無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
0185-54-8611
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
みんみん(♂)さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
やま久
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
0185-54-8611 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
能代駅から824m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
秋田の郷土料理「くじらかやき」です。
鯨の脂身を塩漬けにした、いわゆる「塩鯨」を短冊状に切り、同じく短冊状に切った茄子と一緒に味噌で煮込んだもの。
鯨の脂身から出る濃厚なうま味のあるだしが茄子に吸い込まれ、また味噌との調和もすばらしくとてもおいしく食べられました。秋田の夏の料理だそうです。
かやき、の名は「貝焼き」から来たとのこと。貝殻の上に具を乗せて火にかけて作る小さな鍋ものだったことからその名がきているそうです。
この「くじらかやき」に似た料理は、東北から北陸にかけて存在します。いずれも夏の料理。塩鯨に茄子か冬瓜がマストアイテムで、保存のきく塩鯨でスタミナをつけ、夏の農作業を乗り切ろうというものです。(北海道の鯨汁とは別メニュー)
保存がきき、栄養たっぷりでいいだしが出る塩鯨は、日本海側の人々にとって重宝な存在だったのでしょう。
この店のある能代市には、五能線に乗るためにやってきました。
能代線は、北上山地の外周にある手つかずの海岸線を走るローカル線。
その美しい風景を一度見たくてやってきたのです。「リゾートしらかみ」のボックス席を独り占めして見る景色は、予想以上に美しく、わざわざ来た甲斐がありました。
さて、「くじらかやき」または「鯨汁」の素材である塩鯨はどこから来るのか。
日本海側には現在、捕鯨基地はありません。
秋田のスーパーで見つけた塩鯨には【千葉産】と書いてありました。
千葉・房総半島の捕鯨基地・和田で水揚げされたものがわざわざ秋田まで運ばれてきているのです。
千葉では、鯨肉と言えばタレに漬け込んで干したいわゆるジャーキーである「たれ」か、あとは竜田揚げやステーキなど、消費するのは赤身だけ。脂身は見向きもされなません。
脂身はすべて東北や九州に送るんですと以前、捕鯨会社の社長に話を聞いてはいましたがまさか本当に秋田で、その脂身に出会えるとは思いませんでした。
秋田の料理といえば、きりたんぽやババヘラアイスはすでに有名になってしまいましたが、そのほかもなかなかユニーク。
能代だと「豚なんこつ」の唐揚げが有名だとか。
昭和40年代に、市内の精肉店が本来なら捨てる豚バラの軟骨を包丁で砕いて提供したのが始まりだそうで、実際に食べてみるとコリコリとした食感が楽しく、ビールのつまみとして最適です。
またこれは東北全般に言えるのですが、納豆が大好き。
この店でも納豆メニューがたくさんあるなかで選んだ「桧山納豆二色揚げ」は、昔ながらの藁で包んだ納豆を海苔と紫蘇でくるんで揚げたもの。パリッとした外側にしっとりした納豆のバランスが良く、おいしく食べられました。
四十七都道府県のなかで最後に残っていた秋田県は、噂通りに美人が多く、温泉もたくさんあっていいところでした。
またぜひ行きたいと思います。
みなさんもぜひ。
この文章は【東京とっておき!!】からのものです。
もっとたくさんの写真がご覧になりたいかたは下のリンクへどうぞ。
「やま久」(秋田能代・郷土料理)
https://tabelog.com/akita/A0503/A050301/5002549/