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酒好きが泣いて悦ぶ日本酒と進化する酒肴と鮨…『鮨 小じま』
マニア垂涎ものの日本酒と鮨のマリアージュ…『鮨 小じま』
久しぶりの秋田への遠征。秋田遠征時の定宿のひとつ『秋田キャッスルホテル』にチェック・インを済ませ荷物を部屋に置き向かった先は秋田市最大の歓楽街 川反エリアの西側の官公庁街が立ち並ぶ山王エリアの人気鮨店『鮨 小じま』さんです。ソーシャルディスタンスを確保された店内のカウンター席の末席に席を取らせていただき先ずは小島店主オススメの『風の森』露葉風 純米しぼり華の開栓口開けを酒肴には軽く湯霜(ユシモ)造りにされた朝獲れ真鱈(マダラ)の白子(シラコ)『くもこ』ポン酢に宮城 塩竈産のブランド目鉢鮪『ひがしものの』中落ち、秋田産の『藻屑蟹(モクズガニ)』の蟹みその酒を呼ぶ先付三品からスタートし早々ににぎりへと移行。にぎりは秋田 男鹿船川産『アオリ烏賊(イカ)』から順に青森 深浦産『石投(イシナギ)』、青森 八戸産『松皮鰈(マツカワガレイ)』、長崎 対馬産『九絵(クエ)』、鹿児島 出水産『春子鯛(カスゴダイ)』、神奈川 江ノ島産『 黒鯥(クロムツ)』、宮城 塩竈産『目鉢鮪(メバチマグロ)』塩竃ひがしものの赤身にトロ、北海道 余市産『天上鰤(テンジョウブリ)』、佐賀 竹崎産『小鰭(コハダ)』、北海道 噴火湾産『活蛸(カツダコ)』、北海道 苫小牧産『北寄貝(ホッキガイ)』、宮城 気仙沼産『牡蠣(カキ)』昆布〆、秋田 若美産『いくら』、北海道 北方四島産『バフン海胆(ウニ)』、長崎 対馬産『穴子(アナゴ)』の全十六貫に『藻屑蟹(モクズガニ)』の味噌汁にてひと通りです。にぎりに合わせていただいた酒は『天の戸』純米吟醸 亀ノ尾ひやおろし、『鳳凰美田』劔 辛口純米、『萬歳』純米 磨き六割、『鍋島』純米吟醸 五百万石、『雪の茅舎』純米吟醸 美酒の設計と年末に相応しく呑むも呑んだり食べるも食べたり。
拘りの鮨とマニア垂涎ものの日本酒…『鮨 小じま』
2月22日、2.2.2で何かが起こりそうな予感がした當日は岩手から秋田へフィールドを移し向かった先は小島良太さんが腕を揮われる『鮨 小じま』さんへ久しぶりに寄せていただきました。席はL字型カウンター席の側面に位置するお気入りの小上がりとなったカウンター席に取らせていただき大好きな『新政』涅槃亀 90%精米 木桶仕込の開栓口開けからゆるゆるとスタートです。蕎麦前(ソバマエ)ならぬ鮨前(スシマエ)の酒肴には『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』の味噌漬(ミソヅケ)、『螺貝(ツブガイ)』と秋田では『ひろっこ』と呼称される『浅葱(アサツキ)』の新芽の酢味噌和え、『山人参(ヤマニンジン)』の白和えと続き身体の内側から温めてくれる秋田産の『ずわいかに』に『くもこ』に『牡蠣』の甘酢餡の蒸し物と続きました。因みに『くもこ』とは真鱈(マダラ)の白子(シラコ)を指しますが秋田では『だだみ』と呼称されています。蒸し物には『6号酵母』の呑み比べで『山本』純米吟醸原酒とともに楽しみいよいよ鮨へと移行です。