き立たせた酢飯じゃない方が、好みですね。
醤油を付けると、塩味が上がる分、全体が引き締まる感じがします。
わたしは、シャリの甘みを、醤油で少し塩味上げる食べ方がベストだと思います。
非常に上品な駅弁でしたね。
会席料理で、「おしのぎ」なんかで出てくると嬉しい一品です。
暗い駅のホームのベンチで食べるお品ではありませんでしたね。
ある意味、シュールでいいかもしれないけど ^^;
ごちそうさまでした。