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店名 |
掲載保留
おおや
|
---|---|
ジャンル | うどん、そば |
住所 | |
交通手段 |
基幹バス2号系統 山口町バス停から徒歩5分 森下駅から499m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
席数 |
10席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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時々野菜を買いに行くことのある徳川特設市場。
地域のばあさんがよく利用しているような、ドローカルなほのぼのとした市場で、その一角におおやさんは製麺所として麺の販売と、カウンターでの食事提供をされています。
スーパーでよく売られている生麺に「安かろう・まずかろう」の偏見を持っているワタクシ、これまでは「ああ、ここも安いだけで食べたことを後悔するような不味い麺類でも提供しているんだろうな・・・。」とまったくスルーをしていました。
しかし、以前JR名古屋駅ホームの立ち食いきしめん屋の”住よし”で食べたきしめん(かき揚げトッピング)がことのほかおいしかった経験があったため、モノは試しとこちらにも買い物で立ち寄った際にきしめんをカウンターでいただくことにしました。
午後2時前、客がカウンターに半分ぐらいいる中、私が席について頼んだのは、きしめん(中)とかき揚げ。ところが大将、いきなり「ごめんね、ここのかき揚げ売り切れなんだ、向かいの惣菜屋で自分で買ってきてくれる?」とのこと。
ああ、さすがはローカル市場、でもその作法、わたし嫌いじゃないです、と思いながらも市場内の向かい側にある惣菜屋にいってかき揚げと、さらについでに目についたいなり寿司、合計240円を購入。
そそくさとカウンターに戻り、席に着くとあっという間にカウンター内の大鍋で温められたきしめんが着丼しました。麺以外にはネギしかのっていないという極めてシンプルなきしめんです。出汁の色は名古屋にしてはそれほど黒く(濃口醤油)ではなく、関西よりはほんのり濃いこはく色。そこにさっそく先ほど買ったかき揚げをON、汁を吸うように少し箸で沈めてやります。
かき揚げがほろほろと溶け始め、具のエビなどが独立して浮遊しはじめ、かき揚げの油が汁の上で広がったころ、ここぞとばかりに麺を掴んでズズッと一口。。。。。う、、、うまい!
----ここで、一旦話を脱線して「私ときしめん」というテーマでお送りさせていただきます。----
大阪生まれ、大阪育ちの私、そもそも名古屋にくるまで、きしめんなどはろくに食べたことがありませんでした。その後就職で名古屋に来てからは、レストランメニューによくみられることできしめんを口にする機会が増えてきました。
しかし、一時の讃岐うどんブームなどにより、うどん=コシが強いことに価値がある、と思っていたわたし、コシのまったく無い、平たいうどん状の食べ物「きしめん」についてまったく価値を見いだせず、ついには名古屋人の友人に対して、「きしめんにいったいどんな存在価値があるのか?」といった提言をするような有様でした。
気の良い友人は、そのような暴言を吐く私に対して、「でも俺は、やっぱりうどんときしめんがメニューに並んでいたら、きしめんを選ぶけどなぁ。」と名古屋人の一般論を何気に諭してくれるのでした。
そんな私でしたが、以前の”住よし”とこちらの”おおや”のきしめんを通じて、やっときしめんの良さに開眼しました・・!!
具体的には、まずその麺のコシの無さ。きしめんにおいては、うどんと違って、逆にうすく平たく、一反もめんを短冊切りにしたような、ヒラヒラ、ペロペロ、としたものの方が、その良さがあることに気が付きました。その場合、麺の味自体は淡泊になってきますので、出汁の味付けを濃いめにし、スープを絡め取って味わうことが、きしめんの醍醐味になると思います。
比較した場合、うどん文化の関西では、出汁は味が濃すぎないように薄口しょうゆで、昆布だしを強めにとり、飲み干すためのようなやさしい出汁であるのに対して、名古屋の出汁は関東(そば文化)のそれと同じく、麺に絡めて味をつけるのを主体とするため、醤油の濃い味付けで飲み干すとやや塩辛いものとなっています。しかし、それがきしめんとの相性がいいのです。
逆にいうと、名古屋でうどんを頼むと、きしめんの影響を受けたコシのないうどん+濃い味の出汁で提供される店が多く、ノーマルうどんはまったくもって美味しいものに巡り遭うことはありません。(カレーうどんと味噌煮込みうどんはまた別の話。それはまた別の機会に紹介したいと思います。)
それが、先に述べた、名古屋人はきしめんとうどんが並んでいると、きしめんを選ぶ、ということにつながるのかと思います。
----脱線が長くなりました。ここで話を”おおや”に戻しましょう。
かき揚げがほろほろと出汁に溶けたきしめん、その具材をきしめんがミルフィーユのごとく包み込むように箸で掴み取って食べることが、私にとって最高のきしめんの味わい方です。先ほど述べたように、きしめん自体は淡泊、出汁も旨みが深いほうではないので、正直具材のないきしめんでは食べごたえが足りないことが多いと思います。
さらに、合間に先ほど買ったいなり寿司を頬張り、さらにそれを出汁で流し込むと、まさに至福の時です。
ところで、ここでのきしめん(中)ですが、結構な量がありました。おそらく、小サイズで普通のお店の並程度の量、中サイズで他店の大盛りに匹敵すると思います。
それ以降から、リピーターになった私は、こちらできしめん(小)240円を頼み、向かいの惣菜やでかき揚げといなり寿司を購入して持ち込み、合計で480円に収まる昼食でありながら、非常に高い満足度を得ております。このコスパはそう見つけられるものではないでしょう。