夜も行ってみた♪ : 松葉寿し

先日、ランチに魅せられたこちらのお店。早速、夜に伺いました。一応予約をして出かけました。８時少し前です。カウンターに着席。

まずは、生ビールから。安定のおいしさです。先付けは、冬瓜とかにの葛餡がけ。夏らしい、涼しげなお料理です。上品なお味の葛餡です。最初から、しゃれたお料理。

お刺身を適当に。
最初にでてきたのは、ほたて。大きなサイズです。貝柱はしゃきっとして美味。ひもが、これまたうまかったです。こりこり、くにゅくにゅ。貝の味が、ぎゅっと詰まっています。

くじらの刺身を初めていただきました。生姜ときざみねぎでいただきます。やわらかいものなのですね。適度に乗った脂が、やはり魚のものとは少し違う感じがします。

この辺りで、日本酒にチェンジ。千葉県の地酒、梅一輪の「躍」です。さらりとした喉越しですが、しっかりした米の味。刺身に合う、合う。

続いて石垣貝。これも初めていただきました。もちもちした食感に、さらりとした貝の甘味。いつまでも噛んでいたくなるおいしさです。

いわし。小さめに切ったものに、刻んだみょうがが乗せられています。夏らしい、爽やかな感じの器に盛り付けられています。入梅いわしですね。脂がしっかり乗っています。いわしの脂を、みょうががさらりと流してくれます。

他にも、かつお、中とろ、大とろ、ひらめをいただきました。どれも、鮮度良し。お寿司屋さんのお刺身は、やっぱりおいしいです。

のどぐろの炙り。のどぐろをさっと炙って、塩でいただきます。すだちが、ほんのちょっと顔を出しています。炙ることによって、程よい脂の香りが引き出されて、何とも言えないおいしさです。あぁ、贅沢。

まぐろのカマの焼物。カマは漬けにしているのでしょう。しっかりお味がついています。カマだけに、脂が乗っています。日本酒が進みます。

〆は握りで。シャリは少し大きめです。特に、うにがおいしかったです。嫌なにおいもなく、甘くて、色がきれいで。久しぶりに、おいしいうにをいただきました。

これだけいただいて、ひとり9000円弱でした。大将のお話も楽しく、良い時間を過ごすことができました。
ちなみに、檳榔ですが、お手洗いがものすごくきれいに手入れされていました。生物を扱うお店はこうでないと。

また、伺います。

気になっていたお店です。地元にいながら、一度も伺ったことがありませんでした。いつかは…と思っていましたが、「近いから、いつでも行ける」と、ついつい…。

いよいよその日がやって来ました。

日曜日のランチタイムに伺いました。11時半前だから、すんなり着席できると思いきや、何と満席！

ステキな紳士淑女の皆さまがお食事中です。待ちますとも。

10分位待ちましたか。意外に早く、カウンターに案内してくださいました。待っている間にも、大将や大女将に声をかけていただいて、気持ちよく待てました。

待っている間に、大将が注文を訊いてくださり、今日のランチから、海鮮丼（980円税込）をお願いしました。

着席すると、お茶とお手拭きが、そして間を置かずに、海鮮丼とサラダがサーブされました。
暑かったから、生ビールも（500円税別）をお願いしました。

さて、海鮮丼。つ・よ・き・ちさまのレビューで予習させていただいた通りの美しさ。
今日は、サーモン、白身（多分鯛かな）、いか、たまご焼、ねぎとろ、煮ほたて、魚の煮たのをほぐしたもの、蒸しえび、そしてまぐろ。彩りに、酢ばす、きゅうり、青じその葉っぱ。白くて、底に向かってシェイプされた、お寿司屋さんらしからぬ丼に、きれいに盛り付けされています。

刺身の一切れが、それぞれ厚くて、食べ応えがあります。日曜日なのに、どれも新鮮です。特に、まぐろは程よく脂が乗っており、おいしいです！
魚の煮たのをほぐしたものは、少し甘めの味付けですが、いいアクセントになっています。

しゃりは、少し薄めの味付けです。思ったよりもボリュームがあり、お腹いっぱいになりまさした。

980円で、しかも税込でこれだけのランチをいただけるのはいいですね。あえて贅沢を言えば、海苔の香りとガリが欲しいところです。そうしたら、もっとお寿司屋さんでランチをいただく感が楽しめます。

海鮮丼には、サラダとかき玉汁が添えられます。サラダは、レタスと玉ねぎが中心で、醤油ベースのドレッシングでいただきます。
かき玉汁には、ほんの少しとろみがついていて、冷めにくいように手が加えられています。上品なお味で、おいしいです。

お店は手入れが行き届いており、とてもきれいです。生物を扱うお店は、清潔感が一番ですよね。

時折、大将の下駄の音がカランカランと聞こえてきて、心地よいです。

まずは大満足です。もっと早く来ればよかった…。