無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
052-363-4774
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
初夏の旬を頂きました!
家族で天ぷらを食べて来ました。
お気に入りの「旬彩 天ぷら 心来」です。
「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重特別版 2019」では、
ミシュランが勧める安くてCPが良いお店のビブグルマンに選出。
「食べログ 天ぷら 百名店 2023」にも選出されました。
「2022」に続き2年連続の受賞です。
このお店は予約が必須。
我が家は数か月前に予約を入れます。
それでも、予約枠は多く無いと言う状況です。
この日も御店主の軽妙な語り口に乗せられて、
旬の食材をテーマに初夏の天ぷらを堪能しました。
最初は蜘蛛、海老、蓬麩で幕開けです。
蜘蛛は海老の足。
スナック菓子の様ですが、旨味に溢れています。
海老は天ぷらの王様。
絶対に外せない逸品ですね。
蓬麩は「お出汁がお勧め」と御店主。
大根おろしをお出汁に溶いて頂きました。
続いて鱧とオクラ。
鱧は湯引きでは味わえない旨味が有ります。
天ぷらこそ鱧を味わう正解の様な気がします。
オクラは「少なくとも一つはお出汁を試して欲しい」と御店主。
塩も良いのですが、お出汁にオクラの旨味が凄く合いますね。
ここでサラダを挟みます。
ドレッシングは企業秘密。
内容はお店で御確認下さい。
再びの天ぷらは、イサキと真菰筍。
イサキは身がフワフワで蕩ける様です。
真菰筍は筍の様な食感と玉蜀黍の様な甘味。
美味しいのですが、真菰筍にはちょっと恨み節です。
これがラインナップに加わる事で、旬の玉蜀黍が外されます。
一度で良いので、「心来」の玉蜀黍を味わいたのですが…。
帆立は「生より旨い」と御店主。
改めて言われなくても、このお店では定番のネタ。
帆立嫌いの子供も、「心来」の帆立は大好きです。
鱚も定番中の定番ですね。
口の中でホロホロと解けて行く身は素晴らしいです。
那須も旬を感じさせますね。
塩で頂くと甘味が際立ちます。
お出汁をちょいと付けても旨味が増します。
ここでサツマイモが揚がりました。
本日のネタ披露が終わると直ぐに、
カウンター横の鍋に衣を付けて放り込み、
低温の油でじっくりと時間を掛けて揚げて行きます。
そうする事でサツマイモのでんぷんが甘味に変化するのです。
この日のサツマイモは金時とシルクスイート。
金時はホクホクで栗の様な甘味。
シルクスイートは、舌に絡み付く様な甘さが良いですね。
最後にお食事です。
御飯、赤だし、漬物。
ご飯にはデフォルトで海老の天ぷらが一尾付きますが、
それでは寂しいので半熟玉子の天ぷらとかき揚げ(小)を追加。
妻と私はご飯は少な目でお願いしました。
加熱する事で硫黄臭さが抜けた玉子の美味しい事。
サラッとした丼汁も良い感じです。
締めはデザート。
ガトーショコラにオレンジとキウイです。
次回の訪問は年末になるでしょうか。
生ししゃもが頂けるかも…。
楽しみに待ちたいと思います。
御馳走様でした。
2023年 初「心来」春の芽吹きを天ぷらで…
年を跨ぎ、約3ヶ月振りの「心来」。
今回も御主人の軽妙な語り口に乗せられて、
春の芽吹きを天ぷらで堪能して参りました。
天ぷらは海老の足 蜘蛛、海老、蓬麩から始まります。
蜘蛛、海老は塩で、
蓬麩は大根おろしを溶いたお出汁で頂きます。
蜘蛛はパリッとして香ばしく旨味も充分です。
海老は甘味が際立つ揚げ上がり。
蓬麩は香りが春を感じさせますね。
続いて穴子が登場。
フワフワの身は口の中で蕩けます。
ここでサラダを挟みます。
器の底に仕込まれた秘密のドレッシングが良いですね。
稚鮎は焦がし気味の揚げ上がり。
身は口の中で解けて行き、