にぎりは秋田男鹿半島船川産のねっとりと舌に絡みつく『槍烏賊(ヤリイカ)』から順にサクッサクとした食感が小気味良い青森深浦産の『石投(イシナギ)』、熟成させた鮃に昆布の旨味を移した秋田船川産の『鮃(ヒラメ)』昆布〆(コブジメ)、皮目を炙り脂の旨味を引き出された鹿児島出水産の『伊佐木(イサキ)』炙り、千葉勝浦産の『金目鯛(キンメダイ)』、秋田船川産の『槍烏賊(ヤリイカ)』の印籠(インロウ)、千葉勝浦産の天然『本鮪(ホナマグロ)』の赤身に『砂ずり』のトロ、千葉竹岡産の『太刀魚(タチウオ)』、鹿児島出水産の『鯵(アジ)』、佐賀竹崎産の『小鰭(コハダ)』、青森八戸産の『北寄貝(ホッキガイ)』、秋田船川産『甘海老(アマエビ)』そしてSpécialitéの秋田船川産の『ずわいがに』の剥き身と『カニみそ』を混ぜ和えた『カニ』の手巻き。北海道北方四島産の『バフン海胆(ウニ)』の軍艦巻に長崎対馬産の『煮穴子(ニアナゴ)』に締めは千葉勝浦産の天然『本鮪(ホンマグロ)』を惜しげもなく使い造られた『葱鮪汁(ネギマジル)』、美味しい粉茶(コナチャ)にてひと通りです。鮨に合わせていただいた日本酒は『磯自慢』純米吟醸 山田錦をはじめとして超レアな日本酒の大半を開栓口開けで供していただきました。またしても呑むも呑んだり食べるも食べたりの口福な時間は更に二次会へと進みホテルに戻ったのは日付変更線を越えた翌日の未明のこと。秋田の夜は眠りを知らず。美味しく楽しい時間を過ごさせていただきました。To Be Continued。。。
祝 開店五周年おめでとうございます…『鮨 小じま』
久しぶりに秋田市への遠征。目的は幾つかありましたが最大の目的は7月13日(土)にて『開店五周年』を迎えられた小島良太さんが営まれる『鮨 小じま』さんへの御祝を兼ねての再訪にありました。開店以来、足繁く通われているという御常連さんの方々とともにカウンター席の末席に席を取らせていただき『おまかせコース』の酒肴と鮨をレアな日本酒とともに存分に満喫させていただきました。レアな日本酒は普段、余り口にすることが出来ない『悦 凱陣』に的を絞りワイングラスで半合ぐらいづつ呑み比べを愉しませていただきました。『おまかせコース』の料理は冷製ポタージュ仕立ての『夏豆(エダマメ)』のすりおろしから、そして日本酒は小島さんが『鮨BAR 小じま』さんとして山王の一角に五年前に店を構えられた當時に購入され長い間、保管されていたという秘蔵のコレクションの一本の『悦 凱陣 興』からゆるゆるとスタートです。酒肴には『クロモ』と呼称されている男鹿半島産の『幻(マボロシ)の海蘊(モズク)』の『石海蘊(イシモズク)』の酢の物に同じく男鹿半島産の『姫栄螺(ヒメサザエ)』の煮貝。『石海蘊(イシモズク)』はバリバリとした小気味良い食感が愉しめるものであり『姫栄螺(ヒメサザエ)』の煮貝は旨味と咀嚼感が愉しめる日本海の磯の香りを感じる海の恵みとともにグラスを傾けます。『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』を裏漉しして天の戸の『酒粕(サケカス)』を加えて再成形された手の込んだ酒を呼ぶ一品には激レアな『悦 凱陣 純米大吟醸』で迎え撃ちます。口の中に広がる肝と酒粕の旨味と甘みを抜群の共鳴を奏でる日本酒との絶妙なマリアージュは筆舌に尽くし難き美味しさでした。しばしその余韻に浸り楽しみます。更には『インド鮪(マグロ)』の中落ち、ベビーコーンの煮浸しとともに『悦 凱陣』無濾過生 純米吟醸 五百万石、『悦 凱陣』無濾過生 純米吟醸 山田錦に『悦 凱陣』無濾過生 純米吟醸 阿州山田錦の呑み比べに、『悦 凱陣』無濾過生 純米吟醸 赤盤雄町とともに味わい頃合いをみて鮨へと移行です。