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食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店
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囚われたら抜け出せない美味なるブラックホール
異論は認めん!
本当にぶっちぎりで美味しすぎる
名古屋が誇る最強の純イタリアン。
春の恵みを色鮮やかに
味わい豊かに一皿の上に。
✅ドリンク(990円)
イタリア アルトアディジェ州
『山リンゴ エルスター』
いつものやつです。
甘いけどスッキリしてて魚介に合います。
✅アミューズ
・ラビオリのフリット
エグ味を取り除き美味しい苦味だけを
残した蕗の薹をリコッタチーズと共に。
・ピアディーナ
ロマーニャ地方の料理です。
イベリコ豚の生ハム、リコッタ、ルッコラを
薄いパン生地で巻いてひと口でパクリ。
早速イタリアの風が心地好く吹き抜けます。
✅季節のカルパッチョ
・豊浜 サヨリ 常滑の金赤トマト 赤玉葱 バジル
・豊浜 真鯛 ギリシャのカラスミ
・南知多 『賢彰丸』 カツオ 桜チップの燻製
プロスペロのカルパッチョはマジで神。
魚はどれも新鮮そのもので
素材の味わいを活かしまくり
イタリアンな一皿に仕立てる。
そのセンスに惚れ込み通い始めて早4年。
毎回このカルパッチョを楽しみにしています。
✅季節の一皿
佐賀県 ホワイトアスパラガスと
地元の貝のサラダ仕立て 柑橘のソース
ホワイトアスパラはとても柔らかく仕立ててあり
その中心から溢れるエキスが甘くて美味しい。
穂先、根本と部位ごとに異なる味わいも楽しめます。
大好きな貝は平貝、白ミル貝、赤貝の3種。
どれもじんわりと広がる貝の甘味が最高です。
オレンジの泡のソースとブラッドオレンジで
見栄えも味もキリッと引き締まった一皿に。
✅甲殻類の一皿
軽くソテーした車海老
そら豆のソースとペコリーノチーズ
車海老の火入れと塩加減が最高。
それにより香ばしさの中心にある
トロッとした甘味が引き立ちます。
そら豆のソースは鮮やかな緑色と
ほくほくとした風味が春を演出。
絶妙のタイミングでフォカッチャが来たので
ソースはもちろん綺麗に拭ってペロリです。
✅魚料理
三河 白甘鯛ウロコ焼きと北海道産ホタテの軽いソテー
新玉ねぎのスープ
ウロコ焼き、ヤバイ、サックサクで旨すぎ。
ホタテも素材力抜群でとっても甘い。
新玉ねぎのスープはトロリとした野菜の旨味と
あさり出汁の旨味でめちゃくちゃ味わい深く
全体的な一体感も素晴らしい渾身の一皿。
✅ドリンク(770円)
Yoga アプリコット
濃厚な杏のネクター。
✅パスタ料理①
三河はまぐりと愛知 加藤農園フルーツトマト『きわめ』
あの日本一美味しい『きわめ』トマトを
贅沢にソースにしていただくワケですが
蛤のエキスが絡み乳化してトロミが付いた
それがリングイネに良く絡みめちゃ美味しい。
蛤も大粒なのが3匹も。
これは正にボンゴレロッソの極だ!
✅パスタ料理②
豊浜 アオリイカのリゾット イカスミ
めっちゃイカ!
