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食べログ 日本料理 EAST 百名店 2023 選出店
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弥生三月の贅を尽くしたお任せ懐石…『お料理 七草』
御馳走の波状口劇に酔いしれる八戸の夜…『お料理 七草』
八戸で過ごすこととなった土曜日の夜はTabelog日本料理部門 百名店に名を連ねらる熱血料理人 伊東広通氏が腕を揮われる Japanese Cuisine Nanakusa『お料理 七草』さんへ再訪させていただきました。全室個室仕様の部屋は全席満席で出入口に最も近い個室に席を取らせていただき先ずは肌理細やかな泡で覆われたYEBISUのプレミアム生ビールで渇いた喉を潤します。霜月のお任せ懐石の料理は『鮑(アワビ)の柔らか煮』の松葉串(マツバクシ)、『子持ち昆布(コモチコブ)』に黒豆(クロマメ)、深浦産の天然物の『車海老(クルマエビ)』に『キャビア』、栗金団(クリキントン)、黒大蒜(クロニンニク)とクリームチーズの団子(ダンゴ)に香豆(カオリマメ)にエシャロットという正月の膳の要素を先取りされた酒を呼ぶ酒肴の数々の先付八寸からスタート。そして椀物代わりには天然『真鯛の(マダイ)』カマ焼と蕪(カブラ)と『フカヒレ』の小鍋立(コナベタテ)。鯛出汁(タイダシ)に追い鰹(オイカツオ)をした汁が抜群に美味し。大好物の『フカヒレ』が主役級の立派な大きさのものが使われておりました。向付には大間産の天然本鮪(テンネンホンマグロ)のカマトロに八戸産の『寒鮃(カンヒラメ)』、青森産の『真鯛(マダイ)』に幻の『海胆(ウニ)』とも称される九州産の『赤海胆(アカウニ)』、小鉢の中には肉厚の北海道産の直播された旨味の強さが格段に違う『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』に信州産のサーモン。いづれも甲乙つけ難い美味しさでしたが舌にねっとりと絡みつく濃厚な味わいの九州産の『赤海胆(アカウニ)』と大間産の『天然本鮪(テンネンホンマグロ)』のカマトロが中でも白眉でした。そして卵焼き(タマゴヤキ)と『鰻(ウナギ)の蒲焼(カバヤキ)』、卵焼き(タマゴヤキ)『を鰻(ウナギ)の蒲焼(カバヤキ)』で挟んで味わうという逆バージョンの『鰻玉(ウタマ)』。蒸籠蒸しの中には青森県を代表するブランド黒毛和牛(クロゲワギュウ)の『倉石牛(クライシギュウ)』のサーロインのA5の肉を蒸して黒胡麻(クロゴマ)のタレで味わいました。牛肉の脂を吸い込んだ蒸し野菜がこれまた美味しい事。焼物には天然物の『寒鰤(カンブリ)』を焼き味噌(ヤキミソ)ダレと『唐墨(カラスミ)』とともに味わう『寒鰤(カンブリ)』の照焼(テリヤキ)は鰤(ブリ)の照焼(テリヤキ)を伊東さんが再構築され造られた創作の一皿。添えられた酢牛蒡(スゴボウ)が思いのほか佳き役回りを演じておりました。箸休めには酢の物代わりの『秋刀魚(サンマ)』の南蛮漬(ナンバンヅケ)に『いくら』の醤油漬(ショウユヅケ)、〆の食事には太平洋の赤いダイヤモンドと称される『喜知次(キチジ)』焼と貝殻(カイガラ)に盛り焼かれ独特の風味が愉しめる『焼うに』の炊込みごはんに『眞子鰈(マコガレイ)』の身を惜しげもなく使われた留椀(トメワン)の味噌汁(ミソシル)、柚子(ユズ)風味の大根漬(ダイコンヅケ)とともに味わい食後の水菓子にはシャインマスカットと杏仁豆富(アンニンドーフ)風のブラマンジェと黒胡麻(クロゴマ)のアイスクリームを挟んで味わう小鯛(コダイ)型の最中(モナカ)にてさっぱり口直しをして締められました。贅沢過ぎる八戸や青森の厳選素材をはじめとして北海道、南は九州まで調達された食材を惜しげもなく使い振舞っていただいた御馳走の波状口劇。醸し人 九平次、東洋美人、雁木の日本酒から知多や山崎のハイボールとともに気持ち良くペロンペロンにして返していただきました。至福で口福な時間の続きは『喜知次(キチジ)』と『焼うに』の炊込みごはんの残りのオミヤのお持たせにより続きます。自前の重に入替えて翌日、美味しくいただきました。
Japanese Cuisine Nanakusaの御馳走の波状口劇…お料理『七草』
八戸で過ごす土曜日の夜はTabelog日本料理部門 百名店に名を連ねらる熱血料理人 伊東広通氏が腕を揮われる Japanese Cuisine Nanakusa『お料理 七草』さんへと再訪させていただきました。全室個室仕様の部屋は全席満席で出入口に最も近い個室に席を取らせていただき先ずは肌理細やかな泡で覆われたYEBISUのプレミアム生ビールで渇いた喉を潤します。神無月のお任せ料理は秋刀魚(サンマ)の有馬煮(アリマニ)になんばんみそと称される八戸の郷土食に柿釜の器の中には湯葉(ユバ)を幾重にも重ねた湯葉重ね豆富(ユバカサネトーフ)に今年も名残の北海道産の玉蜀黍(トウモロコシ)の焼とうもろこしと黒豆(クロマメ)に螺貝(ツブガイ)の旨煮に薩摩芋(サツマイモ)の檸檬煮(レモンニ)に柚子香る紅白膾(コウハクナマス)の先付八寸からスタート。次に椀物代わりに供された土瓶蒸し(ドビンムシ)には青森県産が終わってしまったとのことで岩手県北産 田野畑産の松茸(マッタケ)に陸奥湾産の帆立貝柱(ホタテカイバシラ)の焼貝柱(ヤキカイバシラ)に長崎の五島列島産の九絵(クエ)に銀杏(ギンナン)、青森深浦産の天然の車海老(クルマエビ)に野蜀葵(ミツバ)。松茸(マッタケ)を一本丸々惜しげもなく使われた岩手県産の松茸(マッタケ)と八戸産の鮑(アワビ)の贅沢過ぎる松茸(マッタケ)の土瓶蒸しに悶絶。そして向付は多皿構成で金箔を使われた立派な伊勢海老(イセエビ)の造りと長皿に盛られた長崎五島列島産の九絵(クエ)に八戸産の鮃(ヒラメ)と青森県産の天然本鮪(テンネンホンマグロ)のトロに鮮度が余りにも高過ぎて身がバリバリの石垣鯛(イシガキダイ)に陸奥湾産の帆立貝柱(ホタテカイバシラ)の造りを赤蓼(アカダテ)に花穂紫蘇(ハナホジソ)に山葵(ワサビ)を使いつつ紅葉型の人参(ニンジン)の飾り切り等に酢橘(スダチ)を使い味わいました。港町、八戸の日本料理店といえどもこれだけ鮮度の高い刺身は『八重さわ』さんに『千陽』さん『ほむら』さんの三軒以外では先ず滅多に味わうことは出来いものかと。そして煮物代わりには信頼できる精肉卸しゆえに調達できる青森を代表するブランド黒毛和牛の倉石牛(クライシギュウ)の頬肉(ホホニク)の煮込みに土瓶蒸しで使われた八戸産の蝦夷鮑(エゾアワビ)の蒸し煮にグリーンアスパラに京都の錦胡麻(ニシキゴマ)に黒毛和牛用にたっぷりの霙卸し(ミゾレオロシ)、そして扇型の蓋付の織部焼(オリベヤキ)の器で供された中には味付のいくらにハシリの鰙(ワカサギ)の南蛮漬(ナンバンヅケ)に青みの菠薐草(ホウレンソウ)に八戸産の真鯖(マサバ)の焼霜(ヤクシモ)を柑橘(カンキツ)ジュレとともにいただきます。厳寒時が旬と言われる鰙(ワカサギ)ですが今の時期に他店では殆ど味わう事の出来ない稀少な鰙(ワカサギ)に程良い脂乗りで久しぶりに口にした真鯖(マサバ)の炙り、そして〆の食事には八戸産の毛蟹(ケガニ)を惜しげもなく丸々一パイ使われた毛蟹(ケガニ)の炊込みごはんと大根(ダイコン)の漬物とキャビア。一膳目には毛蟹(ケガニ)炊込みごはんをシンプルに味わい二膳目にはキャビアを加え毛蟹(ケガニ)キャビアごはん。贅沢過ぎるご飯を受止める留め椀は造りでも堪能させていただいた伊勢海老(イセエビ)の味噌汁です。たっぷりの海老みそが味わえる毛蟹(ケガニ)と伊勢海老(イセエビ)の甲殻三昧(コウカクザンマイ)の味わいを堪能し食後の水菓子には豆乳羹に葡萄と葡萄のソース煮とキウイとミントの口元に涼を運ぶ水菓子とともに茶をいただき神無月のお任せコース料理はひと通りとなりました。贅の限りを尽くした料理にはササニシキを醸された超レアな特別純米酒のおくのかぜにくどき上手 亀仙人 純米大吟醸 亀の尾の日本酒に知多ハイボールと竹鶴のハイボールを合わせていただき感無量で至福で口福な時間を愉しませていただました。
御馳走の波状口劇に悶絶した口福な時間…『お料理 七草』