握りは鳥取境港産の『白烏賊(シロイカ)』から順に秋田船川港産の『真子鰈(マコカレイ)』、『春子鯛(カスゴ)』、『鱸(スズキ)』、『本鮋(ホンカサゴ)』と地元種が四タテの後に豪州産の天然ものの『生インド鮪(マグロ)』の赤身に中トロと続き熊本天草産の『小鰭(コハダ)』に軽く酢洗いされた『鯵(アジ)』で口内をリセット。東京神津島産の『太刀魚(タチウオ)』、秋田船川港産の『青箭魚(サゴシ)』の味比べを愉しんだ後は青森関根産の『海胆(ウニ)』の軍艦、白眉の美味しさだった秋田船川産の天然ものの『車海老(クルマエビ)』、長崎対馬産の『煮穴子』そしてデザート代わりの『焼茄子(ヤキナス)』の『梅肉(バイニク)』留めに秋田森岳産の朝採りの『生蓴菜(ナマジュンサイ)』を使った『蓴菜(ジュンサイ)』の吸物にて『おまかせコース』はひと通りです。鮨の根幹を成す舎利は白酢と塩と微量の砂糖で合わせられた最大公約数ウケをするであろう合わせ加減のものを使い鮨種は地場ものの秋田船川港産を中心に全国の天然物の鮨種を上手く使い分けて使われています。五年の歳月を経て供される握りにも円熟味とともに艶気が増して来たように感じられました。握りに合わせて『悦 凱陣』無濾過生 純米 オオセト、『悦 凱陣』純米 花巻亀の尾とともに愉しませていただきました。店名からは『鮨BAR』の文字は外されましたが北は北海道、南は九州、沖縄まで色々な鮨店さんへ足を運ばせていただいておりますが『鮨 小じま』さん程、日本酒の品揃えの豊富さの店に出逢った記憶も経験もありません。況してやレアな『凱陣』をこれ程、呑み比べを出来る店は日本広しと言えども『鮨 小じま』さんを措いて他には無いのではないでしょうか?酒を呼ぶ小粋な酒肴とレアな日本酒と鮨が満喫できるのが『鮨 小じま』さんの魅力。開店五周年おめでとうございます。益々の御活躍とご繁盛を祈念致しております。
鮨 小じまとしての新たなる門出…『鮨 小じま』
2018年9月22日(土) 『鮨BAR 小じま』さんが『鮨 小じま』さんとして新たなる門出の日に御祝を兼ね友人達と再訪させていただきました。店の入口からも如何にも鮨屋という面構えとなり『鮨 小じま』の真新しい一位材を使用した木製表札が目に新鮮に映ります。店内は基本的に座席の配置等は以前と同じままですが床材や壁面等が一新されていました。一番の改良点は店主の『小島良太』さんが立たれる『つけ場』内の設えが作業効率と客席側からの見映えが良くなるよう造作と手直しがされ尚且つ使用される食器類も新たに買い換えられています。鮨は今までは有田焼の長方形の水色の長皿の上に置かれておりましたがリニューアルを機に黒塗りの『盛り板』に変更されグッと高級感が増し小鉢等の器類も一新されていました。當日は営業時間中に御祝の花が続々と届けられます。そのことからも小島さんの人気ぶりを窺い知ることが出来ました。當日はいつものカウンター席に友人達とともに座らせていただき新生『鮨 小じま』劇場の開演となりました。酒肴には酢締めにされた『鰯(イワシ)』の上にすりおろしの『紅玉(コウギョク)』その上に『いくら』を散りばめた小鉢と湯霜にされた『北寄貝(ホッキガイ)』と『ミズの芽』の酢味噌和えの小鉢から。酒肴に合せて『花邑 愛山 純米大吟醸』からスタート。更に『夏豆(エダマメ)』にはジャケットの色合いが似ている『夏田冬蔵 純米大吟醸』を合せいただきました。青森産の『目抜け(メヌケ)』の造りに合せて『綿屋』特別純米酒、そしていよいよ『にぎり』へと移行です。