イカ好きにはたまらない一皿。
てかプロスペロのイカ料理
毎回美味しすぎる。
濃厚な重低音のイカの風味と
明るい高音域のウニの風味。
追いリコッタを加えてスペシャリテの
アンサンブルを楽しみましょう。
✅メイン料理
『愛媛 みかん猪』
色々な部位をいろいろな調理法で
・骨付ロース グリル 出汁のソース
美味しすぎてソース付け忘れて
かぶり付いちゃった。
・モモ 低温調理 パリッと仕上げ
ローズマリー、ニンニクの風味が食欲をそそる。
レモンをキュッと絞って。
・前足煮込み トスカーナ風
セージ、ローズマリー、トマト、赤ワイン。
ホロホロ柔らかくて歯要らず。
こんな食べ方させてくれるのはここだけ。
付け合わせの春野菜も美味しく最高です。
✅デザート
苺のミルフィーユ
サクサクパイ生地と
ふわふわのカスタードに
ジューシーな"よつぼし"苺。
ソースは苺(紅ほっぺ)とマンゴーで
甘酸っぱさにブースト効かせて。
マスカルポーネのアイスは
すっきりとした乳味感を演出。
✅コーヒーとお茶菓子
・メレンゲ
・生チョコ
・バーチディダーマ
至福の余韻時間。
・
・
・
本当に美味しい料理には重力を感じる。
お皿の中の宇宙に引きずり込まれるような
そんな感覚。
どの料理にもそんな吸引力があり
今回も大満足でお店を後にしました。
囚われたら抜け出せない
プロスペロと言う名のブラックホール。
ご馳走様でした。
年末大感謝祭!則のりスペシャリテ2023
今年もこの時期がやってきました。
俺的に年末食べ納めは絶対にProspero。
ご存知、名古屋最強純イタリアンのお店です。
✅ドリンク(990円)
イタリア アルトアディジェ州
『山リンゴ エルスター』ジュース
まずは魚介に良く合うスッキリとした
リンゴジュースでKPです。
✅アミューズ
ハム・サラミの盛合わせとニョッコフリット
・イベリコ豚生ハム
・グアンチャーレ
・コッパ
・チョリソー(パプリカ)
・三河 姫豚プロシュートコットとリコッタチーズ
おぉ~、久しぶりのシャルキュトリー。
今はイタリア産は輸入中止になったので
スペイン産です。
新調したスライサーで極薄の生ハム美味しぃ~!
赤身の旨味にトロける脂のコクがたまりません。
✅魚介前菜
・豊浜 ほうぼう(菜の花/西洋ワサビ)
・長崎 メジマグロ(レモン/ピスタチオソース)
・福井 天然寒ぶり(唐墨/紅芯大根&桜チップ燻製)
素材が持つ旨味を極限まで引き出し
足し過ぎず引きすぎない絶妙の塩梅と
イタリアンに仕立てるセンスと矜持は
正に世界一のカルパッチョと呼ぶに
相応しくめちゃくちゃ美味しいです。
✅おまけのトリュフ料理
「prospero名物」
ふわふわ尾張の玉子 パルミジャーノソース
こちらも久しぶりの御対面。
フワフワの卵白はスフレのように
シュワシュワと溶けて無くなる。
トロ~リ黄身に絡むチーズと
エロティックなトリュフの香り。
究極のタマゴ料理ここにあり。
✅ドリンク(770円)
Yoga 洋梨ジュース
香り高く濃厚なネクターです。
✅お魚料理
地元の魚介を使った『ズッパ・ディ・ペッシェ』
・ふっくら平目
・頭ごと食べるぜ車海老
・ぷっくりおっきなハマグリ
・腕まで食べるぜシャコ
・大好きヤリイカ
・北海道からは甘々ホタテ
大好きな魚介のオールスター!
スープは魚介出汁がもう
美味しいの大渋滞で大騒ぎ。
これはヤバイよ!
最高すぎるぜ則ちゃん。
✅パスタ①
浦村 牡蠣のラサ
ラサとは主にエミリアロマーニャ州で食べられる
米粒よりふた周り程大きいショートパスタ。
あえて不揃いにする事で食感の妙も楽しめます。
ソースは先ほどのハマグリの出汁を入れた
牡蠣とのダブル出汁。
うっほ~~っ!
牡蠣のエキス凄~っ!
めっっちゃ美味しい~。
✅ドリンク(990円)
イタリア アルトアディジェ州
『山リンゴ+ビルベリー』ジュース
ここからは肉に合わせて赤で。
✅パスタ②
飛騨牛A5ランクすね肉のラグー
タリアテッレ
上質な素材とプロの技術で
作る普通な料理って尊いよね。
心地好い重低音的牛の味わい。
これはもうシンプルに美味しい!
✅メイン料理
えぞ鹿いろいろ!
「ロース」 ポルチーニソース
「シンタマ」 赤ワインソース
「スネ」 グーラッシュ
部位ごとにソース変えてくれるのが嬉しい。
芳醇なポルチーニも柔らかいシンタマも
どれも味わい深くて美味しい~。
グーラッシュは郷土感溢れる煮込み料理。
パプリカ、トマトにコリアンダー、クローブ等で
コトコト煮込んでホロホロと滋味深い。
マダムがバーガーにしちゃえって事だったので
フォカッチャに蓮根と一緒に挟んでパクリ。
お口も心もprospero~!
✅〆のパスタ料理
「ズッパ・ディ・ペッシェ」の出汁を使った
ペスカトーレ
塩水とズッパを7:3の割合で煮込んで
スパゲッティ・マンチーニで。
シーダーがゴイスー(出汁が凄い)!