腸の苦味が効いています。
新玉葱は画像を撮り忘れました。
甘味が引き出された新玉葱は、
歯応えも良く美味しいですね。
帆立貝柱は海老に次ぐ定番ネタ。
帆立嫌いだった子供も唸る程の美味しさ。
半生の揚げ具合も絶妙です。
蕗の薹と筍はセットで登場。
蕗の薹の上品な苦味が良いですね。
そして、口に苦味の余韻が残るところに、
筍の甘味がストレートに響きます。
これは見事なコンビネーションでした。
鰆には塩漬けした桜の葉のを貼り付けて有ります。
塩抜きして有るので塩辛くは有りません。
ほんのり香る桜が上品ですね。
塩でもお出汁でも美味しく頂けました。
ここでサツマイモが仕上がりました。
前回同様、金時とシルクスイート。
いずれも前回より甘味が増してますね。
ホクホク食感の金時、
ネットリとした舌触りのシルクスイート。
味の対比も楽しめます。
最後にお食事です。
御飯、赤だし、漬物が登場。
何時もの様に御飯には半熟玉子の天ぷら、
かき揚げ(小)を付けました。
玉子はサッと加熱する事で硫黄臭さが抜けます。
サラッとした丼汁も良い感じです。
最後はデザート。
今回はフルーツのみ。
苺、オレンジ、林檎です。
春の芽吹きをしっかり堪能させて頂きました。
次回は念願の玉蜀黍を求めて、初夏に訪れたいと思います。
御馳走様でした。
2022年の締め括り
家族で天ぷらを食べて来ました。
お気に入りの「旬彩 天ぷら 心来」です。
「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重特別版 2019」では、
ミシュランが勧める安くてCPが良いお店のビブグルマンに選出。
「食べログ 天ぷら 百名店 2022」にも選出されました。
名古屋では知る人ぞ知る天ぷらの名店です。
この日も御主人の客あしらいの妙に乗せられて、
2022年の締め括りを堪能して参りました。
最初は海老、粟麩、そして海老の足 蜘蛛です。
海老は天ぷらの王様。
甘さが引き立つ揚げ具合が良いですね。
粟麩はお出汁に大根おろしを溶いて、
蜘蛛は塩を散らして頂きます。
最初から「心来」ワールド全開です。
金目鯛は大葉に包まって出て来ました。
大葉は天ぷらにすると青臭さ抜けるので、
大葉が苦手な私でも大丈夫。
金目鯛が舌の上で蕩けます。
ここでサラダを挟みます。
秘密のドレッシングが効いていますね。
相変わらずの美味しさです。
続いては牡蠣。
生臭さは欠片も無く、ネタの良さが窺えます。
清々しい磯の香りが良いですね。
下仁田葱は青葱と白葱。
少し焦がすのがコツとの事ですが、
焦がし加減が絶妙ですね。
葱の旨味を感じるには塩。
出汁に潜らせると甘味が引き立ちます。
ここで穴子が出て来ました。
天ぷらとして定番のネタですが、
「心来」では滅多にお目に掛れません。
蕩ける食感が素晴らしいです。
田茂木茸は濃い旨味。
しっかりとした食感も良いですね。
鱚は外せないネタですね。
ホロホロと崩れて行く食感が堪りません。
最後に漸くサツマイモが仕上がりました。
カウンター左に設置された低温の天ぷら鍋で、
時間を掛けてじっくりと揚げて行きます。
澱粉が甘味に変化するんだとか。
今回のサツマイモは金時とシルクスイート。
ホクホクの食感と上品な甘さの金時。
ネットリと舌触りの良いシルクスイート。
味の対比も楽しいですね。
天ぷらもいよいよクライマックス。
御飯、赤だし、漬物が登場。
何時もの様に御飯には半熟玉子の天ぷら、
かき揚げ(小)を付けます。
玉子はサッと加熱する事で硫黄臭さが抜けます。
サラッとした丼汁も相変わらず良いですね。
最後はデザートで締めます。
ラズベリーソースの掛かったケーキに、
柿とシャインマスカット。
2022年を締め括るには相応しい天ぷらコースでした。
次回は春の芽吹きを頂きに訪れたいと思います。
御馳走様でした。
「食べログ 天ぷら 百名店 2022」選出!
