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松山の名所!ハイボールの生みの親
松山の誇る名店、バー露口。
ここは、松山の観光名所と言っても良いかもしれない。
そんな伝説のバー。
皆さんはハイボールをご存知でしょうか。
近年私は美味しくてビールより飲みやすいのでバカみたいに飲んでしまいますが(^-^;
白州のハイボールなんてヤバすぎです。
そんなハイボールの生みの親とも呼ばれるのが、こちらバー露口のマスターなのであります。
外からの見た目は、廃墟のように見えなくもない…(^-^;
入り口のドアの上にある標示は剥がれ落ちて跡が残っている、といったとこです。
電気の看板に気付かなければ、知らない人なら通り過ぎてしまうことでしょう。
今まで何度も入店にチャレンジしましたが、運の無い私は毎回満席で諦めて帰っていました。
連れて行った若い衆は、
「え?」
「こんなとこに入るんですか?」
「ほんとに入るんですか?」
と、驚きの色を隠せませんww
そんな声を無視して中に入ると流石に20時ちょうどだと先客は二人一組だけ。
ラッキー\(^o^)/
遂に初訪問です。
中は至って小綺麗なお店なんです。
座れなくとも中を覗いたことが無ければ建物の外観の古さに驚き、知らないと入りにくいですよね(^-^;
カウンターの一枚板が良いです。
名物のマスターと奥さん。
なんと開店して今年で59年。
来年60年(´д`|||)
棚に置かれているお酒をはじめとした様々な物から歴史を感じます。
サントリー2代目社長佐治敬三氏の色紙が入り口脇の壁に飾られています。
奥側にも色々な方の色紙。
写真左上の色紙は人間国宝の陶芸家が描かれた絵だそうで。
その下はリリー・フランキーさんの絵とサイン。
奥さんは酒場放浪記などで有名な吉田類さんの色紙を持って初見の私のお願いに快く応じて写ってくれました(*´ω`*)
ニッコリ笑顔が素敵です(*^^*)
そして、憧れのマスターに憧れのハイボールをお願いします。
民衆よ刮目せよ!
これが元祖ハイボールである!
これがまた飲みやすい‼
奥さんがこんなシートを見せてくれました。コンビニなんかでも目にする缶のハイボールはマスターが監修してたのです(°Д°)
あるとき、ふと先客で内定を貰っていると思われる学生が驚きの発言をしました。
まあ、そもそも学生をこのような店に連れてくる社員さんもどうかとは思いますが。
何を宣ったかというと…
「僕、最近ハイボール飽きてきたんですよね」
その場にいた客➡(´д`|||)
この若者は来年から社会人としてどういう風に歩んで行くのでしょうか(^-^;
流石にこの一言には仏のようなマスターも穏やかでは無かったようで。
「君が飽きたと言うにはまだ早すぎる」と御告げがありました。
さて。
30分もすると次々に客が。
マスターが何か作りましょうかと行ってくださったので、素人の私はアレキサンダーをお願いしてみました。
が、ミルク類は冷蔵庫の都合か何かで置いておらずそうした系統のカクテルは不可なのだとか。
なので、ギムレットをお願いしました。
シェイカーを振るマスター。
すっきりした味わいが良いです。
21時を過ぎると満席。
ドアを開けては諦めて帰る人達。
以前の自分を見ているようでした。
座っているのは御偉方と思われる方ばかり(^-^;
隣の二人連れの方々とも話を色々させて貰いました。
流石にドアを開けては帰る光景が何回も続くと後に譲ろうと思い席を立とうとすると、隣の御偉方がせっかく隣になった縁だからと引き留めて下さるのでもう暫く滞在させて貰いました(笑)
帰りにコースターの持ち帰りを所望すると、未使用のものを奥さんが出してくれました。
ハイボールも美味しいですが、常連も一見も等しく暖かい雰囲気に包んでくれる、そんなオーナー夫婦の人柄がやはり人を惹き付けて止まないのでしょう(*´ω`*)
バー 露口
089-921-5364
愛媛県松山市二番町2-1-4
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地獄の使者h
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店名 |
閉店
バー 露口
|
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ジャンル | バー |
住所 | |
交通手段 |
大街道駅から259m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ホームページ | |
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松山で修業している友人が会社から帰還命令が出され一緒に過ごせる日が少なくなってきたためはしご酒の一つとしてこちらを案内した。
松山の夜の観光名所であるバー露口。
運良く座れた。
奥さんからポップコーンの皿が出されてハイボールを2つオーダー。
本来はショットバーである以上色んなカクテルを頼むのが筋だろうし、マスターも作れるのだが、流石に後期高齢、一度お願いするとそんなシェイクの仕方見たことないくらい残念な様だったので、遠慮してハイボール一択だ。
他の客がそんなことを考えているのか否かは知らないが、それでもマスターの目分量、ステアの所作から作り出されるハイボールは何とも言えない唯一無二のハイボールなのだ。
爽やかで口当たり良く誰もが飲みやすいようにブレが無いのは神業である。
そこに気付いて帰れるかどうかは数多くバーを渡り歩いて来た者のみが知ることが出来ることだ。
ともあれ、そんなマスターのハイボールがいつまで飲めるのか、その幸せを噛み締めながらまた足を運ぼうと思う。