なんて贅沢なパスタなんだ。
もちろんソースはパンで全拭い!
✅ドルチェミスト
・ティラミス
・パンナコッタ いちごのソース
・いちごのセミフレッド
・ヴァローナチョコのセミフレッド みかんジャム
prospero一軍ドルチェが勢ぞろい。
何このアベンジャーズ感(笑)
✅コーヒーとお茶菓子
・メレンゲ
・生チョコ
・バーチディダーマ
こんだけ食べて飲んでお会計は14300円。
えっ?
そもそもこれって14300円のコースじゃないの?
ドリンク代忘れてない?
伝票良く見たら10000円のコースでした。
ま、マジでか?ちょっと大感謝祭すぎん?
こんなに贅沢させてもらって超良心価格あざっす。
あぁ~、本っ当に最っ高に美味しかった。
Prosperoマジヤバイ!大好きすぎる。
則ちゃん、浅田さん。
今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
ご馳走様でした。
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
Nori☆Nori BBQ 2023
日々の営業でどうしても余る食材。
冷凍保存するものの食材の質としては
当然下がるので通常営業では出せない。
そんな食材をフードロスの
名のもとにドバッと集めて
Nori☆Nori BBQ 2023を開催。
食材の質は下がると言っても
素人のBBQじゃあないんです。
プロが仕込み焼き上げるBBQ。
当然の如く一級の料理と相成り
質なんて1mmも気にならんほど
うんめぇぇぇぇぇ~~~っっっ!
肉肉肉~~~っっっ!!!
伊勢海老~っ!パスタ~~っ!!!
イカやらなんやら魚介も盛り沢山!
アランミリアもジャブジャブ飲んで
デザートはシャインマスカットと
ナガノパープルって最高すぎんか?
えっ?
値段?
衝撃の5000円!笑笑笑
(お酒飲む人は+@)
行きた~いっ!
て気になってるそこのアナタ。
行ける方法がたった一つだけあります。
それはProsperoに通い
Prosperoを愛すること。
さすれば道は開かれる。
ご馳走様でした。
畏畏
■~Nori☆Nori おつまみ~
・茄子のマリネ シチリア風
・黒舞茸のマリネ
・カプレーゼ 北海道はるか
・師崎 鱧のカルピオーネ
・三河 いわしのマリネ
・豊浜 コチのカルパッチョ
・三河 渡蟹のフリッタータ
・答志島 釣り鰆の燻製サラダ仕立て
・『丸十竹内商店』さんの伊勢海老
軽い炭火焼き ジャンボ落花生のソース
・~北イタリアの前菜~ 和牛舌 サルサヴェルデ
■~Nori☆Nori パスタ~
・豊浜 だるまいかのトマトソース
・三河姫豚サルシッチャとコリンキーのリゾット
・ペスカトーレ ビアンコ
(車海老・小イカ・ホタテ・マグロ・
白身魚・モンサンミッシェル産ムール貝)
・知多牛すじカレーとクスクス
■~Nori☆Nori お肉料理~
・三河姫豚カットリブのパプリカパウダー
・奥美濃古地鶏のカネデルリ
・和牛小腸の炭火焼き
・知多ハッピーポークのアリスタ
・アンガス牛Tボーン炭火焼き
・アイルランド骨付き仔羊ロース炭火焼き
・三河牛サーロイン炭火焼き
・お野菜
・ポテトフライ
オマール海老のサフランリゾットの会
これを食べなきゃ夏は越せねぇ!って事で
オマール海老のサフランリゾットの会。
■洋梨ジュース
まずはアミューズの梨に合わせて
洋梨ジュースを。
■アミューズ
スペイン産イベリコ豚生ハムとグアンチャーレ
愛知の梨と
脂の甘さが秀逸なグアンチャーレ。
イベリコの生ハムはチーズの様な
芳醇な香りが広がります。
シャクシャク甘い梨と共に。
■季節のカルパッチョ
【豊浜】
天然ヒラメ ギリシャのカラスミ
蜜蝋で覆う手法で作られたカラスミは
ライトな塩味がポイント。
【三河湾】
キスとイワシのマリネ
ヴェルメンティーノ(白ワイン)でマリネ。
イワシはオレンジのソースに三河の蜜柑で。
【カナダ】
天然本マグロ シチリア風
ローストアーモンド、玉葱で香りと食感を加え
甘い口当たりの赤ワインのソースで。
最強のカルパッチョ。
毎度毎度感動の出来栄えです。
■季節の一皿①
豊浜 天然あわびの冷製フェデリーニ ジェノベーゼ
まずはジェノベーゼの部分を。
これだけでも充分美味しい~。
更に今回は贅沢にアワビの身
そして肝のソースで頂きます。
パクリと口に含めば…
控え目に言って、最高です!