下ろし立ての黒塗りの『盛り板』に置かれた一貫目の鮨は秋田産の『アラ』から順に真鯛(マダイ)の稚魚(チギョ)の『春子(カスゴ)』、脂ののりが秀逸な北海道羅臼産の『鰤(ブリ)』、秋田産の『鰆(サワラ)』、そして青森県津軽海峡を目指し北上する『本鮪(ホンマグロ)』を秋田八峰町沖で延網漁法で漁獲した『本鮪(ホンマグロ)』の赤身と中トロ、北海道産『秋刀魚(サンマ)』、江戸前と呼ばれる東京湾近海の『小鰭(コハダ)』、島根産の『赤烏賊(アカイカ)』、北海道産の明礬(ミョウバン)を不使用の『海胆(ウニ)』に長崎県対馬産の『煮穴子(ニアナゴ)』に粕汁にてひと通りです。にぎり合せて『川口納豆』特別純米酒 美山錦、『悦凱陣』遠野亀の尾 純米酒、『天青』純米吟醸 千峰、ビンテージ物の『新政』頒布会 美山錦をいただきました。『鮨BAR 小じま』さんから『鮨 小じま』さんへと変わりましたが豊富な『日本酒』の品揃えは従来通りです。肝腎の鮨に関しましては小島店主には確認はしておりませんが鮨の根幹を成す『舎利』の酢と塩の配合比率を少し変えられたように感じました。以前の舎利は最大公約数受けする舎利でしたが酸味が少し強めに変えられたように感じます。また握りの大きさも若干小ぶりのサイズに変わったように感じられました。舎利の酢の利かせ加減もにぎりの大きさも自分の嗜好する方向により近づいたように感じた次第です。リニューアルに伴い『おまかせなぎり』は一人前 四千円~、『おまかせコース』は四千円、六千円、九千円の三段階に分けられました。いづれにせよ今後、更なる高みに向かって飛躍されることは疑いの余地なしかと。益々の御繁昌を祈念致す次第です。
鮨BAR小じま から 鮨 小じま へ…『小じま』
秋田で『鮨』と『日本酒』とのマリアージュを楽しませてくれる『鮨BAR 小じま』さん。全八席のL字型のカウンター席は全席満席でのスタート。いつもとちょっと様子が違うところは席に着いている面々。秋田の竿灯祭を見物に来て以来ファンになったという神戸在住のアメリカの方々や初々しい20代前半のカップルに酸いも甘いも総て知り尽くしたと思しき品の良いマダムとその娘さんに囲まれてのショットガンスタート。インターナショナルな雰囲気の中、『英語』と『秋田弁』とを巧みに使い分ける店主の小島良太さん。つきだしには今が旬の男鹿産の『黒海蘊(クロモズク)』とオクラの酢の物、『梅貝(バイガイ)』の旨煮、天然物の『南鮪(ミナミマグロ)』の漉き身に秋田味噌を混ぜた鮪のナメロウ風の酒肴に合わせて日本酒は『まんさくの花』純米大吟醸 超限定の開栓口開けから。『銀鱈(ギンタラ)』の西京漬に『万願寺唐辛子(マンガンジトウガラシ)焼』の後に朝摘みの『蓴菜(ジュンサイ)』の酢の物で口をリフレッシュした後に『河豚(フグ)の白子(シラコ)』の昆布締めを酒肴に『やまとしずく』陸羽132号、『飛良泉』35、超レアな一本は雪の茅舎 美酒の設計のflagshipの限定酒『本荘』、更に『千代の緑』の亀の尾と呑み継ぎ程無くして鮨へと移行。にぎりは『南鮪(ミナミマグロ)』の赤身から順に長崎産『赤烏賊(アカイカ)』、秋田産『鱸(スズキ)』に『石投(イシナギ)』、長崎産『赤羽太(アカハタ)』、青森産『目抜(メヌケ)』に淡路産の『真鯛(マダイ)』、『南鮪(ミナミマグロ)』中トロ、淡路産の『ごま鯖』、秋田産の『鯵(アジ)』、静岡産『新子(シンコ)』は4枚付、男鹿産の『栄螺(サザエ)』の軍艦巻、そして白眉の一品は一尾の重量が50㌘近くありそうなレアな前浜 男鹿産の超特大サイズの『天然車海老(テンネンクルマエビ)』、明礬無添加の『海胆(ウニ)』の軍艦巻を『雪の茅舎』山田穂とともに味わい〆は朝摘みの『蓴菜(ジュンサイ)』の吸物にてひと通り。いつの日にも況して呑んで摘んで楽しい四時間余の楽しき時間。『袖触れ合うも多生の縁』帰る頃には隣席の方々とも昔からの知り合いだったかのような感じとなりエンタケナワの口福な時間。尚、『鮨BAR小じま』さんとしての営業は8月31日(金)まで9月22日~『鮨 小じま』としてリニューアルオープンとなるとのこと。今からどんな風に変わられるのか今からとても愉しみです。
