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休日のオトナの愉しみ八戸の藪でそば前とと重…『やぶ春』
前夜の『Casa del Cibo』さんでの真のリストランテ料理の興奮冷めやらぬ中、翌日の昼餉は『神田やぶそば』系譜の八戸『やぶ春』さんにて。日曜日のオトナの細やかな愉しみである、そば前はYEBISUビールと『蕎麦味噌(ソバミソ)』でスタートし菊正宗の上酒のぬる燗とともに『芝海老(シバエビ)のかき揚げ』。締めは『せいろ』とガングロ系の『海老天重(エビテンジュウ)』がセットの『やぶ春』さん1番人気の『と重』で昼からがっちりと食べホロ酔い気分の昼下がり。『江戸蕎麦御三家(エドソバゴサンケ)』と言いますと『室町砂場』さんに代表される『砂場(スナバ)』系譜に『並木藪蕎麦』さんや『かんだやぶそば』さんに代表される『藪(ヤブ)』系譜に『更科堀井』さんや『永坂更科』さんに代表される『更科(サラシナ)』系譜の三つの暖簾のことを言い現します。そして八戸での蕎麦の御三家と言いますと江戸蕎麦御三家の『かんだやぶそば』さんの流れを汲む『やぶ春』さんに『番丁庵』さんに『鶴よし』さんの三軒が人気を分け合っているように思われます。その三軒を食べ比べてみましたが自分の嗜好に最も合うのが『やぶ春』さんの『そば』であり『つゆ』であり『天ぷら』です。店内に飾られた『藪睦会』の木札やテーブルに置かれた緑色の『藪』のコースターからも『藪』系譜の店であることが判ります。今回いただいたのは『やぶ春』さんで人気を二分する大きな『芝海老(シバエビ)』のかき揚げと車海老(クルマエビ)の幼蝦の『才巻海老(サイマキエビ)』の天ぷらが二尾横たわたガングロ系の海老天重(エビテンジュウ)に『せいろそば』がついてくる『と重』をいただきました。程無くして配膳された『かき揚げ』には厚みが10㌢近くもある存在感抜群の『芝海老(シバエビ)』のかき揚げ。胡麻油(ゴマアブラ)の芳香が鼻腔を擽り食欲をそそります。芝海老のかき揚げはサクッとした揚げ加減で熟練の技が冴える美味しいものでした。『せいろそば』は細打ちで喉越しが良く歯を当てると蕎麦の風味が口中に広がります。つゆのりも良く、しっかり麺に絡みます。本家本元のキリッとした辛口のつゆと比べますと多少甘みが強めに感じますが藪系譜の流れを汲みつつ地域特性に合せた味ということでしょう。蕎麦を手繰り先端をちょっとだけ浸け豪快に啜り上げれば江戸の風情を感じられることと思います。そしてもう一方の『海老天重(エビテンジュウ)』は『才巻海老(サイマキエビ)』の天ぷら二尾と獅子唐(シシトウ)の素揚げ一本の潔さ。胡麻油で揚げられた後に藪系譜秘伝のかえしをしっかりと浸み込ませられた熱々の海老の天ぷら。ビジュアルは所謂、下町 浅草系のガングロ天重そのものです。高温で一気に揚げられた天ぷらは余熱で中の才巻海老の中にも火が通りプリッとした食感と香ばしい香りが食欲をそそる江戸前の天重です。汁の代わりに『せいろそば』で使ったそば猪口にそば湯を入れていただく辺りも何気に江戸の風情を感じます。そばも美味いし天重も美味。八戸の街中で蕎麦を手繰るなら八戸御三家の中では『やぶ春』さんが最もお気に入りです。
期間限定の冷やし天麩羅そば…『やぶ春』
『江戸蕎麦御三家(エドソバゴサンケ)』と言いますと『室町砂場』さんに代表される『砂場(スナバ)』系譜に『並木藪蕎麦』さんや『かんだやぶそば』さんに代表される『藪(ヤブ)』系譜に『更科堀井』さんや『永坂更科』さんに代表される『更科(サラシナ)』系譜の三つの暖簾のことを言い現します。そして八戸での蕎麦の御三家と言いますと江戸蕎麦御三家の『かんだやぶそば』さんの流れを汲まれる『やぶ春』さんヘ久しぶりに再訪させていただきました。『やぶ春』さんと言いますと『芝海老かき揚げの天せいろう』と『海老天重』と『もりそば』が供される『と重』の二品が人気の店であり自分自身も良く其のいずれかをいただくことが多いのですが今回は八戸のタウン情報誌『季刊はちのへChusingura well』とのコラボ企画メニューで期間限定で供されている『冷やし天麩羅そば』をいただきました。