八戸遠征二日目の夜はTabelog 日本料理部門 百名店に名を連ねられる熱血料理人 伊東広通氏が腕を揮われる Japanese Cuisine Nanakusa『お料理 七草』さんへ寄せていただきました。先ずは肌理細やかな泡で覆われたYEBISUのプレミアム生ビールで渇いた喉を潤し国産の『焼松茸(ヤキマッタケ)』と菊花(キッカ)の御浸し、海苔(ノリ)とチーズのミルフィーユ、『煮鮑(ニアワビ)』の松葉串、『キャビア』と『いくら』の酢橘釜、栗(クリ)の渋皮煮(シブカワニ)に銀杏(イチョウ)型の薩摩芋(サツマイモ)の檸檬煮(レモンニ)、紅葉(モミジ)型の酢人参(スニンジン)の先付八寸からスタート。向付には青森近海ものの天然『本鮪』中トロに八戸産の身が活かった『鮃(ヒラメ)』、鮮度抜群の『伊佐木(イサキ)』に陸奥湾産の甘みのある『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』。そして椀物代わりには弘前のブランド玉蜀黍(トウモロコシ)の『嶽のきみ』に勝るとも劣らぬ甘さを誇る『郷のきみ』の摺流し。凌ぎには青森深浦産の大きな大きな天然物の『車海老(クルマエビ)』を使った車海老の寿司に極上はだての『海胆(ウニ)』をトッピングされた圧巻の一品と焼きたて熱々の唐墨餅(カラスミモチ)、焼物には青森小川原湖産の『天然鰻(テンネンウナギ)』を使った白焼(シラヤキ)と蒲焼(カバヤキ)が一度に味わうことが出来る鰻(ウナギ)の源平焼(ゲンペイヤキ)、白焼(シラヤキ)は大根おろしに本山葵(ホンワサビ)を混ぜた山葵卸し(ワサビオロシ)でさっぱりと味わい、蒲焼(カバヤキ)は京都『原了郭』さんの粉山椒とともに鰻の肝(キモ)は別皿にて肝煮としていただきました。揚物には青森を代表する『倉石牛(クライシギュウ)』のサーロインを使ったビフカツに『松茸(マッタケ)』のフライに『鮑(アワビ)』のフライ。フライにはスモークで薫香が付けられています。締めの食事には幸せの国 不丹産の立派サイズの松茸(マッタケ)と国産松茸(マッタケ)の二種類の松茸(マッタケ)を使った贅沢な松茸の炊き込みごはんを香の物と大きな蛤(ハマグリ)の赤だしの椀物とともに堪能させていただきました。水物代わりには青森県産の白桃 川中島と大粒のあづましずくとシャインマスカットの柑橘ゼリー掛けをいただき贅の限りを尽くした長月のお任せ懐石はひと通りとなりました。料理に合わせていただいた酒は天上夢幻の特別純米に秀鳳 純米吟醸、竹鶴に余市、知多ハイボールを合わせていただきました。
贅を尽した御馳走の波状口劇に悶絶…『Japanese Cuisine Nanakusa』
八戸遠征二日目の夜はTabelog 日本料理部門 百名店に名を連ねられる熱血料理人 伊東広通氏が腕を揮われる Japanese Cuisine Nanakusa『お料理 七草』さんへ寄せていただきました。先ずは肌理細やかな泡で覆われたYEBISUのプレミアム生ビールで渇いた喉を潤し『いくら』と香り豆、『鮪(マグロ)』とクリームチーズの松葉串(マツバグシ)に『キャビア』添え、『鶏松風(トリマツカゼ)』に瓢箪型の酢大根(スダイコン)、『鰊(ニシン)』の焼浸しに『焼茄子(ヤキナス)』に『唐墨(カラスミ)』の日本人のDNAを刺激する酒を呼ぶ先付八寸からスタート。料理人の腕の見せどころの椀物代わりにと供された器の中には400㌘超の『蝦夷あわび』に初秋の味わい走りの『松茸(マッタケ)』、『干し海鼠(ホシナマコ)』に『干し貝柱(ホシカイバシラ)』に『鱶鰭(フカヒレ)』といった青森の山海の恵みを惜しげもなくたっぷりと使われた贅を尽くした吸物が供されました。昆布出汁(コブダシ)の吸い地に厳選素材の旨味が幾重にも重なり合い筆舌に尽くし難き美味しさに思わず悶絶。向付には今シーズン最後であろう八戸産の超稀少な『バフン海胆(ウニ)』に『鮃(ヒラメ)』、下北産の天然『本鮪(ホンマグロ)』のトロに『真鯛(マダイ)』に深浦産の『障泥烏賊(アオリイカ)』、陸奥湾産の『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』。焼物には深浦産の天然『車海老(クルマエビ)』の鬼殻焼(オニガラヤキ)。秋田産の鯛(タイ)の魚醤(ギョショウ)を使い焼かれたという鬼殻焼(オニガラヤキ)は香ばしく奥深い味わいで勿論、頭から尻尾の先まで余すところ無くキレイにいただきました。更には青森を代表するブランド黒毛和牛『倉石牛(クライシギュウ)』の西京味噌漬(サイキョウミソヅケ)焼が供されました。思わず炊き立ての白いごはんが欲しくなる香ばしい西京味噌漬焼、強肴には『鯨(クジラ)の鹿の子(カノコ)』と韮(ニラ)とプチぶよトマトの大蒜黄身醤油(ニンニクキミジョウユ)をいただき〆の食事は『鰻(ウナギ)』と牛蒡(ゴボウ)と玉蜀黍(トウモロコシ)の炊き込みごはんと伊東店主の故郷 埼玉の『酒井』さんの奈良漬(ナラヅケ)を青森県産の『蜆(シジミ)』の潮汁(ウシオジル)の留椀とともにいただき食後の水菓子には宮崎の『マンゴー』と『シャインマスカット』と柑橘ゼリーにて締められた口福な時間。料理に合わせて久しぶりに『獺祭』の純米大吟醸と『森嶋』の純米大吟醸、知多に余市のハイボールをいただき食べ切れなかった『鰻(ウナギ)』と牛蒡(ゴボウ)と玉蜀黍(トウモロコシ)の炊き込みごはんはパックに詰めてオミヤにしていただき翌朝、日曜日の朝に美味しくいただきました。
Japanese Cuisineを謳うに相応しい…『お料理 七草』
都内より一泊二日の弾丸ツアーで友来る。『Coworking Cafe estacion』さんで時間調整をした後に昼餉に向かった先はTabelog日本料理部門の百名店に名を連ね日本料理を『Japanese Cuisine』と英仏語で表記し世界に誇る和食文化を独自の世界観で表現される伊東広通店主が腕を揮われる『お料理 七草』さんです。全室個室仕様の店内のてつもより少し広めの部屋に通していただき先ずはYEBISUの生ビールで再会を祝し乾杯。今回は無理を申して昼の時間帯に店を開けていただき更には夜のお任せコースの料理を供していただきました。料理は朴葉(ホオバ)で包まれた先付からスタート。中には『嶺岡豆富(ミネオカトーフ)』に串打ちされた『近江蒟蒻(オウミコンニャク)』、その下に『鰊(ニシン)の山椒漬(サンショウヅケ)』、木の芽(キノメ)で留められた『蛸(タコ)の桜煮(サクラニ)』、青森の黒毛和牛の最高峰『倉石牛(クライシギュウ)』の『和風ローストビーフ』に薫香を纏わせた自家製の『オイルサーディン』という酒を呼ぶ酒肴の数々、料理人の腕のみせどころである椀物には梅雨時期となり美味しさが増してきた淡路島産の梅雨(ツユ)の雨水(アマミズ)をたっぷり飲んだ『梅雨鱧(ツユハモ)』を使った梅肉(バイニク)で留めらたボタン鱧(ハモ)の椀種に蓴菜(ジュンサイ)の椀妻、三尺(サンジャク)ささげの差込に木の芽(キノメ)に吸い口に青柚(アオユズ)、昆布出汁(コブダシ)に下支えに使った鰹出汁(カツオダシ)が五臓六腑に染み渡ります。向付には稀少な高級魚『幸神目抜(コウジンメヌケ)』の腹身の『キャビア』添えに『鯨(クジラ)の鹿の子(カノコ)』、八戸産の殻付きの『海栗(ウニ)』に金箔(キンパク)貼りの鮑(アワビ)の大きな貝殻(カイガラ)に盛込まれた定置網に掛かった20㌕の八戸産の天然本鮪(ホンマグロ)の幼魚『メジ鮪(マグロ)』の腹身に陸奥湾産の身厚の『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』、八戸産の天然『真鯛(マダイ)』に『槍烏賊(ヤリイカ)』の盛込み。グラスで供された碓井豆(ウスイマメ)の摺り流しを間に挿み焼物には一夜干しされた『赤鯥(アカムツ)』を使った『ノドグロの唐墨焼(カラスミヤキ)』に奈良漬(ナラヅケ)の微塵切りとクリームチーズを射込んだ絞り、油物には特大サイズの天然物の『車海老(クルマエビ)』を惜しげもなくたっぷりと使った『車海老(クルマエビ)』の春巻(ハルマキ)を特製の海胆塩(ウニジオ)とともに味わい強肴には青森を代表するブランド牛『倉石牛(クライシギュウ)』A-5のサーロインに八戸産の『蝦夷鮑(エゾアワビ)』の鋤煮(スキニ)の『サマートリュフ』掛けを放し飼いの卵黄(ランオウ)とともに愉しみ箸休め代わりに久六島産の稀少な幻の『大栄螺(オオサザエ)』を梅肉(バイニク)マスタードでいただき〆の食事はつけ焼きした『梅雨鱧(ツユハモ)』の炊込みごはんに留め椀の天然の『真鯛(マダイ)』と大根(ダイコン)の潮汁(ウシオジル)仕立てのあら汁と香の物、水菓子代わりの珈琲(コーヒー)ゼリーに鳳梨(パイン)と柑橘(カンキツ)をいただき〆られた伊東店主の水無月のお任せ料理。料理に合せていただいた酒は岩手の『AKABU』の純米大吟醸、秋田の『新政』No.6 R-type、山形の『十四代』純米吟醸 山田錦、愛知の『義侠』五百万石特別純米、宮城の『伯楽星』純米吟醸、福島の『飛露喜』特別純米酒に『知多』のハイボールに『余市』のハイボールと真っ昼間から酔い酔いとさせていただき感謝です。今回、初訪となった友人も大喜び、都内で同じものを食べて呑んだら一体幾らになることか?と二人で顔を見合わせ良心的な勘定に感謝したのでありました。
