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Casual FrenchからCuisine Françaiseへ…『Yui』
Déjeunerは八戸のフレンチ界を牽引される小坂シェフが腕を揮われる『le mouron des oiseaux』でいただきDînerはシェフとソムリエという二足の草鞋を履き孤軍奮闘されている根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるカジュアルフレンチ『Yui』さんへ寄せていただきました。席はいつものChef's Tableに席を取らせていただきアペリティフには『Valli Brut』を料理は八戸産のたっぷりの『毛蟹(ケガニ)』の剥き身にアボガドのTerrine(テリーヌ)のRémoulade(レムラードソース)、その上には毛蟹(ケガニ)等の甲殻類から抽出され作られたAspic(アスピック)と『Caviar(キャビア)』が載せられた贅沢なAmuser(アミューズ)からスタートです。そして衣はサックサク中はふわっふわに仕上げられたビストロの定番料理であるGoujonnettes(グージョネット)に使われた魚は秋田産の『白鱚(シロギス)』です。グ―ジョネットに続き供された皿は生胡椒(ナマコショウ)のソースととも味わう山形牛(ヤマガタギュウ)の『牛タン』のConfit(コンフィ)です。牛タン焼と牛タンステーキのいいとこ取りの『牛タン』のコンフィは過度な調味料に頼らぬ素材の持ち味がしっかり楽しめるものでGarniture(ガルニチュール)にはFond(フォン)で煮込まれたレンズ豆が添えられておりました。メインの魚料理のPoisson(ポワソン)には『魴鮄(ホウボウ)』と季節野菜のBraiser(ブレゼ)、皮目はパリッと皮の内側はしっとり仕上げらた魴鮄(ホウボウ)に季節野菜が眼と舌を楽しませてくれました。肉料理のViand(ヴィアンド)には岩手産の清流鶏(セイリュウドリ)と『Foie gras(フォアグラ)』のBallotine(バロティーヌ)です。表面の香ばしさと中のしっとり感とJus(ジュ)のソースが三位一体となり奏でる旨味、Dessert(デセール)にはNougat glacé(ヌガーグラッセ)、Café(カッフェ)にEspresso(エスプレッソ)、そしてハート型のCanelé(カヌレ)にて根市シェフのお任せコース料理はひと通りです。料理に合わせて供されたワインは勿論、料理の作り手である根市シェフによるもの。他店のソムリエとはひと味切り口が異なるワインとのマリアージュを愉しませてくれました。ChefとSommelierを兼務されている方は北日本のフレンチ界でも他に類を見ないのではないでしょうか?八戸のフレンチ界の若きホープから暫くの間、目が離せそうにありません。
ChefとSommelierの二足の草鞋…『Yui』
八戸中心街に店を構えられシェフとソムリエという二足の草鞋を履き孤軍奮闘されている根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるカジュアルフレンチ『Yui』さんへ再訪させていただきました。席はいつものChef's Tableに席を取らせていただきアペリティフには『Vallformosa Origen Brut Nature Reserva』料理は八戸産『毛蟹(ケガニ)』をたっぷり使った揚げたて熱々のひとくちサイズのクロメスキのアミューズからスタートです。クロメスキに添えらたガルニのマカロニのグラタンがこれまた美味し。オードブルは八戸産の『蛸(タコ)』と『グリーンアスパラガス』のブルギニヨン イカスミのクルスティアンにはドライで華やかなポルトガルワインの『2016 Lavradores de Feitoria Douro Branco』とともに味わい『蝦夷鹿(エゾジカ)』と『フォアグラ』のテリーヌ 『トリュフ』のヴィネグレットソースには仄かな甘みとすっきりとした酸味の『Pfaff Riesling Cuvée Jupiter』を合わせいただきました。主役のテリーヌの蔭に隠れていたガルニの杏茸(アンズダケ)に舞茸(マイタケ)や占地茸(シメジ)等の茸のソテーも味と食感で料理に華を添えられています。ポワソンには八戸産の一本釣りの天然ものの『真鯛(マダイ)』のエテュヴェと『筍(タケノコ)』のロティ蕪のソース。皮目はパリッと皮の内側には天然の真鯛ならではの旨味。しっとり仕上げらた真鯛の身とパリッとした筍の食感のコントラストが小気味良い皿に合わせられたワインはドライで酸味と仄かな苦味の『La Divatte Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie』、そしてヴィアンドには骨付きの『仔羊のロティ』エピスカジャンのソースにはコート・デュ・ローヌ産のシラーとグルナッシュで造られた『Saint Leger 2018』とともに味わいデセールには『バナナとココナツのタルト』に『パイナップルのソルベ』マンゴーにドラゴンフルーツにアプリコットのソース。Caféにはエスプレッソ、ハート型のカヌレ、ディジャスティフに『Louis Jadot Vieux Marc de Bourgogne A La Mascotte』をいただき根市シェフお任せのDînerのコース料理はひと通りです。料理の作り手であるシェフならではの他店のソムリエとはアプローチが異なる料理とワインとのマリアージュを愉しませてくれた根市オーナーシェフ。シェフとソムリエの二刀流を両立させている方は東北エリアのフレンチ界では他に類を見ない正にフレンチ界の大谷翔平選手ではないでしょうか?若きホープから暫くの間、目が離せそうにありません。
シェフとソムリエとギャルソンと一人三役を熟す…『Yui』
心と身体の免疫力をアップさせる為に向かった先は八戸の中心街に店を構えられChef(シェフ)とSommelier(ソムリエ)二足の草鞋を履き時としてGarcon(ギャルソン)と一人三役を演じられる根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるカジュアルフレンチレストラン『Yui』さんへ再訪させていただきました。席はいつものChef's Table席に取らせていただきアペリティフには『Grande Alberone Valdobbiadene Prosecco』を料理は冷前菜のEntrées Froide(アントレ・フロワド)にはブリオッシュ(Brioche)の生地を薄く焼いた上に程良い脂ノリの八戸産『桜鱒(サクラマス)』のマリナード(Marinade)にアクセントのピンクソルトとディルが添えられた『桜鱒(サクラマス)のBlinis(ブリニス)』Crème aigre(クレームエーグル)、温前菜のEntrées Chaudes(アントレ・ショード)には『稚鮎(チアユ)のBeignet(ベニエ)』に胡瓜(キュウリ)のソース。琵琶湖産の活けの『稚鮎(チアユ)』に瓜香(ウリコウ)を加える為の胡瓜(キュウリ)のソース、日本料理の職人を目指し京都にて研鑽を積まれていた経験を持たれる根市シェフならではの2種類のEntréesから根市シェフのお任せコースのスタートです。