「食べログ 天ぷら 百名店 2022」が発表されました。
遂に百名店に天ぷらジャンルが追加。
私が家のお気に入りの「旬彩 天ぷら 心来」も選出。
そのお祝いも兼ねて…と言う訳でも有りませんが、
先日、行ってまりました。
この日の天ぷらのネタは、海老、マコモダケ、鮎、
蓬麩、帆立、鱸、鱧、オクラ、金時、シルクスイート。
今回は旬の一品は無かったですね。
材料費がいろいろと高騰していますから、
天ぷらのネタを減らす訳にも行かず、
苦渋の決断だったと理解しました。
最初は蜘蛛、海老、マコモダケから。
蜘蛛と海老は甘味が強かったですね。
塩で甘味が一層引き立ちます。
マコモダケはシャリシャリした食感が楽しいですね。
続いて、鮎と蓬麩。
鮎は今年最後だそうです。
柔らかな身は蕩けそう。
蓬麩は大根おろしを溶いたお出汁で頂きます。
蓬の香りが良いですね。
ここでサラダを挟みます。
サラダのドレッシングは企業秘密。
答は御主人に御確認下さい。
帆立は海老に次ぐ定番ネタ。
帆立嫌いだった子供も唸る程の美味しさ。
半生の揚げ具合も絶妙です。
鱸は大葉に包まれて登場。
旨味の有る鱸の身が口の中で解けて行きます。
ラス前が鱧とオクラ。
前回感動した鱧。
二度目も変わらぬ感動を与えてくれます。
オクラは加熱する事で蕩ける様な食感。
旨味が舌に絡み付きます。
今回のサツマイモは、金時とシルクスイート。
若干、旬には早いとの事で、甘味が弱め。
それでも、金時はホクホク、
シルクスイートはネットリとした食感が楽しめます。
最後はご飯で締めです。
いつもは半熟玉子の天ぷらとかき揚げを追加するのですが、
今回は半熟玉子だけにしておきました。
半熟玉子だけは外せません。
今回のデザートは、オレンジとキウイ、
そして、チョコレートのパウンドケーキでした。
食後、御主人に「百名店」の話をすると、
「百名店」の盾やお店に貼るシール等を見せて下さいました。
未だ宅配便の箱に入ったままでした。
この盾やシールがお客さんの目に止まる事は無さそうですね。
それでも、「流石 百名店!」と言えるお店だと思います。
御馳走様でした。
春の芽吹きを頂きます!
約半年ぶりの「心来」です。
今回は春の芽吹きを頂きます。
今回の旬の一品は、筍です。
柔らかく炊いた筍に出汁が効いています。
そして天ぷらは海老の足、蜘蛛から始まります。
パリッとして香ばしく旨味も充分です。
そして海老。
今回の海老は甘くて美味しかったですね。
やはり海老は天ぷらの王様です。
蓬麩は大根おろしを溶いたお出汁で頂きます。
蓬の香りが春を感じさせます。
白魚とこごみは画像を撮り忘れました。
白魚は大葉に巻かれて登場。
蕩ける食感は白魚独特ですね。
こごみは春の旬菜。
癖の無い味とシャキシャキとした食感が良いですね。
帆立は定番。
中は半生。
絶妙の揚げ具合です。
鰆も画像を撮り忘れです。
鰆には桜の葉の塩漬けを塩抜きして貼り付けて有ります。
ほんのり香る桜が上品ですね。
塩でもお出汁でも美味しいです。
蕗の薹は苦味を楽しむ大人の味わい。
塩で頂くと鮮やかに苦味が際立ちます。
出汁で試すと爽やかな苦味に変わります。
今回のさつま芋は金時とシルクスイートの食べ比べ。
金時は徳島県産、シルクスイートは茨城県産。
金時はホクホクで、シルクスイートはネットリ。
どちらも甲乙付け難いですね。
穴子も旬を外れてはいますが、
天ぷらの定番ネタだけ有って美味しいですね。
筍は国内産。
栗の様な甘味が有りました。
御飯には、半熟玉子の天ぷらとかき揚げ(小)を追加。
半熟の玉子をご飯に絡めて頂きます。
サラッとした丼汁も良い感じですね。
この日のデザートはキウイ、林檎、苺、
フランボアーズのムース。
最後にお口をサッパリさせて締めです。
今回も大満足。
次回は初夏の旬を楽しみたいと思います。
再会の生ししゃも!