Tabelog日本料理 百名店…Japanese Cuisine『お料理 七草』
八戸で過ごすこととなった週末土曜日の夜は伊東広通店主が腕を揮われるTabelog日本料理部門の『百名店』の一軒であり、日本料理を『Japanese Cuisine』と英仏語で表記し世界に誇る和食文化を独自の世界観で表現される『お料理 七草』さんへと再訪させていただきました。全席個室対応の店内は侘び寂びを感じさせるシックなで落ち着いた雰囲気。先ずはヱビスの生ビールで渇いた喉を潤し更に『ROCOCO』の白ビールへと移行。料理は自家製の汲み上げ湯葉(クミアゲユバ)に『煮鮑(ニアワビ)』と『生海胆(ナマウニ)』と一寸豆(チョットマメ)の先付からスタート。続いて供された超特大サイズの天然『車海老(クルマエビ)』は塩茹でした蝦(エビ)の背に『キャビア』に『炙り唐墨(アブリカラスミ)』、『トリュフ』のスライスが射込まれており一度で四度の味を愉しませていただきました。料理人の腕の見せどころの椀物には関西では通称『アコウ』≒『雉羽太(キジハタ)』と新じゃがで造られた餡平(アンペイ)の椀種にグリーンアスパラに吸口に酢橘(スダチ)と木の芽(キノメ)。昆布出汁(コブダシ)主体の関西割烹仕込みの吸い地の味が五臓六腑に染み渡ります。向付は二段構えで前半には稀少な『ぶどう海老(エビ)』に殻付きの『海栗(ウニ)』、後半には3.5㌕の『松皮鰈(マツカワガレイ)』の縁側(エンガワ)と身(ミ)、青森 大間産の天然『真鯛(マダイ)』に黒いダイヤモンド大間産の天然『本鮪(ホンマグロ)』のカマトロに『鯨(クジラ)』の鹿の子(カノコノ)の造りと口の中が悦びます。炊合せ代わりには今から十数年前、伊東店主が一番最初に自分に供してくれた『活鮑(カツアワビ)』と太平洋の紅いダイヤモンド『喜知次(キチジ)』に『海胆(ウニ)』の小鍋立(コナベタテ)です。そのままでも勿論、食べられる『活鮑(カツアワビ)』を好みの火入れ加減で食感のコントラストを愉しみつつ炭火で焼かれた香ばしいに『喜知次(キチジ)』の味わいに思わず悶絶。箸休めには『平政(ヒラマサ)』の炙りにたっぷりの『いくら』、油物には八戸産の『めそ穴子(アナゴ)』の煮穴子(ニアナゴ)のフライ、強肴には青森最高峰のブランド黒毛和牛の『倉石牛(クライシギュウ)』のA-5のフィレ肉の和風ステーキ。締めの食事は大粒の『牡蠣(カキ)』を使った『牡蠣(カキ)めし』に香の物に『平政(ヒラマサ)』の粗(アラ)の潮汁(ウシオジル)、食後の水菓子には八戸産の大粒の苺(イチゴ)と鳳梨(パイン)の蜜煮(ミツニ)のマスカルポーネとブルーチーズのソース掛け、焙じ茶(ホウジチャ)にてひと通り。料理に合わせていただいた酒は『森嶋』ひたち錦 純米吟醸に『義侠』五百万石純米酒、知多ハイボールに余市ハイボール。美味しく楽しい週末のひと時を過ごさせていただきました。
弥生三月のお任せ懐石に悶絶…『お料理 七草』
八戸で過ごすこととなった週末土曜日の夜はTabelog日本料理百名店であり青森を代表する日本料理店 伊東広通店主が腕を揮われるJapanese Cuisine『お料理 七草』さんへ再訪させていただきました。全室個室仕様の店内の一番手前の部屋に通していただき先ずはYEBISUの生ビールで渇いた喉を潤し、ひと呼吸置いたところで供された金山焼の特注皿に盛込まれた先付八寸には『蛍烏賊(ホタルイカ)』と山葵菜(ワサビナ)の御浸し(オヒタシ)、ニューカレドニア島のブラックタイガー種のマダガスカルルージュを使った『海老(エビ)』の旨煮の『キャビア』添え、桜の花弁切りにされた百合根(ユノネ)に『蛸(タコ)』の桜煮(サクラニ)、柔らかな『煮鮑(ニアワビ)』と平豆の鞍掛豆(クラカケマメ)にコリコリとした『数の子(カズノコ)』の西京味噌漬(サイキョウミソヅケ)の食感のコントラストが素晴らしい一品に近江蒟蒻(オウミコンニャク)の松葉串(マツバクシ)に南瓜(カボチャ)とクリームチーズの茶巾絞り(チャキンシボリ)の盛込み。鞍掛豆(クラカケマメ)は通称『パンダ豆』とも呼称されることから中国『景徳慎(ケイトクシン)』の猪口(チョコ)を使われる辺りが心にくいところ。料理人の腕の見せどころの椀物には幻の黒毛和牛(クロゲワギュウ)とも称される青森『田子牛(タッコギュウ)』の変わり沢煮椀(サワニワン)、独活(ウド)、芹(セリ)、牛蒡(ゴボウ)、蕗(フキ)に田子牛(タッコギュウ)のサーロインの薄切りのしゃぶしゃぶ肉。隠し味の柚子胡椒(ユズコショウ)が佳き役回りを演じておりました。北は北海道、南は九州から独自の仕入ルートを駆使して調達された魚貝類を盛込んだ向付には長崎のブランド『のどぐろ』の紅瞳(ベニヒトミ)に長崎五島列島産の『本あら』、青森大間産の『生海胆(ナマウニ)』に久六島産の3㌕の幻の『鮃(ヒラメ)』、北海道野付産の肉厚の直播きの『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』に青森大間産の天然『本鮪(ホンマグロ)』の中トロを弥生 三月に合わせて蛤(ハマグリ)の貝殻(カイガラ)に盛付け貝合わ(カイアワセ)せ気分を楽しませていただきました。油物には八戸産の『毛蟹(ケガニ)』のコロッケ。そのコロッケの表面には『唐墨(カラスミ)』が削り掛けられています。先ずは唐墨(カラスミ)の塩味(エンミ)で味わい次に酢橘(スダチ)を絞り特製ソースで味わう一度で三度美味しい一品を知多のハイボールで受け止め堪能。コロッケの中は毛蟹(ケガニ)の身が九割以上という超贅沢な一品。青森東北町のホワイトアスパラとグリーンアスパラを『倉石牛(クライシギュウ)』で巻いた『倉石牛(クライシギュウ)の八幡巻(ヤワタマキ)』、付け合せには金箔(キンパク)が添えられた新じゃが。箸休めを兼ねた酢物(スノモノ)代わりには焼『柳葉魚(シシャモ)』の南蛮漬(ナンバンヅケ)に菠薐草(ホウレンソウ)、山菜の屈み(コゴミ)、『鱶鰭(フカヒレ)』の煮凝り(ニコゴリ)に『いくら』に紅白の桜型の大根(ダイコン)の酢漬(スズケ)。締めの食事には八戸産の『めそ穴子(アナゴ)』と山独活(ヤマウド)と仙台芹(センダイセリ)の炊き込みごはんに超稀少な青森陸奥湾産の『浅蜊(アサリ)』の潮汁(ウシオジル)、香の物には大根漬(ダイコンヅケ)と鰊漬(ニシンヅケ)と八戸の郷土料理の南蛮味噌(ナンバンミソ)、食後の水菓子には杏仁豆富(アンニントーフ)と八戸の郷土食の豆しときと苺(イチゴ)の紅乙女(ベニオトメ)、焙じ茶(ホウジチャ)にてひと通り。向付のクオリティに毛蟹(ケガニ)のコロッケに使われていたベシャメルソースが白眉の味わいでした。炊き込みごはんの残りはオミヤにしていただき今朝にホテルの部屋でいただきました。
青森の海の恵みと贅を尽くしたJapanese Cuisine … お料理『七草』
八戸二日目の夜は伊東広通店主が腕を揮われるJapanese Cuisine『お料理 七草』さんにて御馳走の波状口劇を満喫させていただきました。先ずは肌理細やかな泡で覆われたYEBISUの生ビールで渇いた喉を潤し料理は黒豆(クロマメ)、蓮根(レンコン)の明太(メンタイ)和え、『焼うに』に南瓜(カポチャ)を練り込んだ湯葉(ユバ)、瓢箪(ヒョウタン)の酢大根(スダイコン)に天国に一番近い島 ニューカレドニア産の天使の海老(エビ)の塩茹で。ゴルフボール大の球状の青森産黒毛和牛の最高峰『倉石牛(クラインギュウ)』を使った牛肉の時雨煮(シグレニ)とクリームチーズの先付からスタート。向付は二段構えで前半には八戸産の『槍烏賊(ヤリイカ)』に『寒鮃(カンビラメ)』に陸奥湾産の『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』、八戸産『螺貝(ツブガイ)』に1kg超の前沖鯖『銀鯖(ギンサバ)』の炙り〆鯖(シメサバ)、後半には青森の黒いダイヤモンドの異名を持つ大間産の一本釣り天然『本鮪(ホンマグロ)』のトロとカマトロ。向付に合わせて久しぶりに『獺祭』純米大吟醸45に移行。焼物には太平洋の紅いダイヤモンド『喜知次(キチジ)』の焼浸しに『鱶鰭(フカヒレ)』の煮込み。煮物代わりには自分の手と同じくらいの大きさの500㌘超の立派な大きさの『鮑(アワビ)』を使った鮑(アワビ)の塩蒸しに自家製の『唐墨(カラスミ)』を削った圧巻の一品には『手取川』純米吟醸で迎えました。油物には『伊勢海老(イセエビ)』のフライ。ベシャメルソースに伊勢海老(イセエビ)の海老(エビ)みそと隠し味に使われた西京味噌(サイキョウミソ)の味が絶品の一皿を森香る『白州』ハイボールで受け留め強肴の酢締めしたスマガツオにたっぷりの『黒トリュフ』が掛けられた一品は『山崎』ハイボールとともに堪能させていただきました。締めの食事は『銀鱈(ギンタラ)』のカマのあら炊きに炊きたてのごはん、香の物には温海蕪(アツミカブ)の酢漬に落とし卵の吸物とともにいただき水菓子の苺(イチゴ)、鳳梨(パイン)、洋梨(ゼネラルレクラーク)のジュレがけの果物(フルーツ)、焙じ茶(ホウジチャ)にて伊東店主渾身の師走のお任せコースはひと通りとなりました。自分の好物ばかり供された料理はいずれも白眉の味わい。中でも『大間の天然本鮪(テンネンホンマグロ)』に『蒸し鮑(ムシアワビ)』、『喜知次(キチジ)』の三品の美味しさは頭ひとつ以上、抜き出ておりました。
