値上がり : マイ ブラジル

美味しい本場ブラジル料理が手軽に味わえる店として何度か紹介しているマイブラジル。当初は毎日確か1500円でバイキングを開催しておりその後週末のみバイキングをになり平日は単品メニューのみと変遷があったわけだが久し振りに訪問したら何故か金曜日なのにバイキング方式だった。ただ値段が上がっており税込み1790円。そしてドリンクバーも250円と割高になっていてちょっとデイリーユースには厳しい設定に変わっていた。
内容は以前と同じで各種肉料理、各種サラダ、フェイジョン、フェイジョアーダと本場の味が好きなだけ味わえるのだが気のせいか以前ほど美味しく感じなかった。これは恐らく気のせいかなとおもうが印象は正直に書かないといけないので記載。肉のレベルを変えるような店ではないので（元々ブラジル輸入肉だし）味付けの問題かなと思う。
そのためランチユースはお勧めしない。逆にお腹を空かせての夜バイキングなら変わらずお勧め。値段は同じだから夜来てブラジリアンで盛り上がる店内の雰囲気と料理を楽しんで2000円以内ならアリ。ドリンクマシンには何も貼られておらずいかにも飲み放題に見えるがしっかり250円かかるので注意。別に置いてあるコーヒーは飲み放題なのでこちらをどうぞ。ブラジルコーヒーで美味しい。あと日本語は全く通じないので会話は無理。身振り手振りと単語で注文や支払いは可能。

ひさしぶりのMY　BRASIL。しばらく来ない内にシステムが変わっていた。
バイキングは土日のみ。そして価格も少しだけ上がっていた。たしか1480円から1780円くらいに。
そしても木曜金曜はメインを一品頼むとサラダライスフェイジョンがセルフ食べ放題というシステム。コーヒーも飲める。
このメインというのがかなりの品数で実際どれを頼めばよいか迷ってとなりのブラジル人客に聞いた結果、豆とソーセージの炒め物を頼んだのだがこれがとんでもなくボリューミーでおなかパンパン。
普通に肉を焼いたものにポテトが付く皿を頼むべきだった。
チキンなどを頼むと1200円くらいで食べられるしご飯と美味しいフェイジョンは食べ放題なのでこれで充分な気もする。バイキングは幸せだが結局食べすぎて苦しくなる。
数人で訪問しメインを取り分ければバイキングと何ら変わりないし今後も使えそうな店である。

地下鉄東海通駅を出て北に歩くと巨大なUR公団住宅街が見えてくるがその一階にテナントとして入っている。
何棟かの公団住宅が連なって一階は全て店舗となっている。来来亭以外は完全に外人向けでポルトガル語表記が基本。掲示板の貼り紙に至っては九割型ポルトガル語の掲示物で果たして日本人が住んでいるのかも疑問。歩行者も座り込む人もオールブラジルリアン。店舗にはブラジリアン柔術の道場もある。
ちなみに30分無料コインパーキングに停めたので結果的に100円だけかかったが店の横の方に駐車場があるのでそこを利用可能とあとから判明。
ブラジル人の若者が10人ほどたむろしている歩道を歩き店舗に入る。店内は意外と狭くテーブル席が七つほど詰めて置いてある。増泉のクックに近いイメージ。お昼時のピーク第一陣が過ぎた直後らしくスタッフが片付けに追われていた。しかしこちらから話し掛けて初めてと伝えるとバイキング料理をひとつひとつ丁寧に説明してくれた。やはり外人は親切だ。
スタッフ全員日系もしくはリアルブラジリアンだが片言の日本語は通じる。そして客はオールブラジリアン。完全アウェイである。ワールドカップの際には是非訪れてみたい。
バイキングは1480円税込とランチにしては高めだが恐らく夜も価格は同じ。そして内容がかなり充実しているため決して割高ではない。いくつか説明していこう。
まずサラダ。かなり種類が多彩で特にうずら卵とキュウリが入ったあっさりサラダが美味しかった。煮込み料理は三種類。骨付き肉、ハチノス、白身魚の煮込みがそれそれありとりわけ白身魚が上手かった。ココナッツの風味が効いて魚も柔らかく骨もほとんどなし。
ラザニア、フェイジョアーダ、フェイジョンはそれぞれ上質な味わい。特にフェイジョアーダはお勧め。名前は忘れたが細長い米にかけて食べると幸せになれる。
メインの肉も極太ソーセージ、豚角煮、スペアリブとがっつり豪華なクリーンナップである。通常ブラジル料理店の肉は硬めなのだがここは柔らかくて驚いた。味付けは塩味だがまさしく豚角煮そのものだった。チキンも離れた場所に置いてあった。
あとはスープやら白米もある。食べなかったがパンもあった。デザートだけはないので子供を連れて行く際は隣接するブラジルスーパーでスイーツを買っていく方がいい。
ドリンクメニューもそれなりにバリエーションがあり複数でのパーティー的使い方もお勧め。制限時間は60分と書いてあるがよほど混まない限り追い出される雰囲気は皆無で実にゆったりとした時間が漂う。
ランチにはやや高額なので次回はディナータイムにがっつり肉を食べたいと思う。