Hors-d'œuvre(オードブル)にはCharcuterie(シャルキュトリー)とSoupe(スープ)の盛合せでスープは越冬貯蔵で甘みが増した人参(ニンジン)を使い作られたカップ入りの『Potage de Crécy(クレーシーポタージュ)、シャルキュトリーには『Champignon(シャンピニオン)』と『Poulet(プーレ)』≒『雛鶏(ヒナドリ)』を使い作りは『Galantine(ガランティーヌ)』ながら遊び心でテリーヌ型に入れられた『Terrine de poulet aux champignons(ヒナドリとマッシュルームのテリーヌ)』は『Truffe Vinaigrette(トリュフ ビネグレット)』とともに『Pâté de Canard(鴨のパテ)』はMoutarde(マスタード)とともに『Fromage de tête(フロマージュ・ド・テット)』はSauce gribiche(グリビシュ・ソース)とともに。ガルニには『haricot coco(アリコ・ココ)』のペースト。そして魚料理のPoisson(ポワソン)には『鮃(ヒラメ)のポワレ』≒Barbue Poêlée(バルビュ ポワレ) Sauce vin blanc(ヴァン・ブランソース)、肉料理のViande(ヴィアンド)には低温調理された『仔羊(コヒツジ)のロースト』Agneau rôtie を仔羊(コヒツジ)のジュのソースとともに味わいデセールには『Crème brûlée Pistache(クレーム・ブリュレ・ピスターシュ)』に『Glace à la Vanille(ヴァニラ グラース)』、Café(カッフェ)には珍しくCafé glacé(アイスコーヒー)とともに『CrottinCoco(クロタン・ココ)』にて根市シェフのお任せコースはひと通りです。Déjeunerも満席、更にイベント用の御弁当造りで猫の手も借りたい状態であることは重々承知しての再訪でありましたがハシリの『稚鮎(チアユ)』を用意していてくれたり至れり尽くせりの心遣いにいつもながら感謝です。
八戸フレンチ界のÉtoile attendue…『Yui』
八戸フレンチ界の中で個人的に最も注視させていただいている料理人とソムリエの二足の草鞋を履かれる根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるカジュアルフレンチレストラン『Yui』さんへ再訪させていただきました。déjeuner(ランチ)の時間帯は20名超程の来店のお客様で全席満席で賑わう店内。予約をせず直接、店を訪れ空き席がなく帰られた御客様も3組ほど。そんな猫の手も借りたいくらいの忙しさの中での訪問となった當日、勿論、事前予約の上での再訪です。席はいつもの出入口に最も近いChef's Tableに席に取らせていただきアペリティフには『Valli Brut』を料理は小川原湖産の『白魚(シラウオ)』と春の訪れを告げる『たらの芽』、『蕗の薹(フキノトウ)』にPersil(パセリ)のベニエ(Béngnet)のアミューズ(Amuse-bouche)からスタートです。オードブル(Hors-d'oeuvre)にはブラックオリーブのタプナードが添えられた八戸産の『春鰊(ハルニシン)』のテリーヌ(Terrine)のサラダ仕立てと自家製の『そば粉』と八戸産『桜鱒(サクラマス)』を使い作られた『桜鱒のガレット(Galette)』と春の季語等にも用いられる旬の食材を使った皿が二皿が続き魚料理のポワソン(Poisson)には『鱸のポワレ(Poêlé)』と薫香を纏わせた『シューリ貝』のエストラゴン(Estragon)風の皿で添えられた『焼きトマト』の美味しさに思わずハッとさせられました。そして肉料理のヴィアンド(Viand)にはロワール地方の料理の代表格『仔羊のナヴァラン・プランタニエール(Navarin d'agneau printanier)』です。ロワール産の『仔羊(コヒツジ)』はバラ肉と骨付ロースの異なる部位2種とナヴェと春野菜を一緒に煮込んだ季節定番のクラシカルなビストロ料理のひとつ。しっかり骨の髄までしゃぶり尽くしいただきました。デセール(Dessert)のプレートの上には『ロロさん Happy Birthday』の文字に涙腺ウルウル。プレートの上には自家農園産の『いちご(Fraise)』とヴァニラのアイスクリーム(Glace vanille)、カッフェ(Café)と続きフィナンシェ(Financier)のムラング(Murang)、ディジャスティフ(Dejustif)にマールで締めた納得のdéjeunerの時間。肩肘張らずにフランス料理が愉しめる『Yui』さんは八戸フレンチ界のÉtoile attendueです。
HACHINOHE BOUILLABAISSE Festa 2020……『Yui』
待ちに待った月に一度の八戸遠征。前夜は北日本を代表する口福リストランテ『Casa del Cibo』さんにて至福の時間を過ごさせていただき翌日は八戸フレンチ界で年齢の上では最も若いシェフとなりますが『料理人』と『ソムリエ』という二足の草鞋を履き、めきめき頭角をあらわして来た根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるカジュアルフレンチレストラン『Yui』さんへ定期再訪させていただきました。26名の予約客で賑わう店内の中、席はいつもの Chef'sTable席に取らせていただきアペリティフにはピエモンテの『Valli Brut』を料理は八戸産の『鮟鱇(アンコウ)』と青森県産の『シャモロック』のダブルコンソメの黒トリュフ風味と『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』のテリーヌの柚子(ユズ)風味コンソメのアミューズからスタートです。オードブルには八戸産の『真鱈(マダラ)』のブランダードに『トゲクリガニ』のフラン。蟹の旨味がギュッと凝縮されたフランにはたっぷりの『トゲクリガニ』の脚肉と剥き身。その上を覆う菠薐草(ホウレンソウ)のエマルション。厨房内だけでは料理の盛付けが間に合わずカウンター席を使い千手観音(センジュカンノン)の如く物凄いスピードで料理を仕上げられていく根市シェフ。その様を眩しく眺めている間に仕上がった『蛸(タコ)』と『レッドキャビア』のクスクスをブラックオリーブのペーストとともに愉しむサラダ仕立のレギュームと続きポワソンには今回の訪問の楽しみのひとつでもあった『HACHINOHE BOUILLABAISSE』http://www.hhrp.jp/hbb/shop/03.html です。其々の材料に応じて焼く、蒸す、煮る。とひとつひとつの具材が丁寧に仕上げられており使われている魚貝類は勿論 全て八戸産。その内容は皮目をパリッパリにローストした『曹以(ソイ)』に『ナメタ鰈(カレイ)』のポシェ、ブレゼした『北寄貝(ホッキガイ)』と『槍烏賊(ヤリイカ)』、マリナードした『ムール貝』で甲殻類の濃厚で香り高いスープとともに味わいます。途中からルイユを加え味の変化を楽しみ堪能させていただきました。そして『HACHINOHE BOUILLABAISSE』ならではの一度で二度美味しいには甲殻類のスープの旨味が秀逸な『ライスクロケット』とともに味わいコースのメインのヴィアンドには『蝦夷鹿(エゾシカ)』のローストをハスカップのソースとともにいただきました。火入れ加減が秀逸な蝦夷鹿(エゾシカ)は脂身までとても美味しく骨の髄まで綺麗にいただきました。デセールには『ガトーシトロン』とピスタチオのグラース、カッフェと続きフィナンシェのムラング、ディジャスティフにマールで締めさせていただいた口福な時間。『BOUILLABAISSE』と『蝦夷鹿(エゾシカ)』のローストの火入れと仕上がり具合はお見事。今回いただいた『Yui』さんの料理は過去最高だったように思います。コース全体の流れと組み立ても御見事でした。