神無月の御馳走の波状口劇…Japanese Cuisine 『お料理 七草』
八戸で迎えることとなった週末 土曜日の夜は伊東広通店主が腕を揮われるJapanese Cuisine『七草』さんへ再訪させていただきました。先ずはYEBISUの生ビールで渇いた喉を潤し料理は秋の訪れを感じさせる赤く染まった紅葉の葉が添えられた金山焼の皿に盛り込まれた菊花の錦秋和え、胡麻酢和えにしたオクラの生ハム巻、蝦夷鮑の酒煎りに八戸なんばん漬、秋刀魚甘露煮、焼海老真薯、チェリートマトの檸檬煮、◯十オレンジ煮、金箔をあしらった栗の白和えの先付八寸からスタート。向付は有田焼 染錦丸三段重で供され上段には深浦産の『九絵』、中段には大間の対岸 戸井産の天然『本鮪』のトロ、下段には陸奥湾産の『帆立貝柱』に舌にねっとりと絡みつく『泥障烏賊』の造り。更には箸休めに供された『真烏賊』の切込み、炊合わせには『伊勢海老』の具足煮に伊勢海老の玉〆と名残りの『松茸』と『蝦夷鮑』の主役級の揃い踏み、焼物には八戸沖で水揚げされたDragon+タツノオトシゴ的な『八角』の一夜干しの焼物。その味わいは太刀魚とほっけ焼を足して二で割った味わい。強肴には青森を代表する黒毛和牛『倉石牛』と青森県産の『鱶鰭』の陶板焼。これがもう最高の味わい。締めの食事は『松茸』と『ずわい蟹』に栗の炊込みごはん、更には『いくら』の追い掛けで一度で二度美味しいを満喫。吸物には滋味溢れる『牡蠣吸』、水菓子をいただき締められた御馳走の波状口劇に大満足の夜を楽しませていただきました。
Japanese Cuisineな御馳走の波状口劇…『お料理 七草』
6月最終の土曜日のランチはCuisine Française『Yui』さんのフランス料理に舌鼓を打ち夜は伊東広通店主が腕を揮われる八戸を代表する日本料理店『お料理 七草』さんへ寄せていただきました。コロナ禍の中、個室仕様の全八部屋は全て満席の盛況ぶり。先ずはYEBISUの生ビールで渇いた喉を潤し料理はクリスタルなグラスの中の『ズワイガニ』の蟹味噌(カニミソ)和えをはじめとしてフルーツトマトの蜜煮(ミツニ)、スナップ豌豆(エンドウ)の胡麻酢味噌(ゴマスミソ)、天国に一番近い島と称される新加里多尼(ニューカレドニア)産の天使の海老(テンシノエビ)の旨煮(ウマニ)、『ズワイガニ』と湯葉(ユバ)の砧巻(キヌタマキ)、八戸産の蝦夷鮑(エゾアワビ)の『煮あわび』を射込んだクリームチーズの団子(ダンゴ)に蚕豆(ソラマメ)を載せた先付からスタート。向付には『鯨(クジラ)』の畝須(ウネス)の自家製ベーコンに陸奥湾産の『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』に皮目を湯霜造りにされた天然物の『真鯛(マダイ)』に寝かせて旨味が増幅した『鮃(ヒラメ)』、青森 大間産の天然『本鮪(ホンマグロ)』の赤身に中トロ、カマトロの味比べと別皿で供された広野町産の殻付きの『生海栗(ナマウニ)』の二段構え。そして椀物代わりにはリクエストしておいた伊東さんのSpécialitéの太平洋の赤いダイヤモンドとも称される一本釣りの『喜知次(キチジ)』と『蝦夷鮑(エビアワビ)』の小鍋立(コナベタテ)。『喜知次(キチジ)』の旨味が溢れた出汁で鮮度抜群の活けの『鮑(アワビ)』をしゃぶしゃぶで味わう贅沢極まる小鍋立(コナベタテ)は十数年前に伊東さんが最初に自分に供してくれたSpécialitéの一品でした。そして焼物には『鰻(ウナギ)』の白焼(シラヤキ)と蒲焼(カバヤキ)を一度で二度美味しいが愉しめる鰻(ウナギ)の源平焼(ゲンペイヤキ)、煮物代わりには青森県産の『鱶鰭(フカヒレ)』と青森を代表するブランド黒毛和牛の『倉石牛(クロイシギュウ)』のサーロインのすき煮風の炊合せ。締めの食事には『玉蜀黍(トウモロコシ)』と『グリーンアスパラ』の炊き込みごはんに仕上げに『サマートリュフ』をこれでもか!と言わんばかりに鬼掛けした香り高き炊込みごはん。十三湖の『蜆貝(シジミガイ)』の旨味が凝縮した吸物と自家製の沢庵(タクアン)と胡瓜(キュウリ)の香の物とともに味わい水菓子に山形県産の桜桃(サクランボ)『南陽』のゼリーと楊貴妃(ヨウキヒ)もこよなく愛したと伝えられているフレッシュの『茘枝(ライチ)』をいただき焙じ茶(ホウジチャ)で締められた高級食材を惜しげもなく使い振舞われた水無月のお任せ懐石コース。料理に合わせていただいた日本酒は『作』純米酒にマニア垂涎ものの『豊盃』の六月の限定酒『六』とともに五味五感を存分に楽しませていただきました。
安心安全な空間で味わうJapanese Cuisine…お料理『七草』
八戸で向かえることとなった土曜日の夜は伊東広通店主が腕を揮われる『Japanese Cuisine Nanakusa〜お料理 七草〜』さんへと再訪させていただきました。全室個室であり各部屋に高性能の空気清浄機が設置されておりコロナ禍の中、自分が知る限り八戸で一番、感染抑止をされている當店。先ずはヱビスの生ビールで渇いた喉を潤し八戸産や青森産の豊富な海の幸をふんだんに使った海の幸の数々と青森県産のブランド黒毛和牛の鉄板焼、フォアグラのつゆで味わう〆の贅沢なそばに舌鼓を打たせていただきました。料理は蛸(タコ)の白子(シラコ)と山菜の屈み(コゴミ)の胡麻(ゴマ)だれ掛けに生湯葉(ナマユバ)と黒豆(クロマメ)の二つの小鉢『あわび』の松葉串(マツバグシ)に鰙(ワカサギ)の甘酢漬(アマスヅケ)、蚕豆(ソラマメ)、鮪(マグロ)の乾酪団子(カンラクダンゴ)の先付(サキヅケ)からはじまり向付(ムコウヅケ)は三段構えで十和田湖産の姫鱒(ヒメマス)、青森産の石鯛(イシダイ)、長崎五島列島産の『本九絵(ホンクエ)』に青森大間産の天然『本鮪(ホンマグロ)』中トロに鯨(クジラ)の畝須(ウネス)を使った自家製の鯨(クジラ)ベーコン、青森産の殻付き『海栗(ウニ)』の中には『海胆(ウニ)』に『蝦夷鮑(エゾアワビ)』に更に追い『海胆(ウニ)』の全三皿。そして焼物(ヤキモノ)には八戸産の10㌕超の『油坊主(アブラボウズ)』には胡瓜(キュウリ)の緑酢(ミドリス)掛けと青梅(アオウメ)の蜜煮(ミツニ)、青森 上北牛(カミキタギュウ)の霜降り肉の鉄板焼にズワイガニの脚肉(キャクニク)、鯨(クジラ)と韮(ニラ)の黄身醤油(キミジョウユ)掛けと酒を呼ぶ酒肴の波状口劇。料理に合わせていただいた日本酒は『羽根屋』からはじまり『酔鯨』、久しぶりに口にした『獺祭』、そして『作』まで全5種類の酒とともに舌鼓を打たせていただきました。安心安全が担保された個室でまったりといただく料理は美味しさも格別です。
卯月のお任せ懐石コース…『お料理 七草』
