皿が廻ってない回転寿司｢海鮮アトム 若杉店｣ : 海鮮アトム 若杉店

記録的な豪雪から２週間。 連日のように除雪に明け暮れる毎日で、それこそランチどころではありませんでしたが、ようやく日常を取り戻してきたので、久しぶりに奥さんを誘って出掛けてきました。

この日は新鮮な魚を食べたいと思って、手軽な回転寿司に行き先を決めました。

福井駅前の"北のおやじ"が鉄板とは判っていましたが、この日は仕事休みの長女と、大学が春休みに入った次女も連れて行くことになったので、

金皿が880円の"北のおやじ"より若干単価が低めの"海鮮アトム 若杉店"に行くことにしましたｗ

この店に来るのはたぶん１０年以上振りぐらい。 福井では一番古くからある回転寿司チェーン店で、昔はここしか選択肢が無いと言うわけで良く来ていましたが、ここしばらくで新規のチェーン店が続々とできたこともあり、すっかり足が遠のいてましたｗ

金皿は税別で680円みたい。 やっぱり少し安いですなｗ

開店間もないお昼前ってことで、店内はまだガラ空き。 ほとんど寿司が流れていないレーンを少しいぶかりながらも奥まったテーブル席に案内されました。

以前は口頭でのみの注文スタイルで、無遠慮に大声を出せる人ばっかり注文が速く通るという小心者の僕にはあまり有り難くないシステムでしたが、タッチパネルでの注文も導入したみたいデスｗ

僕はまず生ビールの中を注文。 食いしん坊の長女がタッチパネルマスターとなって、まず自身のオーダーを入れ始めたようだったので、勇気を振り絞って口頭で注文したら、あっという間に運ばれてきました♪

ただ一息飲んだだけなのに、ジョッキの中身が半分に...。 これでは生中じゃなく生小ジャマイカ? これで税込み626円はちと割高過ぎません?

続いてこれも口頭でオーダーした僕の"特上うに"がとっとと出されてきました♪

どうやらタッチパネルのオーダーは後回しみたいな感じがしますｗ

軍艦巻きのはずなのに、今ひとつ盛りがゴムボートみたいでしたがお味のほうはまずまず。 未だお茶とガリしか口にできてない奥さんに申し訳ないと思いながらも、美味しく頂きましたｗ

だってぜんぜん寿司が流れていないんですもの、これってレーンを廻す意味があるのかなというくらいデス(^^;) お昼を過ぎてお客さんも溜まり始めたのに、いくらなんでも寂しすぎます...。

たまに廻ってくるのは奥さんの苦手なサーモンだけ...。 タッチパネルの画面いっぱいに打ち込んだオーダーの文字が切ないです...。

小心者の僕には頑張って声を張り上げたせいで、ノドグロ炙り、カズノコと順調にオーダー品が板前さんよりカウンター越しに渡されますが、タッチパネルからの注文はなかなか届きませんｗ

ノドグロは韓国産のようで脂がきつく後味は良くありませんでした...。

なぜか僕がタッチパネルから後で頼んだマグロとイクラが、奥さんが着席と同時に注文したお寿司より先に出てきました。

もうすっかりおかんむりの奥さん。 憮然とした表情とワナワナと震える体...。

温厚な奥さんの攻撃先は、"北のおやじ"をパスして"海鮮アトム"選んだ僕に集中します(>_<)

奥さんのファーストオーダーは"えび三昧"と"貝三昧"。 一皿３貫で300円台とお得なうえに、手早く数食べられるという思惑みたいでしたが、完全に裏目に出た感じ...。

結局、"三昧シリーズ"が届いたのは、席に着いてからなんと２０分後工エエ(`Д´)エエ工！！

場をつなぐお寿司も流れていない状態で、これはまさに拷問に近い仕打ちです。

温厚な奥さんだったから良かったものの、小心者の僕だったら怒髪天で大暴れすること間違いなしでしたす(-_-#)

それでもようやく自分のお寿司が届いて、ちょっとだけ和んでくれた奥さん..。

ごめんなさいm(_ _)m こんなお店になってたなんて知らなかったんです...orz

ちなみに次女が注文した"アボガド三昧"は３０分を超えたので、口頭で強めに再オーダーしたら速攻で出てきました。 忘れてたのか職人の手が遅いのかオペレーションが悪いのか、もしかすると全部当てはまるのかも知れません。

追加で頼んだ福井サーモンも水っぽいし、マアジの握りは生臭くて、ガリをいっぱい食べても胸悪さがしばらく消えませんでした。

奥さんも『貝三昧が生臭くて食欲無くなった。』ということで、早々に箸を置いてしまったので、口直しに大きさが不揃いの"カッパ巻き"を食べて、お愛想をと思った頃に、

いつ注文したかも忘れてしまっていた僕の"アン肝"が届いてオゾーなりました(-_-)

久しぶりの家族でのランチでしたが、とても残念です。