シェフとソムリエの二刀流、今後益々楽しみな…『Yui』
忠臣蔵として今も広く語り継がれる赤穂浪士討入りの日の12月14日。前夜のFriday the 13th(13日の金曜日)の
Cena(デテナー)は北日本屈指の口福RISTORANTE『Casa del Cibo』さんへ。そして翌日のDéjeunerに向かった先は八戸の中心街に店を構えられ八戸フレンチ界で今、最も注目している根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるCasual Frenchの『Yui』さんです。席はいつものChef's Tableに席を取らせていただきApéritif(食前酒)にはChampagne『Guy de Saint Flavy Brut』、料理は泡々に合わせて揚げたて熱々の『Bardane(ゴボウ)』だけで作られた『Bardane Beniers(ゴボウのベニエ)』のAmuse-gueule(アミューズ・グール)からスタートです。牛蒡のBeignet(ベニエ)はそのままでも美味でしたが添えられたバルサミコソースとともに味わうと滋味と旨味が大いに増幅されました。Entrées froides(冷前菜)には卵黄で繋がれた八戸産の『鱸(スズキ)のタルタル』をSauce vinaigrette(ヴェネグレットソース)とともにいただきました。適度に脂の乗った『鱸(スズキ)』と程良い酸味のソースが食欲中枢を優しく刺激します。Hors-d'œuvre(オードブル)には『Foie gras(フォアグラ)』入りの『Pâté de Chevreuil (エゾシカのパテ)』に『magret de canard(マグレカナール)』の鴨ロースの冷製、茄子(ナス)のマリネに茄子(ナス)とバルサミコで作られたソース。マグレカナールの鴨ロースはとても美味でしたがフォアグラ入りのエゾ鹿のパテも甲乙つけ難い美味しさでした。そしてSoupeには『Potage de chou-fleur(カリフラワーのポタージュ)』、Poisson(ポワソン)には八戸産の厚みのある『鮃(ヒラメ)』のÉtuver(エチュベ)です。以前、何処ぞの店でぺらっぺらの鮃のpoêlerを供され口にしたことがありますがやはり美味しいと感じる素材の厚みを軽んじてはいけないものと改めて感じ行った次第です。そしてViande(ヴィアンド)には『Cuisse de pintade confite』≒フランス産の『Pintade』のConfit(コンフィ)です。岩手県産や茨城県産の『ホロホロ鳥』も国内では広く流通されてはいますが『食鳥の女王』と称されるのはフランス産の『Pintade』です。肉自体の旨味が濃くやはり国内産のソレとはひと味もふた味も違うように感じたのは決して気の所為だけではないような気がします。はやり使われる素材も本物には敵わないのでしょう。コースの〆のDessert(デセール)には『Fondant au chocolat(フォンダン・オ・ショコラ)』にCerise Noir(ブラックチェリー)のGlace(グラース)、そして淹れたてのCaféとフィナンシェの『Meringue française』にて根市シェフのお任せコース料理はひと通りです。ソムリエの資格を見事に取得された根市シェフ、これからは自身の作られた料理とワインのペアリング等、今後、益々楽しみな『Yui』さん。八戸の中心街でお気に入りの一軒です。
Hachinohe Terroir…No-Fu Kitchen『Yui』
八戸フレンチ界の若きホープ根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるカジュアルフレンチ レストラン『No-Fu Kitchen Yui』さんへ再訪させていただきました。いつものChef's tableに席を取らせていただきアペリティフには『Limoux Methode Ancestr』を料理は八戸産『ムール貝』のmariniere(マリニエール)と『冬瓜(トウガン)』のétuver(エチュベ)にémulsion(エマルション)のアミューズからスタート。オードブルには八戸産の『真鱈(マダラ)』を使ったgoujonnettes(グージョネット)に八戸産の『秋鮭(アキサケ)』を使ったSaumon fumé(スモーク・サーモン)のgougère(グジェール)、『烏賊(イカ)』の身にリゾットを詰めたセート風フレンチ『いかめし』とラタトゥイユ。『無花果(イチジク)』のコンポートが添えられた『Magret de canard(鴨肉のロースト)』と『無花果(イチジク)』と『和梨(ワナシ)』のサラダ バルサミコソース、ブロッコリーのEcrase(エクラゼ)と『Homard(オマール海老)』のPurée(ピュレ)と共に味わう『Homard(オマール海老)』と岩手県産の『雛鶏(ヒナドリ)』のGalantine(カセランティーヌ)をいただきスープには『La courge butternut(バターナッツ)』のPotage(ポタージュ)と『Foie gras(フォアグラ)』のソテー、ポワソンにはツルムラサキのチップスが添えられた『鮎魚女(アイナメ)』のポワレはフランス料理のソースの王道『Sauce beurre blanc(ブルー ブラン ソース)』で味わいヴィアンドには『奥入瀬ガーリックポーク』のブレゼに仕上げに『Truffe(オータム トリュフ)』を目の前で削りかけられデセールには自家菜園の葡萄を使った『Vacherin glace(ヴァシュラン・グラッセ)』、更にカスタードクリームをたっぷり使った『gâteau quatre-quarts(カトルカール)』とともに淹れたての珈琲、ディジェスティフに『Louis Jadot Vieux Marc de Bourgogne A La Mascotte』で締めた土曜日の夜。地場産の旬の山海の食材がふんだんに使われてフランス料理のテクニックで造られた根市シェフの渾身の全8皿の『Hachinohe Terroir(八戸テロワール)』を存分に愉しませていただき感無量です。
八戸フレンチ界のニューホープ…『Yui』
八戸の中心街に店を構えられる八戸フレンチ界のニューホープ 根市拓実シェフが腕を揮われるカジュアルフレンチの『Yui』さんへ再訪させていただきました。席はいつものChef's tableに席を取らせていただきアペリティフには『Prima Perla Blanc de Blancs – Blanquette de Limoux』、料理は『œuf mollet à la niçoise(ウフ・モレ・ア・ラ・ニソワーズ)』半熟卵のbeignetとratatouilleとjambon cruのサラダのアミューズからスタート。hors-d'œuvreには焼茄子と焼穴子のTerrine、秋鮭のSaumon fuméと八戸産の『糠塚胡瓜』、真蛸とCouscousと夏野菜のTaboulé (タブレ)、そしてMaïs(玉蜀黍)のBavarois(バヴゥロア)に焼玉蜀黍、冷製のFoie gras(フォアグラ)添えと続きポワソンには夏鱈のpoêle(ポワレ)SauceTapenade、ガルニエールにはGombo(オクラ)、Bambou(筍)、Fruit de tomate(フルーツトマト)、Courgette(ズッキーニ)、Mange-tou(鞘豌豆)、そして『山形牛』のザブトンのロースト、ロックフォールソースと赤ワインソースの二種のソースで味わうヴィアンドの皿へと続きます。絶妙な火入れ加減で仕上げられた肉の表面には薄っすらと肉汁が浮きキラキラと輝いています。噛み締める度に口中に溢れる肉汁と旨味と二種類のソースで味わう一度で二度の異なる美味しさ。ガル二にはNavet(蕪)、Potiron(南瓜)のローストにChips、そしてデセールには『ジンベイ桃』という古来種のスモモのコンポート、『グリオットチェリー』のグラース、『サミット』のアルザス風クラフティに淹れたてのカッフェにフィナンシェショコラとアミューズからデセールまで今までのコース料理の内容とはアプローチが全く異なる内容。料理を供される器類も一新され今年から参加される『ダイナース レストランウィーク』への準備も万端。これからが益々楽しみな八戸のフレンチ界のニューホープ根市シェフが腕を揮われる『Yui』さんオススメです。
