今年はディズニー史上最高額のランチ : マゼランズ

[2023-12-20訪問]
今年は株式の長期保有特典で、株主優待パスポートを4枚いただいたのでディズニー三昧が出来そうです。
では早速ディズニーリゾートではお気に入りのマゼランズでランチ。
でもちょっと待って・・クリスマススペシャルメニューで21000円と強気な価格設定です。
このクリスママス時期、ノーススター4600円など通常メニューは停止中で、これ一択。調べたらディズニーリゾート内でも最高、そして過去最高の値付けじゃないですか！！
ま～優待券を約4万円分もらったので、こちらも強気になって・・

マゼランズに確実に入るには1か月前10時のバトルに勝ち抜いて、プライオリティーシーティングをゲットしなくてはなりません。パソコンで何度も事前練習した成果もあり、1発で12:20のプラチナタイムが取れました。(⌒∇⌒)
10:04に見たらこの日は満席という瞬殺です。
（予約画面を出すにはちょっとしたコツがあります）

前回は秘密の隠し部屋、ワインセラーの部屋でしたが今回は天球義の部屋でした。
円形の部屋の周囲にゆったりとしたソファー席が10卓あり、中央にテーブルが4卓ありました。
ソファー席は背もたれがも高く、間隔が空いているため他の客とも視線が合わないので快適な席です。ワインセラーよりお気に入りかも。

これまでのマゼランズのコースは4品（前菜・料理２・デザート）が多かったのですが、今回はなんと贅沢にも7品（料理5・デザート2）。料理にマッチしたペアリングワインが4杯セットされています。さあ値段相応でしょうか。

オーダーは相変わらずスマホオーダーではなく、卓上のバーコードからスマホでメニューを表示させそれを見て口頭で注文する従来のやり方。スマホをタップしても何も始まりません。

コースメニューは
・ズワイ蟹とセロリアークのムース、キャヴィア添え
・鮪のミキュイと鶏胸肉の香草風味
　<スパークリングワイン>
　ロータリ ブリュット ロゼ（ロータリ）
　スパークリングワインの持つエレガントな質感とフレッシュで心地よい酸味が、鮪や鶏胸肉を使った前菜の味わいをさらに引き立てます。
・白インゲン豆と合鴨と牛肉の煮込み
　<オレンジワイン>
　ルカツィテリ（ストリ・マラニ）
　凝縮した果実を思わせる豊かな香りとフレッシュ感のある酸味が、カスレ風煮込みのとろけるようなテクスチャーに寄り添います。
・平目のパイ包み焼き、フヌイユソース
　<白ワイン>
　M3シャルドネ（ショウ・アンド・スミス）
　白ワインの心地よい樽のニュアンスから生まれる重厚な香りや味わいは、平目のパイ包み焼きの濃厚で味わい深いニュアンスとマッチします。
・黒毛和牛のグリエ、ペリグーソース
　<赤ワイン>
　インペリアル レセルバ（クネ）
　バランスの良いタンニンを持つ複雑で洗練された味わいの赤ワインと、トリュフを使った芳醇で贅沢なメインディッシュとの相性は抜群です。
・パン
・ブッシュ・ド・ノエルとマスカルポーネアイスクリーム、カルダモン風味のストロベリーソース
・ミニャルディーズ
・コーヒーまたは紅茶
ホワイトクリスマスをテーマにした特別なコース料理です。
蟹とキャヴィアの贅沢な味わいを楽しめるアミューズから始まり、彩り豊かな食材にワサビパウダーで雪を表現したオードブル、雪に見立てた白インゲン豆のエスプーマを添えた牛肉の煮込み、パイ包みに仕立てた魚料理、トリュフをふんだんに使用したソースと香辛料をアクセントにしたガルニチュールを添えた肉料理と続きます。
デザートはクリスマスの定番、ブッシュ・ド・ノエル。
カルダモン入りのストロベリーソースをかけてお召し上がりください。
ミニャルディーズには、ラズベリー味のマカロンとレストランのロゴをデザインしたチョコレートを。
コーヒーや紅茶とともに食後の余韻を存分に味わいいただけます。
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まずピンクのスパークリングワイン登場。メリークリスマス！！
料理とワインが対になっていて、先にワインが来て次に料理という繰り返しです。
パンだけはお代わり自由、ただし発酵バターのお代わりは300円とのことでした。
このバター、やや塩味が効いていますがいい味出していて、パンがいくらでも行けちゃいます。
この日はプライリティーシーテイングも瞬殺ということで、お客さんはフルに入っているはずなんですが、満席にはなっていませんでした。余裕を持たせて配席しているのでしょうか。
ホールのお姉さんも10人近くいるので、いいタイミングで料理が供されます。アツアツではないけれど、許される範囲で温かい。
料理はどれも凝っていて、やはりディズニーリゾートのレストランの中では一番と言われるだけのことはあります。
銀座で食べる一流フレンチの店には及ばないですが、良い味付け、綺麗な盛り付けで十分満足できるものでした。
ただ全体に量がかなり多く、満腹になり4杯のワインで酔っ払いになりましたね。
約2時間の滞在で出来上がり。
幸福感で食後暫くはアトラクションに行く気が失せましたので、混雑緩和の陰謀？？（笑）

しかしこんな贅沢ランチをどんな人が召し上がるのか見回すと、4割が外人さんの若い人。円安なので日本はオトク感があってきっと奮発しちゃうんでしょうね。あとお一人様の日本の女性、自分へのご褒美でしょうか、これは定番です。
中年のオジサン、オバサンは殆どいませんでした。

