ラス1いただきました！ : 男そば 連獅子

個人的名古屋で一番好きな店、男そば連獅子が閉店するという話をたまたま他の店の店主から聞き最終日にようやく来る事が出来た。

実際は4月後半から何度かアタックしていたのだがここは不定休な上大将の体調が思わしくなく営業はその日にならないとなんとも言えない状態だったようだ。

最終日なら必ず開いているだろうと狙って来てみたのが18時。しかしお店は昼前から通し営業をしていたらしく当初の予定は17時閉店。

もう男そばは最後の一杯作り終えたので限定なら何とか！と言って頂き本当にラスト一杯を食べる事となった。

欲を言うと男そば食べたかったけどお店として最後の一杯を頂けた事は記念になる気もする。無理を聞いてくれてありがとう大将。泣きそうな顔で立たれたら作るしかないもんね(つД`)帰れとも言いにくいし。

ラストデーという事で店内ではレコードコンサートが開かれており懐かしいナンバーが流れる中、常連さんやご家族が記念撮影をするという最中でいただきます！

最終日の限定ラーメンは赤い牛肉麺。前日は白い牛肉麺だったようで韓国でいえばソルロンタンとテールスープみたいな感じ。

赤い牛肉麺はトロトロすぎる牛肉がたっぷり入ってピリ辛の一杯。麺は男そばとは違い細麺。台湾ラーメンをググッと美味しくしたような味わいで書くまでもなく美味い！もちろん健康とか抜きにして完飲する。

ごちそうさまでした！美味しかったー！

雰囲気や大将の人柄も魅力なのだけどとにかくここは美味い。二郎系ぽいし実際ラーメンガイド（ネット版）では二郎系に分類されているのだけどしっかり芯の通ったラーメンばかりで毎回感動させられていた。

今後はまた別のお店を開く予定があるらしく絶対駆け付けようと今から楽しみにしている。大将はだいぶお疲れなのでゆっくり休んでまた再会の日を心待ちにしてます。

営業所が移転してからめっきり訪問回数が減った個人的名古屋No. 1店（同率首位にらけいことロッキー）を久々に訪れてみた。

時間は20:00過ぎ。この時間なら開いているはずなのだがなんだか暗い‥そして仕込み中の札が。マスターが出て来てチャーシュー切れたからと説明される。

が、わざわざ名駅から食べたくて車を走らせてきたのを表情に出していたのを感じ取ったのかチャーシューが入らない限定メニューなら‥と中に入れてもらえた。ほっ。

限定メニューとはいわゆる期間限定商品。ラーメンではなくカレーだったりステーキだったりする事もある。集客のためではなくマスターが試行錯誤して作るこだわりの一品なのでこれを楽しみにくる客も多い。いつもレギュラーメニューの漢そばと限定メニューで悩むんだよねぇ‥

しかしこの日は迷う必要なし。限定メニューの麺は冷やしブタニボだった。あと同じく限定メニューのブタゴマタカナ丼も付けてみる。

茹でるのに12分くらいかかるとの事でしばし待つ。茹でてから冷水で〆るから手間もかかるよね冷やし系は。でも夏しか食べられないし今夜出会えたのは良かった。

はい、お待ちかねの冷やしブタニボ登場！ローストポークは最初そのまま食べてみてねと言われて口に運ぶ。うまっ！これは実力店と遜色ないハイレベルレアチャーシュー！

麺に甘酢をかけて食べてみるのも勧められるままに試してみるとこれまたうまっ！ここの麺は実に上質。肝心の煮干しスープは旨みたっぷりの濃いものでこれまた煮干しをウリにする実力店と変わらない美味さ。

ひたすらマイペースながら正にラーメンの求道者。謳い文句だけ立派な人気店より遥かにハイレベル。毎月食べに行きたいのだけど遠いのだけが残念。

新年初訪問。漢そばを食べようか限定メニューを食べようか迷っていると大将が絶対食べてほしいというので味噌ラーメンをチョイス。写真はないが1ポンドサーロインステーキもあった。

