「だし巻き卵」提供時に「わぁ～っ」と歓声が!! : うなぎ 光玉

　今日は「大須 大道芸人祭り」の日。
　腹ごしらえに選んだのは「うなぎ光玉」。

　元々、仕出し屋さんから鰻屋に業態変更し、創業
　昭和2年だから、２０２３年で「９６年」になる
　老舗店だ!!

　ここの圧巻は「出汁玉子焼き」で、この日訪れた
　お客さんに「出汁玉子焼き」が提供された瞬間、
　わぁ～っと言う歓声が上がり、他の席でも同様の
　わぁ～だった!!

　❖個人的な「だし巻き卵」
　だし巻き卵は、浅草の「銅銀銅器店」に行き、光
　玉の様な玉子焼きを作りたく、銅の玉子焼き器を
　購入したが、焦げてない調理は、素人では困難で

　玉子を巻くのではく、溶いた卵を、玉子焼き器内
　で焼き、自作の2ｃｍくらいある蓋で蒸して作っ
　て見た。

　当然、巻いた「出汁玉子焼き」も作るが歩留まり
　が悪い。（多層ステンレス卵焼き器でも試してみ
　るが、上手に作れない）

　❖オーダー（税抜き単価）
　・中瓶ビール　　６５０円
　・出汁巻き　　　６００円
　・肝焼き　　　　９５０円
　・うな丼　　　３３５０円（ご飯半分）×2
　・肝吸い変更　　１５０円×2
　
　税込み合計　　１０,１２０円

　❖感想
　どの提供品も名古屋の鰻店より、かなりリーズナブ
　ルな単価で、クオリティは申し分ない。
　むしろ、他の鰻店の「鰻丼」を凌駕してるかも。

　鰻の旬な季節や仕入れの状態もあり、蒲焼の厚みは
　いつも程ではないが、旨い!!

　通常の「丼」のご飯は、お茶碗4杯だと言うので、
　ご飯半分にしたが、それで丁度いい量。

　❖大須 大道芸人祭り
　過去は何回も参加し、ここ最近は参加していいか、
　軽く寄る程度。

　今日はお店を出て、大須観音に向かい、大須にしか
　ないと言われるUFOと称される信号機の下でパフ
　ォーマンに遭遇したのが「ポールダンスめりこ」さ
　んの演目。
　スタートのタイミングに出くわし、全パフォーマン
　ス観させて頂き、

　もはや「大須 大道芸人祭り」の今日の演目で、これ
　以上のパフォーマンスが無いと思うほどの内容で、
　ここだけで「お腹満腹状態」。

　彼女のこれでもかと言う演技に男気じゃなく、女気
　にエールを贈りたい。

　ファンの方々も多い様で、投げ銭は紙片にした!!

　アコーディオン・アコる・デ・ノンノンさんは現在
　の一番人気格で、何故か予定時間の演目が飛んだ？
　
　某演目は「大須 大道芸人祭り」の目玉だが、当初か
　ら見れば、穏やかなパフォーマンスになっているが、
　大道芸人祭りの開催当初は、路上で老若男女問わず
　それは繰り広げられた。大須観音の境内でも・・。

　個人的に、社交ダンス・ベリーダンス・フラメンコ
　の演目があった時代が楽しかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

　お店は、今年の干支「兎」で一躍有名になった
　大須三輪神社真北にあるから縁起がいいよ!!

　ここの鰻は「名古屋焼きの神髄」と言える蒲焼
　で、鰻の肉厚があり、ふっくら仕上げ。

　関東の蒸して柔らかくする焼きでは無いのに、
　身が「ふっくら」にする職人さんの技。

　これは、仕入問屋さんとの信頼関係無くしては
　実現できず、三河一色産の鰻調達の目利きあっ
　ての備長炭焼きだ!!

　❖驚きの「だし巻き卵」
　これほど、焦げずに焼ける職人さんのワザと、
　出汁の効かせ方も素晴らしく、絶品と言って
　も過言ではない!!　（過言出ました!!）

　❖銅の玉子焼きで焼く
　自分も所有していたが、素人には銅は使えず、
　更に「錫メッキ」が剝がれ、専門業者さんに
　メッキをして貰うが、また剥がれてしまう。

　ご主人の言うには、余り熱を掛けなければ、
　7～8年は使えると云う。

　❖オーダー
　・うな丼　　　　　3242円
　・だし巻き　　　　495円
　・中瓶ビール　　　660円

　鰻の上も並みも鰻君は同じで、量が違うだけ。

　最高の「だし巻き」495円とはあり得ない!!

