大抵のブーランジェリー ではかなわない : あわら温泉 ホテル八木

ちょっと食べ過ぎてしまうほどに
美味しいものを堪能した ホテル 八木さんです。

朝食の特徴は 何と言っても
並みのブーランジェリーでは
とてもかなわないようなレベルの 手作りパンです。
種類も 10種類以上ありました。

さらに 朝から 生ケーキ。
そして 新鮮で美味しいフルーツも たくさんありました。
実は 夜食にも出ていたマスクメロンが
本当に美味しくて驚きました。

私はメロンはそれほど好きではないんですが、
思わずいくつも食べてしまいました。

他に、おかず 類に関しては
水ダコのカルパッチョ を筆頭に
昨日たくさん出ていたプリプリのエビを
エビマヨにしていました。
かつて食べたことがないぐらいの大きな エビマヨでした。

この上にさらに 多くの人の満足度を高めようと 思ったら
海外では時々ある スパークリングワインを
朝から飲めるとかそういった形になるんじゃないかと思います。
私は運転があるので いらないですけれども。

今回の旅行はこれが最後です。
最後の最後まで本当に大満足の旅となりました。

この日は 芦原温泉のホテル 八木さんに宿泊することが
メインイベントです。
というより今回の旅行のメインイベントと言っても過言ではありません。

午後から 吉原御坊を見学し、
東尋坊と その近くにある雄島という島を見学しました。
その後、 天気も悪くなってきたので
チェックイン時刻ギリギリ ぐらいにホテルに到着しました。

本当はもう一度外に出て、
三国の町歩きをしようと思っていたんですが、
やはり 疲れもあって 温泉に入った後、
夕ご飯までごろごろ寝てしまいました。

こちらのホテルは 美食家が こぞって 絶賛する
食事 の質に特化したホテルです。
とはいえ 宿は 昔の 高級旅館 といった 風情で、
それをきちんとメンテナンスして使われています。

庭も綺麗でしたし、温泉もとても良かったです。
露天風呂も広く、 そして私はサウナは全く興味がないですが、
今流行りの ロウリュが取り入れられていたようです。
お風呂上がりにアイスキャンディーが 無料でいただけます。

さて 実際に食事をいただく時間よりも
15分早くレストランに入ることができ、
もう無料の 飲み放題のアルコールの提供が始まります。

さらにその間にビュッフェ料理の写真を撮っていいですよ、
というアナウンスがありました。
ちょっと前に行ってみたらもうほとんど 満席状態でした。

とはいえ こちらは 一日最大20組しか宿泊させない
という方針をとられています。
それでも並んでいる料理 を見た時に、
この数で大丈夫か というぐらい少量のものもありました。

しかし タイトルにも書いた通り、
補充の速度が非常に早いです。
これって まあ 調理場の奥に、
すでにできたものが並んでいるだけなのかもしれませんが、
それでも 出来立てのものをどんどん出してますという、
悪く言っても 演出、
よく言えば出来たてをどんどん出していただけるという
本当に サービス精神に富んだ手法だと思います。

特に美味しかったのは マグロの握り、
そして 若狭牛のすき焼き。
そして私はほとんど食べてないですが
ウニやアワビを使った 小鉢です。
こちらは さすがにどんどん 補充されるというものではなかったですが、
妻が喜んで食べていました。

あと、水ダコのカルパッチョ 。
この水ダコの質が最高でしたね 。
あと エビフライと海老の天ぷらのエビが、
質、大きさともに 素晴らしかったです。

確かに この料理は最高レベルだと思います。
フリードリンクのアルコールについては、
エビスの生が一番美味しかったと思います。
他は赤ワインと白ワイン、
いわゆる ニューワールドのテーブル ワインが 1種類ずつで
日本酒はなかったですね 。

そう実は有料で出しているアルコールの質は
結構高めで 無料の方はそうでもありません。
そこだけが唯一残念でしたが、
そこまで はね…さすがに…と思います。
むしろ 有料ではあるものの、
ちゃんとしたレベルのものも 用意されているというのは
いいことだと思います。

ちなみに こちらでは、
食事の後に ロビーの方で振る舞い酒が出されますが、
そちらの方は 日本酒のレベルが高かったです。
純米吟醸 レベルのものが3本 ほどありました。
私はそちらで お酒を堪能することができたので満足です。

それにしてもこの料理のレベルと、
そして パティシエの の作られるスイーツの質も素晴らしかったです。
シェフがわざわざ 東京から引き抜いてきた
いとうシェフという パティシエ だそうです。

ホテルの本気を見せていただきました