■アランミリア パイナップル
ここらでお気に入りの
パイナップルジュースを。
■季節の一皿②
シチリア風パン粉を詰めた 豊浜ダルマイカのロースト
2色のパプリカソース
カウンターなのでイカの焼いている
匂いだけでもう御馳走です。
イカの中にはアンチョビ、ケッパー
イタリアンパセリ、松の実。
これももう美味しすぎて悶絶&昇天。
エンペラとかゲソの先がカリッとお焦げになってて
それがまた食感と香ばしさを演出して最高です。
パプリカのソースも彩りだけじゃなくて
苦味による複雑味と夏感を加えていて
もうヤバ旨の極みちゃんでした。
■魚料理
三河一色 うなぎのプロスペロスタイル
血抜きをして熟成したうなぎに
バルサミコ酢を塗って蒲焼風に。
西洋ワサビとリンゴのソースで。
甘酸っぱい口当たりの後にうなぎの旨味!
複雑味とイタリアの風を感じる夏の傑作。
■季節のパスタ料理
師崎 鱧と松茸のタリアテッレ
松茸を焼いた時に出る香り高いジュと
鱧の味わい深い出汁をソースにして。
旨いに決まっとります。
■リクエストパスタ料理
カナダ産オマール海老のリゾット サフランのかほり
サフランのかおり。
リゾットのアルデンテ具合。
塩味の塩梅。
そしてオマールの暴力的な旨味。
一口目からマジでヤヴァイです。
超~美味しい。
これはもう本当、全人類に食べて欲しい。
■山リンゴ+ビルベリー
メインのお肉に合わせて。
■メイン料理
北海道エルムピジョンのローストとバナーネ
無花果とヴィンコットのソース
出ました!ずっと食べたかったやつ。
まずローストしたお肉は胸肉。
鳩、内臓の出汁を合わせたソースと
フルーティーで甘酸っぱい無花果のソースで。
しっとりと柔らかい鳩は強い癖も無く
かと言って淡泊すぎる事も無く…
丁度良い感じの鉄感があって美味しい。
コロッケはコンフィとフォアグラを合わせたもの。
じっくりと味わう冷静さもなく貪り喰っちゃいました。
■スイカのグラニテ
スイカって加工が最も難しい
果実だと思うんだけどこれは秀逸。
スイカの最も美味しい部分だけを
凝縮したような甘味。
口の中に余韻が心地好く残ります。
■季節のドルチェ
シャインマスカットとナガノパープルの
自家製パンナコッタ
バニラたっぷりでトロける
則ちゃん特製のパンナコッタ。
今回は大好きな葡萄と共に。
■お茶菓子
メレンゲ
生チョコ
ビスコッティ
バーチ・ディ・ダーマ
今回も本当、全部が最高すぎて
お口の中が超絶プロスペロ~です。
これでこの夏に思い残した事はありません。
御馳走様でした。
イタリアの風と南国の陽射しを浴びる。
本日はプロスペロ大好きな
食べ友を誘ってのランチ会。
さぁイタリアプチ旅行に出発です。
■~ドリンク~
アランミリア
パイナップルジュース
パインをそのまますりおろしたかの様な
フレッシュ感とザラザラ感でとっても美味しい。
■~アミューズ~
朝採れ 常滑「未来」のパンナコッタ
モッツアレラチーズのソース
イタリア産サマートリュフと知多「ピクニックコーン」
玉蜀黍好きにはたまらない最初の一品。
なめらかな口当たりの後
洗練された上品な甘さ広がる一口目。
様々なパーツとの一体感を楽しんだら
最後は野趣溢れる玉蜀黍の強烈な余韻!