八戸のフレンチ界 期待のニューホープ…『Yui』
八戸の中心街に店を構えられ根市拓実オーナーシェフが腕を揮われる『農風キッチン』を看板に掲げられるカジュアルフレンチの店『Yui』さんへ再訪させていただきました。『農風キッチン』とは根市シェフの御兄さんが丹精込めて作られた野菜や果物を弟君である根市シェフの手で料理に昇華させるという安心・安全で完璧なトレーサビリティで身体に良い農作物の地産地消に相通じる試みです。アペリティフには山形県のTAKEDA WINERY『Sans Soufre BLANK 2018』、料理は御兄さんが作られた採れたてで新鮮な『Salsifis(ゴボウ)』、『Igname(ナガイモ)』、『Okra(オクラ)』、『Brocoli(ブロッコリー)』、『colza(ナバナ)』、『Racine de lotus(レンコン)』、『Navet(カブ)』、『Betterave(ビーツ)』、『Ladislas rouge(紅大根)』、『Cahotte(ニンジン)』、『Poivron rouge(アカピーマン)等の自家菜園で収穫された『季節の野菜のグリル(Légumes grillés de saison)』のアミューズからスタートです。オードブルには八戸産の『皮剥(カワハギ)』のマリネを皮剥(カワハギ)の肝(キモ)のペーストとソース(Vert)ヴェールとともにいただきます。『皮剥(カワハギ)』は直前に活締めされたもので活かった身は綺麗に透き通りコリコリとした食感が楽しめました。そしてワンプレートで供されたスープ&シャルキュトリの皿には『Chou-fleur(カリフラワー)の冷製ポタージュ(potage)』に『山形牛』の『牛タンのコンフィ(confit)』に対馬産の『瓜坊(仔猪)のテリーヌ(terrine)』、ポワソン(Poisson)には白ワインソースで味わう『鮎魚女(アイナメ)のポワレ(poêlé)』皮目をパリッと焼かれた鮎魚女の身は中はしっとりと仕上げられており美味。そしてヴィアンド(Viande)にはほんのりと効かせたワインビネガーの酸味が爽やかな『仔羊のブランケット』です。一尾から極少量しか取れぬ稀少な乳飲み仔羊の腿肉を使い作られた一品です。暑い日には白いソースの煮込みは視覚的にもトマトソースの煮込みに比べて随分涼しげに感じます。ガルニには『孟宗筍』の本州最北端の収穫地と伝えられる八戸産の『孟宗筍(モウソウダケ)』≒『Pousse de bambou』に『Carrotte(ニンジン)』に『Haricots verts(サヤインゲン)』に『Cahotte(ニンジン)』です。主役である『Agneau de lait 』≒『乳飲み仔羊』の腿肉はホロホロと崩れる柔らかさ。食後の Dessert(デセール)には『Délice Chocolat(デリス・ショコラ)』に宮崎県産の『Mangue(マンゴー)』にマンゴーの『Glace(アイス)』の盛合せ、Café(カッフェ)には淹れたてのコーヒーとともにメレンゲ焼菓子の『Roche(ロッシェ)』にてひと通りです。いつ寄せていただいても手厚いおもてなしで出迎えてくれる根市シェフ、ニューフェイスの女性スタッフお二人とともに全席満席の中、美味しい料理にワインを供していただきました。ワインの品揃えを強化されて行くと話されていた根市シェフ。八戸のフレンチ界の期待のニューホープの根市シェフ。今後、益々楽しみで目が離せぬ『Yui』さんオススメの一軒です。
20 Avril 2019 dîner … 『Yui』
八戸の中心街に店を構えられ根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるカジュアルフレンチレストラン『Yui』さんへ定期的再訪をさせていただきました。アペリティフには『DONELLI LAMBRUSCO REGGIANO AMABILE』を料理は採れたて新鮮な salsifis(ゴボウ)、igname(ナガイモ)、gombo(オクラ)、brocoli(ブロッコリー)、navet(カブ)、betterave(ビーツ)、radis(ラディッシュ)、carotte(ニンジン)、poivronrouge(レッドピーマン)等の自家菜園で造られた季節の焼野菜をビーツのソースと自家製の『桜塩』で味わうアミューズからスタートです。オードブルには八戸産の『柳蛸(ヤナギダコ)』と pamplemousse(グレープフルーツ)とtomato(トマト)とcéleri(セロリ)のマリナード。八戸産の『柳蛸(ヤナギダコ)』は鮑(アワビ)等を食べているので味が濃密で絶妙な咀嚼感が楽しめました。そしてワンプレートで供されたスープ&シャルキュトリの皿には『蕪のポタージュ』に『山形牛(ヤマガタギュウ)』の『ハツのコンフィ』に『ミノ』、『ハチノス』、『センマイ』、『ギアラ』を使い作られたトリップの『アンドゥイエット』に白インゲン豆のトマト煮、ポワソンには『曹以(ソイ)』のポワレ、ソースは伝統的なフランス料理のヴァンブランソースとともに。皮目をパリッと焼かれたソイの身は中はしっとりとガルニのépinard(ホウレンソウ)にtomato(トマト)、aubergine(ナス)の自家菜園産の野菜の美味しさも格別です。そしてヴィアンドには絶品の味わいの対馬産の『瓜坊(猪の子)』のシューファルシ。ソースは王道のソースシャスール。ガルニのクレソンも勿論、シューも自家菜園産で安心・安全・美味しいが担保されている上に『瓜坊(ウリボウ)』のミンチ肉から溢れる肉汁と旨味をChateau Beaumontのセカンド『Les Tours de Beaumont』で受け止め最高のマリアージュを楽しませていただきました。デセールは『安納芋(アンノウイモ)のクレームブリュレ』に『焙じ茶(ホウジチャ)のグラース』にカッフェに『ロッシェ・ア・ラ・ノア・ド・ココ』というとても充実した内容でした。調理は根市シェフひとりで全席満席の中、孤軍奮闘、一人で25〜26名分の料理を手掛けられている中でタイムストレスが全く無い上にこの料理内容は称賛に値すると改めて感銘を受けた次第です。
Les plats qui vous apportent un sourire…『Yui』