21000円が妥当かと言われると、物価の高いディズニーにしては雰囲気といい味と言い満足度は高かったです。市中のフレンチレストランでも2万じゃ大したのは出ませんから。
グラスワインも単品で1500円以上なので、お得かもしれません。
2杯目に出たオレンジワインは苦みがあり始めての味でした、
よって4.1点。

次回はランドのブルーバイユー・レストランに行こうかなあ。

8年ぶり5度目のディズニシー訪問です。
実は訪問日を忘れていて、予約（プライオリティーシーティング）を失念、3日前の夜にあわててNetで見たところ見事全レストラン全時間帯満席・・・・と思いきや、マゼランズの13:40のみ空きありだったので速攻予約してしまいました。
こういう場合考えているとすぐに取られてしまうので瞬発力勝負です。
きっとドタキャンがあったんでしょう(⌒∇⌒)

これまでディスニーパーク内のレストランは、ブルーバイユー、ハングリーベアレストラン、櫻、ＳＳコロムビアダイニング、ヴォルケイニアに行ったことはありますが、どれも味はイマイチでお子様向けというか全体に甘めだったので今回も全く期待はしていませんでした。
エンタメ施設内のレストラン暗黙の了解でしょうか。
特にランドのレストランはカレーに至っては辛口を頼んでも大人の私には許せないほど甘く、もう諦めの心境でした。

ところが、ここマゼランズのみは全く期待を裏切られました。市中の著名フレンチレストラン並み、いやそれ以上のクォリティーだったのにはもうビックリです。

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当日は空いているうちにパーク内の写真を撮るため、開園前から並んで入りました。（インパーク：インパと言うらしいです）
平日とはいえ空いているのは10時くらいまでであとは人の波。各レストランには当日枠を予約するための長い列が出来ていました。

13時30分過ぎレストランに向かいます。入口に立っている女性に名前を告げるとカードを取り出し名前に間違いないか確認されたうえ、ウェイティングスペースに案内され20分余待たされました。
その後次々とお客さんが来られますが予約カードを持参されているので、当日予約された方のほうが多いような気がしました。

名前を呼ばれ席に案内される間、このレストランのコンゼプトや中央の大きな地球儀が1日1周で動いていることなど説明があります。
35周年スペシャルプランとスペシャルドリンク、記念のスプーンも実物が展示されていて勧められます。
本棚の前で立ち止まり「ここが秘密の入口です。立っているだけでは開きません。どうするかご存知ですか？」と聞かれあちこち触るのですが開きません。「初めてですね。こうしてください」と教えていただき無事に扉が開き奥まった部屋へ。

あらかじめオーダーは決めていたので、「ノーススター\3500」「アトランティック\2880」「ロゼワイン\2030」の3点を即時オーダー、
チョイスは前者が「オードヴルの盛り合わせ・牛頬肉の赤ワイン煮込み・本日のデザート」、
後者が「シュリンプと帆立貝のマリネ、ミックスビーンズ添え・三元豚のカツレツ、ポルトソース・ミックスブリュレ」を選択、被らない組み合わせでシェアしていただくことにしました。
ここのコースメニューの不思議なところは、「前菜orスープorサラダの中から1品選びなさい」という点で、合理的とも言えますが、安価な設定とするためには仕方ないことなのでしょう。

このワインセラーの部屋は実に内装がよく出来ています。樽やボトルや燭台などが壁面に並んでいますが、すべて本物ではありあせん。造りもので固定されています（当たり前か・・）
テーブルが大きく、スペースもゆったりしていて何より静かで落ち着きます。
BGMがクラシックでもう雰囲気サイコーですね。

ワインとパンがすぐに届き、間もなく前菜2種が同時に来ます。
お昼どきからずれているので厨房に余裕があるのでしょう。
盛り合わせも、もう一流レストランと言っていいほど美しく期待感が高まります。
取り分けたあと一口いただくと、サーモン、ハム、人参ムース、ホタテ貝、すべて新鮮で美味しい。
これは他のランド/シー内の食べ物では経験したこともない、衝撃的な経験でした。
普通に美味しい・・・・・
パンもミッキーのモチーフの入った米粉パンがモチモチで３個も食べてしまいました。
バターも質の良いものを使っています。

パークマップを見ても、ここだけは「提供○○」が書いてないので直営なのでしょうか。

次はいよいよアントレ。
ここは離れ部屋なので目が届きにくいらしく、前菜を食べ終わってからちょっと時間がかかりましたが、間もなく2品同時に到着！
こういう配膳タイミングだと、どちらか冷めていることが多いのですが両方アツアツでした(⌒∇⌒)

牛頬肉、よく煮えていて実に柔らかくて美味しい。ナイフなんて要らないくらいです。
ソースも甘すぎず実にいい味しています。
このソースはパンを追加して、全部つけていただきました。
三元豚のカツレツ、これも上出来です。ソースもやや甘目のデミグラ風でコクがあります。

セットドリンクは飲み放題なので、アイスからホットいろいろ楽しめますね。
最後はデザート。
ブリュレはかなり甘かったのでコーヒーをブラックで飲みながらいただきました。
本日のデザートは苺のムースケーキにアイスクリーム。甘さ控えめで美味でした。
アイスがクリーミーで印象的でした。なかなかこんなのありません。

テーブル会計を済ませて帰ろうとしたら、もう１つ別室があるというので見せていただきました。
ここも要塞っぽくていい感じです。
出来れば次回はここで。

ディズニーシー開園のころ一度来園していますが、アルコールも飲めて大人のパークという触れ込みの割には、食べ物は甘くて子供向けのものが多く、何か中途半端だと思っていましたが、今回初めて大人も満足できる美味しい上質レストランを発見し「目から鱗」の感じでした。

たかが遊園地の食堂！！でも決してあなどってはいけません。