■~地元の魚介 季節のカルパッチョ~
【豊浜】コチ 西洋わさび
【三重】天然シマアジ ガスパッチョソース
新鮮でプリプリモチモチの魚介は
個体の味わいをしっかりと感じられ
それを邪魔しない構成と丁寧な仕事で
まさに世界一のカルパッチョ。
■~季節の一皿~
天竜川 鮎のコンフィとメロン
イタリア産おかひじき「アグレッティ」
キュウリのソース
鮎コンフィは仕上げにポワレしているので
唐揚げのように表面サクッと香ばしい。
その身の美味しさとワタの苦味に
メロンの甘味とウリ科の香りのマリアージュ。
鮎とメロンの組み合わせは去年も頂いていますが
2023VER.更に美味しくなりました。
■~サービス~
柔らかく煮た師崎の蛸
パスタ用の具材の蛸をサービスで。
嬉しい~、そして柔らかくて美味しい。
家だと蛸は醤油で食べますが
オリーブオイルも合いますね。
■~甲殻類の一皿~
三河 天然車海老の軽いソテー ノルマ風
赤茄子ソテー・水茄子チップ・長茄子ピュレ
金赤トマトのコンフィ
ノルマ風とはオペラに由来があり
荘厳な曲の様に起伏や様式美ある
料理の事を言うみたいです。
車海老のプリプリ感と甘さを軸に
多種多様な茄子とリコッタチーズが
ハーモニーを奏でており
スタンディングオベーション
したくなるような美味しさでした。
アンコールはもちろん
大好物の素焼きした頭。
■イタリア アルトアディジェ州
「山リンゴ+ビルベリー」ジュース
赤ワインの芳醇さの中に山リンゴの
さっぱりした後味が美味なジュース。
■~魚料理~
豊浜 岩牡蠣のカツレツ
カラマンシーのかほり
牡蠣のステーキ!
食べ応えあってミルキーでめっちゃ美味しい。
生牡蠣にはレモンを絞る事からも
牡蠣と柑橘の相性の良さは明白。
という事でカラマンシーのソースで。
これがまたフルーティーで美味しいのよ。
■~選べるパスタ料理~
三河のシャコとズッキーニの細いリングイネ
トマトソース
プロスペロの魚介とトマトソースシリーズ
マジで旨すぎて好きすぎます。
今日は大好きなシャコ。
もちろん子持ち。
はぁ~、美味しい、幸せ過ぎる。
ちなみにこの日のパスタは生麺ではなく乾麺。
「生麺じゃないと嫌」という人もいますが
僕は拘らないタイプ。
シェフが「このパスタには乾麺が合う」と
思うのであればその感性にお任せします。
ちなみに食べ友は発酵バターのソースを使った
サマートリュフのタリアテッレをオーダー。
こちらもめちゃくちゃ美味しかったみたいです。
■~メイン料理~
飛騨牛雌牛A5ランク シンシンと万願寺のグリル
サマーエンジェル(すもも)とヴィンコットのソース。
サーブされると官能的に滴る肉汁に目を奪われます。
程よい赤身と脂を蓄えたシンシン(モモ肉)には
すももと葡萄を凝縮した甘酸っぱくて
フルーティーなソースが良く合います。
やっぱり肉にはフルーツですな。
■南国パラダイス2023
マンゴーソルベにパッションのセミフレッド。
チョコのスポンジにはパインのリキュールを
染み込ませて。
更にフレッシュのマンゴー、パッション、パインに
ココナッツソースと正に南国パラダイスなドルチェ。
トロピカルフルーツ特有の鮮やかな香りと酸味。
めちゃくちゃ美味しかった。
■お茶菓子と紅茶
ビスコッティ、メレンゲ、生チョコに
マダム特製のバーチ・ディ・ダーマ。
バーチ・ディ・ダーマ好き。
素朴な味わいと小気味良い食感で
めっちゃ美味しい。
こんなん家にあったら何個でも食べれそう。
イタリアから南国まで
お皿の上のプチ旅行。
今回も満喫させていただきました。
御馳走様でした。
祝!5周年
名古屋が誇る最強の純イタリアン。
Prosperoも遂に5周年!
おめでとうございます。
■アランミリア
パイナップルジュース
すっきり甘くて濃厚で超美味しい~。
■アミューズ
・イベリコ豚生ハム 茹で空豆
・三河湾 稚鮎のコンフィ
塩気、甘味にほろ苦さ。
色んな味わいを楽しみます。
■3種のピッツァ
・金赤トマトとブラッティーナ、プチバジル
・KAZUGOROサルシッチャと葉玉葱
・サラミピカンテのトマトソース
ピザ釜が無くても美味しく焼けるように
カリカリクリスピーなローマピッツァで。
金赤トマト甘っ!
葉玉葱も甘っ!
ゴロゴロカズゴローのサルシッチャも旨っ!
