【館山ROKUZA】「プチ」贅沢、「プチ」非日常。でも食事はワンダホー! : ロクザ

某旅行サイトで大変評判のよい館山ロクザ。今回、家族3人で一泊してきた。
以下、食べログのため食事を中心としてレビューするが、その他ホテルライフの評価も付記する。

【施設名： 鏡ヶ浦温泉　rokuza】
　客室：スタンダード客室【和モダンクラシック 　海側】
　プラン：新～ 贅沢な美食のひととき～プレミアムプラン
　大人＠ 20,800 円 x 3 名(税込)

[食事総評]★★★★　
半個室の食事処(=椅子・テーブル席)で頂く。私たちは3人だったので、テーブルにL字型に座り窓を眺める格好で食事をした。目の前の庭とテラスを眺めるスタイルで、特に朝食は気持ちがよかった。(注: 窓のある部屋は限られているため、事前にリクエストさせてもらった)

[夕食とサービス]★★★★　味、盛り付け、ボリューム、コスパ　◎
メニューは、写真にある通り、八寸盛り合わせから始まり、椀物、お造り、台の物(鮑＋伊勢海老)、強肴(牛ロースト)、焼物(鮎塩焼き)、油物(夏野菜かき揚げ)と続き、食事とデザートで終わる。

どの一品もしっかりと手をかけ丁寧に作られているのがわかった。やや薄味の感がある品もあったが、総じてどれも満足できる美味しさだった。
我々は、鮑と伊勢海老を両方いただける宿泊プランにしたのだが、調理方法も事前に選べるシステム。例えば、鮑は踊り焼きor刺身、伊勢海老は茹でor焼きor刺身　のように。私たちの泊まった7月は伊勢海老の禁漁期間だったため、伊勢海老刺だけNGだったのが残念だったが、地物にこだわる料理は大変グッドだった。
また器も、時々若き料理長自ら買いつけに行っているそうで、盛り付けまでしっかり工夫され、目でも楽しめる料理になっているのが嬉しい。
ボリュームあり過ぎて当然ご飯までたどり着かないのだが、この後おにぎりにして部屋に届けてくれるサービスはこちらの宿のデフォのようだ。

[朝食とサービス]★★★★
朝食は仕切られたかわいらしい器に少量ずつのおかず料理と自分で魚の種類を選んだひもの。
夕食と同じ半個室で、ゆったりと食事したあとは、「デザートとお飲み物はどうされますか? テラスかプールサイドにお持ちすることもできますよ♪」といわれたので、せっかく天気も良いのでテラスに移動した。潮風の香りがする気持ちのよいテラスで気分だけ南国リゾート♡　マンゴープリンも美味しかった^^
このホテル、こういう小さな心遣いの差を他所との差別化ポイントにしているのだと思う。経営者、お見事。

[風呂]★★☆
こちらの宿の売りは露天風呂付客室だと思うが、ラブラブ状態の若者ケダモノカップルならともかく私らは大浴場で十分であった。（笑）
チェックインの際、家族風呂も予約して夕食前に利用したが、窓全開で、目の前の海岸から丸見え（笑）
湯は、ナトリウム塩化物温泉とのことだが、沸かしている。温泉宿であることは加算ポイントとしては考えないほうがよい。

[部屋]★★★
私たちは露天風呂つきではないスタンダード客室に泊まったが、理由は、露天風呂付客室は2人定員だったため。料金は@4,000円くらいかわる。★を減した理由は、ベッド。ベッドというよりマットレスの簡易ベッド。寝心地は正直よくなかった。
またエアコンの風がベッドに回ってこず寝苦しく、逆に和室はエアコン直下で直撃され寒い。しっかりと睡眠とれなかったのでマイナス。
エスプレッソマシーンが備え付けられ無料で飲める。
また部屋の冷蔵庫の中に、スタンダードはペットの水しかはいっていないが、風呂付客室では、ビールなども入っていてすべて無料だそうだ。部屋の履物もいろんなブログみると、高い部屋と安い部屋で差別しているようだ。そんなちっちゃいところで差別しなくても、ねぇ。ま、別にこんなとこで@4,000円上がったら、かみほいの評価は少し下がるけどね。この料理食べて泊まって20,000円だから、この☆　つけたんだもの。(^^)v

[その他]　
ホテルの周囲は単なる田舎の住宅地。景観を期待してはいけない。
高級ラグジュアリーを期待してはいけない。あくまでも「プチ」贅沢、「プチ」非日常　である。

なかなか満足できました。ご夫婦でのんびりや添い寝可能なお子様連れにもいいかも。
あ、でも本当の経営側の狙いはお若いアツアツカップルか不倫カップルのケダモ・・・(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!