ここは基本的に漢そば+限定メニューの店。その限定メニューが燕三条ラーメンだったり汁無しだったりカレーだったり味噌だったりと来るたびに変わる。

しかしそこらの店と違いいずれも大将渾身の力作。好みは別としてハズレはない。商売のためというより趣味で作るようなラーメンなのであった。

値段は880〜おおよそ1000円とそれなりにするがボリュームがあるのと常にご飯食べ放題なのでコスパは悪くない。そして美味い。根強いファンが多いのも納得。

と言うところで味噌ラーメンについて。とにかく濃い。旨味を凝縮されたようなドロっとしたスープに太い麺。チャーシューも素晴らしく美味。期待通りの味わいだった。

小皿で出て来る生姜は分けて少しずつ入れる事。自分でつぶすニンニクは絶対入れた方が美味しい。最後にスープをご飯にかけてかき込むのが最高。

味噌ラーメンは一月いっぱい提供するとの事。寒い時期だからこそお勧め。でも自分の好みはやはり漢そばかな。味噌ラーメンはどうしても味が均一化してしまうのであまり。

covid19に飲食店が壊滅的なダメージを受ける中ここに行って来た。他のラーメン店と同じく営業時間短縮など行政の要望に従いつつ頑張っているとの事。客層的にあまり影響ないのかなと聞いてみるとめちゃめちゃ影響しているらしい。じゃないとテイクアウトとか出さないしね。学生含めて外食を自粛する動きはやはり大きい模様。
しかしそのcovid19ショックの中でもしっかり限定メニューを出しているのが大将の漢気溢れるところ。実際どんなメニューを出しても客足が伸びない中でよく頑張るなと感心する。ここは定番の漢そばと汁なし漢そばの他に大将の気分でアレンジメニューを常に出している。しかも他の店と違い限定メニューは基本美味い。というより常に何を食べても美味い。だから気分で選んで大丈夫。
炒飯や豚丼も気になるがやはり目に留まるのはパキスタンチキン。何だろうこれは‥聞くといわゆるまかないカレーらしい。ジャークチキンのようにおかずだけかと思ったがとりあえず頼んでみる。そしていつもの定番漢そばと鬼脂も頼む。この時点で2倍のボリュームなのだがここに来たらラーメン食べたいし。
まずパキスタンチキン登場。鍋の中も撮らせてもらったが鶏肉とピーマンががっつり煮込まれていてトロトロ。旨味が存分にカレーの中に染み込んでいてこれはなかなかの逸品。しかしこんなに作って売れるのかなと心配。常連客が多いとはいえラーメン屋だし‥が、自分も実際頼んでいるし夜も含めれば売り切れになるくらいかも知れない。辛くはない。ライスも硬めに炊いてありカレーとの相性抜群。一気に食べ終えた。
そしていつもの定番漢そば。こちらは変わらぬ旨さ。最後にご飯に脂を乗せて食べるのも忘れない。カレーを食べた後なのでご飯は少なめに。
この日は以前に食べた事のある新潟ご当地ラーメンの燕参上ラーメンもラインナップされていた。三条ではなく参上ラーメン。煮干しが効いていて漢そばはちょっと濃いという人にお勧め。
そういえばなぜパキスタンなのか聞くの忘れた。インドでもネパールでもなくパキスタン。このメニューが提供されているうちに再訪出来れば。

かなり久しぶりにガッツリ系の良店漢そば連獅子へ。
相変わらず狭い入り口をくぐって中に入ると若い声で「いらっしゃいませ！」と。あれ？大将だけの店なのにスタッフ雇ったのかな？と見ると3人もスタッフが増えている。何のことはない、教育実習の中学生だった。
そういえばファミマでも見たなと思いつつもこの店に3人も来るのはちょっと意外。どんなルートで依頼が来るのだろうか。深い話はしなかったが以前も受け入れていたようだし毎年来る店は決まっているのかも。
将来ラーメン屋が開けるようにと大将が熱の入った指導をしている。確かにここで修行すればそこらのガイドブックにいつも載せているような大した事のないラーメン屋で働くよりはるかに技術が身につくだろう。将来の漢そば暖簾分けになるのかもしれない。
さて頼んだのは久しぶりなので定番の漢そば。そして鬼脂を半分だけ頼む。以前のレビューにも書いてあるが鬼脂はいわゆる脂マシ。しかし丸々乗せると胸焼けするので半分で頼むようにしている。これは絶対に追加すべき。ここの豚背脂はかなり質が良く旨い。
一見ギトギトぽい見た目だがキレがあるのがここの特徴。全然くどくないし食べやすい。個人的にはあっさりに分類している。
麺を食べ終えたらお代わり無料のライスに豚背脂を乗せて背脂丼を堪能。これが全然脂っこくなくて味が染み渡りとても美味しい。全体的に少し値上がりしていたがまだまだ他店に比べて十分なコスパも維持。なかなか来る機会がないがこちら方面に来た際は必ず寄りたい店の一つ。る