根市拓実オーナーシェフが腕を揮われる八戸の中心街に店を構えられるカジュアルフレンチの人気店『Yui』さんへ定期的な再訪です。いつものシェフズテーブル席にてアぺリティフにはDBのSparkling wine、料理は八戸産の『桜鱒(サクラマス)』のスモークとバルダーヌのポタージュのアミューズからスタートです。桜のチップで薫香が付けられた桜鱒と滋味深い『牛蒡(ゴボウ)』のポタージュ、オードブルは多皿構成で前半には鴨肉と『フォアグラ』で作られた『パテ アンクルート』のシャンピニオンデュクセル添えのhors-d'œuvre froids、パテ アンクルートはフランス料理の中でもクラシックな伝統的料理で『鴨肉(カモニク)』とフォアグラのパテを生地で包んでオーブンでこんがりと焼き上げられたもので焼いてことによりパテが縮小して出来た隙間にコンソメジュレを流しリッチに仕上げられた一品。後半には『干し鱈(ホシダラ)』を使い作られたブランダードのコロッケのhors-d'œuvre chaudsと続きます。外側はカリッと揚げられ中は鮮魚の鱈(タラ)では味わうことの出来ぬ干し鱈(ホシダラ)ならではの味とホクホクのじゃが芋はポルトガル料理の『パステーシュ・ド・バッカロウ』にも通じる味わいでした。ポワソンには『ナメタ鰈(カレイ)』のムニエル、クルトンと焦がしバターソース。肉厚のナメタ鰈(カレイ)に濃厚な味わいの焦がしバターソース。やはりフランス料理は素材の厚みとソースの相関関係が大事であるということを改めて感じさせてくれた一皿の後のヴィアンドには『山形牛(ヤマガタギュウ)』の牛頬肉(ギュウホホニク)の赤ワイン煮。脂が甘く和牛の香りが濃い山形牛(ヤマカ゚タギュウ)。その山形牛の『仔牛(コウシ)』の頬肉(ホホニク)を使い作られたワイン煮はとても柔らかく肉の繊維質にそってホロリと崩れ口の中で溶ろけ消えて行く感覚です。こんなにも美味しい牛ホホ肉の赤ワイン煮は記憶にありません。デセールにはイチゴとピスタチオのレジーヌに八戸産 三郎苺(サブロウイチゴ)のマセレの盛合せです。「Loroさん happy birthday」のメッセージ入のプレート。全席満席でひとりで料理を作られている中でのこの心遣いに涙腺がゆるゆるです。カッフェにて根市シェフのお任せのコース料理はひと通りです。いつ寄せていただいても満面の笑みと美味しい料理で最高のおもてなしをしてくれる根市シェフとスタッフの方々に深謝。根市シェフと自分の生誕日が同じと言うこともあり何か見えない御縁を感じています。
『Les plats qui vous apportent un sourire』=『料理は人を幸せにしてくれるもの』。
Les plats qui vous apportent un sourire…『Yui』
八戸の中心街に店を構えられフランス料理に軸足を置かれたカジュアルフレンチの店『Yui』さんへ定期的な再訪です。アぺリティフはChampagneから。いつもの通り根市シェフお任せコースに『八戸ブイヤベース』を加えていただいたSpécialitéコース仕立をお願いさせていただきました。料理は『鮟鱇(アンコウ)のテリーヌ』のフロマージュ仕立 トマトとニンニクのソースのアミューズから鮮度抜群の『鰊(ニシン)のマリネ』ニース風サラダ ソースタプナードと続きます。サラダの中の『アン ヌフ アラコック』=『ゆで玉子』の上には『鰊(ニシン)の卵』の塩漬と山のキャビアとも称される『とんぶり』が添えら絶妙な味わいでした。そしてオードブルには『Assorted homemade Charcuterie』=『自家製シャルキュトリーの盛合せ』には折爪三元豚(オリヅメサンゲントン)佐助(サスケ)のリエットに同じく佐助豚(サスケブタ)のタンのハムにラビゴットソース、『鴨肉(カモニク)と無花果(イチヂク)と胡桃(クルミ)のパテ』茄子(ナス)のソース、ピクルス。そしてポワソンの代わりに供された2019年版の『Yui』さんの『八戸ブイヤベース』ハーフサイズの登場です。時化続きで魚の調達が難しい中でも『真鱈(マダラ)』に『くもこ(真鱈の白子)』、『鮃(ヒラメ)』、『螺貝(ツブガイ)』、『蛸(タコ)』、『北寄貝(ホッキガイ)』の六種の八戸産の魚介類を使い作られたものでルイユが添えて運ばれてきました。昨年のソレよりも更に美味しく仕上げられており甲殻類の旨味に極度に頼らぬとても美味しいブイヤベースでした。そして『八戸ブイヤベース』の一度で二度美味しいには『槍烏賊(ヤリイカ)』に烏賊の下足と折爪三元豚(オリヅメサンゲントン)佐助(サスケ)のミンチ肉を詰めローストしたものにブイヤベースソース味のクスクス添えを味わいメインのヴィアンドには『猪肉(シシニク)』と旨味と豚肉の柔らかさが同時に楽しめる『イノブタ』のロースト リヨネードソース。デセールにはマンゴーのソルベが中に射込まれた『マンゴーと蜜柑のパルフェ』にカッフェにロッシェドココというとても充実した内容でした。今年初の『八戸ブイヤベース』をいただき感無量です。
5 janvier 2019 déjeuner…『Yui』
八戸の中心街に店を構えフレンチに軸足を置かれた農風キッチン『Yui』さんへ2019年の松の内の期間中に再訪させていただきました。料理のオーダーはDéjeunerのspécial menu complet。アぺリティフのchampagneをお願いしました。『Yui』さんと言えば自家菜園産の採れたての野菜の美味しさに定評がありますがシュフルール、ブロッコリ、パタートゥ、キャホッテ、アンディーブ、シュー・ヴィオレ、パプリカ、エピナール。シュー・ド・ブリュクセル、ペコロス、ロテュス等の10数種のとれたて野菜を使ったバーニャカウダのアミューズからスタート。オードブルは多皿構成で前半には『梶木鮪(カジキマグロ)』の自家製加熱ハムの黒胡椒風味ハーブサラダ仕立て、後半には岩手県産『乳飲み仔牛ゆきまる』のパテに『フォアグラ』のコンフィ 蕪のピュレ。『ゆきまる』の『パテ』は親牛の乳を飲んで育つ仔牛ならではの脂肪分が多くとても柔らかい肉質が特徴で甘めの味覚であり濃厚な味わいの『ファアグラ』のコンフィとの味のコントラストが実に見事。スープには『オマール海老』のビスク、ポワソンには何と鯵ヶ沢産の幻の魚『イトウのポワレ』のポロねぎのソースです。幻の魚と称される『イトウ』は皮目はパリッと身はしっとりとした火入れがされており本鱒と岩魚の味を足して2で割ったような洗練された味わいに感動。ヴィアンドには八戸の鮫地区で肥育された『鮫っこ牛』のシキンボウのロースト。形が金の延べ棒に似ていることから名づけられたと伝えられる『シキンボウ』は繊維質が多く弾力のある肉質で自家菜園産の野菜のローストとエシャロットソースとともに味わいます。噛み締める程に肉の旨味が口中に広がり口福感で満たされました。そしてデセールには『王林』のタルト・タタンとヴァニラ味のグラスに『Calvados』を合せいただきました。『タルト・タタン』は王林の酸味もカラメルの一部分固まり飴状にカリッとしてかすかに焦げた苦みと香ばしさと甘みが同時に楽しめリンゴから作られたカルヴァドスとの相性の良さは言うに及ばず。更に淹れたての香り高きCaféにロッシェココにて根市シェフのお任せコース料理はひと通りです。料理に合わせて根市シェフと生美ちゃんのペアリングワインとともに三時間半余りの時間を楽しませていただきました。いつ寄せていただいても手厚いおもてなしに感謝。八戸の中心街で昼に本格的なフレンチのコース料理をとてもリーズナブルな値段設定で供してくれる當店『Yui』さんは事前予約必須の人気店です。
Les plats qui vous apportent un sourire…『Yui』