程無くして揚げたて熱々の巻海老サイズの『車海老(クルマ)の天ぷら』が二尾とぶっかけStyleの冷かけそばが席に運ばれてきました。冷かけそばには、たっぷりの胡麻(ゴマ)と彩り添えの鞘豌豆(サヤエンドウ)に香り付けの酢橘(スダチ)という構成です。別皿で供された『車海老(クルマ)の天ぷら』をぶっかけそばの上に移し、いざ実食です。良く冷えた、そばつゆは酢橘(スダチ)の酸味が程良く効いており口元に涼を運んでくれます。しっかりと冷水で締められたそばは歯応えも喉越しも良し。後は一心不乱にそばを手繰り途中で海老の天ぷらを口に運びつゆで流すを数度繰り返し完食完飲です。
江戸蕎麦御三家の一角の藪直系の店…『やぶ春』
現代にも続く『江戸蕎麦御三家(エドソバゴサンケ)』と言いますと『室町砂場』さんに代表される『砂場(スナバ)』系譜に『並木藪蕎麦』さんや『かんだやぶそば』さんに代表される『藪(ヤブ)』系譜に『更科堀井』さんや『永坂更科』さんに代表される『更科(サラシナ)』系譜の三つの暖簾のことを言い現します。そして八戸での蕎麦の御三家と言いますと江戸蕎麦御三家の『かんだやぶそば』さんの流れを汲む『やぶ春』さんに移転リニューアルされた『番丁庵』さんに『鶴よし』さんの三軒が人気を分け合っているように思われます。その三軒を食べ比べてみましたが自分の嗜好に最も合うのが『やぶ春』さんの『そば』であり『つゆ』であり『天ぷら』でした。久しぶりに『やぶ春』さんへ再訪させていただきました。店内に飾られた『藪睦会』の木札や店内の壁面に貼られた『藪』100周年のポスターからも『藪』系譜の店であることが判ります。今回いただいたのは『やぶ春』さんで人気を二分する大きな『芝海老(シバエビ)』のかき揚げが付く『天せいろうかき揚げ』と『才巻海老(サイマキエビ)』の天ぷらが二尾横たわたガングロ系の海老天重(エビテンジュウ)に『せいろそば』がついてくる『と重』をいただきました。程無くして配膳された『天せいろうかき揚げ』には厚みが10㌢近くもある存在感抜群の『芝海老(シバエビ)』のかき揚げと『せいろそば』というもので胡麻油(ゴマアブラ)の芳香が鼻腔を擽り食欲をそそります。芝海老のかき揚げはサクッとした揚げ加減で熟練の技が冴える美味しいものでした。『せいろそば』は細打ちで喉越しが良く歯を当てると蕎麦の風味が口中に広がります。つゆのりも良く、しっかり麺に絡みます。本家本元のキリッとした辛口のつゆと比べますと多少甘みが強めに感じますが藪系譜の流れを汲みつつ地域特性に合せた味ということでしょう。蕎麦を手繰り先端をちょっとだけ浸け豪快に啜り上げれば江戸の風情を感じられることと思います。そしてもう一方の『と重』は『せいろそば』1枚と『海老天重』で先ずは『せいろそば』が供され、そばが食べ終わる絶妙な頃合いで天重が供されました。『せいろそば』は前述した通りの味わいで後出しで供された『海老天重』は『才巻海老(サイマキエビ)』の天ぷら二尾と獅子唐(シシトウ)の素揚げ一本の潔さ。胡麻油で揚げられた後に藪系譜秘伝のかえしをしっかりと浸み込ませられた熱々の海老の天ぷら。ビジュアルは所謂、下町 浅草系のガングロ天重そのものです。高温で一気に揚げられた天ぷらは余熱で中の才巻海老の中にも火が通りプリッとした食感と香ばしい香りが食欲をそそる江戸前の天重です。汁の代わりに『せいろそば』で使ったそば猪口にそば湯を入れていただく辺りも何気に江戸の風情を感じます。そばも美味いし天重も美味。八戸の街中で蕎麦を手繰るなら八戸御三家の中では『やぶ春』さんが最もお気に入りです。
かんだやぶそばの流れを汲む江戸前の味…『やぶ春』