いわゆる二郎系の上質な一杯を提供してくれる連獅子。今回はラーメンと合わせて食べたい脂メシについて書いてみた。
とは言ってもサイドメニューではなくお代わり自由のライスに背脂とスープをかけるだけのシンプルメニュー。しかしこれが美味しい。下手なチャーシュー丼が吹き飛ぶくらい美味しい。
普通の男そばだとそれほど脂が多くないのでオプションで鬼脂を頼む。わずか100円で鬼のように脂を盛り付けてくれる。
なお今回は脂は半分にしてもらった。写真の鬼脂はハーフ鬼脂だ。前回フルに盛り付けてあまりの美味しさに感動したのはいいが胃もたれがひどく年齢を感じたため。
やはり食事は食べた後まで幸せでなければならない。ハーフ鬼脂でも写真の通りごつい背脂がゴロゴロしているのだがこれが良質な脂のため全然くどくなくとろけるような美味しさ。しかし食べ過ぎると胃もたれする。
ラーメンを楽しんだ後に脂メシタイム。お代わり自由なご飯を茶碗によそって器に残った背脂とスープを豪快にぶっかける。これだけ。しかし半端なく美味しい。
スープがこってりではなくあくまであっさりなのが大きい。さすがに具が背脂だけなのでドロドロスープではバランスが悪い。旨味がしっかりとある透き通ったスープだからこそ背脂とご飯をうまく調和し至福の味わいを演出しているのだと思う。
細かい話だがハーフにしても50円にはならない。それでも無理に食べたり残したりするのは不幸でしかない。美味しいものを美味しいまま頂くために身に合った量を心がけたい。

がっつり系が食べたくなりマップで検索し初訪問。駐車場は店の前に2台のみ。近隣にコインパやコンビニはたくさんある。
低い木の扉を開けて入ると店内は薄暗くまるでバーのような雰囲気。窓がないため昼か夜かも分からない。カウンター10席ほどとテーブル席が1組。カウンターの中にはいかにもな感じのマスターがいるが思いの外親切で優しい。常に笑顔である。
食券機で買うスタイル。基本は男そばのみで各種トッピングがあるが、壁のあちこちに汁なしその他オリジナルメニューが貼ってある。薄暗いため読みにくいし読めても何なのか分からないメニュー多数。いちいた聞く必要もないのでとりあえずスダンダードないので男そばを注文。もともと大盛りらしいが100グラム追加券も買う。
カウンターに座り五分程でラーメン登場。思ったより大盛りではない。そして具はチャーシューとモヤシのみ。これはいかにも男のラーメン。
食べ始めてみるとなかなか美味しい。不味い店は食べた瞬間に分かるのだがここは悪くない。この時点で当たりを確信する。チャーシューも小さいがかなり美味しい。
麺はやや太めの縮れ麺。スープによく絡んでコシも味もあり美味しい。スープ自体は濃い味わいだが透明でさっぱりキレがある。同じようなラーメンを思い出すのが難しいがらけいこをやや薄めにしたようなイメージ。
背脂はさほど乗っていないがスープにはしっかり幕が張っているし溶け込んでいるのだろう。食べていても全然脂っこくない。これは上質な背脂の証。なお生ニンニクとライスはセルフで食べ放題。外回り中だったがマスターがニンニクを勧めるので潰して入れてみた。うん、やはりニンニクは欠かせない。味が引き立つ。
そしてライス。単純にお腹を満たすため爆食いしてもいいのだがスープの表面の油の部分をかけて食べると激ウマ。油かけご飯最高。石川県に同じような店があった。そこほど濃い味わいではないが中年には程よい濃さで箸が進む。
次回は汁なしを試してみたい。