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お祝いで1人税込5,500円の折り詰めをお願いしました。まさに一流割烹の味、持ち帰って家庭で味わえるのは幸福そのものです。献立は以下の通り。
○皮目を炙った鱧と白瓜雷干し煎り酒浸し
○花ズッキーニ障泥烏賊射込み揚げ
○エボ鯛幽庵焼き
○鱒の助漬け蕪巻き柚子胡椒
○黒バイ貝旨煮
○車海老艶煮
○袱紗焼き
○飯蛸旨煮
○枝豆塩茹で
○酢取り茗荷
○青梅蜜煮
○自家製唐墨
旬の鱧を折り詰めで頂けるとは有難い。ズッキーニの射込み揚げは大変手の込んだ一品。袱紗焼きはいわば和製キッシュ、フワフワな食感が見事。自家製唐墨はネットリしたコク深い味わい。他の品々も素晴らしかったです。皆さん是非d=(^o^)=b
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持帰り以外では1年半ぶりの再訪です。今回も旨い品々のオンパレードでしたが、特に旬のフグを頂けたのが、(私にとっては)嬉しい誤算でした。フグ料理は知識としては知っていても、そこまで食べたいとは思わなかったのですが、こちらで満喫するとその凄さに唸らされます。時間が経っても味覚が思い出されるお店というのは少ないものです。今回はかなり疲れた状態で伺ったにも関わらず通常ペースで呑み、酔いが凄く回ってしまいましたが(@_@)、素晴らしい食体験を重ねられて良かったですd=(^o^)=b
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御飯ナシの持ち帰りをお願いしてみました。①フグ白子ポン酢 ②茄子と蛸の煮物 ③サザエ ④コハダの砧(きぬた)巻・黄身酢添え ⑤袱紗(ふくさ)焼~芝海老・椎茸・人参・三葉入り、枝豆 ⑥ローストビーフ、焼きナスと有馬山椒のソース ⑦イワシのナメロウフライ ⑧目鯛焼き
去年からいろいろなお店のテイクアウトを頂きましたが、こちらのは別格、本当に質の高い品々だと思います。フグ白子はパンパンに張って、口中にクリーミーなコクが広がります。蛸は柔らかく煮込まれ、茄子との相性抜群。サザエは小振りなのに旨味が凝縮。コハダと桂剥きとの食感コラボ、黄身酢が引き立たせる。袱紗焼はキッシュにそっくり、アッサリしていながらも具材が存在感。ローストビーフは絶品!茄子のソースとは意外、山椒で引き締める。ナメロウのフライは初体験、酒が進む。目鯛もおそらく初めて、ふっくら仕上がっている。1年ぶりの贅沢な時間を、自宅で堪能しました( *´艸`)
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家族3名で伺いました。今回はいつも以上に「旬」を満喫出来ました。以下は細かな記録です。
①由利本荘市の「重兵衛トマト」という、甘くて美味しいトマト。6月が旬との事。鮑は男鹿で揚がったもので、酒で蒸し器で3時間ほど「酒煮」にしてある。どちらも旨さは言わずもがな。
②蕨タタキは秋田の家庭の味。今年は暖冬のせいか、山菜が良くないとの事。とはいえ、丁寧に叩いて、さらに家庭では有り得ない白海老&雲丹と混ぜ混ぜ。割烹の味。白和えは空豆の食感が絶妙。河豚白子豆腐は初めてだが、クリーミーで美味しい。蛸はよく揉んで、大根とじっくり炊く事で柔らかくなる。ツブ貝も美味しい。
③鱧は淡路島産、根曲がり竹も今が旬。蓴菜が光り輝いてます(゜ロ゜ノ)ノ翡翠茄子とは名前からして豪勢、小メロンは漬物によく使われるが、吸い物でも存在感が大きい。旬の宝石箱のような一品。
④⑤炭を起こし、それを使って皮目をも炙った「水晶鱧」。煎り酒にゼラチンを加えてジュレにし、花穂を乗せて。鱧をこのように頂くのは初めて、凄く美味しい。他ではまず見ないとの事。男鹿産マコガレイ&スミイカ、丁寧な隠し包丁が入っていて食べやすい。肝醤油が激ウマ。
⑥北海道・噴火湾の鮪は6月が旬。鮪はシャリが温かい方が旨味が引き立つとの事。家族全員おかわりしました( *´艸)
