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秋田の隠れ家的居酒屋の真の佳店…『秋田杉』
マスメディアへの露出は殆どない隠れ家的存在の店ではありますが美味しい酒肴と日本酒が揃う秋田を代表する居酒屋の佳店『秋田杉』さん。秋田には魅力的で好きな居酒屋さんが何軒かありますが當店も、その中の一軒です。日本酒が収められた冷蔵庫の中を覗きますと『新政』を筆頭に入手困難な垂涎ものの地酒がずらり。店内に掲げられた酒肴のボードには『のどぐろ』や『アラ』、『比内地鶏』に『天然ウナギ』、『ガサエビ』と気になる文字列が並んでいます。今回は『のどぐろ』の造りに八郎潟産の『天然鰻』の炭火焼、『比内地鶏』の砂肝、レバー、ねぎ間の串焼を日本はもとより世界にもその名を轟かせる『新政』のNo.6 S-typeにエクリュ(生成)に『天の戸』の美稲に天辛とともに味わい楽しませていただきました。目は口ほどにモノを言う。ということで美味しかったという御託を並べ立てるよりも視覚からその美味しさを感じて戴ければ幸甚です。『白身のトロ』とも呼称される『のどぐろ』の造りは 厚めに引かれて供されます。見るからに脂が載っており口に運ぶと上品な脂の旨味が広がり口福感で満たされます。そして炭火でじっくりと焼かれた八郎潟産の『天然鰻』は養殖鰻と比較すると余分な脂が少なく味わいがさっぱりとしています。ふわっとろが美味しさの信条とする養殖鰻に対し天然鰻は肉厚で特に晩秋から冬に掛けての鰻は適度な租借感があり噛みしめると旨味がじんわり広がります。鰻丼や鰻重として味わうならば深蒸しにされた口の中でとろける養殖鰻も好きですが酒肴としていただくならば『天然鰻』に限ります。『比内地鶏』の串焼も注文を受けてから一本づつ串打ちし炭火で焼かれ供されます。『レバー』や『ヅリ』は力強い味わいでブロイラーの其れと比べると明らかに違いを感じますし『ねぎ間』の肉の噛みしめた歯を押し返すような弾力も他ではなかなか味わえぬもの。しかし『のどぐろ』の造りも『天然鰻』の炭火焼もどちらも千円という破格値で供されている『秋田杉』さんは秋田の隠れた居酒屋の真の佳店と言えるのではないでしょうか。
秋田を代表する居酒屋の佳店…『秋田杉』
最盛期には『川反千軒』と謳われた秋田最大の歓楽街『川反(かわばた)』、往時は多くの酔客で賑わったその通りも今では往時の活況ぶりは見る影も無く、廃墟と化した雑居ビルにFOR RENTの貼り紙、営業されている店の数は大凡1/5程までに激減してしまったのではなかろうか?その衰退ぶりは一世を風靡した函館の『大門横丁』の通りと何となく重なります。通りには歩いている人の数よりも客引のキャッチくんの方が多く目につくこともそう感じさせる要因のひとつかと。そんな中、新しく出来た小料理屋さんに目が留まり寄せていただいたものの不完全燃焼のまま退散という結果となり軽く何処かで呑み直しをしてホテルへ戻ろうと辺りをぶらぶらと散策、川反の通りの一本先の大町通りにだいぶ昔に見覚えのある『秋田杉』さんの看板。今から十数年余前のことですが秋田駅前の雑居ビルの二階に『秋田杉』というなかなか美味しいものを食べさせてくれる居酒屋さんがあり何度か利用させて戴いたことがありました。数年後に秋田ヘ足を延ばした際には残念ながらその店はなく何処かに移転されたのか?店を閉められたのか?と思っておりましたが偶然にも目に留まった看板、もしや以前の『秋田杉』さんか何らかの関係のある店ではないかと思い暖簾をくぐらせていただきました。店内は入って右手に全5席程のカウンター席、左手には小上がり席が設けられておりテーブルが7卓程置かれていました。厨房の中には手前側に若き板前さんと奥手の焼場の前に昔、美味しいものを食べさせてくれた懐かしい店主の顔。駅前周辺の再開発に伴い、立ち退きを余儀なくされ現在の場所へと移転されたとのこと。若き料理長は店主の御子息とのことで東京で数年間の修行を終え秋田に戻られ店主の後継者として一緒に働かれているとのこと。そうと判れば話は早い訳でありまして先ずは『まんさくの花』のホワイトラベルを所望、つきだしに『尻高貝』と煮貝と『厚焼き玉子』の二品が供されました。『厚焼き玉子』は作り置きされたものではなく焼きたて熱々のもの。つきだしから手抜きがありません。本日のオススメの品書きに目を向けると食べたいものが沢山有り過ぎて迷う事、迷うこと。その中から『のどぐろ』の造り、焼物で『白レバー焼』と『天然うなぎ白焼』の三品を注文。順に供された料理『のどぐろ』の造りは適度な咀嚼感を愉しめる厚切りで食べ応えあり。口の中に広がる上品な脂の旨味がたまりません。そして備長炭でじっくりと焼かれた稀少な『白レバー焼』はフォアグラのように口の中でとろける味わいに頬が思わず緩みます。