サラミピカンテは辛目のサラミ。
どれも美味しくテンションも上がります。
■季節のカルパッチョミスト
・伊勢湾 天然クエ
・知多 賢彰丸 初カツオ
クエは御荘ゴールド、オレンジのソースと
カラマンシービネガーの柑橘攻め。
柑橘のファーストアタックから
モッチリと熟成させた旨味が広がり超美味。
カツオは血抜きが得意な賢彰丸さんので
臭味なく濃厚な旨味を堪能できます。
桜チップの燻製、魚醬、赤玉葱マリネに
ルッコラ、ディル、セルフィーユ等の
マイクロリーフで。
ちなみに4月からカルパッチョミストは
見た目の華やかさよりも一品一品の
クオリティを上げたいとの思いから
盛り合わせから分割提供に変更されてます。
■季節の一皿
・豊浜 平貝 炙り
・三河 赤貝 生
・三河 トリ貝 炙り 魚醤
ジェノベーゼソースでいただきます。
いやぁ~、しかし旨い!旨すぎる!
それぞれ異なる甘味・旨味が
しっかりと引き出されていて
特にトリ貝なんかは悶絶!
■甲殻類の一皿
赤座海老 花ズッキーニ
赤座エビをまず一口含んだ時の
塩味の味わいが素晴らしい。
オリーブオイルや生姜オイルで
下味付けて塩振ってるらしいけど
すんごい複雑な旨味を感じます。
そこに軽く火を入れた赤座エビの香ばしさと
レアな身の甘味が複雑に絡み合って超美味しい。
ソースはズッキーニのソースで。
あとリコッタチーズとズッキーニを詰めて
オーブン焼きした花ズッキーニも素晴らしかった。
■イタリア トレンティーノ州
有機葡萄ジュース
ワイン用テロルデゴ種、糖度無添加のジュース。
濃ゆ~い味わいでワイン気分を楽しめます。
■お魚料理
豊浜 天然スズキ アスパラガス
スズキはバターソテーにして
ホワイトアスパラのソースで。
力強い素材の味わいに火入れと塩気の妙。
そこに山形「甘えん坊」という品種の
名の通り甘くてとってもジューシーな
グリーンアスパラのソテーを添えて。
■パスタ料理①
西浦アサリのボンゴレビアンコ
花芽が華やかな春を彩る
ボンゴレビアンコ。
アサリの火入れ神です。
ややレア気味にすることで
コク深い肝の旨味がハンパない。
またそれを引き立てる控え目な
出汁香るソースの塩梅も素晴らしい。
■メイン料理
知多牛 ヒレ
めちゃ柔らかくて適度なサシに
赤身の濃密な旨味。
うんめぇ~。
仔牛の出汁にマルサラ酒で香り付けたソース。
桑名のタケノコと共に。
■パスタ料理②
イカスミを練り込んだ黒いタリオリーニ
豊浜 アオリイカ
去年、友人が食べてんの見て
ずっと食べたかった念願の一皿。
イカの出汁の香りがすんげぇ。
イカスミ、生、火入れしたイカの
まさに烏賊、いか、イカな
イカスペシャル。
イカ好きにはたまらん。
こりゃ最高だわ。
■ドルチェ①
寒熟苺のアイスティラミス
マスカルポーネチーズのアイスに
コーヒーを染み込ませたビスコッティ。
ティラミスの再構築ですな。
香り高くてジューシーでとっても
美味しい新城の寒熟苺と共に。
■ドルチェ②
南国パンナコッタ
シェフから
「デザート2種類食べる?」
って言われたので勿論遠慮なく笑
ふるふるミルキーなパンナコッタは
大好きなマンゴー、パッションの
南国トロピカルリミックスver.で。
最高じゃぁ~ないですか!
■お茶菓子と紅茶
最後は余韻に浸りながら。
大好きな食材のオンパレードで
今回もヤバかった、ヤバ過ぎた。
さぁ、6年目もお口がプロスペロ~!
御馳走様でした。
名古屋が誇る最強の純イタリアン!
お店入ったらプロスペロをきっかけに
仲良くなったグルメ友達が居てびっくり♪
そんなこんなで今年一発目の
プチイタリア旅行に出発~!
■イタリア アルトアディジェ州
『山リンゴ エルスター』ジュース
全て天然素材で無加糖、無加水、無香料
保存料無添加のスッキリとしたリンゴジュース。
■アミューズ
・カプレーゼ???