家族揃って天ぷらを食べて来ました。
お店は名古屋市中川区八田町の「旬彩 天ぷら 心来」。
旬の天ぷらを求めて季節毎に訪れる様になっちゃいましたね。
今年の7月、お店でこの日の予約を入れました。
数日前から、我が家では「心来」の事が話題に上る様になり、
「今度は何がたべられるか」を想像しながら、
この日を心待ちにしておりました。
今回も御主人の軽妙な語り口に乗せられて、
秋の恵みを天ぷらで堪能して来ました。
席に着くと、御主人が開口一番「今日は良いよ!」。
余程、自慢のネタが揃ったのでしょう。
昨年食べて感動した生ししゃもも加わって、
充実のラインナップです。
今回も旬の一品は、しめじの白和え。
安定の美味しさですね。
天ぷらはいつもの様に海老の足、
蜘蛛から始まります。
スナック感覚で、香ばしく美味しいです。
続いて海老と粟麩。
今回の海老は甘味が強いですね。
粟麩は大根おろしを溶いた汁で頂きます。
ここでサラダが登場。
秘密のドレッシングが効いています。
お次は宿儺南瓜とカマス。
宿儺南瓜は初めてかも。
ホクホク食感と甘みのある味わいが良いですね。
カマスはふっくらとした食感が癖になります。
貝柱は外せませんね。
半生加減が絶妙です。
そして、旬のなめ茸と生ししゃも。
噛むとジュワッと旨味が口に広がるなめ茸。
美味しいですね。
そして、去年の12月に続いて再会の生ししゃも。
身も骨も口の中で溶けて行きます。
絶品ですね。
天ぷらも終盤。
茄子と鱚は天ぷらのネタとしては定番中の定番。
いずれも侮れない美味しさです。
ここで、さつま芋が揚がりました。
今回は金時とシルクスイート。
金時はホクホク、シルクスイートとネットリ。
食感の違いを楽しみながら、いよいよクライマックス。
御飯には、全員が半熟玉子の天ぷらとかき揚げ(小)を追加。
玉子はサッと揚げる事で臭みが消え、
旨味が濃くなります。
それを崩して頂きます。
この日のデザートはオレンジと林檎とミルクレープ。
ミルクレープは初めてですね。
次回は春の芽吹きを頂きに訪れたいと思います。
夏の天ぷらを美味しく、そして楽しく…
家族揃って天ぷらを食べて来ました。
お店は最早我が家の超お気に入り、
名古屋市中川区八田町の「旬彩 天ぷら 心来」です。
今年の3月、芽吹きの春を頂いた時に、
この日の予約を入れました。
玉蜀黍の天ぷらを求めていましたが、
残念ながらネタの準備が調わなかった様です。
今回も御主人の軽妙な語り口に乗せられて、
美味しく、楽しく夏の天ぷらを堪能して来ました。
先ずは旬の一品、しめじの白和え。
安定の美味しさです。
蜘蛛
海老の足の部分。
香ばしく美味しい。
海老
何度も書きますが、海老は天ぷらの王様。
これに勝るネタはなかなか有りません。
蓬麩
大根おろし溶いた天つゆにしっかり付けて頂きます。
鼻に抜ける蓬の香りが良いですね。
サラダ
ドレッシングは企業秘密。
答は御主人に御確認下さい。
(以前の口コミには答を書いちゃいましたが…)
茗荷
独特の癖は抜けつつ香りは強め。
これぞ天ぷらの妙でしょうか。
鮎
今が旬の鮎。
丁寧に骨を取り除いて有って、蕩ける食感をサポート。
素晴らしい仕上がりです。
帆立
季節を問わず必ずと言って良い程の頻出ネタ。
以前、烏賊に差し替えられた事も有るそうですが、
このネタに惚れ込むお客が多く定番化したとの事。
シルクスイート
サツマイモは今まで2種類の食べ比べでしたが、
今回はシルクスイートのみ。
でも、このお店で色々食べた中でも、
シルクスイートが一番かも知れません。
鱧
鱧料理と言うと湯引きが有名ですが、
御主人曰く「湯引きでは旨味が逃げる」。
それを天ぷらにすると…驚きの美味しさです!
