タイ美人のママさんに作ってもらうグリーンカレーで辛さの肝試し。はげまされてなんとかクリアできました。 : ジャンジャーオ

柏にあるタイ料理屋でグリーンカレーに挑戦してきました。辛いのが大の苦手です。唐辛子の辛さがだめなんです。でも、だんだんそのおいしさが分かり始めてきたので、なんとか克服できないかなって思ってます。

茨城の有名ラーメン店が何店か集まってスタンプラリーの催しがありました。そこで初めて食べたのがグリーンカレー。つくばにある行列ラーメン店つけめん・らーめん活龍でグリーンカレーのつけ麺を食べたのですが、まあ、めっちゃ辛くてめっちゃうまかったんで。だから機会があれば、こんどはタイ料理屋のカレーを食べてみたい。そんなときに見つけたのがこのお店でした。お店は柏駅から常磐線に沿って西にのびている細い道沿いにあるようです。慎重にゆっくり走りましたが見つからず。どうやら通り過ぎてしまったようですが、良く分かりません。

近くにＤＩＹの大きな店があるので、買い物をして駐車をしてお店を探すと、な～んだという位思った位置にありました。どうして見逃したか分からないくらい分かりやすいおみせです。

お店に入ったのが１１時半すぎです。こんにちは、って勢いよく入りましたがあれ？誰もいません。声を聞いて厨房からママさんが出てきました。タイの方ですね。もう一人１０代の女の子が出てきました。娘さんかな。二人に歓迎の言葉を掛けられて、カウンターの席に座ります。お店は中に入るとひろいですね。カウンターを含め、食べログでは３０席とありますが、そんな感じですね。早速メニューを拝見。なるほどねえ。ランチセットのほとんどが９８０円で飲み物、デザート付きです。

ランチセットには、グリーンカレーやトムヤムクンのようなポピュラーなものからタイチャーハン、タイスキ、チャーシューライスなどなかなか種類も豊富です。

すみません。あの、グリーンカレーってものすごく辛いですか。

いえ、辛さは調節しますから。タイカレーは初めてですか？とってもおいしくて、からだにいいんですよ。

それじゃあ、普通の辛さからちょっと辛くないくらいにしてもらって（分かるかなあ？）、グリーンカレーセット（９８０円）をお願いします。

あんまり辛いと食べられないし、辛くしてもらわないと辛さの訓練にならないし。難しいんです。

女の子がいなくなったと思ったら何か持ってきてカウンターに座りました。な～んだ、自分のお昼ご飯を作っていたのか。あるいはママに作ってもらっていたんですね。ワンプレートにご飯が盛ってあって周辺におかずが。そして、なんですか、そのどんぶり。真っ赤じゃあありませんか。おお、辛そう。辛い匂いがスツール４つ目の行列まで匂ってきますよ。タイの女性とは結婚できないな、って別に深い意味はありませんよ。

店内にお店の紹介が載った雑誌の切抜きが貼ってありました。ママの写真が載ってますね。美人です。名前がタイ語と日本語ですので、日本の男性と結婚したのかもしれません。なんて見ていたら、セットの登場。グリーンカレーが白っぽいのはココナツミルクですね。おとうふがどんと入っているスープ。サラダ、デザート、カップライス、アイスコーヒーのセットです。

スープはおいしいねえ。とっても滋味深くチキンと野菜のコラボ味。真っ赤なスープだけじゃあなくて、こんなスープもできるんだ。よかったよかった。タイオリジンのスープなんでしょうか。知識がないので、全くわかりませんが、おいしいのは事実。自分でスープに集中しているのが良く分かります。カレーを食べるのがこわいような気持ち。問題の先送りはいけません。

覚悟を決めて、スプーンにカレーをすこしだけすくって、なめてみます。ほう、そんなに辛くないですね。ママさんが調節してくれたんでしょう。辛くないだけでなく、うまい。じゃがいもと鶏肉が入ってます。カレーをライスの山の端っこにかけて食べると、なかなかいいじゃあないですか。タイカレーもこれならテリトリーだね、なんて思っていたら、来ましたよ。来ちゃいました。うあ～～、かれ～～～。舌がしびれてます。辛さが舌の味蕾を攻撃してますね。でも、この攻撃、きらいじゃあない。Ｍになったのかなあ。

からえ、かれえ、を心の中で連発しながら、涼しい顔で平らげました。舌、口中、のど、胃までもが、辛さに耐えながらもそのうまさに脱帽でした。ひりひりと余韻を残すこのタイカレーは癖になりますよ。また違うお店でも食べてみたい。

最後のデザートがうまかったなあ。とっても甘いんで、これなんですかって訊いたら、さつまいもの甘さなんですって。まだ胃のなかではとうがらしが攻勢をかけてます。もっとやれもっとやれ、って次の挑戦に備えて少しでも辛さに慣れるようにゲキをとばしていました。