八戸の中心街で『そば』を手繰るとなりますと以前ならば當店『やぶ春』さんか最近、店舗を移転をされた『番丁庵』さんの二軒が人気を二分しておりましたが現在では前述の二軒に『鶴よし』さんが加わりがっぷり三つ巴の様相です。その三つ巴の中で個人的嗜好に近いものを供していただけるのが當店『やぶ春』さんです。店内に置かれた『藪睦会』の木札からも判る通り店主は『かんだやぶそば』で研鑽を積まれ独立開業された方であることは容易に窺い知ることが出来ると思います。江戸時代に出来たと言われる『藪』、『更級』、『砂場』からなる蕎麦屋の御三家。江戸の人々は店を屋号で呼ぶのとは別に愛称で呼ぶことを好まれていたようで藪の中にあった店の蕎麦が美味しいという評判から愛称で『藪』と呼ばれるようになったんだとか?確かに『藪蕎麦』というと美味しい蕎麦屋というイメージが出来上がっているのも事実。現在の『藪蕎麦』といいますと『かんだやぶそば』さんが多くの『藪蕎麦』の本家となっていることは周知の事実かと。さて、今回いただいたのは『お昼のおつとめ書』の中にある『と重』1,850yenというもの。その内容は『せいろそば』1枚と『天重』で先ずは『せいろそば』が供され、そばが食べ終わる絶妙な頃合いで天重が供されます。『せいろそば』細切りで喉越しが良く歯を当てると蕎麦の風味が広がります。そばを受け止める『つゆ』は本家のキリッとした辛口のつゆと比べますと地域柄、甘みが強いように感じますが前述した八戸の街場の三つ巴の中では當店の味が自分の嗜好に最も近い味のように感じます。そして後出しで供される『天重』は『車海老』の天ぷら二尾と獅子唐の素揚げ一本の潔さ。胡麻油で揚げられた後に濃い醤油のつゆをしっかりと浸み込ませた熱々の海老の天ぷら。ビジュアルは所謂、浅草系の『ガングロ天重』。高温で一気に揚げられた天ぷらは余熱で中の車海老にも火が通りプリッとした食感と香ばしい香りが食欲をそそる江戸前の天重。汁の代わりに『せいろそば』で使ったそば猪口にそば湯を入れていただく辺りも何気に江戸の風情を感じます。そばも美味いし天重も美味。八戸の街中で蕎麦を手繰るなら自分的には此処が最もお気に入りです。
かんだやぶそば仕込の粋な味 … 『やぶ春』。
八月のと或る日曜日の昼下がり無性に『芝海老のかき揚げ』が食べたくなり八戸を代表する蕎麦の銘店『やぶ春』さんへ久しぶりに寄せて戴きました。注文は『天せいろ』ですが店主にお願いし『芝海老のかき揚げ』だけを先出しにしてもらい常温の上酒と『そば味噌』にて蕎麦前の大人の愉しみを楽しんだ後に後出しにて『せいろ』を供していただきました。『芝海老のかき揚げ』は厚みが10㌢近いもので存在感充分。胡麻油の芳香が鼻腔をくすぐり食欲をそそります。サクッとした食感に揚げられたかき揚げは安定的な美味しさでしたが『そばみそ』の味もなかなかのものでした。後出ししていただいた『せいろ』は細打ちで喉越しが良く歯を当てると蕎麦の風味が口中に広がります。つゆのりも良く、しっかり麺に絡みます。本家本元のキリッとした辛口のつゆと比べますと多少甘みが強めに感じますが藪系譜の流れを汲みつつ地域特性に合せた味ということでしょう。蕎麦を手繰り先端をちょっとだけ浸け豪快に啜り上げれば江戸の風情を感じられることと思います。
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2009/06のレビュー
北東北の岩手、秋田、青森の三県を見比べてみますと『そばや』さんの質が最も高い県が青森県であり残念ながら手打ちそばの店が殆ど存在しない県が岩手県、その中間が秋田県だと個人的に感じています。青森県の『そばや』さんのレベルの高さは弘前市の『高砂』さんや『一閑人』さん、青森市の『しもばしら』さんや『青森鞍馬』さん、『会心』さん、八戸市の『番丁庵』さんや當店『やぶ春』さん等、美味しい蕎麦を手繰らせてくれる店が数多くあるからも知ることができると思います。秋田県には『砂場』系の『若竹』さんという大好きな店が一軒あり定期的に伺うことがあるけれど全体的には、やはり青森県に分があると思いますし岩手県に至っては質より量を重視する『わんこそば』の店に観光客の人気が集中するため志の高い店が少ないのが寂しい限りです。