オクラ
中身がネットリ。
口の中でほどけます。
鱚
天ぷらで定番のネタも鮎、鱧との対比が面白いですね。
しっかりとした身の繊維が感じられます。
茄子
こちらも定番のネタですね。
蕩ける食感が絶品です。
御飯 赤だし 漬物
何時もの様に半熟玉子の天ぷら、かき揚げ(小)を付けます。
妻と私は御飯は小でお願いしました。
いつもながら、サラッとした丼汁が良いですね。
デザート
今回は柚子のシャーベット。
口がさっぱりして良い感じです。
玉蜀黍を逃したのは残念でしたが、
今回も大満足でした。
次回は秋の恵みを頂きに10月に訪れたいと思います。
「心来」にて芽吹きの春を天ぷらで
家族揃って天ぷらを食べて来ました。
お店は我が家のお気に入り、
名古屋市中川区八田町の「旬彩 天ぷら 心来」です。
先ずは旬の一品、しめじの白和え。
「旬」と言いながら、毎回同じと言うのは何なんでしょう。
でも、美味しいから良しとしますか。
程良く酸味が効いて食欲をそそりますね。
天ぷらがスタート。
いつものように、蜘蛛、海老から。
更に蓬麩も添えられました。
海老の足の部分を揚げた通称「蜘蛛」はえびせん感覚。
天ぷらの王様である海老も疑う余地の無い存在感。
そして、蓬麩の香りが春を告げます。
ここでサラダが登場。
秘密のドレッシングはノンオイル。
次なる天ぷらに備えます。
帆立は外せない定番。
切り口が膨らんで来るのは素材が新鮮な証拠。
続いて、蕗の薹と白魚。
蕗の薹は春の芽吹き。
命を頂いてるって感じられます。
大葉にくるまれた白魚は口の中で溶けていきます。
蓮根は皮付き。
皮が有るからこその味が有ります。
金目鯛は桜の葉を纏って登場。
金目の旨味を味わった最後にフッと香る桜葉。
これぞ春の天ぷらですね。
次は鱚と椎茸。
山海の最強のタッグがここに完成。
組み合わせの妙も楽しめます。
ここでサツマイモが揚がりました。
サツマイモは低温でじっくりと揚げるので、30分程時間が掛かります。
今回のサツマイモは金時とシルクスイート。
ホクホクとして、栗の様な味わいの金時。
ネットリと甘味の強いシルクスート。
この食べ比べも面白いですね。
そして、御飯です。
半熟玉子の天ぷらは外せません。
かき揚げは妻と半分に分けました。
御飯は見た目は天丼ですが、一般的な天丼とはちょっと違います。
その秘密はタレに有ると思います。
天つゆに近いサラッとしたタレが、しつこくなくて良いんです。
最後にデザートで絞め。
この日もご主人の軽妙な語り口に乗せられて美味しく楽しく頂けました。
次回は今まで逃し続けて来た玉蜀黍の天ぷらを求めて、
7月にお邪魔したいと思います。
「心来」で初冬の旬を頂く
家族揃って天ぷらを食べて来ました。
名古屋市中川区の「旬彩 天ぷら 心来」です。
この日の予約は、前回の8月にお店で決めました。
この日が四度目の訪問になります。
「月桂樹」で旬の魚介、季節の野菜を頂きます。
大皿に盛られた食材はどれも美味しそうです。
旬の一品は、しめじの白和え。
その後、天つゆ、塩等々が配されます。
さながらショーの開演を待つ観客の心境です。
先ずはお約束の蜘蛛。
海老の足の部分を揚げたものです。
海老煎餅を思わせる味と食感が食欲を掻き立てます。
続いて、海老と金時人参。
海老は天ぷらの王様ですね。
甘さの引き立つ揚げ具合が絶妙でした。
金時人参も甘さが光っていましたね。
次は北海道産 生ししゃもと生麩。
御主人曰く「今年最後の生ししゃも」。
普段の年なら、この時期には終わっている筈の生ししゃも。
暖冬のお陰で、この日に食する事が出来ました。
蕩ける様な身が最高です。
ここでサラダが登場です。
玉子の白身を使ったドレッシングが良いですね。
続いての天ぷらはなめこ。
噛むとジュワッと旨味が口の中で広がります。
なめこの天ぷらってこんなにも感動する味なんですね。
素晴らしいです。
次は帆立の貝柱。
二つに切って供されます。
切口の膨らみで、新鮮さが窺えます。
味も極上です。
金目鯛は大葉に包まれて登場。
口の中で解けて行く金目の身が堪りません。
続いて鱚。
天ぷらには定番のネタ。
旬は初夏から初秋と言われていますが、
この時期の鱚もなかなか味が乗っていました。
下仁田葱は白葱と青葱が供されました。
少し焦げる程度に揚げるのが良いんだとか。
白葱は甘く、青葱は旨味が濃いです。
葱の天ぷらって美味しいんですね。
下仁田葱だからでしょうか。
ここでサツマイモが揚がりました。
今日のサツマイモは安納芋とシルクスイート。
丸揚げにしたサツマイモを御主人が切り分けます。
サツマイモの断面の部分はカリッとした食感が楽しいです。
甘味の乗った安納芋も美味しかったのですが、
滑らかながシルクスイートも絶品でした。
締めの御飯には海老が一尾付いて来ます。
それに半熟玉子の天ぷらとかき揚げを追加しました。
薄味の丼汁が良いですね。
最後にデザートでコース終了です。
今回の天ぷらもネタが活きていましたね。
次回は芽吹きの春を頂きに、訪れたいと思います。
天ぷらのコースをエンターテイメントに押し上げる軽妙な語り口!
