マダムさんたちをターゲットにした値段設定、セット設定。 : 技の福兆 名戸ヶ谷本店

連休中ラーメンを食べに行こうと柏市名戸ヶ谷付近を走行中赤信号で止まります。

何気なく左を見ると福兆の駐車場で何台かの車が止まってますね。えっ！？と思って駐車場の奥にある店を見るとなんとまあ暖簾が出てるじゃあありませんか。だったら今日はラーメンではなく寿司じゃあ、と左折して駐車場に入ります。

いやあ、店の中に入ってみるとこんな時間に空いてますね。そっかそっか、今日は連休中でマダムさんたちのランチ会がないからなのね。

一度経験したことがあります。この店のランチ時は予約しない限り先ず座れませんね。店の中はほとんどがマダムさんたちに占領され、おしゃべりと食事を存分に楽しむ時間がずっと続きます。ランチにはコーヒーとデザートがつきますので、食事が終わったら席を立つと思ったら大間違い。サラリーマンと違って１３時までに戻ると言うこともなく。

連休中はさすがにご家族と一緒なんでマダム会がなかったんですね。店内は家族連れとかで静かな雰囲気です。

＊メガランチ（１２貫、サラダ、お椀、コーヒー、デザート）（１５９８円）

過去もこれを食べてますね。一番人気は限定の１０００円ランチ。あっという間に売り切れになりますが、この日はあったようです。

なかなかの盛り付けで登場した１２貫。ま、１皿２００円レベルですからこんなもんでしょう。

ただ、穴子がねえ、あかん。穴子の上にきゅうりのみじん切りを乗せてます。しかも、雑に。せっかくの穴子なんで、これはどかします。

その他はこんなもんでしょうか。押し寿司の幅が２倍なら今日一だったかな。でも、思わぬところで寿司が食べれて気分は上々でした。

さ、この後ラーメンに行っちゃう？

①穴子

②鯖押し寿司

③真鯛

④かんぱち

⑤中トロ

⑥あじ

⑦サーモン

⑧いくら

⑨海老

⑩いか

⑪中おち

⑫玉子焼き

＊お椀

＊サラダ

＊デザート

＊コーヒー

（２０１５年１２月　再訪）

久しぶりに福兆へ。

年も押し迫り、世間は皆忙しいこの時期。いつもマダムさんでごったがえす福兆本店ですが、さすがにこの日は姿を見ないんじゃないかと思って行ってみました。予想はぴたり！

カウンター席を選んで中央に座り、品書きを拝見。車でしか行けませんのでビールはだめ。その分寿司に回そうと思って、何か食べて追加でと思ってましたが。その必要もなさそうな品を見つけます。

＊これぞ福兆の看板商品　福兆スペシャル（３２８０円）　１４貫、あぶりトロ串、茶碗蒸し、サラダ、お椀、デザート、コーヒー

１３貫だけでもいいのですが、そういうメニューがなかったのでこれで。目の前の職人と話しながら出来上がりを待ちます。

＊あぶりトロ串　飲んでいたらちょうどいい突き出しですね。呑むにはちょうどいいアテでしょう。お茶でもおいしかったです。

＊サラダ　要らないかな、ジブンは。

＊握り　大トロ、中トロ、赤身、赤貝、ほたて、かんぱち、すずき、うに、いくら、穴子、海老、中落、鯵、玉子焼き
　中には少し乾いているものもありましたので、醤油を塗っておいしそうに写しましょう。そのための小さなまな板を貸してもらいますが、実際は舟の上に並べてあるのは全体写真の通りです。大トロ、かんぱち、すずきがよかった。３０００円台で５００円くらいのその他がついてくるジブン的計算では２５００円の握りとしては優秀だと思います。

２０００円台でもいろいろバリエーションがありますので、おなかと相談していろいろ決められるのがいいですね。

＊お椀　アラ汁

＊デザート、コーヒー　芋アイスでした。

柏駅前の１軒と回転寿司の現在は３軒の運営ですが、はずれなくそれなりの旨い寿司が食べれる柏では貴重な寿司屋だと思います。

（２０１３年９月　初稿）

この福兆。もしかしたら、人生で一番多く行った寿司店かも知れません。それが、まさかまさかの初投稿。うっかりＵＰしていなかったことに気がつきました。福兆のサンサン通り店とつくば店はさすが上げてましたが、柏東口店も未ＵＰでした。なんとかしましょう。

さて、この本店ですが、ジブンが初めてランチ寿司のお得感を感じたお店でしたね。１０００円でそこそこの寿司が出て、お椀はもちろんサラダ、デザート、コーヒーも出て来るのが驚異でした。反面、デザートとコーヒーが出ますから、マダムさんはもう１回おしゃべりの仕切り直しをするもんで、一巡目に入店しないと気が遠くなるほど待たされる。そんなお店でした。

しかし、この１０００円ランチは何回か食べるとだんだん飽きてきて、そのうち炙りのセットなどを食べるようになり。１５００円のランチセットも登場。そうやって、お客を引きとめるお店のやり方をも感心し。スタンプカードも２，３回は満タンになったはずです。それが、初投稿とは失礼いたしました。

この日は早目に行ったために、あのお店の大暖簾をどうやってかけるのかの謎が解けました。脚立、が正解だったのですね。しかしりっぱな暖簾です。

口開けで入店。カウンターでもテーブルでも座敷でもいいですよ、と言われます。カウンターの一番端に座ります。カウンター越しの水槽にはでっかい鯛が１匹。ゆうゆうと泳いでいます。が、あれは養殖じゃないの？とか、一度鯛釣りに行くと知ったかぶりで。天然の鯛はもっとピンク色が鮮やかで淡麗。こんなに色黒じゃないですって。

メニューを拝見。おお、久しぶりに見ると、そのＣＰの高さは半端じゃないなあ。やばいです。ここでは、２３００円の握りがすっごく高級に見えますよ。いろいろつく１５００円よりもこっちがいいなあ。それでも、サラダとコーヒーは自動的に付いちゃいますが。

すみません。江戸前特選にぎり（２３００円）で。

つけ場は二人体制。裏にはもっと多くの職人が入ってますね。こういう席数が多く、集客力があってお得感のある寿司を出されたら個人のお店はかすんじゃいますね。福兆は何軒かありますので、まとめて仕入れも出来るでしょうし。それがネタのレベルに反映されていくのは理の当然でしょう。

車で来ていますので、飲むのはお茶。このお茶のレベルだけがちょっと普通でした。こういう所にはあまりお金をかけない、というのもひとつの見識かな。

出来上がって配膳されます。

やっぱり２３００円としては、かなりいいネタを使ってますね。鮪が２貫、ボタンエビ、子持ち昆布、炙りトロ、穴子、赤貝、うに、いくら、ひらめの１０貫と巻物と玉子焼き。中トロとボタンエビがうまかったです。握りがやや大き目だったので呑むことがあればご飯小さ目がいいのかも。福兆スペシャルと言って２９８０円のセットがありますが、呑んでいて全部食べきれなかったことがありましたよ。

炙り寿司が有名で炙りのセットも過去何回かいただきましたが、全部炙りというのもちょっと面白くない。この日食べたセットには１貫だけが炙りで、こういうのがいいですね。これでやっとＵＰできますよ。あと、野田の七光台と柏東口の２軒書けば全店制覇やね。この店なら、喜んで！