八戸遠征二日目はランチは『和処 大うち』さんにて昼酒を愉しみ夜は伊東広通店主が腕を揮われる『お料理 七草』さんへ友人達と再訪させていただきました。久しぶりに再会する友人達と先ずはYEBISUの生ビールで乾杯。お任せ料理は『峯岡豆富(ミネオカトーフ)』と黒豆(クロマメ)、『鰙(ワカサギ)』の甘酢漬(アマスヅケ)、花見団子(ハナミダンゴ)に『細魚(サヨリ)』と『海老(エビ)』の黄身酢(キミズ)の小袖(コソデ)ずし、三八上北地方を代表する黒毛和牛種のブランド牛『倉石牛(クライシギュウ)』の西京味噌漬(サイキョウミソヅケ)に八戸産の『鮑(アワビ)』の松葉串(マツバクシ)に天国に一番近い島、ニューカレドニア産の『天使の海老(テンシノエビ)』の旨煮(ウマニ)の先付(サキヅケ)からはじまり向付は超稀少な八戸産の3Lサイズの活の『葡萄海老(ブドウエビ)』に青森大間産の天然『本鮪(ホンマグロ)』のカマトロ、白眉の味わいだった八戸産の『鮃(ヒラメ)』に千葉銚子産の地金目(ジキンメ)『金目鯛(キンメダイ)』の造りに青森佐井村産の『生海胆(ナマウニ)』が大皿でどどーんと登場。更には粒マスタードと茗荷(ミョウガ)の薬味とともに味わう『鰆(サワラ)』の焼霜造り(ヤキシモヅクリ)の後は八戸産の天然『蝦夷鮑(エゾアワビ)』を丸々一個、豪快に使った『あわび』の石焼(イシヤキ)に舌鼓を打ち焼物には秋田産の『ノドグロ』の唐墨焼(カラスミヤキ)、煮物代わりには『倉石牛(クライシギュウ)』A-5サイズのサーロインと『筍(タケノコ)』の玉締めの小鍋立(コナベタテ)。『北海浅蜊(ホッカイアサリ)』と野蜀葵(ミツバ)、『桜鱒(サクラマス)』の飛龍巻(ヒリュウマキ)に下仁田葱(シモニタネギ)の酢味噌(スミソ)の酢の物代わり、食事には焼『白海老(シロエビ)』の旨味たっぷりの自家製『東坡肉(トンポーロー)』の炊込みごはんに和布蕪(メカブ)の吸い物に香の物。水菓子にて七草さんの卯月のお任せコース料理はひと通りとなりました。
御馳走の波状口劇とマニア垂涎ものの日本酒…Japanese Cuisine 『お料理 七草』
ランチはクライアント氏2名とともに『アートホテル盛岡』2Fの中国料理『豪華』さんにて土鍋で供される『麻婆豆腐』の週替りのランチセットをいただきました。そして週末ハナキンの夜は盛岡から八戸へとフィールドを移し向かった先は店主 伊東広通さんが腕を揮われる『Japanese Cuisine 七草』さんです。先ずは赤星⭐️ラガーで渇いた喉を潤します。神無月のお任せ会席の料理は『松茸(マッタケ)』時雨煮、『煮鮑(ニアワビ)』の松葉串、『生唐墨(ナマカラスミ)』、オクラの胡麻和え(ゴマアエ)にクリスタルのグラスの中の馬鈴薯(ジャガイモ)と生ハムと銀杏(ギンナン)、酸漿(ホオズキ)の和洋折衷の先付からスタートです。向付は三段構えで前半には青森県産の『真子鰈(マコガレイ)』造り、中盤には『真鯛(マダイ)』造り、後半には大間産の天然物の『本鮪(ホンマグロ)』のトロの造りです。造りにはやはり日本酒がつきもの、さて何をいただこうかと品書きに目を向けようとしたところ両手に日本酒を抱えて部屋に現れた伊東店主。「どれでも好きなヤツをやってください」と『田酒』純米吟醸 彗星、『十四代』酒未来大吟醸、『飛露喜』純米大吟醸、『黒龍』火いらず、『陸奥八仙』大吟醸に『新政』瑠璃(ラピスラズリ)、一時期プレミアムが付いて1本30,000円の値が付いた『豊盃』純米吟醸ビキニラベル等オールスター級の日本酒の登場です。『豊盃』のビキニラベルから順に少しづついただくことに。料理は目にも鮮やかな九谷焼の器にて上蓋代わりには『虎魚(オコゼ)』の骨煎餅(ホネセンベイ)、その下には『虎魚(オコゼ)』の肝和え(キモアエ)、肉厚の活穴子(カツアナゴ)を使った『穴子(アナゴ)』焼と茹でた生落花生(ナノラッカセイ)と続き『七草』さんのSpécialitéの重箱の登場です。中のコークス鍋の中には『鮑(アワビ)』に『松茸(マッタケ)』、新玉葱(シンタマネギ)に野蜀葵(ミツバ)、酢橘(スダチ)の土瓶蒸し風の煮物代わり。焼物には青森を代表する黒毛和牛種の最高峰『倉石牛(クライシギュウ)』のリブロースと八戸『鞠姫牛(マリヒメウシ)』のリブキャップの味比べ。強肴には紹興酒の煮切りで表面を軽く湯霜にされた『九絵(クエ)』を『いくら』と『キャビア』の塩味で味わうという贅沢過ぎる一品、締めの食事は『鰻(ウナギ)』の蒲焼が横たわった『鰻(ウナギ)』小丼に『松茸(マッタケ)』とすだれ麩の吸物に鰻丼には欠かすことの出来ぬ奈良漬(ナラヅケ)とともに味わい、水菓子にはシャインマスカットとマスカットルージュのジュレがけをいただき焙じ茶で締めた口福な時間。最初から最後まで終始、御馳走の波状口劇で満たされた八戸の夜。やはり『食』は人を良くするもの。
御馳走の波状口劇に魅了された夜…『Japanese Cuisine 七草』
八戸遠征三日目の夜は伊東広通店主が腕を揮われる『Japanese Cuisine』を謳われる『お料理 七草』さんへ再訪させていただきました。先ずは赤星のラガービールで渇いた喉を潤します。『お料理 七草』さんへの葉月のお任せ会席の料理は青森の嶽きみの糖度を上回る北海道産の玉蜀黍(トウモロコシ)に雲龍豆腐(ウンリュウトウフ)の『キャビア』載せ、鶏松風(トリマツカゼ)、青さ真薯(アオサシンジョウ)に和芥子(ワガラシ)風味の海老(エビ)の松葉串(マツバクシ)、トマトの檸檬煮(レモンニ)の先付からスタートです。向付は二段構えで前半には洋野町産の殻付きの『生海胆(ナマウニ)』。その殻付海胆(カラツキウニ)はたっぷりの『キャビア』のスプンティーノ仕立て。キャビアの塩味で海胆(ウニ)を味わうという超贅沢なもの。別皿では『石垣貝(イシガキガイ)』に『石垣鯛(イシガキタイ)』の造りに『石垣貝(イシガキガイ)』の紐に自家製の『唐墨(カラスミ)』添え。そして青森を代表する黒毛和牛種の最高峰『倉石牛(クライシギュウ)』の版の大きなA-5の極上ロース肉に岩手県産の『松茸(マッタケ)』を味わう『松茸のすきやき』の登場です。先ずは関西風に肉だけを焼いて溶き卵とともに一枚肉の持ち味を楽しみ次に焼豆腐(ヤキドウフ)、牛蒡(ゴボウ)、葱(ネギ)、御麩(オフ)を軽く焼き火を入れてからその上で『松茸(マッタケ)』と『牛肉』を最後に投入しワイン風味のすきやきのたれで蒸焼きにして味わいました。倉石牛(クライシギュウ)で包んだ松茸(マッタケ)を卵黄を絡ませ口に放り込むと得も言われぬ美味しさに思わず身体が仰け反り暫し松茸と倉石牛の余韻に浸っているところに運ばれてきたのは『油坊主(アブラボウズ)』のカマの味噌幽庵焼(ミソユウアンオヤキ)です。倉石牛の脂の旨味を更にアブラボウズの脂の旨味の追打ちでもう口の中はオリンピック状態です。焼いて焦げた味噌(ミソ)の芳ばしい香りが食欲中枢を猛烈に刺激します。伊東さん「白い炊きたてのごはんをください」と思わず声を上げたくなる美味しさは伊達や酔狂では切実なる心の中の声。もう興奮度は最高潮に達します。松茸のすき焼きに油坊主の味噌幽庵焼の波動口劇にもう胃袋と味蕾は鷲掴みにされメロメロです。更に油物には岩手県産の『松茸(マッタケ)のフライ』が贅沢にも二本付。酢橘(スダチ)を搾り塩を少量ふりかけ頭からガブリとかぶりつくと口の中に広がる『松茸(マッタケ)』の香味。口の中から鼻腔を伝わり松茸の佳き香りで全身が口福感で満たされました。酢の物代わりには八戸産の『〆鯖(シメサバ)』の炙り焼に『鮑(アワビ)』に北海道産の白い玉蜀黍『ピュアホワイト』の梅酢がけ、締めの食事は胡麻だれで味わう手延べ素麺をいただき食後の水菓子には3Lサイズの桜桃『佐藤錦(サトウニシキ)』にメロンにブルーベリーにジュレがかけられミントで留められた口中が悦ぶ果実をいただき焙じ茶で締めた昨夜の口福な時間。料理に合わせていただいた日本酒は農口の純米酒等。最初から最後まで超尿酸チックな料理の内容でしたが翌朝も蟹歩きすることもなくすこぶる元気。やはり『食』は人を良くするもの。今年の盆休は帰省も諦め更には予定していた和歌山、北海道、九州への遠征も諦め安・近・短で美味しいものを沢山食べて英気を養わせていただきました。
伊東劇場の御馳走の波状口劇…Japanese Cuisine『七草』
『Japanese Cuisine』を看板に掲げられ亭主 伊東広通さんが腕を揮われる『お料理 七草』さんへ久しぶりに再訪させていただきました。『お料理 七草』さんの店内は全室個室仕様で各部屋には空気清浄機が設置されていますのでコロナ禍でも食事を心置きなく愉しむ環境が整えられています。地酒の陸奥八仙の限定酒とともに『胡麻豆腐(ゴマトウフ)』に夏豆(エダマメ)の浸し豆(ヒタシマメ)、『蒸し鮑(ムシアワビ)』の松葉串(マツバグシ)に『倉石牛(クライシギュウ)』A-5ロースとクリームチーズのひと口サイズのビーフボール、青梅甘露煮(アオウメカンロニ)、黒豆(クロマメ)、鶏松風(トリマツカゼ)の先付からスタートです。次に供された織部焼の大皿の上には宮城県産の殻付き『牡蠣(カキ)』に身が綺麗に透き通った寸前まで元気に泳いでいた『活烏賊(カツイカ)』更には殻付き『海胆(ウニ)』に田子産のニンニクと共に味わう『鰹(カツオ)』の土佐造り、『活蛸(カツダコ)』のあらいに軽く酢締めされた十和田湖の『ヒメマス』に旨味を引き出す為に充分に寝かせた『鮃(ヒラメ)』の造り三点盛。カクテルグラスで供された『玉蜀黍(トウモロコシ)』のすり流しはまさにJapanese Cuisine『七草』さんの本領発揮のひと品。そして重箱で供された天草産の『車海老(クルマエビ)』の稀少な脱皮海老(ダッピエビ)の柳川鍋(ヤナガワナベ)です。所謂、ソフトシェルシュリンプ。車海老(クルマエビ)の美味しさを丸ごといただき焼物には眼にも鮮やかな豪華絢爛な『ノドグロ』の一夜干しの唐墨焼(カラスミヤキ)。油物には『八戸黒牛(ハチノヘクロウシ)』のミンチボール、冷やし鉢に収められた『稚鮎(チアユ)』と夏野菜の南蛮漬の酢の物代わり、食事には絶品の味わいの乾海老出汁(ホシエビダシ)の冷そば、水菓子代わりに山形産の超特大サイズの桜桃『佐藤錦(サトウニシキ)』に黒蜜(クロミツ)で味わう杏仁豆腐(アンニントウフ)、濃い目の焙じ茶(ホウジチャ)にてひと通りです。料理に合わせていただいた酒は地酒『陸奥八仙』の季節限定酒に『農口』純米酒等。北は北海道、南は九州から調達された厳選素材を惜しげもなく使い作られたJapanese Cuisine『七草』さんの文月のお任せ料理に口の中は悦びぱなし。久しぶりの『伊東劇場』の御馳走の波状口劇に満たされた口福な時間に感謝です。