鮨と日本酒を嗜しむ…『小じま』
今回の秋田遠征では今、秋田で注目を浴び活躍されている話題の店と人気店巡りです。三軒目に寄せていただいたのは秋田市の夜の街 大町・川反(カワバタ)エリアとともに数多の飲食店が軒を連ねられる山王(サンノウ)エリアの飲食店ビルの一階奥に店を構えられる人気店 鮨BAR『小じま』さんです。全8席のカウンター席は勿論、全席満席で店主の『小島良太』さんは孤軍奮闘大忙し。何度か寄せていただいている店ですが初めて靴を脱いで座るカウンター席に陣を取らせていただき赤星の麦酒にて久々に再会した友人達と乾杯し渇いた喉を潤しました。いつもの通り お任せの『にぎりコース』にて宴のスタートです。酒肴は『蛸(タコ)の桜煮』と旬の筍の炊き合わせと途中で供された今の時期のみ味わうことの出来る男鹿産の『若芽の酢の物』、他は全て鮨という自分が最も好きなスタイル。にぎりは天然ものの『インド鮪(ミナミマグロ)』の『赤身』に『中トロ』から順に青森産の『アラ』に『鬼鮋(オニカサゴ)』、大分産の『羽太(ハタ)』に秋田産の『鮃(ヒラメ)』、千葉産の『金目鯛(キンメダイ)』に江戸前の『鱚(キス)』の昆布〆に海の貴婦人とも称される神奈川産の『閂(カンヌキ)』、鹿児島産の『春子(カスゴダイ)』に江戸前の『小鰭(コハダ)』、秋田産の『桜鱒(サクラマス)に青森産の『槍烏賊(ヤリイカ)』、北海道産の『活蛸(カツタコ)』そして滅多に口にすることの出来ぬ『ガス海老』に白眉だった『鮟鱇(アンコウ)の肝』の全十六貫のにぎり。締めに青森産の『アラ』出汁の椀にてひと通り。鮨とともにいただいた酒はマスカットの吟醸香が秀逸な限定品の『鳳凰美田』の無濾過本生純米吟醸原酒、大好きな『鍋島』の純米吟醸山田錦、京都伏見の『蒼空』の純米吟醸山田錦、愛知の『長珍』純米生酒。勘定も懐に優しく秋田に足を運ぶ度、必ず顔を出さずにはおられない魅力たっぷりのオススメの一軒です。
日本酒好きと鮨好きが集う…鮨BAR『小じま』
二ヶ月ぶりの鮨BAR『小じま』さん。厳密には40日振りなのですが今回は特別なイベント『全量 亀の尾を愉しむ会』への参加での再訪です。先ずは舎利にしていない亀の尾を食米として味見。現在では酒米とされている亀の尾ですが鮨好適米のササニシキの祖先であり明治時代辺りまでは食米としても普通に流通されていた米なんだとか?今回は『天の戸』さんの全面バックアップにて『亀の尾』の舎利で『亀の尾』の日本酒を愉しむという滅多に体験することの出来ない特別な企画。店主の小島さんから天の戸 夏田冬蔵の純米大吟醸酒が参加者全員に振舞われ貸切での宴のスタート。酒肴は鮨オンリーという自分には願ってもない企画。にぎりは秋田産10日目の魚辺に荒と書く高級魚 魚に荒と書く『アラ』から順に『石投(イシナギ)』、4.6㌕の『真羽太(マハタ)』、『赤羽太(アカハタ)』と白身の高級魚である羽太(ハタ)系の味比べから。どれも甲乙つけ難い旨さでしたが『真羽太(マハタ)』の旨さが頭ひとつ抜きん出ておりました。酒を天の戸 純米吟醸 亀の尾に変え『アオリ烏賊』、出水の『春子(カスゴ)鯛』、宮城『鰆(サワラ)』の炙り、白眉は烏賊を食べている余市の『天上鰤(テンジョウブリ)』。更に酒を天の戸 純米吟醸 亀の尾 天亀に変え長崎産『バチ鮪』の赤身、中トロ、江戸前の『小鰭(コハダ)』、絶品だった宮城の『牡蠣(カキ)』昆布〆と続きメロン香が際立つ天の戸 夏田冬蔵の亀の尾の古酒に合わせ鹿児島産の『車海老』、秋田 塩漬けの『いくら』、対馬『煮穴子』、鰹出汁香る『浅蜊』にユキノシタの吸い物にて『亀の尾を愉しむ会』はひと通りです。上がり酒に凱陣の海老名 亀の尾を楽しみ宴たけなわの内に会は御開き。とても良い経験をさせていただき有難うございました。
