千葉市中央区訪問　イタリアン編　Ｐａｒｔ １ : ONO

訪問日 ： ２０１１年７月ＸＸ日 （Ｘ曜日）　ランチタイム　　同伴者 ： しろくま　　お会計 ： ￥４，５０４　

オーダーメニューとコメント　

しばいぬ

①特製ハンバーグステーキ ビーフシチュー添え　￥１，５８０ （外税）

しろくま

①バジリコスパゲティー　￥８５０ （外税）

共通

①生ハムのサラダ　￥８８０ （外税）
②森のキノコピザ　￥９８０ （外税）


しばいぬの独り言・・・
　お店は、国道１２６号線を稲毛方面に走り、ＪＲ西千葉駅北口へと通じる作草部交差点を左折、駅手前（２コ手前）の信号を左折すると、すぐ右手に見えてくる。専用駐車場がお店の脇に１台分備えられている。喫茶店風の店内は入口脇の窓ひとつしかないため、採光悪く、照明がないと薄暗い。テーブルクロスもビニールでレトロな感じ。それもそのはず、開店が１９７４年・・・納得。そうなると、やはり、提供される料理はクラシックであることは容易に想像できるところ。ただ、このお店については、イタリア料理のメニューのほか、ハンバーグ、ステーキ、シチュー、グラタン、ドリアといったメニューも幅を利かせており、洋食テイストも強いクラシックイタリアンな様相である。今日は、イタリア料理のお店なのだから、イタリアンで攻めようということで、パスタを２種注文しようと思ったのだが、あいにく、ゴルゴンゾーラのスパゲティーが品切れ、ＯＮＯ風スパゲティーも内容的に魚介系ということで、洋食メニューにシフトチェンジ・・・結果的にはこの選択は功を奏した感じとなったが、イタリア料理のメニューより洋食メニューが「アタリ」とは何となく違和感を覚えてしまう・・・。パスタ、ピザについては、お店で食べている感はあるのだが、「手作りのお店」と掲げていることに議論の余地はないテイストに落ち着いており、結局のところは好みの問題になってしまうが、クラシックイタリアンにも、昔風、今風があるわけで・・・そういう点では、このお店は昔風であることに間違いはなく、個人的な好みで言えば、タイプではない。美味しくないとかそういう問題ではなくて、あくまで好みの問題・・・自分が飽きっぽい性格だから仕方がない。一方の洋食メニュー・・・特製ハンバーグステーキ ビーフシチュー添えは、いいお値段なだけあって、相応の美味しさ・・・まぁでも、値段はボリュームで十分カバーできているかな・・・２人分の料理として考えてもよろしいかと・・・ただ、白いボウルで提供されたのはちと気になるところだけど・・・。まぁ、いずれにせよ、今後、イタリアンのお店としての選択肢にはちょっと入れづらいかな～と・・・（ちなみに、老舗のわりには、サーバーに若いアルバイトさんを充てているんだけど（学生の街らしく）、接客は悪くなかったなぁ・・・）。

しろくまのつぶやき・・・
　生ハムサラダは、生ハム、オリーブ、トマト、枝豆、カボチャ、レタス、ベビーリーフ、レッドオニオンの入ったサラダで、ドレッシングの自家製オリーブオイルが良いですね。カボチャを使用しているのもまた良し。森のキノコピザは、エリンギ、シメジ、オリーブ、ベーコンを具材に使用したピザなのですが、ピザ生地が厚めでしっかりしているアメリカンタイプ（耳はカリカリ）だったので、表面部分の具材やソースにもうちょっと味付けがしてあっても良かったかなぁ・・・何か一体感がないというか、味がボケているような感じがします。バジリコスパゲティーは、バジリコソースがちょっとひたひたな感じで、パスタの茹で具合も柔かめな感じがします。メニュー表にジェノベーゼと表記はしてはいなかったし、野球で例えるなら、ピッチャーがストライクではなくてボールを投げ込んでくるのは想定できたけど、それがインハイなのか、アウトローなのかがわからなかったというだけの、いわゆる、想定内の想定外の料理といった感じでした。特製ハンバーグ ビーフシチュー添えは、濃厚に見えるデミグラスソースが、ビターな味わいでいて、しかも、しつこすぎず、これはとてもいい仕上がりですね。大きめにカットされた柔とろのビーフが３切れほどハンバーグステーキにのっかっていて、結構なボリュームです。一方のハンバーグステーキは、ビーフシチューとのバランスを考えて、意図的に肉汁を抑えてある感じなのか（火を入れすぎているのか）、ビーフシチューなしで提供されたとしたら、ちょいパサつく感じの仕上がりなんじゃないのかなぁって思いました。まぁ、ビーフシチューのソースで食べるコンビネーション料理としては何の問題もなく、とても美味しかったと思います。ハッキリ言って、このお店では、これを食べてしまえば、ある意味「ミッションコンプリート」なのかなという感じがしました。