八兵衛
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店舗基本情報
| 店名 |
八兵衛（はちべえ）
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン |
| お問い合わせ |
0182-32-5587 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
横手駅から253m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
30席 （カウンター×4席 5名掛けテーブル×4席 6名掛け小上がりテーブル×1席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 約15台 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| オープン日 |
2018年4月24日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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20数年昔、横手駅前から歩いてまもなくの場所に「横手工業高校」があり、そこから道を挟んでちょっと離れたところに、「サンQラーメン」というラーメン屋さんがありました。「香娘麺」（シャンコメン）という、聞いたことのないラーメンを出すお店。林家木久蔵（現・林家木久扇）の「全国ラーメン党」のポスターが店内に貼ってありました。カウンター席はあったのかなかったのか、今となっては思い出せませんが、円卓が数個あり、当然のように他のお客さんと相席でラーメンを食べた記憶があります。
「香娘麺」は、確か平たい感じの角麺に縮れが入ったものだったような気がします。店の親父さんが「ハイ！醤油香娘！」と甲高いしゃがれ声で注文を復唱していたのを覚えています。
それから時は流れ、「サンQラーメン」はいつの間にか閉店し、横手工業高校は中高一貫の学校として改名し別の場所へ。町の風景の移り変わりとともに、ラーメン屋さんの記憶も薄れてしまっていました。
香娘麺についてネットで検索すると、「昭和30年代、横浜の麺機屋が作り販売し、関東・東海地方に「香娘麺グループ」ができた。多加水で練り上げた生地を熟成させること、麺体を圧延する過程で左右から力を加えることによる、手揉み風の麺線が特徴。手揉み風のちぢれは、スープとの絡み、食感の向上、茹で時間の短縮、茹で伸びのおさえなど、様々な効果をもたらす」との情報がありました。
長々と思い出話やら何やら、要らん情報ですね(^^;) こちら「八兵衛」さんは2018年に開店された、まだまだ新しいお店。「サンQラーメン」との関係はないようです。なぜかキッズが突然「クニュクニュしたラーメンが食べたい」と訴え、それなら…と情報だけ得ていたこちらのお店に初訪問です。
駐車場は、店の規模からすれば十分だと思いますが、けっこう埋まっています。入り口のシンプルな券売機で、「香娘麺」￥650をぽちり。醤油味、香娘麺or細麺のみの潔いラインアップです。店内はほぼ満席、着丼までけっこう時間が掛かりました。卓上調味料は白胡椒、黒胡椒、一味とシンプルです。
ノスラー的な、シンプルな丼容。澄んだ醤油スープに鶏チャーシュー、メンマ、ネギ。まずはレンゲで一口…。うん、しょっぱすぎず薄すぎず、出汁感もちょうどいい（鶏出汁って、強すぎると個人的にはちょっと苦手）。永遠に飲んでいられるタイプです（笑）ついついこってり感を求めてしまうワタシにも、十分に魅力的。この味わいを邪魔しないよう、胡椒は少なめに。
さあ、いよいよ香娘麺！ 記憶の中の麺よりずっと縮れは少ない感じ（ケンちゃんラーメン的な麺をイメージしていました）。でもしっかりスープを持ち上げてくれ、食べ応えもちゃんとありました。うんうんイケる！ 麺とともに鶏チャーシュー、それほど量はありませんでしたが、味が沁みていて十分美味しい！
あっという間にｋｋしてしまいました。シンプルなラーメンでここまで満足できたのはうれしいな(^^) それにしても、20数年昔に食べた麺と再会して、しかもそれを20数年後のこの日、キッズと一緒に食べるという…。なんだかノスタルジーにとらわれてしまい、こんな長文になってしまいました。