粋な酒肴に旨い鮨…『小じま』
秋田市山王の人気店『鮨BAR 小じま』さんへ三ヶ月ぶりに再訪させて戴きました。満席の中、店内のいつものL字型カウンターのコーナー席で開栓口開けの『天の戸』Lland of Waterからゆるゆるとスタート。酒のアテの酒肴には『黒海蘊(くろもずく)』、自家製の『アオリ烏賊』の塩辛、『北寄貝』の紐と『ミズの芽』=ウワバミ草の瘤の酢味噌掛けの三点盛、酒を『春霞』の山田錦の栗ラベル黄に移行するタイミングで鮨を摘みながら呑む個人的に大好きな流れ。にぎりは近海もののブランド鮪『塩竈ひがしもの』の赤身から秋田産の朝締めの『鮃』に『石投(いしなぎ)』、『鳥海山』純米大吟醸無濾過火入原酒に移り秋田産の『鯛』昆布締め、脂バチとも称される塩竈『ひがしもの』の中トロ、青森産『槍烏賊』、『天の戸』美山錦には北海道産の『鰊(にしん)の新子』=鰊の幼魚、江戸前の『小鰭』に『煮蛤』、続いて當日の白眉の一貫が脂ののりが抜群な大阪 岸和田産の日本一美味しい鰯(いわし)とも称される『金太郎 鰯』。そして戸井産のジャンボサイズの『本鮪』の蛇腹の部位のトロ、北海道産の『牡蠣』昆布締めに『新いくら』の軍艦、対馬産の『煮穴子』、蛤のエキスが凝縮した『潮汁』でひと通り。地場 秋田産と北海道産を中心に全国の天然物の鮨種を上手く使い分け『槍烏賊』の印籠詰や濃厚な味わいの『茶豆』等が箸休め的に美味しい酒肴が供されたりと鮨の合間に酒肴と楽しませていただく個人的に理想的な流れ。日本酒は上記の他にも『天の戸』美山錦純米吟醸に『まんさくの花』ひやおろしのグラスを傾けつつ秋田美人の若き女医さん三人組の方々とのグルメ談義にも花が咲き大変楽しく濃密な時間を過ごさせていただき感謝。秋田最強の費用対満足度の高さを誇り日本酒の常置数は同業他店の軽く7〜8倍もの豊富な品揃えは『BAR』を名乗るに相応しいツボを抑えた品揃え。『鮨 BAR 小じま』さん四季折々、季節ごとに足を運びたい秋田で好きな一軒です。
小島さんの良心を感じる店…『鮨BAR 小じま』
久しぶりの『鮨 BAR小じま』さん。"名は体を表す。"の諺の通り美味しい『鮨』と『日本酒』を良心的な値段で楽しませてくれる『小島良太』さんが営まれる人気店。若干の値段設定の改定はされましたが『おまかせコース』五千八百円、『おまかせにぎりコース』四千五百円と相変わらず廉価で供して下さるとても有難い店。いつものようにカウンター席にてコースのはじまりです。デフォルトで供される前菜三種盛は京都舞鶴産の天然 本鮪のトロを使った『ねぎ間』に蓴菜、梅貝の盛込みから。何と『ねぎ間』に使われていたのは『舞鶴』産の『天然本鮪』。蓄養モノの『伊根』産とは訳が違います。焼きたて熱々のものが供されましたが流石に美味しい酒肴です。酒肴を受け止める日本酒は天の戸の『ランド・オブ・ウォーター』の開栓口開けから。そして程無くして鮨へと移行。