以前、私には天ぷらが「食べたくなったらここ」と言うお店が有りました。
2017年に突然閉店した植田の「天良」です。
「銀座 天一」で修業されたと言う「天良」の御主人の天ぷらを揚げる技量は確かで、
私の欲求をお値打ち価格で(ここ重要です)満足させてくれました。
確かに、愛想の欠片も無い御主人の態度は、商売人としてどうかと思う部分も少なからず有りました。
それでも、そんなマイナス部分を補って余り有る美味しい天ぷらがそこには有ったのです。
「天良」閉店後、美味しい天ぷら屋を求めて幾つかのお店を巡りました。
金に糸目を付けて、ですけど…。
しかし、私の好みに合うお店は長らく見付かりませんでした。
そして、今年になって半ば天ぷら難民(笑)と化した私を救い出してくれたお店が現れました。
それがJR八田駅から徒歩2分の「旬彩 天ぷら 心来」です。
天ぷらを揚げる技量こそ「天良」には僅かに劣るものの、御主人の軽妙な語り口で、
天ぷらのコースをさながらエンターテイメントに押し上げる客あしらいの上手さは特筆ものです。
一度目は妻とお試しでランチコース花水木を、
二度目は家族全員で、ワンランク上のランチコース月桂樹を頂きました。
花水木は通年で内容はほとんど変わりませんが、月桂樹は季節で内容が替わるそうです。
そんな話を聞きながら、三度目の予約はお店で入れちゃいました。
その三度目の予約がこの日です。
予約はお昼の二部、13時から。
先ずは、カウンター席で本日のネタのお披露目です【1番目の画像】。
左のお皿の手前から、鱚、鮎、オクラ、舞茸、
右のお皿には茄子、茗荷、帆立、海老、生麩、カマス(生麩の下)、そしてサツマイモです。
期待していたトウモロコシは無かったですね。
旬の一品は、しめじの白和え【2番目の画像】です。
その後、天つゆ等々が配され、天ぷらを待ちます【3番目の画像】。
最初は「蜘蛛」と言われる海老の足【4番目の画像】。
パリッとした食感の楽しい一品。
続いて、海老と茗荷【5番目の画像】。
海老はちょっと火が入り過ぎですかね。
ここでサラダ【6番目の画像】が登場です。
卵の白身を蒸して裏漉ししたと言う特製ドレッシングが効いています。
今年最後の鮎と生麩【7番目の画像】です。
鮎は前回も頂きましたが、落ち鮎もまた別の美味しさがありますね。
生麩はモチモチの食感をたっぶりの天つゆで楽しみました。
帆立とオクラ【8番目の画像】。
帆立は半生。
この半生加減が絶妙です。
オクラはトロっと口の中でほどけます。
ここでサツマイモが揚がりました【9番目の画像】。
サツマイモだけは甘味を引き出す為、じっくりと揚げます。
品種は聞き忘れましたが、新芋で甘味が上品です。
天ぷらも終盤に入ります。
カマスと舞茸【10番目の画像】です。
カマスは大葉に包んで揚げてありました。
舞茸は大振りで旨味が濃いです。
最後の天ぷらは鱚と茄子【11番目の画像】
鮎もカマスも美味しかったのですが、鱚はまた別物ですね。
茄子も侮れない美味しさです。
御飯にはデフォルトで海老が一尾付いて来ますが、
半熟たまごの天ぷらとかき揚げ(小)が追加出来ます。
妻と私は半熟たまごのみ追加でお願いしました。
御飯には赤だしと漬物が付きます【12番目の画像】。
妻と私の御飯にはサービスでかき揚げの欠片を付けて頂きました。
デザートは林檎とキウイとチョコレートのゼリー【13番目の画像】。
子供がアレルギーでキウイが苦手な事を伝えると、
替わりに夜のお客用のシャインマスカットをサービスしてくれました。
次回は12月です。
口コミが参考になったらフォローしよう
山崎川 五十郎
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
山崎川 五十郎さんの他のお店の口コミ
店名 |
旬彩 天ぷら 心来(しんら)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
天ぷら 百名店 2023 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
天ぷら 百名店 2022 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2022 選出店 |