関西風すき焼重を特別にイートイン…『お料理 七草』
前夜『Casa del Cibo』さんで八戸産の天然物の『とら河豚(フグ)』料理でお世話になった八戸の日本料理界を代表する伊東広道店主が営まれる『Japanese Cuisine 七草』さんへ御礼を兼ねてご挨拶へとお邪魔させていただきました。ちょうどイベントへ出店されるテイクアウト用の『すき焼重』を作られている最中で猫の手も借りたい程、忙しい時間を少し割いていただき尚且つ出来立ての『すき焼重』を特別に分けていただき、その場にてイート・インさせていただきました。青森県を代表する黒毛和牛種の最高峰の『黒石牛(クロイシギュウ)』に焼豆腐(ヤキドウフ)、白滝(シラタキ)に白葱(シロネギ)を使い関西風のすき煮をごはんの上にたっぷりと載せ彩りに紅葉麩(モミジフ)に夏豆(ナツマメ)そして副菜に厚焼き玉子が添えらた『すき焼重』。黒毛和牛の肉の旨味と関西風の割り下のバランスが妙味な上品な味わいの『すき焼重』。本格的な日本料理店が作られた『すき焼重』は駅弁のソレや全国に連鎖網を築かれる牛丼連鎖店のソレとはひと味もふた味も違う味わい。正に料理屋さんがガチで造られた『すき焼重』。この味とこのクオリティで千円程ですからイベント会場で販売開始僅か30分足らずで50個の『すき焼重』が即完売も確かに納得出来るものでした。
美食のビックウェーブが口福に誘う Japanese Cuisine …『お料理 七草』
『Japanese Cuisine 』を看板に掲げられ店主である伊東広道さんが腕を揮われる『お料理 七草』への定期的再訪です。北は北海道、南は九州・沖縄から取寄せられた厳選素材をフルに使われた怒濤のお任せコース料理。先付には『青森シャモロック』の自家製レバーペーストを射込んだ最中(モナカ)から。隠し味に使われた生姜が抜群の役回りを演じていました。続いて凌ぎに供された『煮蛤(ニハマグリ)の変わり鮨(スシ)に燻り雅香(イブリガッコ)』、長皿で供された八寸風の旬菜盛合せには『胡麻豆腐雲龍(ゴマトウフウンリュウ)』、『白魚紅梅煮(シラウオコウバイニ)』、『煮鮑(ニアワビ)の松葉串(マツバクシ)』、青森シャモロックで作られた『松風(マツカゼ)』に桜を模した酢漬け大根、小川原湖の『公魚(ワカサギ)の南蛮漬(ナンバンヅケ)』に『海鼠子(コノコ)入りの海鼠酢(ナマコス)』とこれだけでも日本酒二合は軽くいけそうな内容です。圧巻は向付でした。その内容は青森大畑産の『バフン海胆(ウニ)』に青森大間産の『ムラサキ海胆(ウニ)』という大間(オオマ)と大畑(オオハタ)の赤と白の海胆(ウニ)の味比べに放血神経締(ホウケツシンケイジメ)にされた南の長崎県産の『煽り烏賊(アオリイカ)』と北の函館産の『槍烏賊(ヤリイカ)』の味比べです。柏の葉の下には青森深浦産の『本魚荒(ホンアラ)』に『玄(ゲン)ちゃん鯵(アジ)』とも呼称される玄海灘(ゲンカイナダ)の釣りもの福岡鐘崎産の『真鯵(マアジ)』、青森龍飛(タッピ)産の天然『本鮪(ホンマグロ)』の赤身にトロに噴火湾産の『活ボタン海老(エビ)』、更にはカクテルグラスに収められた超特大サイズの活けの長崎県産の天然『車海老(クルマエビ)』の身の部分は開いて『あらい』に頭の部分は鬼殻焼(オニガラヤキ)に。それに『海鼠腸(コノワタ)』をかけちゃうという超ヘンタイぶり。稀少な『鯨(クジラ)の鹿の子(カノコ)』は黄身醤油(キミジョウユ)とともに。そして青森深浦久六島(フカウラキュウロクジマ)産の『久六栄螺(キュウロクサザエ)』に何と造りだけで圧巻の十一種です。しかしこれだけで驚いてはいけません。北海道産の『ズワイガニ』の蟹味噌和え(カニミソアエ)に追い蟹味噌(カニミソ)、福岡鐘崎産の天然『とら河豚(フグ)』と伊東さん完全にやり過ぎですわ。八寸の器に収められた重箱の中にはコークス鍋。その鍋の中には『鰻(ウナギ)』の柳川鍋(ヤナガワナベ)、炊合せ代わりには青森を代表するブランド黒毛和牛の『倉石牛(クライシギュウ)』の脛肉(スネニク)をじっくりと炊いたもの。焼物には八戸産の15㌕超の『油坊主(アブラボウズ)』の味噌漬焼(ミソヅケヤキ)は『Casa del Cibo』の池見良平シェフとのFacebook上でのヤリトリを見て伊東さんが気を遣ってくれた一品です。本当は炊きたての白いごはんと『油坊主(アブラボウズ)』の味噌漬焼で締めたかったのですが伊東店主 許してくれません。宮城気仙沼産の『鱶鰭(フカヒレ)』に青森大畑産の『バフン海胆(ウニ)』と北海道産の『グリーンアスパラ』の豪華過ぎる炊き込みご飯に『油坊主(アブラボウズ)』の潮汁(ウシオジル)に香の物、食後の水菓子には『いちご』の杏仁豆腐(アンニントウフ)に沖縄県産の『マンゴー』と焙じ茶(ホウジチャ)という美食のビックウェーブが口福に誘う豪華過ぎる内容。料理に合わせていただいた日本酒は佐賀県産の『鍋島』と『東一』の純米吟醸酒。帰り際には『バフン海胆(ウニ)』と『油坊主(アブラボウズ)』の味噌漬焼に『倉石牛(クライシギュウ)』の脛肉はオミヤで持ち帰りさせていただきホテルで翌朝の朝食として有難く味わっていただきました。
Japanese Cuisine …『お料理 七草』
青森県産食材の魅力を最大限に表現したオリジナル料理の開発を行うなど青森の食の魅力を発信するための料理人集団『あおもり七人の侍シェフ』の中核メンバーである店主の『伊東広通』さんが腕を揮われる『お料理 七草』さん。『Japanese Cuisine 』と謳われている通り八戸を訪れるインバウンドの方々も数多く訪れる人気店です。玄関先で靴を脱ぎ前回と同じ個室へと案内されました。今回いただいた料理もいつも通りの伊東料理長お任せのコース料理です。先付は『杉』の木地の八寸盆にのせられた『菱蟹(ワタリガニ)』の柑橘ジュレ掛け、『梅貝(バイガイ)』の旨煮の『キャビア』のせ、『湯葉豆腐(ユバトウフ)』の三点盛から日本酒は地酒の『豊盃』の純米大吟醸酒からスタート。向付には『鰹(カツオ)の土佐造り』、佐賀県唐津の漁師さんから直接仕入れられた特大サイズの『九絵(クエ)』に見事な霜降り状の『鯨(クジラ)の鹿の子(カノコ)』、青森県三厩産の近海物天然『本鮪(ホンマグロ)』の中トロに『石垣貝(イシガキガイ)』の五点盛を煎り酒、梅肉ダレ、割醤油で味わいます。更には別皿にて稀少性の高い大分県産 天然物の『熊海老(クマエビ)』を軽く湯霜にして海老味噌をのせた一品に福岡県糸島産の『新烏賊(シンイカ)』と全国の産地から市場を介さずに仕入れられた高級食材の数々。続いて供された蓋物は走りの『松茸(マッタケ)』に今年、口に出来るのは最後になるであろう名残の八戸産の『生海胆(ナマウニ)』を使った飯蒸しです。そしてカクテルグラスで供された中身は青森県のブランド玉蜀黍(トウモロコシ)『嶽(ダケ)きみ』を使った冷製の『コーンポタージュ』です。『嶽(ダケ)きみ』は標高500㍍の岩木山で収穫されたものでその糖度は20度ととても甘みが強いのが特徴です。伊東さんが供されたポタージュは洋食屋さんのソレとはひと味もふた味も違います。和食の生命線である『出汁(ダシ)』で伸ばされた和風テイストの冷製の『玉蜀黍(トウモロコシ)スープ』です。更に何と『金箔(キンパク)』までも入れられています。『日本料理』を核とした和食がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、これでは當店を訪れられるインバウンドの方々は歓喜の声を上げるに違いありません。