今回の最初の一貫は青森『本カサゴ』の白身から順に同じく青森産の『赤烏賊』、肝を射込んだ『皮剥』に三陸産の『本鱒』のヅケ、箸休めに供された鳥海山の『蕨』のお浸しに根曲り筍とメヒカリの焼物を間に挟んで舞鶴産の天然『本鮪』の赤身と中トロ、北海道産の『鰊』、江戸前の『小鰭』、秋田前沖産の『白鱚』、山形の名残りの『細魚』、千葉の地金とも称される脂ののりの良い『金目鯛』、そしてspécialitéの秋田前沖産で水揚げされた『河豚の白子のつけ焼』、包丁技が光る北海道産の『活蛸』に青森産の明礬を使わぬ塩水漬けの『海胆』の軍艦巻に北海道産の『穴子』でコースはひと通りです。鮨に合わせて『夏田冬蔵』の開栓口開けの他に『春霞』、『鳥海山』、『角右衛門』、『花邑』と呑むも呑んだり。大入り満員の『鮨 BAR小じま』さん。たった一人で十数人分の鮨と酒肴を供されていた小島さん。閉店時間まで1分の休みもなく終始手を動かされていた姿に感銘を受け店を後に。近所にこういう店があったなら週二のペースで通うこと間違いなし。ご馳走さまでした。
ご近所にあったら週二回は通い詰めることでしょう…『小じま』
鮨屋ではなく敢えて『鮨 BAR』と名乗られている『小じま』さん。店主である『小島良太』さんとはFacebook上で友人でありいつの日か寄せていただきたいと思いつつもなかなかタイミングが合わず今回やっと念願が叶い『鮨BAR 小じま』さんデビューを果たすことが出来ました。L字型のカウンター席の正面の中央席に腰を下ろさせていただき目の前の品書きのボードに目を向けてみますと酒肴とともに『お好み鮨』も値段入りで表記されており先ずもって安心して楽しめる店という第一印象を受けました。當初は『お好み』で握ってもらい軽く酒盃を傾けるつもりで寄せていただいたのですが酒肴に比重を置き〆に握りが何貫か供される『おまかせコース』と握り主体の『おまかせにぎりコース』という二つのコース設定もあり、どちらも四千弐百円也という良心的な値段でしたので後者の『おまかせにぎりコース』をいただいてみることに。當店の日本酒の品揃えの傾向は自分との嗜好性が近いことは既にFacebookから情報を得ておりましたので『天の戸』の『亀ノ尾』純米吟醸酒からスタート。料理は『蛸の柔らか煮』に『もずく酢』、『秋刀魚の染め卸し』の前菜三種盛が供されました。こういう鮨屋の領分を逸脱しない酒肴は実に良いですね。酒が進む酒肴でありながら後から供される鮨のことをしっかりと考慮して味の濃淡の調整をされているところもなかなか心憎い配慮。『天の戸』の呑み比べをするために二杯目は『美山錦』の純米吟醸酒を所望したタイミングで酒肴から鮨へと移行。にぎりは追加分も含め全十五貫。肉厚で身に弾力がある『真子鰈』を塩に柚皮を削った鮨から順に脂のりの良い釣モノの『金目鯛』、たぶん初めて口にしたであろう『沖鯵』は真鯵とは別物で、どちらかというと縞鯵に近い味わい。飾り包丁が入れられた『秋刀魚』に心持ち浅めに〆られた『小鰭』、本日の『鮪』は宮城/塩竃産の生のバチ鮪で『赤身』に『中トロ』、好物の『春子鯛』に心躍り、品書きの中では一貫七百円の値を付けていた鰤は『天上鰤』、口の中で上品な脂の甘さが溶ける味わいは流石です。大振りの『牡蠣』は煮浸しにしたものを使い、細やかな包丁技が冴える牡丹造りの『活蛸』に『甘海老』に茹でたての『車海老』、『いくら』の軍艦巻に『煮穴子』で握りはひと通りですが『春子鯛』が美味い美味いと発してしたら良かったらと店主の賄い用に取っておいた『春子鯛』の端材の酢漬けを供してくれたり『ガス海老』が二尾だけ残ったからと焼いて供してくださったりと素晴らしい気遣いに感銘した次第です。肝腎の鮨は根幹を成す舎利は突出した特徴はなく酢も塩の加減も万人受けするであろう味わいのものでしたが四千弐百円也という値段設定でこれだけのものを愉しませてくれるのですから客側からしたならばとても有難いもの。秋田駅前の『すし兆』さんの値付にも優しさを感じますが『小じま』さんの食後感の良さも勝にも劣りません。こういう店が近所にあったなら間違いなく週二回は通うことになるでしょう。色々な日本酒を愉しみ〆に椀物をいただき満足&満腹です。素晴らしい店と出逢うことが出来、感無量です。