ジャンル | 天ぷら、すっぽん、天丼 |
予約・ お問い合わせ |
052-363-4774 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄、近鉄、JR八田駅4番出口徒歩2分 八田駅(名古屋市営)から175m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
貸し借り最大10名様迄 |
席数 |
7席 (カウンター7席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 3台 場所は来店時に要確認 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、バリアフリー、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2011年6月8日 |
備考 |
※ランチタイムはクレジットカード不可です。 |
お店のPR |
八田駅分◆一期一会を大切にし、旬の野菜と魚介にこだわった揚げ立ての天ぷらをコースで堪能する
2011年にこの地で開店以来、一期一会を大切にし、感謝の気持ちを込めた一皿をご提供いたしております。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
今年最後の「旬彩 天ぷら 心来」です。
…と言っても去年(2023年)の事ですが…。
遅筆なもので申し訳無いです。
「心来」は我が家のお気に入りの天ぷら屋さん。
『ミシュランガイド愛知・岐阜・三重特別版 2019』では、
ミシュランが勧める安くてCPが良いお店 ビブグルマンに選出。
「食べログ 天ぷら 百名店」には2022年、2023年と連続で選出。
名古屋を代表する天ぷらの名店の一つと言って良いでしょう。
このお店は予約が必須です。
我が家は数か月前に予約を入れますが、
予約枠が埋まっていて後の日程にズレる事もしばしば。
入店を希望される方は、出来る限り早めの予約をお勧めします。
この日も御店主の軽妙な語り口に乗せられて、
旬の食材をテーマに今年最後の天ぷらを堪能して来ました。
天ぷらのスタートはいつもの様に、海老と蜘蛛から。
この日は粟麩も添えられました。
何度も書きますが、海老は天ぷらの王様です。
中心は半生で、甘味が有って美味しいですね。
海老の足 蜘蛛はスナック菓子感覚。
塩を振ると旨味が弾けます。
粟麩は大根おろしを溶いたお出汁で頂きました。
お出汁も天ぷらを引き立てますね。
ここでサラダを挟みます。
企業秘密のドレッシングが仕込まれています。
相変わらずの美味しさですね。
金目鯛は大葉を纏って登場。
私は大葉は苦手なのですが、天ぷらは大丈夫。
青臭さ抜けるからでしょうね。
金目鯛は舌の上で蕩けて行きました。
帆立貝柱は「心来」では外せない定番ネタ。
帆立嫌いだった子供も唸る程の美味しさ。
半生の揚げ具合も絶妙です。
カマスはふっくらとした食感が良いですね。
塩でもお出汁でも美味しく頂けます。
タモギダケは濃い旨味。
しっかりとした食感も良いですね。
茄子も天ぷらとしては定番ネタ。
油との相性も良いですし、蕩ける食感が絶品です。
海老が天ぷらの王様なら、鱚は王女様でしょうか。
口の中でホロホロと解けて行く身は素晴らしいです。
ここでサツマイモが仕上がりました。
天ぷらのスタートと同時に低温の天ぷら鍋に投入され、
じっくりと揚げて行く事で、澱粉が糖に変わります。
この日の銘柄は金時とシルクスイート。
金時はホクホクで栗の様。
シルクスイートはネットリと舌に絡み付く様な甘さ。
いずれも甲乙付け難い美味しさです。
そして、お食事。
御飯、赤だし、漬物に御飯。
ご飯には海老一尾が付いてきますが、それでは寂しいので、
半熟玉子の天ぷらとかき揚げ(小)を追加です。
上からはサラッとした丼汁が掛けられて有ります。
卵を割って搔き込みました。
相変わらずの美味しさです。
締めはデザート。
ガトーショコラに林檎と柿でした。
次回の訪問は、春頃になるでしょうか。
その時は、春の芽吹きを楽しみたいと思います。
御馳走様でした。