次に運ばれてきた塗りの8寸サイズの重箱、さて一体何が入っているのでしょう?未だ食事には早いし松花堂弁當ぢゃないでしょうし?、蓋を開けてびっくり仰天。中にはコークス鍋が収められており、その中身は『鮑(アワビ)』に『松茸(マッタケ)』と彩りの三つ葉です。嵩増しの副菜の一切入らぬ純然たる大鰐産の『松茸(マッタケ)』と八戸産の『鮑(アワビ)』だけの小鍋立、流石にこれには自分も度肝を抜かれました。しばし『松茸(マッタケ)』の余韻に浸っている自分を畳み込むかのように供された『松茸(マッタケ)』のフライに造りで供された『九絵(クエ)』の『頬肉(ホホニク)』のフライに酢橘(スダチ)と食用酸漿(ショクヨウホオズキ)が添えられ供されました。焼物には八戸に隣接する五戸町産のブランド牛『倉石牛(クライシギュウ)』のイチボの炭火焼の美味しさに魅了されたところで香の物が供され次に『椀物』の登場です。赤だしの椀か何かであろう?と想像していたのですが蓋を開けまたまたびっくり。中にはまたしても『松茸(マッタケ)』です。吸い地は混濁しており何かと思いきや『九絵(クエ)』の粗(アラ)を強火で炊き上げた潮汁(ウシオジル)仕立の超贅沢過ぎる椀です。更には『松茸(マッタケ)』をふんだんに使った炊き込みごはんで止めを刺されました。食後に焙じ茶が供され水菓子には自家製の『ブラマンジェ』に青森県産の爽やかな甘みのメロン『つがりあんメロン』とも称される『ハニーゴールデン』にシャインマスカットに巨峰(キョホウ)をいただき長月(9月)の伊東料理長お任せのコース料理はひと通りです。流石、青森の食の魅力を発信するための料理人集団『あおもり七人の侍シェフ』に名前を連ねられている伊東料理長です。三厩産の『本鮪(ホンマグロ)』に大鰐産の『松茸(マッタケ)』、八戸産の『海胆(ウニ)』に『鮑(アワビ)』、岩木山産の『嶽(ダケ)きみ』に五戸産の『倉石牛(クライシギュウ)』に弘前産の『つがりあんメロン』と青森の高級食材を惜しげもなく使われた料理の数々『Japanese Cuisine』の名に相違ない素晴らしいものでした。尚、『松茸(マッタケ)』の炊き込みごはんの残りはおにぎりにしていただきオミヤとして持ち帰らせていただきました。
青森を代表するJapanese Cuisine…『NANA-KUSA』
青森県産食材の魅力を最大限に表現したオリジナル料理の開発を行うなど青森の食の魅力を発信するための料理人さんの集まり『あおもり七人の侍シェフ』にも名を連ねられる『伊東広通』さんが腕を揮われる料理店『お料理 七草』さん。店の壁面には『Japanese Cuisine NANA-KUSA』と謳われている通り八戸の同業他社よりも常に一歩先を行かれる伊東さんらしくインバウンドの客層や和食離れの次世代の若い客層を狙っての先取りの表れなのでしょう。前回同様、入口で靴を脱ぎ個室へと通されます。料理はお任せのコース料理で白魚(シロウオ)の紅梅煮(コウバイニ)、蚕豆(ソラマメ)の翡翠煮(ヒスイニ)、筍(タケノコ)と独活(ウド)の酒粕和え(サケカスアエ)、『蝦夷鮑(エゾアワビ)』の『煮鮑』の松葉串(マツバクシ)に『天国にいちばん近い島』と称されるエメラルドブルーの海に囲まれたニューカレドニア島産の『天使の海老』の塩茹での背に『唐墨(カラスミ)』射込みの旬菜盛合せから。コース料理の華であり料理人の腕の見せどころの椀物にはあしらいに『鯛(タイ)』の擂り身(スリミ)に『穴子(アナゴ)』の白煮(シラニ)に春の山菜の王様の『しどけ』を射込んだ『車麩(クルマフ)』の椀種に『筍』のさしこみ、青みには笹切りの青葱(アオネギ)、吸口(スイクチ)に『木の芽(キノメ)』の残雪(ザンセツ)仕立ての霙椀(ミゾレワン)。向付は二弾構えで内金箔(ウチキンパク)の蛤(ハマグリ)の貝皿に白身の高級魚『石投(イシナギ)』、活けの『車海老(クルマエビ)』は身の部分は軽く湯霜(ユシモ)造りにされ頭の部分はしっかりと火を入れ甘みを引き出し近海物の『本鮪(ホンマグロ)』の中トロに長崎産のブランド『のどぐろ』の紅瞳(ベニヒトミ)の四品を二種類の山葵と割醤油と『ちり酢』にて味わい更に別皿にて旬を迎えた山口県産の『本玉(アカガイ)』に『玉珧(タイラガイ)』の二種の貝類は山葵醤油と胡麻油と塩を使い分けいただきました。凌ぎには『鮑(アワビ)』を贅沢にも丸ごと一個使った『あわびの飯蒸し』の『炙り唐墨(アブリカラスミ)』添え、焼物には山のアワビとも称される徳島産の『天恵菇(テンケイコ)』にアブラボウズのカマの照焼、照焼の下味の醤油の香ばしさに味噌の深みのある味わいが加味されており思わず炊きたての白いごはんが欲しくなります。これでごはんを食べたなら軽く三杯はいけるかと。更に追い討ちをかけるように『すき焼』の割りしたと溶き卵の地に『倉石牛(クライシウシ)』のサーロインに『海胆(ウニ)』の『う・に・く』、そして酢の物代わりにはフコダインたっぷりの『海そうめん』の上に『鮟鱇の肝(アンコウノキモ)』、その上に『とら河豚(フグ)』のてっさに『河豚(フグ)の煮こごり』のパフェ仕立て。既にお腹が一杯いっぱいになりつつありましたので締めの食事は辞退して代わりに伊東さんがFacebookに投稿されていた例のブツ『肉味噌(ニクミソ)』を奴(トウフ)に掛けた物を所望。その後に『イチゴ』に抹茶のババロアの水菓子に焙じ茶にてお任せのコースはひと通りです。彩りや香りで華やかな味わいを器づかいで見せ場を作るなどして緩急をつけられた伊東さんの『新日本料理』はまさに『JAPANESE CUISINE』。料理に合わせて伊東さんイチオシの入手困難な『天下の春』の大吟醸酒に『鍋島』純米吟醸酒、『山形正宗』の純米酒を楽しませていただきました。八戸で個室利用でゆっくりと寛いで日本料理を愉しみたいという時の選択肢にはイチオシの店が當店『お料理 七草』さんです。
八戸で『口福な時間』を過ごす…『お料理 七草』
八戸の『七草』さんが店を移転されることを知ったのはFacebookで今年の二月上旬ぐらいだったと記憶しております。移転先が決まり新しい『七草』さんの船出は五月二日の月曜日、Facebookでは店主の伊東さんとの繋がりはあったもののリアルな再会は実に七年ぶりのこと。(移転をされる前の旧店舗のレビューはこちらに記しております)
http://tabelog.com/aomori/A0203/A020301/2003607/
御祝いを兼ねて五月のと或る日に真新しい店舗へ寄せていただきました。ビルの一階部分に構えられた店はモダンな外観で今までの古式ゆかしき和の印象を大切にされた店構えとは異なるNEO JAPANESE STYLEな趣。『Japanese Cuisine NANA-KUSA』と記されていることからも新生『七草』はちょっと違うぞというメッセージが伝わってきます。席は全室椅子席の個室仕様の部屋となり少人数の会食から大人数の宴席まで対応可能な間取りがされておりました。當日は伊東さんが立たれる厨房から最も近い部屋に陣取らせていただきました。料理は『店主お任せコース』を事前にお願いしておりましたので何がどういう形で供されるのかワクワク感を抑えながら料理の登場を待つことに。程無くして杉八寸盆の登場。『蓴菜と海老団子』の酢のものに天草産の『鱧の焼霜』、天然物の『海鞘』に山葵菜というオーソドックスな料理からの入り。次いで運ばれて来たのは伊万里焼の染付三段重。上段には『殻付の海胆』、二段目には『クエ』の仲間の『イシナギ』にカネマサ吉田商事さんから仕入れた大間産の『本鮪』の腹身、三段目には鯨の赤肉に稀少な『鯨の鹿の子』が収められていました。もう口にせずとも視覚から美味しさが犇々と伝わってきます。その後も伊東さんの『御馳走口劇』は一切、手を緩められることはありません。『河豚にキャビア』、凌ぎに『鰻の倶利伽羅焼』を使った鰻めし、倉石牛を使った『八幡巻』ともう押せ押せイケイケ状態です(笑) 次に運ばれて来た立派な錫製の鍋の蓋を開けて見ますと中には大好きな『鮑』と『喜知次』が使われた小鍋立。鍋種には大好きな『活あわび』が丸々一個と炭火で焼かれた『喜知次』を同時に味わうという超贅沢な鍋。『喜知次』の脂と『鮑』の旨味が一体となり得も言われぬ味わい。目を閉じると美味しさの波動が頬壁へから口中へと広がり口福な世界へと導いてくれます。余りの奥深い味わいに思わず身体が仰け反ります。ちょうど七年前もこの組合せですっかりメロメロにされたことを思い出しました。いやぁ~これは本当に絶品の美味しさです。味の余韻に浸っているとオレンヂで覆われた小鉢の登場です。