安くて美味な二八蕎麦 : 蕎麦屋 杉野十兵次

2013年12月（写真4枚追加）

つい先日、最近食べたお蕎麦でここのが美味かった。と絶賛している話を聞いた。
以前に何度か伺っていたので、いやいや、ここより旨い蕎麦屋は他にもあるよ。と言い返し、ここの麺は短くて平打みたいに太くコシも強くて固いから・・・と過去の記憶をたどってみたが、どうも話が噛み合わない。
確かにもう2年近く行っていない。よし、検証しに行ってみよう。と自販機で買った水を持参しながら久しぶりに伺った。
12時過ぎに伺うも、それほど混雑はしていない。
ならばと座敷に座り、昔見た店内の景色を今にダブらせる。
そうそうコーヒーのセルフがあったっけ。あっ、水もセルフだ。そう、あの水が美味しくなかったっけ、、、、と、恐る恐るサーバーから少しだけグラスに注いで、その場で飲んでみる・・・あれ？普通だ。
半信半疑ツレにも飲ませてみるが、問題なしとの回答。
注文は、あなご丼とミニそばセット（880円）それに200円追加して普通盛りにしてもらう。ツレは季節限定の辛子大根おろしそば（800円）を頼んだ。
期待と不安のなか待つこと10分。
運ばれてきたお蕎麦は、以前見た記憶のモノとは異なる、多少の太さの違いはあるが、全体的に細く切られた以前よりも格段と食べやすさが増したお蕎麦が運ばれてきた。
細いがコシは依然としてあるので食感が丁度良い。以前の冷かけならば麺が太いので汁がテーブルに飛び散ったりしたが、麺が細いのでそれもなくまたお汁がよく絡むので満足度が高い。以前は気付かなかったが、テーブルの上には天丼用の丼タレがあるので、ミニあなご丼に好みの量のタレをかけて美味しく頂かせてもらった。
辛み大根も、その名を恥じぬ辛さでこちらもわるくない。

帰り際、ここのお蕎麦っていつ頃から細くなったんですか？と尋ねたところ、手切りなので日によって誤差があるんですよ。と言われるも、いやいや確実に食べやすくなったでしょ。と心の中で唱えならが店を後にした。

２年以上ご無沙汰の方は、是非再訪を。

ごちそうさまでした。評価を修正させて頂きます。

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2011年2月

今日こそは、丼モノセットに心奪われることなく、定番の蕎麦を頼もうと決意し、
近くの自販機で麦茶のペットボトルを買い持参して伺った。

この日は、定番のそばに海老が二尾付いたランチがあったので、それに前回の反省が反動となり「大盛り（200円）」にして注文することに。

さすがに大盛りは量がある。しかも後半に近づくと飽きて来る。飽きるというのは味に飽きるというよりも、こちらのお店独特の固めの歯ごたえと麺の短さが伴う食感に飽きてきてしまった訳だ。
海老こそいてくれて救われた。

2度目の訪問だったので、このお店のウイークポイントを何一つ感じること無く、満足なランチとなりました。

ごちそうさまです。

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2010年12月

ランチで伺いました。

ちょうど山王に着いたのが12時ごろ。
その足で伺ったので、店内はまだ1組ほどの来店客。
ただ、席に座るやいなやぞくぞくと入店してくるお客さん。
多少の焦りを感じながら、メニューをのぞき、オススメランチのミニホタテ丼とミニ蕎麦セット。知人は豚しょうが焼丼とミニ蕎麦セットを注文することに。

お冷はセルフサービスのようなので、取りに行くが、そのお冷が信じられないほど臭い。
一口飲んで、知人と目を合わせ、いたたまれずに外の自販機に飲み物を買いに行ったほど。
水が不味な蕎麦屋で果たして旨い蕎麦が食べれるのか？と疑いながらの待ち時間は正直不安であった。

10分程経った頃、料理が運ばれてくる。
はじめての店なので、なんの予備知識がなく、ミニ蕎麦の量の少なさに残念な気持ちもあったが、その少ない量ながらも蕎麦は美味。
なぜ丼モノを頼んでしまったのか。と後悔の念が沸く。
知人の豚しょうが焼き丼は、ご飯に対して驚くほどの具の量にビックリ。味付けも非常に濃い口で、不味ではないが、これではバランスが悪すぎる。
だましだまし具を減らし、私もその具を減らすのを手伝い、なんとか完食したというのが正直な感想。

ここでは、米モノはハズレなのだろうか？
確かに、他のテーブルに座るサラリーマンは皆くちをそろえて蕎麦を頼んでいる。
考えすぎかもしれないが、お冷を飲んでいるのは我々だけではなかろうか。

理由は分からないが、暖かい蕎麦は調理にかなりの時間がかかるとのこと。

お冷こそ、丼モノこそ正直評価は低いが、そのかわり蕎麦は満足できる旨さだった。

是非、ここは再訪する必要のあるお店と思う。
是非、次回こそはしっかり、蕎麦を頂くとしよう。