海鮮系は当たりが多い : 海鮮 皿もつ なぶら家

この日仕事が早く終わったため、数年ぶりに同店に伺いました。

17時頃と早い時間だったためなのか、先客は2名のみでした。カウンターの1番奥が空いていたので、そこにポジションを確保し、取り敢えずの「生ビール(390円)」を注文。

本日は、刺身をメインに注文しようと思っていたので、黒板に書かれている刺身を中心に以下を注文。なお、グランドメニューには、刺身はありません。

【豚もつ煮込み(290円)】
味噌は味噌でも白味噌ベース。
白味噌ベースは珍しいですが、臭みもなく、マイルドな感じで悪くない。
ただ、モツはシロとテッポーといった感じですが、パサついてる感じがあるので、そこが残念。

【根室さんま刺し(290円)】
時期的な問題なのか脂は全くのっていませんでしたが、鮮度は良いので身質は引き締まっています。

【気仙沼カツオ刺し(290円)】
臭みはもちろんなく、カツオのねっとり感があって美味しい。

【鹿児島ブリ刺し(290円)】
本日の刺身の中で1番の当たりです。こりっとした感じもあり脂ものっていて申し分ない。
また、腹身の部分も1切れあってこれは嬉しい。

【紅鮭はらす西京焼き(290円)】
西京焼きなので甘い感じですが、良い摘まみになります。

【豚もつ串焼き】
・タン塩(120円)
薄く大きく見せる切り方で、塩が抜群に効いている。残念ながら薄く切っているため、ジューシー感に欠ける。

・かしら塩(120円)
かしらのネギマでの提供。葱は好きなので良いですが、肝心のかしらが今一。

以上を摘まみに、「梅一輪(390円)」、「西口ハイボール(290円)」×5を頂きました。

数年前に訪問した際に刺身のイメージは余りよくありませんでしたが、今回3種類の刺身を食べ、全て平均レベル以上なので、イメージが変わりました。
ただ、もつ焼きに関しては、食べなくても良いかなという前回同様のイメージです。

常連さんは、本日お勧めの黒板にある刺身が美味しい事を知っているようで、皆さん、必ずと言って良いほど刺身を頼みますね。
この日は、18時頃でブリ刺が品切れになっていたので、そこまでの量は用意していないのかもしれませんので、全ての刺身を食べたい場合には、早めに行くことをお勧めします。

同店に行かれる際には、もつ焼きを注文する方が多いですが、私は魚系をお勧めします。

都営新宿線本八幡駅からJR総武線本八幡駅の乗り換え通路をちょっとだけ逸れた場所に
同店があります。ほぼ駅に直結していると言って良いでしょう。

店の前まで来るとガラスの引戸なので、店内が丸見えです。
そういえば、確かこの場所には以前立ち食いの昔ながらの中華そばを出していたラーメン屋が
あったのですが、同店はその後に居抜きで入ったようです。

店内に入りまずはとドリンクメニューを見て、チューハイ(290円)を注文します。
立ち飲み価格だなぁと思ったら、なんとジョッキではなく、グラスでの提供。
しかも、氷が多いですね。ちょっとやられたなぁと思い以下を注文。

【根室新さんまの刺身(250円)】
　ちょうど半身分でしょうか。根室産だからなのかはわかりませんが、脂が全く乗っていない。
　美味しく無いと言うことはないので残念です。ただ、注文を受けてから捌いている訳では無く、
　事前に捌いて作り置きしているようです。

【青森しめさば(250円)】
　〆加減は5段階中3段階。
　3切れと量も少なく、脂もほとんど乗っていないので、今一。

【さばの一夜干し(190円)】
　この値段で半身の半分程度の量があり、脂も乗っていて美味しいです。
　これは、お得です。

以上を摘みにドリンクをチェンジしてホッピーセット(390円)とナカ(200円)×2を頂きました。
やはりナカが少ないですね。

店員さんは1人でやっていますが、常連客には話し掛けていますが、一見の私には話し掛けると
言うことはありませんでした。そのような意味で話し掛けられたくない人にはちょうど良いかも
しれません。

また、もつ焼きもありますが、厨房に串打ちされたモツが袋に入って置かれています。
どうやら、冷凍のものを自然解凍させているようです。それを見た瞬間にもつ焼きを頼む気が
無くなくなりました。

優良な立ち飲み店に比べて、値段は似たようなものですが、やはり内容がちょっと落ちるかなと。

まぁ、サクッと飲む程度であれば問題はないと思います。

訪問日 2013.09