八戸の中心街に店を構えフレンチに軸足を置かれた農風キッチン『Yui』さん。オーナーシェフの根市拓実シェフは京都、神戸、札幌のフランス料理店で研鑽を積まれた八戸のフランス料理界を今後牽引されて行かれるであろう若手のホープ。最近すっかり定位置となった店奥のテーブル席にてchampagneのアペリティフ。『Yui』さんと言えば自家菜園産の採れたての野菜の美味しさに特に定評がありますが料理は新鮮なシュフルール、ブロッコリ、パタートゥ、キャホッテ、アンディーブ、シュー・ヴィオレ、パプリカ、エピナール、シュー・ド・ブリュクセル、ペコロス、ロテュス等の10数種の野菜のローストにサルスィフィとジェノワーズのソースを使ったアミューズの皿からスタート。オードブルには『バール(鱸)』のマリネにクスクス、胡桃が佳きアクセントの『カナール』のスモークと『ジャンボンブラン』のサラダ仕立て。そしてスープはほんのり『蕪』の甘さが香る『カブのポタージュ』、ポワソンには5㌢近くあるであろう身厚の『バルビュ(鮃)』のポワレ、ガルニには自家菜園産のポワロー・ポム・ドゥテール、レ・トマートゥ・スリーズ、シイタケ。そしてヴィアンドは自分のためだけに急いで仕込んでくれたという『カスレ』です。ジビエの『カイユ(鶉)』のモモ肉のコンフィと『アニョー(羊)』のアンドゥイエット。豚肉とアリコ・ブロンのソースの味が秀逸な身も心も温まるひと皿。テゼールには『ポワー』=『洋梨』尽くしの皿にカッフェ、更にはフィナンシェとシェリーにて根市シェフのお任せ料理はひと通りです。料理に合わせて根市シェフと生美さんのペアリングワインとともに三時間超の口福な時間を楽しませていただきました。手厚いおもてなしに感謝です。
20 Octobre 2018 déjeuner…『Yui』
八戸のフレンチ界の中でめきめきと頭角を現し注目を浴びいる『根市拓実』シェフが腕を揮われるカジュアルフレンチの店『Yui』さん。店名の『Yui』は『結い(ユイ)』が由来で仲間、お客様、沢山の方々との結び付きの場になるようにと願って名付けられた店名とのこと。厨房で孤軍奮闘、腕を揮われるのは日本料理の料理人を目指し京都の調理師専門学校に入学し勉学に励まれるも洛中で口にした『フレンチ』の味にすっかり魅了されてしまい和食の料理人からフレンチのシェフへと歩む道を変えられた『根市拓実』オーナーシェフ。サッカー日本代表の新しきエースと称される南野選手と同じ『拓実』の名の根市シェフは京都で2年、神戸で1年、札幌で2年とフレンチの店で研鑽を積まれた方です。アペリティフには『Larus Spumante Cuvée Brut』から料理は自家菜園の採れたて新鮮な野菜を使った『野菜のテリーヌ』からスタート。テリーヌはアイオイソースやビーツのピュレとともに味わいます。眼にも鮮やかで身体にも元気を与えてくれるアミューズ。オードブルは多皿構成で前半には『秋刀魚(サンマ)』と『里芋(サトイモ)』のパートブリック。香ばしく焼かれた秋刀魚のポワレとねっとりと舌に絡みつく里芋。後半には二戸の銘柄豚『折爪三元豚(オリヅメサンゲントン)佐助(サスケ)』のフィレ肉に『プルーン』、アンディーブのクリュに自家菜園産のシコレ。通称『佐助豚(サスケブタ)』と称される脂身の少ない豚フィレ肉と濃厚なプルーンの味の相性が抜群の一品。そしてスープは『バターナッツカボチャのポタージュ』、その名前同様にまるでバターやナッツのような濃厚な味のポタージュです。ポワソンには八戸産の『鰆(サワラ)のコンフィ』しっとりと仕上げられた鰆(サワラ)にスパイシーなトマトケッパーソースが良くマッチしています。そしてビィアンドには青森県産の『バルバリー鴨のロースト』。ロゼ色に火入れされたフランス鴨に王道のオレンヂソースとガストリックソースが更に鴨の味を引き立てていました。鴨(カモ)に添えられたガルニの自家菜園産の野菜もとても美味しいです。デセールには『フロマージュブラン』にバナナと洋梨とラム酒を効かせた『アイスクリーム』、カッフェにフィナンシェにて根市シェフのお任せコースはひと通りです。料理に合わせて供されたワインもソムリエを目指している根市オーナーシェフのペアリングワインにてマリアージュを楽しませていただきました。コース料理もワインの値段もとても良心的な設定ですが必ずや値段以上の費用対満足度が得られます。八戸の街中で『美味しいフレンチ』という選択肢であれば八戸のフレンチ業界の牽引役である『Gastro Sukegawa』さんか當店『Yui』さんで決まりかと。
8 Septembre 2018 déjeuner …『Yui』
『根市拓実』シェフが腕を揮われるカジュアルフレンチの『Yui』さん。とてもリーズナブルな値段設定でありながら、しっかりと手を掛けられた料理が愉しめるので最近お気に入りの一軒です。 當日のdéjeuner(ランチ)コースのメニューはアミューズにオードブル、スープにポワソンかヴィアンドの二者択一にデセールにカッフェ、フィナンシェの1,800yen~のカジュアルコースに更にカジュアルコースに皿が一皿が増えるビストロランチコース2,600yen~に前日までの要予約でいただくことの出来る『Chefお任せコース』3,400yen~という三種類のコース料理が用意されています。今回も事前予約の上、『Chefお任せコース』を戴きました。アペリティフには『DB Family Selection Sparkling Classic』を料理は自家菜園で収穫された新鮮な野菜の『季節の野菜のテリーヌ』でビーツ、菠薐草(ホウレンソウ)ムース、サフランマヨネーズのアクセントのアミューズの皿から。アンディーブ、紅芯大根、人参、オクラ、インゲン、パプリカ、ブロッコリーにカリフラワー、ズッキーニにヤングコーンにシイタケ等彩り豊かで野菜の自然な甘みと美味しさが際立っていました。オードブルは多皿構成で前半には八戸産『鯣烏賊(スルメイカ)』のファルシとトマト風味のクスクスのタブレ。皿の周囲にはパプリカのソースのアクセント。『鯣烏賊(スルメイカ)』の胴の部分にはパプリカ、ニンニク、ポワローに烏賊(イカ)の下足(ゲソ)にエンペラー(耳)が詰められたもので白ワインとの相性は最高です。後半には青森産『シャモロック』とシャモロックの『レバー』入りのガランティーヌにアプリコット、ポルト酒の飴色玉ねぎソース。スープは王道の『(potiron(カボチャ)』のポタージュ、ポワソンには八戸産の『鮃(ヒラメ)』のソテー ソース・ショロン。ヴィアンドにはフランス産の『豚スネ肉』のフレンチ風Teriyaki。表面はカリッと焼き上げ香ばしく皮はとろっととろけます骨周りの肉は柔らかくとてもジューシーで味わいがありました。デセールはナッツのアイスクリームにピスタチオのケーキにアプリコットのソース、コーヒー、フィナンシェにてひと通りです。京都で二年間、神戸で一年、札幌で二年間の研鑽を積まれた根市シェフの料理からは『京都フレンチ』や『神戸フレンチ』のエッセンスに『札幌フレンチ』のニュアンスを感じさせてくれます。クオリティの高い料理でありながら抜群のCPの高さと絶妙な間合いで供される料理でお腹も心も満たされること間違いナシ。カジュアルフレンチゆえグランメゾンのように肩肘張らずに気軽にフレンチを愉しむことの出来る佳店です。
14 juillet 2018 dîner …『Yui』