⑦仙北市・桧木内川で釣れた若鮎。写真には撮ってないが、串打ちの技術は圧倒的。仕出しや折り詰めに入っている鮎よりも小ぶりで、その分だけ骨が柔らかく、焼き立ては頭からガブリといける。蓼は「蓼食う虫も好き好き」という諺の語源になっている。本来は鮎に蓼酢の組み合わせが鉄板だが、大将はあまり好きではないとの事。確かに、以前に超有名割烹で鮎を蓼酢で頂いたが、あまり旨くなかった。葉を敷いて香り付けするくらいで十分、との言葉に納得。
⑧煮物。コースの後半にすき焼きでは重たいからと、敢えてアッサリと仕上げている。最初の一口こそ物足りなく感じるが、食べ進めるうちに余韻の深さが味わえる。出汁シャブのスープが実に旨い。露地栽培の木の芽が良いアクセント。
⑨⑩市民市場で信頼の厚い「相場商店」の次女さんが、おばあ様から受け継いだ漬物。炊き込み御飯に乗ったノドグロは、醤油・酒・味醂の漬け汁からコンガリと幽庵焼に。根曲がり竹と、他には細かく切った油揚も相まって、お米全体が脂でシットリし、その旨さに箸が止まらない。撮ってないが、チリメン山椒を加えておむすびも握ってくれた。翌日の夜に頂いたが、丸1日経っても旨かった。
⑪実際には序盤に出てきた玉子焼。「いい店で焼き立ての玉子焼が食べたい」家族のリクエスト。間違いない。
⑫のマンゴージェラートに「相性抜群」と勧められたのが⑯の「篠峯」。和食には合わせづらいが、デザートと頂くと、口中が上品な甘さで満たされる。温度帯は冷酒一択。ビール代わりに最初の一杯も良いとの事。
"この時期に来て良かった!!!"と心から思える、旬の料理のオンパレードでした。旨さを最大限に引き出す調理技術と心意気、皆さんも満喫しに来て下さいd=(^o^)=b
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
期間限定、弁当&ホルモン煮込
インスタで紹介されていた3,500円の弁当を頼んでみました(あくまで一例、予算は応相談)。それと別容器で「秋田錦牛ホルモン煮込」300㌘千円、別包で切ったネギ。大将のアドバイスに従って、これに絹ごし豆腐を加え、鍋に移して温めました。
弁当の内容は
・ローストビーフグリーンマスタード添え
・蕨と蕗の鮟肝和え
・玉子焼
・車海老つや煮
・コゴミ梅紫蘇和え
・空豆
・鰊
・桜鱒塩焼
・長芋桜形
・筍煮
・穂先蕨
・甘海老と浜防風、行者にんにくと酒盗のタレで
・自家製ちりめん山椒御飯
どれも日本酒に合う料理ばかりで、大変満足しました(^_^)vローストビーフは、ニンニクと玉ねぎソースを内側に塗ってあります。美味しさが、スーパーの惣菜コーナーの物などとは雲泥の差です(@_@)御飯もふっくら炊かれており、料理と共に頂くには打ってつけでした。
こちらの料理も弁当も、日本酒と合わせてこそ最大限に堪能できると思います。ビールやワインや焼酎では、最大限とまではいかないでしょう。自宅で楽しめるのも確かに嬉しいですが、やはりお店で頂ける日が、早く戻ってきてほしいものです(ToT)
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1万円のコースです。厳選された食材を、一流の技で至高の一品へと昇華させる手腕は、流石の一言です。以下、細かな記録を。
①色合いも味も、春を感じさせる一品。中身への火の通り具合と食感が見事。
②どれも美味しいが、特筆したいのはヌタと鴨葱。ヒロコは秋田でよく食べられる山菜で、薬草臭さが鼻につきがちだが、大将の手にかかるときっちり処理されている。ヌタにありがちなしつこい後味もなく、かといって淡白でもない、その加減が絶妙。鴨の旨さは勿論、焼いてから常温で冷ました葱は甘さが引き立ち、さらに鴨への過度な火入れを防いでいる。凄い。
③〆鯖は1週間〆たそうだ。一番好きな〆具合。甘鯛は皮と身の間に旨味が詰まっていて、よくある淡白なだけの鯛とは一線を画す、さすが淡路島。ヤリイカにはかなりの数の隠し包丁?が入っており、歯に残る感じは微塵もなく、しかも美味しさがダイレクトにやってくる。
④伊達鶏は初めて食べたが、旨味がギュッと詰まっている感じ。牛タンはフライパンで焼いた後、バットにあけてラップをして粗熱を取る一手間。"御飯に合う料理は日本酒にも合う"事から供された(笑)一皿。
