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ラスベガスの「フラミンゴホテル」にある楽しいステーキレストラン
私はクラッシックホテルが好きだ。
でも、おそらくそれは古い建築美に誘われているのではなく、そのホテルの持つ歴史が好きなのだと思う。
例えば、シンガポールなら「ラッフルズ」、マカオなら「リスボア」、ホーチミンなら「マジェスティック」などのように、その街と共に歩み続けてきたホテルに泊りたがる傾向がある。
ただ、こういったホテルは古い映画などに登場することが多いので、ひょっとしたら単なるミーハーなだけなのかもしれない。
という事で、私は過去2度のラスベガス訪問時と同じく今回も「フラミンゴ」に宿泊した。
「フラミンゴ」は、カジノなどの娯楽施設やレストラン、宿泊施設を備えた、まだラスベガスが砂漠だった頃にできた初めての大規模ホテル。
その成り立ちは、やはり映画「バグジー」などで描かれている。
3500以上の客室といつもイベントをやっている巨大なプールと庭にはフラミンゴたちが戯れ、館内にはスパやシアター、フードコート、カジノがある。
"Always open. Everyone welcome"
バグジーが目指した老若男女が楽しめるホテルである。
しかも、パイオニアだけあってとにかく場所が良い。
まさにラスベガスの中心地だ。
古いとか冷蔵庫が無いとかいろいろという人もいるが、ラスベガスなんて2万円も出せばスイートに泊れる。
このホテルなら1万円ちょっとでロイヤルスイートだ。
しかも、これぐらいの規模のホテルなら年がら年中部分改装している。
冷蔵庫はアメリカやカナダには無いホテルも多いが、その場合は各フロアに製氷機がある(確か『フラミンゴ』には各フロアに1か所の巨大製氷機と3か所以上小型製氷機があるはず)し、頼めば1泊1000円ぐらいで借りられる。
要は旅行代理店まかせで3000円の部屋を予約させられ、改装前の部屋を宛がわれても文句を言わず、製氷機の存在や冷蔵庫が借りられることも知らない人がいろいろと文句を言っているのだろう。
こんなに安くて快適なスイートルームは他の大都市では有り得ないのにね。
ちなみに、ラスベガスのレストランは逆に階級社会そのもの。
上級のレストランはバカ高い上に予約が取れない。
但し、中には日本ならだれからも相手にされないレベルの日本料理店が、べらぼうな料金を取って予約困難なんて言われているから、そのレベルは知る由もない。
実際、「フラミンゴ」の地下にあった高くて美味しくない?和食店も最近潰れた。
その点アメリカのステーキレストランは、量さえ間違えなければそれなりに美味しい。
中でも、ここ「フラミンゴ」の「センターカット」は、独立系のステーキハウス(ドバイのリッツカールトンに同名の店があったが・・・)として、現地の取引先や料理関係者の評価も高い。
この店の売りは「熟成肉」。
しかも45日間ドライ熟成の肉を出すラスベガス唯一の店だ。
我々もラスベガスに行くたびにここを訪れている。
この日は「小エビのカクテル」「シーザーサラダ」に続いて「45日間熟成骨付きリブアイステーキ18オンス(500g超)」2つを4人でシェアしていただいた。
元々柔らかな肉質の部分のため熟成は不要なのではと思ったが、旨味だけが凝縮されておりとても美味しかった。
実は、5年前の同時期にラスベガスに来た時、次の行き先だったニューオリンズがハリケーン「アイザック」で大変な事になっており、空港が閉鎖されたために、ラスベガスでさらに2日間足止めを喰らったことがある。
その時に役に立ったのはこのレストラン。
この店は、夕方5時から7時までと9時から10時のハッピーアワーで提供される「酔っ払いムール貝(ビール蒸し)」(なんと9ドル)や「ダーティースパイスフライ(牛肉とフライドポテトとハラペーニャのホワイトソース掛け目玉焼き乗せ)」(7ドル)はとても美味しく、一杯5ドルのビールやワインやカクテルとともにとてもリーズナブルな夕食にしてしまうことが可能だった。
本格的で面白いレストラン。
ラスベガスにぴったりのレストランだと思うのは私だけでしょうか。
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グールマン
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店名 |
CENTER CUT STEAKHOUSE
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ジャンル | ステーキ |
予約・ お問い合わせ |
(+1) 7027848821 |
予約可否 | |
住所 |
アメリカ3555 Las Vegas Boulevard South, Las Vegas, NV 89109 |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
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利用シーン |
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ホームページ |
https://www.caesars.com/flamingo-las-vegas/restaurants/center-cut-steakhouse#.Wfa6lGcUncs |
初投稿者 |
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私にとって、もはやアメリカに来たらここでステーキを食べなければ気が済まないというほど病みつきになってしまった「CENTER CUT STEAKHOUSE」。
ここが全米一などというつもりは毛頭ないが、ラスベガスの他にロスやニューヨークで数店廻った中では圧倒的にここが気に入っている。
この店は、ラスベガスで最初のホテルにして私の定宿「フラミンゴホテル」の中にある。
"Always open. Everyone welcome"
このホテルの建設に最初に着手したベン・シーゲル(通称:バグジー)という一人のギャングが描いたはかない夢は、現在も3500室の客室と、多くのフラミンゴがいるホテルの庭、巨大なプール、シアター、フードコート、スパ、カジノなどの老若男女が楽しめるホテルとしてラスベガスの中心地として生き続けている。
当初は「ギャンブルの街」「ギャングの街」というイメージだったラスベガスという街も、紆余曲折を経て、今では治安が良く「世界一のエンタテイメントの街」として、バグジーの目指した誰もがいつでも楽しめる一大リゾートとなっている。
実際、メインストリートは歩くだけでいくつものショーを見たような気分になれるほど楽しいアトラクションで溢れている。
そんな街に私たちは仕事で来ている(笑)
さて「CENTER CUT STEAKHOUSE 」。
初日の夜は地元の協力会社との会食のためレストランとしての利用。
この店はラスベガスで唯一の「45日間ドライ熟成肉」を出す店だ。
45日熟成の骨付きのリブアイステーキは、熟成によって元々柔らかな肉質の部分の旨味だけが凝縮されているので、絶対にレアで食べるのがおススメ。
「肉ってこんなに旨味があるの?」と驚くこと請け合いだ。
3日目の夜は、道路の反対側にあるホテル「ベラージオ」で、シルク・ド・ソレイユの「O」を観に行くことになっていたため、その前に再びこの店のバーコーナーで「ハッピーアワー」のメニューを楽しんだ。
この店のハッピーアワーは「知る人ぞ知る」人気のシステム。
現在のシステムは、夕方5時から7時までは飲み物各種(10種類程度・カクテルあり)と数種類のおつまみ料理が全て7ドル均一になる。
ステーキレストランとしてよりもこちらの方が有名かもしれない。
前回食べて気に入った「ムール貝」とともに今回は「ビーフスライダー」を注文。
「ビーフスライダー」とはわかりやすく言えばミニハンバーガーのこと。
ここのスライダーは映画「バグジー」の公開以来、別名「バグジーバーガー」と呼ばれ人々に親しまれている。
とりあえず小腹を満たして観劇に行く。
ここのハッピーアワーは手軽にいろいろ選べて美味しくて楽しい。
また今回も入り浸ってしまった。