八戸七夕祭りの歩行者天国で人の往来が普段の週末の十数倍にも膨れ上がった八戸の中心街に店を構え『根市拓実』シェフが腕を揮われるカジュアルフレンチの店 No-Fu-Kitchin『Yui』さんにて。いつもであれば迷わずシェフお任せのコースをお願いするのが常ですが今回はアラカルトメニューの中より自分が食べたいと思った料理を選びコース仕立てにしていただくAs You Like Style。アミューズは根市シェフからの贈り物 ひとくちサイズのフレッシュの『フォアグラ』のテリーヌ。オードブルは八戸産の『真曹以(マゾイ)』のマリネに自家農園産のいろいろ野菜のマリネ、ブランドポークの折爪三元豚『佐助(サスケ)』の加熱ハムに『白レバー』ペーストに王道の『パテ・ド・カンパーニュ』を盛合せた軽めのオードブル。『パテ・ド・カンパーニュ』は美味しさを感じる厚みで供されました。昨今、店によっては美味しさと厚みの相関関係を全く無視したような異常に薄ぺらいものを供される店もありますが、やはりこの位の厚みがなければ美味しいとは感じられません。スープは冷製の『ヴィシソワーズ』、ポワソンは本日の魚種は台風と時化の影響で全く魚が入らず『真鱈(マダラ)』一択とのことでしたので今回はヴィアンドを二皿選び前半に『仔羊(コヒツジ)』のロースト。程無くして供された『仔羊(コヒツジ)』のローストはひと手間掛けられている分、美味しさが増幅していましたが皿の中にと或るカリスマシェフのワザが見え隠れ。後半にはメニューの中の『シャローレ牛』の文字に目が留まり『シャローレ牛』の『フレンチハンバーグ』をお願いしました。何故にハンバーグなの?とシェフに言葉を向けてみますと当初はシンプルにローストで提供されていたとのことでしたが脂質が5㌫以内とも言われるその肉質は余り受け入れてもらえずに結果的に挽き材⇨ハンバーグ。となってしまった模様。ソースはマデラソースを合わせ香草バターが添えられて登場したソレは肉ニクしい食感と赤身肉の味がしっかりと楽しめるものでした。デセールは『サミット』というアメリカンチェリー系の自家農園産のさくらんぼを使ったタルトとジェラート、そしてコーヒーにてひと通りです。 déjeuner(ランチ)でもdîner(ディナー)でも良心価格で費用対満足度の高い『Yui』さん。八戸中心街で洋食という選択肢となった場合にはイチオシしたい佳店です。
5 mai 2018 dîner …『Yui』
5月のG.Wの連休期間は帰省せずに八戸の街でゆっくり過ごせていただきました。二日目の夜は肩肘張らずにカジュアルな雰囲気の中でフレンチの料理をいただける『Yui』さんにて。アペリティフには泡を料理は自家菜園で収穫された採れたての野菜をそれぞれの素材ごとに蒸す、焼く、マリネする等を施したクリュディテのアミューズからオードブルのショードには『帆立貝柱』とグリーンアスパラガスのレムラードソース、フロウドには『兎』の肉と白葱を焼いたパンキッシュ、そしてスープは新玉ねぎとカリフラワーのポタージュ、ポワソンには『ヒラスズキ』のポワレ、ヴィアンドにはフランス産の『仔羊』の煮込みと蕪を使ったナヴァラン、仔羊のソーセージにアクセントのグリーンは蕪の茎のソース、デセールにはレモンのケーキにスパイスのアイスクリーム、コーヒーにフィナンシェのココナッツの焼菓子にてひと通りです。自家菜園の野菜が兎にも角にも美味し過ぎます。がこれだけ食べて呑んでも良心的な勘定で懐に優しいお店です。八戸の中心街でフレンチという選択肢であれば真っ先にオススメしたい一軒です。
14 avril 2018 déjeuner …『Yui』
Petit Déjeuner(モーニング)は『origo』さんで、そして déjeuner(ランチ) は『根市拓実』シェフが腕を揮われるカジュアルフレンチの農風Kitchen『Yui』さんヘ。ランチメニューは750yenととても手頃な値段のものから用意されていますが、やはり此処でのオススメは1,500yen~のビストロランチコース。1,800yenのAコースと2,600yenのBコース、更には前日までの予約で戴くことのできる3,400yenのCコースが用意されています。今回も事前予約の上、シェフお任せのCコースを戴きました。アペリティフにはLAMBRUSCO REGGIANOを所望、料理は自家菜園で収穫された新鮮な野菜を蒸してオリーブオイルと塩で味を調えた蒸し野菜にビーツのビネガーソースのアクセントを引いたアミューズの皿から。パプリカ、紅芯大根、人参、紫キャベツ、オクラ、インゲン、ブロッコリーにカリフラワー、山芋、マッシュルーム等彩り豊かで野菜の自然な甘みと美味しさが際立っていました。オードブルは多皿構成で前半には『桜鱒(サクラマス)』のミキュイ ショーフロア仕立。八戸産の桜鱒(サクラマス)を低温でしっとりと火入れしブルーテと卵黄とゼラチンでコーティングしたものにフィヨルドルビーとも称されるフランス産の『鱒(マス)の卵』の塩漬に山のキャビア『とんぶり』のトッピング、蓮芋(ハスイモ)にホワイトアスパラとグリーンアスパラの二種類のアスパラを使った春を感じるひと皿が前半に。後半には『鴨肉(カモニク)』とジャガイモのテリーヌ、パテ・ド・カンパーニュ、鶏のレバーペースト、鶏とグレープフルーツ、セロリとトマトのマリネと続きます。スープは『pois(エンドウマメ)』のポタージュ、ポワソンには八戸産の『真鱈(マダラ)』と『槍烏賊(ヤリイカ)』のボリート。ヴィアンドにはフランス産の『仔羊(コヒツジ)』のロティと紫芋とジャガイモの二種のニョッキ、デセールにはイチゴのミルフィーユ、コーヒーにてシェフお任せのCコースはひと通りです。京都で二年間、神戸で一年、札幌で二年間の修行を積まれた根市シェフの料理からは『京都フレンチ』のニュアンスのエッセンスを感じつつ抜群のCPの高さと絶妙な間合いで供される料理でお腹も心も満たされること間違いナシ。カジュアルフレンチゆえグランメゾンのように肩肘張らずに気軽にフレンチを愉しむことの出来る佳店です。
自家菜園産の野菜が美味しい…カジュアルフレンチ『Yui』
京都や神戸のフランス料理店で研鑽を積まれた『根市拓実』オーナーシェフが腕を揮われるカジュアルフレンチの『Yui』さん。開店時間早々 口開けの客として『八戸ブイヤベースコース』の料理に舌鼓。基本のコース内容を根市シェフの御厚意にて多少アレンジしていただきオードブルとデセールに二種類の味を楽しめる欲張りな変則的なコース料理を楽しませていただきました。料理は自家菜園にて栽培されている季節の焼野菜の盛合せから。アペリティフには甘めの『DB DE BORTOLI』のSparkling Brut にてスタート。続いて供されたオードブルは『鮟鱇(アンコウ)のテリーヌ』と『仔鹿と生胡椒のテリーヌ』の二種類の味比べ。前者は『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』や身をはじめとして鮟鱇の七つ道具を使い作られ周りをポロ葱で包まれたものでそれぞれの異なる食感と『肝(キモ)』の濃厚の味わいが楽しめ後者の仔鹿のテリーヌは赤身の部分をさっと焼いて鹿のフォンでマリネして造られたと思しきもので、しっとりとした口あたりで仔鹿の香りと旨味を満喫出来るものでした。そしてメイン料理の『八戸ブイヤベース』の皿の登場です。『トゲクリガニ』や甲殻類の旨味を強く感じるスープは濃厚で美味。味蕾の記憶を辿ると2017年に『Casa del Cibo』さんで供されたスープの味のニュアンスに近いものを感じましたが裏を返せば相当クオリティの高いスープに仕上げられていたということが出来ると思います。具材は『オール八戸産』の魚貝類に拘り使われており皮目をパリッと中をしっとりと仕上げられた『曹以(ソイ)』に旬の『真鱈(マダラ)』、『柳蛸(ヤナギダコ)』に『槍烏賊(ヤリイカ)』、『北寄貝(ホッキガイ)』に『姫貝(ヒメガイ)』と八戸の海の幸を堪能させていただきました。皿のエッヂには『マイユ』のアクセント。今年初めて口にした『八戸ブイヤベース』でしたが私感では2017年に他の参加店で供されたソレと比較してみますと間違いなく『ベスト5』以内は確実の味とクオリティの皿であり、ひょっとすると三本の指の中に入るのではと思わせる味に仕上げられておりました。八戸ブイヤベースのお約束の2度美味しいは濃厚な甲殻類のスープとともに味わう魚貝の『ラビオリ』。食後のデセールは『マロンのクレームブリュレ』パンデピスのアイス添えと『イチゴのスフレグラッセ』の二種類の味比べ。淹れたてのコーヒーにて八戸ブイヤベースコースはひと通り。前回の訪問で感じた費用対満足度の高さはそのまま維持されつつ供された料理の質の更なる向上に驚かされた次第。今年の『Yui』さんの八戸ブイヤベース ディナーコースの基本コースは2,800yen。と かなりのお値打ちです。きっと台風の目 的な存在の店となることでしょう。アペリティフの泡から料理に合わせて白のグラスワインとのマリアージュを楽しませていただきましたがかなりの満足感が得られました。