⑤ワカサギの稚魚は「ノレソレ」というらしい。厚さ・長さ・食感、酢の物にピッタリ。
⑥鱈の白子は、旬の食材としてよく天婦羅にするが、それだとベチャつきがち。フライにする事で外はサクッ・中はトロッ、という理想を実現している。メカジキは中身のジューシーさと旨さに感動。
⑦身も蓋もなく表現すれば"超贅沢卵かけご飯"(笑)塩・薄口醤油、そして胡麻油がいい仕事をしている。
⑧本物の酒呑みはジェラートもアテにしてしまう(笑)騙されたと思って試してみてほしい。
今回も素晴らしい料理、そしてそれにピッタリな日本酒を堪能させて頂きました。数ある割烹の中でも、千載一遇さんは酒(特に日本酒)に合う料理という点で、群を抜いていると思います。御自身でもお酒が好きな大将が本気で取り組むのですから、これはもう最強クラスです。後悔せずに呑もうと思えば、どうしても呑み代6~7千円の覚悟が必要ですが(汗)、ここでしか味わえない《千載一遇》の機会、どうか逃さぬよう(^-^)/
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初訪以来2年半近くになりますが、初レビューです。1万円コースでお願いしました。店名の通り、滅多に出会えない良店だと思います。以下、細かな記録を。
①北海道産の「あやか」というトマトに、これまた北海道噴火湾産毛ガニの身をほぐして。ジュレ・芽ネギ・花穂が渾然一体となって、涼やかな一品。
②クロモは男鹿でしか獲れない。居酒屋のもずく酢などとは雲泥の差の美味しさ。茄子はミドリ茄子、その名の通り本当に薄緑色でした(゜ロ゜)自家製カラスミを炙られては、日本酒を頂くしかありません( ´ ▽ ` )ノゼリー寄せ、猛暑に堪えた体に染み渡る美味しさでした。
③お造り。イワシ海苔巻にはガリ・九条ネギ・茗荷が入っている。個人的に海苔巻や生春巻が好きなので嬉しい。アラは熟成させたもの。普通なら淡白なところ、これは食べ終えても口中に余韻が残る良品。カツオの旨さは言うに及ばず。
④一度、低温調理で火を入れたものを揚げている。ソースには玉葱・ニンニク・赤ワイン・味醂・大根オロシ・たまり醤油。
⑤焼き立ての西京焼は本当に美味しい。千載一遇さんでは、こういった魚料理に甘味を添える事が多い。一緒に食べてみると凄く良く合う。
⑥油を吸った賀茂茄子の美味しさは言わずもがな。アマダイはウロコ部分をパリパリに揚げてある。これまた、一緒に食べて口内で完成する一品。
⑦締めの前に、まだ呑んでいた(笑)我々に即興で作って頂いた。脂の乗ったコハダとガリ・酢の清涼感で酒が進む。
⑧当たり前だが、茹で方・締め方・盛り付け・味、全てがハイレベル。粉カラスミやイクラで高級感がいや増す。
⑨白桃以外には生クリームとグラニュー糖のみ。不思議と日本酒に合う。これでは呑み終えられませんね(^3^)/
日本酒は大将にお任せでお願いしました。こちらはやはり日本酒を呑んでこその料理だと思います。大将の料理は確かな目利きと丁寧な仕込みの賜物です。そして日本酒選定には彼のセンスが光っています。
6千円・8千円・1万円コース料理のみは決して安くはありませんが、呑み屋でいろいろ頼んで6千円超えたりしがちな事を考えれば、千載一遇さんで予約すれば本当に美味しい料理とお酒を楽しめるのですから、こちらの方が断然いいと思います。あと、観光客や出張で来られる方は、ここまでハイレベルなお店で、料理がこの値段で頂ける事に驚くでしょう。私のレビューがそのきっかけになれば幸いです(^_^;)
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ks1828
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店舗情報の編集
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店名 |
千載一遇