『新そば』の時期にも當店には寄せて戴いておりますが約一年ぶりにレビューを更新させて戴まきます。今回は久しぶりの再訪でもあり『芝海老』の『かき揚げせいろ』と『鴨せいろ』の二品をガッツリ食べ込んできました。相変わらず人気の店で店内は多くの客で賑わっており店主と奥様の二人で捌ききれる人数ではなく少しオーバーワーク気味に感じた所為もあってか供された『芝海老のかき揚げ』は見た目はまずまずでしたが中心部への余熱の伝わり方がイマイチのものであったことが些か残念でした。
『鴨せいろ』の『鴨汁』は甘辛のバランスがとれた汁と鴨肉の旨みと脂が加わり藪系らしいキレのある汁に仕上がっており、こちらに関しては何一つ不足を感じることはありませんでした。そして二八のせいろの蕎麦の出来は安定しており美味しく戴くことができました。八戸で蕎麦となった場合には、やはり當店の『せいろそば』が一番口に合うように思います。食後の甘味の『ぜんざい』が振舞われることも何気にうれしいサーヴィスかと。
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2008/08のレビュー
『かんだやぶそば』さんを筆頭に『並木藪蕎麦』さんや『池之端藪蕎麦』さんの『藪蕎麦 御三家』の他に『上野藪そば』さんや人形町や虎ノ門など都内には数多の藪系の蕎麦屋さんがそれぞれの町に店を構えられています。千葉、埼玉、神奈川と東京に隣接する関東一円にも広く『藪直系』のそば屋がありますが関東以北で『藪』の暖簾と看板を掲げる店はあちらこちらに数多ありますが御江戸直系の『藪』の店となりますと八戸市にある當店『やぶ春』さん一軒しかないように思います。當店は『お江戸直系』のそば屋さんだけで作られている『藪睦会』の正会員店にも名を連ねられている店でもあり八戸を訪れた際に久しぶりに暖簾をくぐらせて戴きました。店主は『藪蕎麦の総本家』といわれる淡路町の『かんだやぶそば』にて蕎麦打ちの修行を積まれてきた方なそうです。先ずは『お昼のおつとめ書』と書かれた昼限定のセットメニューから『蕎天茶』という『せいろそば』と『芝海老の天茶』のセットメニューから。『せいろそば』は『かんだやぶそば』仕込みの紛れも無い江戸風の藪蕎麦でした。夏場でそば屋さんにとっては最もキツイ時期ですが蕎麦粉の風味もしっかりと感じられるものでコシも充分にあり喉越もいたって良好なそば。『つゆ』は『藪』特有の辛口傾向のつゆではありましたが東北向けに辛さを抑えた味にアレンジされているように感じられましたが『山葵』は當然のことながら『本わさび』が使われていましたが東北の地では粉わさびを練ったと一目瞭然の若草色をしたものや混ぜ物入りの山葵を供する店があるので念のために記させて戴いた次第。『芝海老の天茶』には『芝海老』の天ぷらが八尾程使われ出汁汁代わりに『そばのかえし』が使われていました。『芝海老』の天ぷらは厚過ぎず薄過ぎない程良い衣を纏わされ胡麻油が香る美味なるものであり茶漬のごはんは、ふた口、みくち程で食べきれる程の分量で品が良い。海苔と三つ葉と胡麻とともにサラサラと胃の中に収まって行くなかなか美味なる一品でした。『せいろそば』と『天茶』を食べ終えた頃合を見計らって『葛きりぜんざい』とそば湯が席に運ばれてきました。この『ぜんざい』は甘み控えめで、ひとくちで食べきれる量のもので『お昼のおつとめ書』の品を注文するとデフォルトで食後に無料で供される甘味です。次に今回戴いた『天せいろう』。せいろそば一枚に『海老の天ぷら』が二尾付いてきます。『海老の天ぷら』は胡麻油の風味が香る天ぷらであり衣の花が咲いた天ぷらは衣がやや多めに感じるものの揚げ具合は上々でカラッと揚げられており『天つゆ』と『そばつゆ』はきちんと二つに分けられ供されました。地方のそば屋さんでは『天つゆ』と『そばつゆ』が共用となる店が意外に多いものですが當店では、きちんと分けられており好ましい限り。余談ですが八戸市内の地元百貨店で定期的に行われている『東京下町の味』という催事の催しに出店する『上野藪そば』のメンバーが當店の場所を借りて仕込みをされているのだと伺ったことがありますが、そんなところでも『藪直系』の店であることを窺い知ることが出来るのではないでしょうか。東北の地で江戸の『藪そば』の風味と風情を感じられる数少ない一軒だと思います。
