船橋の遊び心溢れるこだわりバルFES by asobi（フェスバイアソビ） : FES by asobi

誘われて、船橋のFESbyasobi（フェスバイアソビ）でゴハン。
場所は、JR船橋駅から徒歩5分圏内、京成船橋駅近くでした。
行くまで明確に場所が思い浮かばない、入り組んでいて「だいたいあの辺」と
認識するようなエリアです。近くに行ったことはあったけど、知らなかったお店。

130席あるという広い店内の内装は、オーナーさんたちによる手作りなのだそうです。
アソビゴコロやこだわりが感じられるオシャレな印象。
楽しげで、これが「フェスバイアソビ」の由来なのかなぁと思ったりしました。
こんな空間が船橋にあるなんて！

まずは、スターター代わりに「西船橋平野農園からの朝採れ小松菜サラダ」から。

西船橋平野農園からの朝採れ小松菜サラダ

そう！西船橋の小松菜はちょっとしたものだったりするのです。

生の小松菜にテーブルでチーズをたっぷりかけ、アーリオソースで丸かじり。
新鮮な小松菜って、苦味やえぐみもなく、美味しいんだよね。
ワタシは小松菜生食ファンだけれど、なかなかここまでの小松菜には出会えません。
シンプルだけれど、素敵なご馳走。おかわりしたいくらい美味しかったです！

燻製玉子とアンチョビのニース風サラダ

さらに「燻製玉子とアンチョビのニース風サラダ」もお願いしました。
こちらは、グリーンリーフを中心に燻製玉子とアンチョビがアクセント。
ベジファーストをしっかり守れる一皿でした。

本日のカルパッチョ香川活のカンパチ

「本日のカルパッチョ」としていただいたのは、香川活のカンパチ。
薔薇のような盛り付けで出てきました。
オリーブオイルと岩塩でいただきます。
このオリーブオイルと塩が、脂ののったカンパチによく合う！

チーズと燻製の盛り合わせ

立体感ある楽しい盛り付けで登場したのは、「チーズと燻製の盛り合わせ」。
この中に、3種のチーズ（ミモレット、コンテ、カマンベール）と
3種の燻製（うずらの玉子、枝豆、明太子）が含まれています。あとレーズンも！

ここのレーズンは、元々レーズンがニガテで、ようやく本格派レーズンだったら
OKになったワタシが美味しいと思えるものでした。サイドにまで余念がありません。
明太子のスモークもおつまみ好きにはオススメしたい味。

「ちょっと大きめのお皿がきます」と予告の上、運ばれてきたのは
「大きい」で想像する斜め上をいく超長いお皿にのった炭焼き肉の盛り合わせでした。

おすすめ贅沢全部盛

フェスバイアソビの看板メニューのひとつがこだわりの炭焼き料理ということ。
この日は、スタッフおすすめが揃った「おすすめ贅沢全部盛」で登場です。

どこに何があるかわからないほどのプレートの中には、ハツ、イチボ、牛ハラミ、
イベリコベジョータのタン。所々には、葉物や焼き野菜も隠れています。

お肉は、イチボ以外1種類ずつが串焼きになっていました。
だからこんなに細長い盛り付けになっていたのねと納得。
旨味を閉じ込めた絶妙の焼き加減です。
串焼きや野菜の中に潜むイチボが、ちょっとした贅沢感を演出してくれていました。

焼き野菜は、エリンギや長芋。
これもお肉の付け合わせと侮れないほど美味しかったです。
フェスバイアソビは、雰囲気だけでなく、食材へのこだわりも感じられるお店。

その真骨頂とも言えるのは、本日の逸品のイシモチを使ったアクアパッツァでした。
先ほどの超細長いお皿に続き、今度はデカイ鉄鍋が出てきた！

本日の逸品のアクアパッツァ

鉄鍋の中には、まるごと一匹のイシモチとたくさんのシーフード。
温度が下がらないように、焼き石も入っています。
まるで田舎の囲炉裏にかかっているような大きな鉄鍋でのアクアパッツァは、
予想外のビジュアルでした。コレ、何人前なの。。。

聞けば、これでお値段1,200円。
その日の魚の入荷状況、価格によって若干の差はあるようですが、
基本のボリュームだそうです。何度も「コレで1,200円ですか？」「1人前1,200円で、
これは3人前くらいでは？」と聞き直すほど、驚きのメニューでした。

鮮度落ちが早いと言われるイシモチだけれど、生臭さは感じません。
きちんと下処理されているのだと思います。

たっぷりの魚介の旨味が出たスープも絶品。
ほろほろと崩れたイシモチの身と貝類の食感も楽しめる、
味良しコスパ良しのメニューです。
4名以上で行くなら、絶対頼んだ方がいいと思う。
逆に、少人数ならこれだけでお腹がいっぱいになりそうだけれど（笑）

燻製玉子の炭焼ハンバーグ

最後に、こちらも本日のおすすめメニューの中から気になっていた
「燻製玉子の炭焼ハンバーグ」を。ごろんと出てきたハンバーグを切ると
中にひとつ燻製玉子が入っていて「なるほど！そういうことかぁ」と納得しました。

ハンバーグの中に玉子を丸ごと入れると、高タンパク低カロリーになるなと思うワタシは
すっかりダイエット脳（笑）ミートローフ的発想に気づきも与えてもらいました。
味玉を使うと薄味でもOK、お肉の旨味も味わえるしネ。

フェスバイアソビのメニューには、こだわりが遊び心という形で詰まっていると
思います。船橋といえば、「居酒屋」「飲み屋」のイメージが強かったけれど、
こういうお店も出来ているんだ！というのが、この日の新発見。

ランチ営業もしているようだし、近隣にはFunabashiBaseあそび船橋店、
個室Dining楽たのし船橋店、GarageKitchenあそび西船橋店といった
系列店もあるようなのでこれからも利用したいと思います。