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
018-853-1547 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
秋田駅からタクシーで5分 秋田駅から1,093m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
6席 (カウンターのみ) |
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個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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公式アカウント | |
オープン日 |
2016年3月15日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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約2年ぶりの再訪です。現在は1人1万5千円(+税サ別)のコース料理のみの提供です。和食と酒との相性という、シンプルながら究極のテーマを突き詰める大将に圧倒されました。以下、細かい記録です。
①鱈の白子、秋田では「ダダミ」と呼ばれる冬の風物詩。ポン酢餡掛けでサッパリとしながらも温かく、ビールとの相性抜群。ちなみに箸置きは、なんとあの九谷焼との事(゜ロ゜)
②ミズ玉塩昆布和え・春菊と菊のお浸し・地元は湯沢市三関地区産セリにゴマ餡(薄口醤油&砂糖を出汁で延ばしたもの)←これまた相性抜群。ナマコ酢・山菜ヒロコ&ヤリイカのヌタ・スペシャリテの玉子焼・柿白和え乗せ…酒に合わせる料理を、これでもかと供する姿勢に脱帽。
③魚はカマス、程よい弾力と塩気と味わいが素晴らしい。全体に散らされてるのは蕪。トロミをつける事で蕪が全体にバランス良く広がり、更に冷めにくくなるとの事。家庭で玉子スープを作る際も応用出来るそう。蕪がお椀全体に広がるサマは本当に美しい。
④お造り各種。富山は氷見で取れた「迷い鰹」には辛子がよく合う、本当に旨い。帆立は北海道・野付(のつけ)産、ヤリイカは青森・下北産、先に出たヒロコのヌタにも使われていた。
⑤穴子は三陸産、炭火で焼き上げる。パッと見、量が少ないと思ったが、皮目がパリッとして香ばしく、身も甘さを感じられる旨さで味わい深く、この量で充分満足。
⑥秋田産の雌ズワイガニを香箱に。香箱蟹は初めて頂いた。これも穴子と同様、少ない量でも充分満足。なんとも贅沢、酒が進みます(^3^)/
⑦月の輪熊の肉はスッキリした脂が乗って絶妙。栄養状態がかなり良かったらしい。主に砂地に生えるキンタケは今や高級品、食感も味も素晴らしい。出汁は他にもアミコダケやシシタケなどの乾物を戻しているので、実にいい出汁が出ている。
⑧ヅケ丼の鮪は2種→脂身は北海道・噴火湾産、赤身は青森・大間産。言うまでもなくメチャクチャ旨い。御飯へのタレの含ませ方が本当に見事。
⑨洋梨のシャーベット。洋梨その物より美味しい気がする。これに合うお酒は?とのリクエストに答えてくれたのが次の品↓
⑩ペルーのブランデー?生の葡萄を絞って蒸留したもの。トニックウォーターで割るとシャーベットによく合う!実際に食べ合わせたのかと思いきや、「経験則で合うと思いました」との事。センスの良さに脱帽。
大将の浅利さんは、高い技術とセンスに加え、料理と酒との相性を研究するのに余念がありません。今回は頂きませんでしたが梅酒も自家製で、食事に合うように作ってるとの事。更には日本酒やワインだけでなく、世界各地のリキュールも入手して試しているので、ここに来れば最高クラスの食体験が出来ます。"日本酒が苦手だから"という理由で酒との相性を楽しめないケースをなくしていきたいそうで、やはり凄い料理人だなと思います。ウィスキーにも造詣が深く、昨今のシングルモルトの品質低下について教えて貰いました。大袈裟にいえば「価値の勉強」をさせてくれるお店です。皆さん是非(^-^)/