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店名 |
閉店
やぶ春
|
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ジャンル | そば |
住所 | |
交通手段 |
本八戸駅から284m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
24席 (4人座敷3つ、4人テーブル3つ) |
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個室 |
無 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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八戸遠征二日目のランチは『かんだやぶそば』さん系譜の『やぶ春』さんにて。『せいろそば』と『海老天重(エビテンジュウ)』の一番人気の『と重』セットをいただきました。休日のそば屋さんでの大人の楽しみのひとつである『そば前』にはYEBISUビールと『蕎麦味噌(ソバミソ)』でゆるゆるとグラスを傾けた後、せいろそばそして久しぶりに口にした浅草系のガングロ天重(テンジュウ)を美味しくいただきました。『藪(ヤブ)蕎麦(ソバ)』と申しますと『かんだやぶそば』さんを筆頭に『並木藪蕎麦』さんや『池之端藪蕎麦』さんの『藪蕎麦 御三家』の他に『上野藪そば』さんや人形町や虎ノ門など都内には数多の藪系の蕎麦屋さんがそれぞれの町に店を構えられています。千葉、埼玉、神奈川と東京に隣接する関東一円にも広く『藪(ヤブ)直系』のそば屋さんがありますが関東以北で『藪(ヤブ)』の暖簾(ノレン)と看板(カンバン)を掲げる店はあちらこちらに数多ありますが御江戸直系の『藪(ヤブ)』系の店となりますと八戸市にある當店『やぶ春』さん一軒しかないように思います。當店は『お江戸直系』のそば屋さんだけで作られている『藪睦会』の正会員店にも名を連ねられている店でもあります。當店の店主は『藪蕎麦(ヤブソバ)の総本家』といわれる淡路町の『かんだやぶそば』にて蕎麦打ちの修行を研鑽された方なそうです。『お昼のおつとめ書』の中にある『と重』2,000yenというもの。その内容は『せいろそば』1枚と『海老天重(エビテンジュウ)』で先ずは『せいろそば』が供され、そばが食べ終わる絶妙な頃合いで海老天重(エビテンジュウ)が供されました。『せいろそば』細切りで喉越しが良く歯を当てると新蕎麦(シンソバ)の風味が広がります。そばを受け止める『つゆ』は本家のキリッとした辛口のつゆと比べますと地域柄、甘みが強いように感じます。そして後出しで供される『海老天重(エビテンジュウ)』は『車海老(クルマエビ)』の幼蝦の『才巻(サイマキ)』の天ぷら二尾と獅子唐(シシトウ)の素揚げ一本の潔さ。胡麻油(ゴマアブラ)で揚げられた後に濃い醤油のつゆをしっかりと浸み込ませた熱々の海老(エビ)の天ぷら。ビジュアルは所謂、浅草系の『ガングロ天重(テンジュウ)』。高温で一気に揚げられた天ぷらは余熱で中の才巻(サイマキ)にも火が通りプリッとした食感と香ばしい香りが食欲をそそる江戸前の天重(テンジュウ)。汁の代わりに『せいろそば』で使ったそば猪口にそば湯を入れていただく辺りも何気に江戸の風情を感じます。そばも美味いし天重も美味。八戸の街中で蕎麦を手繰るなら自分的には此処が最もお気に入りです。