コスパのいい麺類や飯類にビックリΣ(ﾟДﾟ)!! : 香里

11月も終盤に差し掛かりました。
木々は次第に色付き始め、市街地でも少しずつ紅葉シーズンが近づいていることがわかります。
今日は朝から北風が強く吹き、体感気温も下がり気味です。こんな日は絶好のラーメン日和、というわけで早速BM店舗を検索してみました。
勤務終了がPM12時前なので、なるべくなら近場で済ませたいところです。

今の職場に転勤してから既に2年以上経ちますが、転勤当初にBMした職場近隣店舗のうち、まだ未訪問のラーメン店のみをピックアップしてみました。
するとラーメン店としてはあらかた訪問済みであり、未訪問店は2店でした。(勝川エリアの「ライトニングファイヤー」職場最寄りの「めんきち」が最後のBM店舗です)
対象を中華料理店まで広げると、春日井駅より徒歩10分のところにある「香里」という中華料理店が未訪問でした。Googleマップで検索してみると、ラーメンなどの麺類やチャーハンなどの飯類単品価格が軒並みUnder700円であり、今の財政状況にはピッタリな値段と言えるでしょう。
因みに財布の中身は幾らか…それはご想像にお任せします。「ライトニングファイヤー」「めんきち」は予算不足です。

JR春日井駅から北に歩くことおよそ10分、「香里」に到着しました。遠目では営業中かどうかはわかりにくいですが、近づくと赤いランプがピカピカ光っており、営業中の目印になっています。
入店すると先客さんはお1人、既に食事中です。
入口脇のテーブル席に着席し、あらためてメニューを見てみると…ナニナニ？ラーメンが500円にタンメンが660円？？確かにこれは安いですね。
麺類のラインナップは10種類と決して多くはないですが、一番高くても800円ですから充分コスパはいいです。
そんな中から選んだのは「天津メン(660円)」。
野菜タップリの"タンメン"も気になりましたが、たまには玉子系メニューもチョイスしてみたくなったのです。
あとはスープがあんかけであろうと予想したのもあります。北風吹きすさぶ中を徒歩で来店したのなら、やはりからだを温めたくなりますよね。辛いラーメンにするか、はたまたあんかけのラーメンにするか、というわけです。
お店の方に「天津メン」をオーダーしました。
メニューには小さな字で"単品でご注文の麺類または一品料理に小ライスを無料でお付けできます"との文言が書かれており、私が見逃すはずはありません。
小ライスも付けるようにお願いしました。

店内は黒と赤が映える小綺麗な空間です。
中華料理店にありがちな床がネチョネチョは一切なく、染み付いた臭いなどもありません。
椅子はオシャレなデザインのモノを用い、仕切りの珠暖簾のデザインもまたオシャレです。
窓枠は7〜80年代に流行ったＲの強いタイプであり、建物自体は長いことこの地にあるようです。

先客さんの調理が済んでいることもあり、私の「天津メン」はスピーディーに提供されました。サービスの小ライスと共に注文後およそ5分で到着です。
それでは、いただきます。

予想どおり…いや、当たり前のようにあんかけスープです。
あんかけスープは控えめに湯気が立ち、"迂闊に手を出すと火傷するよ"と警告しているかのようです。
試しに脇から麺リフトをして一口いただきますが、湯気の割にはさほど熱さを感じません。もう一口啜ると、場所によっては火傷をしてしまいそうな熱さです。ビビるほどの熱さではないですが、寒い中訪れた甲斐がありました。
麺は玉子ちぢれ麺を使用し、スープがよく絡んでウマい。
他の方のレビューでもありましたが、やはりこのラーメンも甘めな味がします。いわゆる甘酢あんでしょうが、かなり甘さがあります。
私は懐かしいような感じがしてよかったですが、人によって好みが分かれそうです。
"天津メン"の玉子部分(カニ玉？)はふっくらボリューミーであんかけスープにどっぷりと沈んでいます。
アクセントにグリーンピースならぬ枝豆が2粒のり、何だか素朴な印象ですね。中身を見てみるとネギにハム、それに小さな肉片も入っています。肉片の正体は恐らく鶏肉と思われ、カニ身は入っていなさそうです。なので"カニ玉"と表現するのはどうかと思いますが、何か他に呼び名はあるのか…どなたかお分かりになりますか？？

サービスの小ライスにそのカニ玉をのせ、あんかけスープのとろみだけをかけてミニ天津飯にしたかったですが、あいにく器が小さくてムリでした。
おとなしく白飯のままいただきましょう。

麺類の値段が軒並み660円とかなりお値打ちなのに加えて小ライスが無料、これは今の御時世ありがたいですね。
おサイフがピンチの時にまた「香里」を訪ねたいと思います。
ごちそうさまでした。