　※並と上の違いは？とお云う質問、いろんな
　お店で、聴かれるお客が多い事。
　
　❖ヒストリー
　仕出し屋時代は、大須の違う場所で営業され、
　鰻屋を含め、昭和2年（1927年）2023年で
　創業96年で、大須でも大御所の部類に入る。

　❖三輪神社？　（兎くん）
　元亀年間(1570～1572)奈良桜井三輪町から
　矢場町交差点辺りの「小林城」に移った牧若
　狭守長清が、故郷大和三輪山に大物主神を鎮
　め祭ったと伝えられる神社。

　御祭神の大物主神は大国主神と同一と言われ、
　神話「因幡の白兎」で有名な うさぎの石造を
　設けこのうさぎは神様のお使いであり、

　撫でる事で幸福が生まれるとか。

　撫でた箇所の痛みを取って頂けるとも言われ、
　兎はとても縁起のいい動物と昔から言い伝え
　られ、ぴょんぴょん跳ねることから運気を上
　げ、また長い耳は福を集めるとされる。

　神社の鳥居は、
　八の字にくぐって三倍のご利益がある!!
　詳しくはオフィシャルサイトで、ご確認を!!

　❖お店
　はっきり言って、キャパが少ないから、人気
　になっては困る。（既に評価が高い・・・）
　これ、出来るだけ読まないでね。

　兎神社、マスコミ報道もあってか、
　神社内も外も満杯状態。

　大須は、長く徘徊してきて、ここは幾度と通
　過したが、入った事は無かった。

　兎君を、女性らが並び、撫でていて、幸せな
　兎君だなぁ～って。（そっち？）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

　　元々90年以上続く「仕出し屋」さんだったお店が、
　　鰻一本として料理を始めたのが「うなぎ光玉」さん。

　　鰻は三河一色産で、肉厚があるのに、中身はトロける
　　焼き具合。

　　説明が上手くはないが「鰻の白身」はアイスクリーム
　　の様にトロけた食感を得た。

　　蒸さなくても「名古屋焼き」で、柔らかく頂けるのは、
　　鰻を厳選し 仕入されている からに違いない!!

　　❖要約すると
　　・三河一色産の鰻。
　　・備長炭で ゆっくりと焼く。

　　・鰻は秋口から良質になると言うが、
　　　この日、1月に食べた鰻は高品質だった!!
　　　鰻君 も 季節で脂の乗り が 変わる。
　　　今日の鰻君の体調は良かった!!

　　・お重の鰻は、ご飯に鰻の「タレを掛けない」。
　　　お重は、ご飯と鰻が別々に提供され、
　　　お重に、「出汁巻き玉子」が添えられる。

　　・うな丼　は、ご飯に鰻の「タレを掛ける」。

　　・お吸い物が付くが「肝吸い」にする場合「+150円」

　　・玉子焼きは、焦げが無く 黄色く美しい。
　　　どうやって、焼くのだろう？
　　
　　・北海道産の真昆布と四種類の削り節を使用。
　　　だし巻、お吸物、ひつまぶしのお茶漬 に。★

　　・毎朝、精米したお米で炊く!!　★
　　　ここが素晴らしい!!

　　❖店内は
　　・店内は狭いと言われ「お一人さま1品」オーダー。
　　　今回「出汁巻き」+「瓶ビール」は OK だった。

　　・テーブル4人席　　4卓
　　　テーブル2人席　　2卓
　　　
　　・2年半前に お店をリフォーム。（2017年に）

　　・洗練された奥様 に 丁寧な説明を受ける。

　　・自動ドア の 店内が二重扉 になっているから、
　　　外気が入り込ます、外のチリも入り難く、
　　　個人的に、これも 料理人の拘り だと思う!! ★

　　❖オーダー
　　　1）うな丼　　　　　2950円（十分すぎる量の鰻）
　　　2）上うな丼　　　　3850円（うな丼より一切れ多い）
　　　3）肝吸い追加　　　 150円（追加料金）
　　　4）出汁巻き玉子　　 450円（このクオリティでのお値段）
　　　5）中瓶ビール　　　 600円（良心的な単価）

　　❖オフィシャルサイト　
　　　http://mitsutama.co.jp/
　　　仕出し屋時代は、大須の違う場所で営業されていた。
　　　昭和2年創業（1927年）2020年で創業93年!!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上