・加藤農園『きわめ』と水牛モッツァレラ
カプレーゼはトマトのボンボンショコラ。
口の中でパキッとコーティングショコラを
割ったらトマトのソースがトロリと。
ショコラの甘美な後味が心地好い。
これめっちゃ好き。
きわめトマトとモッツァレラは
フルーツドレッシング使ってる?
ってくらいフルーティーな味わい。
■季節のカルパッチョミスト
【豊浜】
・ホウボウ…西洋ワサビ
・平貝…ピスタチオソース
・白ミル貝…ジェノベーゼ
【淡路島】
・サヨリ…生姜オイルマリネ
オレンジソース
【和歌山】
・マカジキ…桜チップ燻製
デコポン フレッシュハーブ
宇宙一のカルパッチョ。
ホウボウなんてモッチモチで
弾力・旨味共に素晴らしい。
平貝も素材の旨味に加え
炙った焦げの香ばしさや
塩味・ナッティー感の
バランスが秀逸すぎるぞ。
■タラッリ
プーリア州の伝統菓子の固焼きパン。
グリッシーニのようにおつまみ感覚で
パリポリと。
■季節の一皿①
フランス ビゴール豚の
パンチェッタを纏った車海老
佐賀のホワイトアスパラと
半熟うずら玉子を添えて
パンチェッタは車海老に油分と塩味を
加える調味料的役割。
そのアクセントで車海老の甘味・旨味が
何倍にも引き立ちます。
てかこれ美味しすぎる。
シンプルで分かりやすくって
でもプロならではの技があって
かつイタリアンど真ん中。
こういう料理が出てくるから
プロスペロはやめられない。
アスパラも瑞々しくって
甘くて最高です。
■車海老 頭
頭は焼いてくれて殻ごといただきます。
これがまた焼きたての海老煎餅みたいで
芳ばしくって超~美味しい!
■季節の一皿②
柔らかく煮たイイダコの軽いソテー
うすい豆のソース
そう言えばプロスペロで
タコの料理って食べた事ないな~って
思ってたらドンピシャで出てきた。
しかも贅沢に一人一杯。
まずは香ばしい焦げの匂いにやられます。
柔らかく旨味たっぷりのゲソ。
頭にはリゾットのようなコクある卵。
絶妙な塩使いと素朴なうすい豆のソースで。
■イタリア アルトアディジェ州
『山リンゴ+ビルベリー』ジュース
香り高い野生のブルーベリーとリンゴの
赤ワインのような芳醇なジュース。
■パスタ料理①
地元の魚介「三河はまぐり・甘鯛・豊浜アカイカ」
菜の花のスパゲッティ
サルディーニャ州のカラスミをちらして
えっ?ちょっと待って。
こんなの反則じゃない。
はまぐり・イカが美味しいのは勿論
この中で負けない甘鯛のホクホクとした
甘味も素晴らしすぎる。
また出汁とカラスミの塩味の配分も
計算されていてシンプルなパスタながら
こういうところに奥深さや美味しさの
秘訣を感じますね。
ソースは旨すぎたのでお皿の溝に一滴も
残さないようにフォカッチャで拭って。
■パスタ料理②
豊浜 渡蟹のトマトソース タリアテッレ
またまたやっべぇ~の来ました。
渡蟹の出汁や身・内子の味わいにフォーカスして
トマトソースのトマト感が主張し過ぎず
良きバイプレイヤーになっている所が
ポイントだけど、そんな蘊蓄は要らんよね。
ただただ美味い、美味すぎる。
■メイン料理
イタリア リードヴォーを詰めて
スペックを纏った
うさぎモモ肉のロースト
トレンティーノ・アルトアディジェ州のスタイルで
スペック(ハム)を纏う事で外側は
カリッと感と塩気・旨味のアクセント。
うさぎはしっとりと濃厚な味わい。
そこにリードヴォーのコクが
混然一体となって超美味しい。
骨付の部位を手で持って齧りついて
食べるのがまた美味しくって♪
イタリアンに行くとメインは
シンプルに肉を焼くのが多いけど
こういう郷土料理感あるの
ワクワクして嬉しいよね。
■デザート
バレンタインスペシャルバージョン
ティラミス
まさかの王道ティラミス。
あえての王道ティラミス。
なんで今まで出さんかったの??
ふわっふわでマスカルポーネで
メレンゲで甘く苦くてコーヒーで
超超超超超超超お・い・し・い!
■コーヒーとお茶菓子
最後はお茶菓子とコーヒーで。
更におまけでマダム特製の
クッキーとバーチ・ディ・ダーマ。
失敗したって事なので写真は
載せない方が良いのかな?