低料金ながら本格的なコース料理…『Yui』
今までなかなか伺う機会に恵まれなかったカジュアルフレンチの『Yui』さんへ初めて寄せていただきました。初めての訪問ゆえ勝手も良く分からずお手軽な『ビストロコース』なるものをオーダーしてみたのですが結論から先に申し上げますと費用対満足度の高さに驚かされた次第です。供された料理は菊菜、紅玉、ビーツのそれぞれのソースの上に並べられたオクラ、零余子、黒大根、紅芯大根、キャロット、ミニトマト、芽キャベツ等の野菜を味わいオードブルは八戸産の『鰯』のテリーヌと二戸産の『佐助豚』のパテ・ド・カンパーニュの味比べ。鰯とじゃがいものテリーヌは表面を軽くローストすることで香ばしく『トリュフヴィネグレット』が香味を添え豚のパテ・ド・カンパーニュは豚足や耳や色々な部位を使い作られた本格的なもので味も良く食感のアクセントもなかなかのもの。卵のディップも佳き役回りを演じてました。スープは南瓜のポタージュ、そしてメイン料理はフランス南西部の郷土料理の『カスレ』をシェフなりにアレンジしたものでヒヨコ豆と『田野畑鴨』コンフィに『十和田ガーリックポーク』のベーコンにソーセージのボリューミーなオーブン焼。デセールには温と冷の二種盛合せにコーヒーにフィナンシェ付で『2,800yen』というからかなりのお値打ち値段です。アペリティフの泡から料理に合わせて白、赤とグラスワインとのマリアージュを楽しませていただきましたが、かなりの満足感が得られました。もっと早く来るべき店だったのかもしれません。當店も今後、八戸遠征時に寄せていただく一軒に加えたいと思いますが八戸には行きたい店が有り過ぎるのが悩ましい。
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店名 |
移転
Yui(ユイ)
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ジャンル | 洋食、フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
八戸市役所から中心街の方向に歩いて2分。八戸線、本八戸駅から中心街の方向に歩いて5分。 本八戸駅から633m |
営業時間 |
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予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
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支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
38席 |
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個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ホームページ | |
公式アカウント | |
お店のPR |
YuI〜結い〜仲間、お客様、沢山の方々との結び付きの場になるようにと願って…
「農家の兄」と「コックの弟」がタッグを組んで営業中! 農風Kitchen YuIは、自家菜園にて丹精込めて育てた野菜をはじめ、地元南部の生産者さんが手掛けた素晴らしい素材を楽しめる、ちょっぴりシックでカジュアルなレストランです。シェフを務める弟の作る料理は、フレンチをベースとした本格西洋料理です。熱心な兄が育てた野菜と、心優しい弟が仕上げる、情熱あふれる一皿をご堪能ください。 |
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田野畑の『ロレオール』さんでDéjeunerをいただきましたが自分が頭の中で思い描いていた料理とは些か方向性が違ったコース料理に或る意味、戸惑いと衝撃を受けたのでありました。ということで再び進路を北に取り向かったのは先月11月10日~田向の新築の店舗へ移転され『Cuisine Française』を掲げられ新生『Yui]』さんとして営業を開始される前のカジュアルフレンチ『Yui』さんへと寄せていただきました。シェフとソムリエという二足の草鞋を履き孤軍奮闘されている根市拓実オーナーシェフが腕を揮われる『Yui』さん。中心街の沢山の思い出の詰まった店内で料理をいただけるのもこの日が最期。席はいつものChef's Tableに取らせていただきアペリティフには高畠ワイナリーの『Sparkling Chardonnay Brut』を料理はそば粉のガレットのベースにアボガドと八戸産の『秋鮭(アキシャケ)』のマリネと『いくら』の目にも美しいAmuser(アミューズ)からスタートです。続いて供された料理は八戸産『槍烏賊(ヤリイカ)』のソテーとクスクスと根市シェフの実家で作られた花ズッキーニやズッキーニ等、自家農園産の野菜のサラダと続きました。スープ代わりの料理には青森県産の高糖度のブランド玉蜀黍(トウモロコシ)『嶽(ダケ)きみ』のピューレに香ばしく焼かれた焼きトウモロコシと『フォワグラ』のソテーという贅沢な一品に舌鼓を打ちメインの魚料理のPoisson(ポワソン)には八戸では『ニベ』と呼称される皮目をパリッと皮の内側はしっとりと仕上げらた『イシモチ』のSauté(ソテー) Sauce Breton(ブルトンソース)にガルニには隠元(インゲン)のリゾットです。『イシモチ』は『平鱸(ヒラスズキ)』同様に身に適度な脂分がありとても美味しい魚です。そして肉料理のViand(ヴィアンド)には岩手県産のブランドポーク折爪三元豚 佐助(オリヅメサンゲントン サスケ)のスペアリブのポルト酒煮込み『Ragout de porc au vin rouge』です。ホロホロと崩れ口に運ぶとトロける良く煮込まれたスペアリブは柔らかくポルト酒のソースと一体となり奏でる旨味をじっくりと味わいDessert(デセール)にはバターナッツのバヴァロワ、CaféにEspresso、そしてロッシェココにて根市シェフのお任せコース料理はひと通りです。久しぶりに寄せていただいて感じたことは先ず自家製のパンがかなり美味しくなったということ。料理に合わせていただいたワインも勿論、根市シェフの手によるもので他店のソムリエとはひと味切り口が異なるワインとのマリアージュを愉しませていただきました。ChefとSommelierを兼務されている方は北日本のフレンチ界でも他に類を見ないのではないでしょうか?9月末にて當店舗での営業を終えられ11月10日より新店舗での新たなる舟出をされる八戸のフレンチ界の若きホープ根市拓実オーナーシェフの今後益々の活躍に期待をしております。