『天然うなぎ白焼』は養殖物の軟派な鰻に比べ硬派で肉厚で歯応えがあります。時期的な問題もあり脂分は少なめのものでしたが皮目はパリッと身は歯を押し返すような天然鰻特有の弾力があります。養殖鰻を否定する訳ではありませんがやはり天然物の食味は全くの別物。『先の店』で供された水っぽくて無味な『鱧の落とし』のことをすっかりと忘れさせてくれるようなワイルド感溢れ食べ応えのある白焼でした。今仕込んだばかりなんだけど良かったらと『煮込み』は店主からのサーヴィス。料理に合わせて戴いた酒は『阿櫻』に『栗林』。日本酒の品揃えは地酒を中心に酒好きのツボを抑えた品揃えで常時20数種程の銘柄が所狭しとカウンター席横の冷蔵庫に収められています。マスメディアへの露出は殆どない隠れ家的存在の店ではありますが供される料理は間違いありません。秋田を代表する居酒屋の佳店『秋田杉』さん此処にあり。観光や出張で秋田へ行かれた際の美味しいものを食べたい方は食事処の候補の一軒として抑えておいて損の無いと思います。
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©Loro
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©Loroさんの他のお店の口コミ
店名 |
秋田杉
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、きりたんぽ、焼き鳥 |
予約・ お問い合わせ |
018-824-6566 |
予約可否 |
予約可 ※当店は、単品飲み放題はございません。 |
住所 | |
交通手段 |
JR 秋田駅 西口より徒歩約15分 *赤れんが郷土館向かい 秋田駅から1,150m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー可 (楽天Edy) |
サービス料・ チャージ |
おとうし500円 |
席数 |
40席 (カウンター5席、お座敷35席) |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可) |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 あり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1979年3月15日 |
備考 |
【秋田市大町5-2-38 ダイトウビル 1Fから移転】 |
お店のPR |
本物の旨さを知る店主が紡ぐ秋田の郷土料理を、お酒片手に楽しむ。地元の方から愛され続ける老舗
◇秋田駅徒歩15分◇ |
初投稿者 |
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時間制約付で寄せていただいた秋田駅前の人気店『鳥好』さんを後にして向かった先は秋田市最大の歓楽街 川反通り(カワバタトオリ)に程近い大町通りに店を構えられる名店『秋田杉』さんです。久しぶりに店主の『今野政樹』さんと二代目の『今野政人』さんの顔を見てからホテルに戻ろうと『鳥好』さんから歩くこと約15分程。入口に吊るされた大きな赤提燈に導かれ店内へと足を進めます。週末土曜日ということもあり小上がりの座敷き席には多くの先客で大賑わい。自分はいつものカウンター席に腰を下ろし秋田の日本酒の呑み比べが愉しめる『利き酒5品セット』を所望。供された五種の酒は秋田県北の千歳盛の『佐多六』特別純米酒に日本酒度+15℃の超辛口、蔵付き分離セクスィー山本酵母で醸された純米酒の『ど辛』、『千代緑』の純米吟醸無加圧甕口、『鳥海山』の純米吟醸生酒、髑髏(ドクロ)マークのラベルがインパクト大の両関の純米古酒限定品り『SKULL』の五種で此れをデフォルトで供される『ゴリ』の唐揚げと山菜の『ニオサク』≒『エゾニュウ』に薩摩揚(サツマアゲ)に蒟蒻(コンニャク)、『根曲がり竹』の煮物のつきだしの他に旬の『孟宗筍(モウソウダケ)』と『根曲がり竹(ネマガリダケ)』の炭火焼の酒肴ととも店主との会話のキャッチボールを愉しみながらゆるゆるとグラスを傾けさせていただきました。仕上げの一杯は店主に進められた確か『飛良泉』をグラスでいただいたと記憶しています。そういえば今宵は二代目の政人くんの顔が見えないけど今日は休み?と問うと「なんも、あたらしい店オープンしたすもの」と心地良い耳触りの秋田弁が返ってきました。そして「暇だと思うから行ってみでやってけれ」と促され其の店を覗いてみる為に店を後に。しかし『利き酒5品セット』60ml×5で1,000yenって良心的ですよね。日本有数の米どころであり酒4どころの秋田には心温まる良心的な店が数多あります。