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店名 |
移転
鮨 小じま
|
---|---|
ジャンル | 寿司、日本酒バー |
住所 | |
交通手段 |
泉外旭川駅から1,993m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
席数 |
(カウンター7席、小上がり8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
2014年8月1日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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7月最終週の週末の夜は約二年振りとなる秋田へと遠征。いつもの『ホテル』にチェックインを済ませた後に向かった先は小島良太店主が腕を揮われる『鮨 小じま』さんです。カウンターに席を取らせていただきギン冷えの生ビールで渇いた喉を潤し直ぐに日本酒が収められた冷蔵庫の中を物色。先ずは大好きな『新政』のグリーンラベルからスタート。このグリーンラベル単なるグリーンラベルではなく『土田世紀 没後十年 追悼酒』で213本/636本の超稀少な日本酒。新政好きの自分へと小島店主のプライベートコレクションの1本を自宅から持って来てくれたものと聞き感慨一入です。酒に合せて供されたつきだしには男鹿産の『黒藻(クロモ)』の酢の物に『鯵(アジ)』のたたき。食感のアクセントの燻り雅香(イブリガッコ)が佳き役回りを演じておりました。そして厚く切り供された酒を呼ぶ『唐墨(カラスミ)』と手抜かりがありません。更には象潟産の超濃厚な海のミルク『岩牡蠣(イワガキ)』に男鹿産の『殻付き海胆(カラツキウニ)』に鳥取 境港産の天然『本鮪(ホンマグロ)』の『腹身(ハラミ)』に男鹿船川産の『甘海老(アマエビ)』に『目抜(メヌケ)』の造りの盛合わせに舌鼓を打って後は茹で上げたばかりの秋田産の香り高き『夏豆(エダマメ)』を間に挿み男鹿船川産の『アラ』を塩で味わい待望のにぎり鮨へと繋がれました。鮨は浜名湖産の『新子(シンコ)』からスタートし大分 豊後産の『九絵(クエ)』、千葉 銚子産の『黒ムツ』、男鹿船川産の『眞子鰈(マコガレイ)』に『アラ』、石川 能登産『ノドクロ』に男鹿船川産の胡麻鯖(ゴマサバ)の『〆鯖(シメサバ)』。白眉の味わいの秋田 新屋産の『鱒(マス)』のヅケ。鳥取 境港産の天然『本鮪(ホンマグロ)』の蛇腹(ジャバラ)のトロに変化球で茄子(ナス)の揚げ浸しのにぎり、『赤烏賊(アカイカ)』と『鯣烏賊(スルメイカ)』の味比べ。目にも鮮やかな秋田 男鹿産の天然『車海老(クルマエビ)』は茹で上げたばかりでほんわかと温かく青森県産の『海胆(ウニ)』軍艦巻に長崎 対馬産の『穴子(アナゴ)』をいただいてひと通りです。鮨に合わせていただいた稀少な日本酒も何れもマニア垂涎ものの一本をたっぷりと堪能させていただきました。