中を覗いてみると唐津産の鯔子から作られた『唐墨』、その下にはレアに締められた『首折れ鯖』。何でも『鯖』と『唐墨』を一緒に食べてみてとのこと。そんな食べ方を今までしたことありませんって。しかし物は試しとばかりに口に運んでみると、ナルホドこういう重ね技もあるんだねと感心させられることしきり。そして〆の食事は手打ちの茶そばを使った鰊そばならぬ『煮穴子そば』。ふっくらと炊かれたとろける『穴子』も美味ながら茶そばの香味も実に素晴らしいもの。あっという間の二時間半、目と口を存分に楽しませてくれる内容でした。水菓子代わりの果物をいただき店主のお任せコースはひと通りです。久しぶりに超尿酸チックな料理をいただき感無量。自らの店を切盛りされる傍ら八戸の食文化を更に高めて行きたいとの思いから青森県主催の『あおもり七人の侍シェフ』にも名を連ねられている店主の『伊東広通』さん。此処で逢ったが七年目、新生『七草』さんに一点の曇りなし。順風満帆の船出を祝して再び乾杯。しかし本当に八戸には素晴らしい店が沢山あり過ぎます。本気で移住しちゃおうかしら?と真面目に考えだした今日この頃です。記念すべき新生『七草』さんの初レビューの投稿日となりました本日9月14日は店主『伊東広道』さんの生誕記念日。そんなこともあり確信犯的に日を選んでの投稿、一筆啓上仕り候(笑)
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©Loroさんの他のお店の口コミ
店名 |
お料理 七草(おりょうり ななくさ)
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受賞・選出歴 |
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 EAST 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | 日本料理、すき焼き、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
0178-44-7793 |
予約可否 |
完全予約制 県外からいらっしゃるお客様 |
住所 |
このお店は「八戸市六日町34」から移転しています。 |
交通手段 |
アクセス JR八戸線「本八戸駅」徒歩10分。元三春屋様の裏 イマルカホテルと隣接した 敷地内のビル1階にあります 本八戸駅から723m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX、Diners、JCB) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T5810554340548 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
夜のみサービス料5% |
席数 |
20席 |
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個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 お問い合わせ下さい。 |
駐車場 |
無 近隣に有料パーキング有り |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
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料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 お子様メニュー店舗にお問い合わせ下さい |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2007年3月12日 |
備考 |
接待 知人 友人大切なひと時に椅子席個室がゆったりとでき喜ばれています |
お店のPR |
気品あふれる上質な和モダン空間の中、全国の厳選旬食材をつかった懐石料理を堪能
今が旬の厳選食材をつかった本格日本料理をコース仕立てで満喫できるのが【お料理 七草】です。店内は黒を基調とした和モダン風。大切な方を招いての接待や会食の席では誰にも気兼ねすることなく落ち着いた個室の空間で、お料理やお酒を楽しむことができます。おすすめは上質な「倉石牛」が味わえる『すき焼き懐石コース』、厳選食材をつかった『七草特選おまかせコース』相性抜群の地酒で乾杯すれば特別なひと時がお約束されます。 |
初投稿者 |
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八戸で過ごすこととなった休日の夜は大阪や奈良の関西割烹で研鑽を積まれた後に都内や仙台、八戸等の日本料理店で料理長として腕を揮われたのちに独立開業され八戸で十七年余。現在ではTabelog日本料理部門 百名店等にも名を連ねられる熱血料理人 伊東広通氏が腕を揮われる Japanese Cuisine Nanakusa『お料理 七草』さんへ再訪させていただきました。全室個室仕様の部屋は全席満席で出入口に最も近い個室に席を取らせていただき先ずは肌理細やかな泡で覆われたYEBISUのプレミアム生ビールで渇いた喉を潤します。弥生三月のお任せ懐石の料理は蛍烏賊(ホタルイカ)と山葵菜(ワサビナ)の小鉢と桜の花の桃色、白酒や春霞の白色、新芽を表す緑色の春の訪れを感じさせる三色団子(サンショクダンゴ)に薫香が鼻腔を擽る鰯(イワシ)のスモークサーディン、クリームチーズと自家製の鮪(マグロ)のツナを使った団子(ダンゴ)に車海老(クルマエビ)とキャビア、春を告げる鰊(ニシン)焼は特製味噌とともに蚕豆(ソラマメ)に桜の花に見立てた百合根(ユリネ)の先付八寸からはじまりました。料理人の腕の見せどころの椀物には桜色した海老(エビ)の真薯(シンジョウ)の椀種に鹿児島産の早堀り筍(タケノコ)の椀妻、青みに生海苔(ナマノリ)に金箔(キンパク)をあしらい吸口に青柚子(アオユズ)を使った椀。椀物の生命線の吸い地は鰹(カツオ)の一番出汁(イチバンダシ)と昆布出汁(コブダシ)で吸い地の旨味が五臓六腑に染み渡りました。向付は貝合わせを模した目にも楽しい盛付で河豚(フグ)のたたきに8㌕の高級魚の石投(イシナギ)、上品な味わいの縞鯵(シマアジ)に真鯛(マダイ)の焼霜造りに青森大間産の天然本鮪(テンネンホンマグロ)のトロの炙りの五点盛。いづれも甲乙付け難い美味しさでしたが本鮪(ホナマグロ)のトロの炙りと河豚(フグ)のたたきの二品が頭ふたつ抜きん出ておりました。そして次に供された織部焼(オリベヤキ)の小鍋立(コナベタテ)には青森を代表するブランド黒毛和牛の倉石牛(クライシギュウ)を一頭買いされた業者から仕入れられたという牛タンのタン元を芹(セリ)と長葱(ナガネギ)とともに胡麻(コ゚マ)だれで味わいます。タン刺しでも食べれる程の鮮度のタンを鍋に入れ蓋をして待つこと1分程で出来上がり。柔らかく甘みがある極上の牛タンに舌鼓を打った後には甘鯛(アマダイ)の鱗焼(ウロコヤキ)に仙台牛(センダイギュウ)の味噌漬(ミソヅケ)焼と今が旬のとげ栗蟹(クリガニ)と蝦夷(エゾ)あわびのもと焼風の甲羅詰(コウラヅメ)の御馳走の波状口劇が続き箸休め風に供された小鉢には柳身に水袋、とも、えら、皮、ぬの、肝の鮟鱇の七つ道具を全て使った鮟鱇(アンコウ)の手毬(テマリ)ととら河豚(フグ)の身に鉄皮に身皮の遠江をゼラチンを使い丸めた河豚(フグ)の手毬(テマリ)を橙(ダイダイ)の柑橘(カンキツ)ジュレとともに味わいます。ひとつは鮟鱇(アンコウ)をまるごと味わいひとつは河豚(フグ)をまるごと味わうという贅沢な一品。これぞ正に筆舌に尽くし難い美味しさ。〆の食事にはめそ穴子(アナゴ)と幻の海苔(ノリ)と称される佐井村の海苔(ノリ)と玉子焼(タマゴヤキ)の炊込みごはんと香の物と蜆(シジミ)の潮汁(ウシオジル)とともに味わい水菓子には伊東店主の故郷である埼玉産の苺のあまりんと葡萄のレッドグローブのカクテル仕立て、そして焙じ茶をいただき〆た口福の時間。北は北海道、南は九州・沖縄から独自の仕入れルートを駆使して調達された高級食材を惜しげもなく使い振舞われた弥生三月のお任せコース料理とともに山川光男 ふゆ 純米吟醸、W 純米無濾過生原酒、如空 酔 純米吟醸無濾過生酒に如空 十 特別純米酒無濾過生酒という入手困難な限定酒の日本酒に知多と竹鶴のハイボールを合わせ堪能させていただき八戸の夜を満喫させていただきました。