東温市の、株式会社母恵夢の母恵夢 : ポエム 道後湯之町店

２０１６年の２泊３日愛媛旅行。

土産購入のために訪れた菓子店は、
霧の森菓子工房、一六本舗、六時屋、ハタダ、つぼや菓子舗、うつぼ屋、おのがみ菓子舗。

今や、愛媛の三大お土産といえば、
母恵夢、愛媛タルト、そして、霧の森大福なんだとか。

母恵夢…いわゆる乳菓で、
２００７年に今治を訪れたときに、
土産として職場に買った記憶があります。

乳菓は、なんとなく、味の想像がつきますし…、
既に土産として購入する商品も決まっていましたので、
今回は見送ろうかなとも思ったのですが、
なかなか来れない愛媛なので、やはり購入しておくことに。

伺ったのは、祝日の午後。
どのお店もそうですが…、案外閑散としています。

◆ベビー母恵夢　７６円（税込）

エネルギーだけで比較してみると
母恵夢：１５７kcal
ベビー母恵夢：９０kcal
引用
と、ひとまわり小さいベビー母恵夢です。

ベビーといっても、むしろこちらが食べやすい大きさなくらいなので、
お土産に向くのは、母恵夢より、ベビー母恵夢なのではないかと思います。

母恵夢が誕生したのは、１９５０年。
ベビー母恵夢が誕生したのは、１９６４年とのことなので
ベビー母恵夢も、割と以前から販売してるものなのですね。

さっくりと軽い生地は、北海道産のフレッシュバターをふんだんに使用し、
バニラの甘い香りをプラス。その中にたっぷり詰まったあんは、
北海道産の高級いんげん豆を丁寧に炊き上げた白あんに、
新鮮な卵黄を練り込んだ黄味あんです。
引用

賞味期限：購入日の約３週間後
保存方法：直射日光や高温多湿の場所を避けて保存

乳菓は、どこのメーカーも似たり寄ったりで
かといって、同じというわけでもないのだけれど、
大好物というわけでもない乳菓の中では、
比較的、ほんのり甘いバニラの香りで、まず癒され、
パサつきの少ない舌触りが、好みの乳菓でした。

乳菓の餡は、
ねっとり進化系：例　明月堂の博多とおりもん
しっとり標準系：例　三万石のままどおる
ほろほろ古風系：例　ひよこ本舗吉野堂のひよこ
の３パターンあると思うのですが、
母恵夢は、しっとり標準系の万人受けする餡ですね。

◆ポエムマーマン　１０８円（税込）

エネルギー：１２６kcal
賞味期限：購入日の約２週間後
保存方法：直射日光や高温多湿を避けて保存

なめらかな黄味餡が、バター風味のころもに優しく抱きしめられるように包まれています
引用

チーズ味のお菓子も、お土産に好まれるかなと思い、
味見のために、ひとつだけ購入。

想像のまんまの、チーズ味の乳菓なのですが、
チーズの風味がちょうどよくて、予想以上においしい。

味だけで判断するならば、私は母恵夢よりも、ポエムマーマンのほうが好みでした。

スタンダードであることや、値段を考えると
職場等のお土産にはベビー母恵夢が向くでしょうが、
変化球のお土産を用意したいならば、ポエムマーマンをおすすめします。

◆ベビー母恵夢　瀬戸内レモン

８月下旬までの期間限定販売とのことで、
既にオンラインショッピングでの販売は中止しています。

ほとんどの商品を、１個単品で販売しているのですが
こちらは期間限定商品とのことで、バラ売りはしていません。
５個袋入が、最少量での販売です。

エネルギー：８２.９kcal
賞味期限：購入日の約３週間後
保存方法：直射日光や高温多湿の場所を避けて保存

フレッシュなレモンの果汁と果皮で作ったピューレを
黄味あんに練り込み、生地にもレモンの風味をつけました
引用

想像していたよりも、しっかりとレモンの風味がついていて、
また、駄菓子のレモン味のような風味よりも、
もっとさわやかな気高いレモンの風味がします。
「瀬戸内レモン」として、差別化をはかったような、満足度の高いレモン風味です。

おいしいことはおいしいですが、どちらかと言われれば、
やはり定番の、ノーマルな母恵夢の方が、乳菓が好きな方に好まれるかと思います。

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愛媛県は県域を三分して、東予・中予・南予と呼んでいるそうなのですが
株式会社母恵夢は、中予の東温市に本社・工場を構えています。

で、もう一社、
株式会社母恵夢本舗というのがありまして、
そちらは、東予の今治市に本社工場を構えています。
昭和21年に、母恵夢の販売を開始し、
昭和28年に、松山店を開店
昭和41年に、松山店を、株式会社母恵夢として分割独立させたという経緯があるようで

実は、今回の目的は、今は別会社となっている
株式会社母恵夢と株式会社母恵夢本舗の母恵夢の食べ比べをしてみたい！
というものでした。

しかし………、
株式会社母恵夢本舗の直営店が、松山市内にはないのは、わかっていたのですが、
キオスクや松山空港で、販売されているのが見つからず…
食べ比べは、叶いませんでした。