でも確かに形は改善の余地あるかもだけど
味は全然失敗じゃない。
むしろ素朴でサクホロでめちゃ美味しい。
これはまた……いや毎回食べたいぞ。
という事で今回も大大大満足の
プロスペロ。
名古屋が誇る最強の純イタリアンです!
御馳走様でした。
年末大感謝祭!
今年最後の食べ納めは大好きな
こちらのお店で。
年内最終営業日という事もあり
超~気合入りまくりのメニューです。
パスタが4種も(笑)
■フュージョン ノンアルコール
ドゥレス
ドリンクは以下3種
・ラウンドジンジャー
アプリコットピューレの甘味、酸味。
ジャスミンとシナモンの柔らかさ。
・エレガントアップル
リンゴをベースに清涼感ある釜炒り茶。
カモミール、柚子の果汁で爽やかな酸味。
柚子の皮で苦味の余韻。
・カオスグレープ
ぶどう、カシス
紅茶の渋味、甘味、酸味の調和。
シラーのような
まるでワインのようなジュース。
ジンジャーとリンゴは
ジュースとお茶のカクテル的な感じで
甘すぎず上品な口当たり。
ぶどうは芳醇な甘味と複雑味で
どれも凄い美味しかった。
■アミューズ①
・リゾットのチップ いくらと海苔のペースト
・リコッタチーズと法蓮草 ラビオリのフリット
いくらは塩分濃度、サラッと感
皮のハリも申し分なく海苔との
マリアージュは言わずもがな。
ラビオリフリットもサクッから広がる
風味に思わずお口がプロスペロ~。
■アミューズ②
・豊浜
アオリイカのピッツァ トマトソース
・三河
天然車海老のピッツァ ジェノベーゼ
石窯があるわけではないのでさすがに
生地はピッツェリアの様にはいかないけど
その分レストランクオリティの具材とソースで勝負。
遊びゴコロがあってたまにはこういうのも良いじゃん。
大好きなイカと海老がゴロゴロっと…はい最高です。
■車海老の頭
香ばしい殻にパンパンに
詰まった身と味噌。
プロスペロは必ずオマケで
こういうの出してくれるから嬉しい。
■季節のカルパッチョミスト
・豊浜
天然ひらめ サルディーニャのカラスミ
・氷見
寒ブリの燻製と紅心大根
・北海道
ホタテ イタリアのキャビア
・ケープタウン
南マグロ 中トロ シチリア風
ひらめのモチモチ感と凝縮感。
寒ブリの脂ノリにホタテの際立つ甘味。
そしてマグロの旨味とナッツの風味。
どれもとにかく抜群の素材感!
それを活かす引算足算のバランスの良さに
吹き抜けるイタリアの風。
マジでここのカルパッチョは世界一だと思う。
■季節の一皿
・フグの白子ソテーと菊芋のピュレとチップ
自家製みかんのジャム
バターの風味たっぷりにソテーされた
白子は菊芋のピュレと相まって
とってもクリーミー。
みかんの甘味酸味、少しの苦味による
ビビッドなアクセントの秀逸さよ。
■お魚料理
・三河 甘鯛のウロコ焼きとポロ葱のスープ
ポロ葱はその香り高さと
ネギ臭さの無い明るい甘味が特徴。
甘鯛の味わいを活かした優しい風味を
サクサクの音と共に楽しみます。
■パスタ料理①
・伊勢 浦村牡蠣とカラスミのスパゲッティ
去年、食べ友が絶賛していたのでリクエスト。
こりゃぁまいったね。
牡蠣を咀嚼した瞬間に広がる旨味の
爆発力に思わず目を見開いた。
牡蠣のエキスは外に出さずに
中に閉じ込めるのがコツみたい。
そしてソースはあえて控え目にすることで
くっきりとしたコントラストが生まれます。
■パスタ料理②
・魚介の出汁でじっくりと煮込んだ
スパゲッティマンチーニ
生うにとリコッタチーズ、レモンのかほり
あえて出汁感を控え目にしたパスタ①からの
攻める魚介出汁のパスタ②。
パスタ4種なので当然、順番にも拘ってます。
この香り高さ、濃厚な凝縮感
そしてウニとリコッタの相性の良さよ。
■パスタ料理③
・飛騨牛雌牛A5ランクすね肉のラグー
夢の5段ラザ~ニャ!
久しぶりにラザーニャ。
大好きなんだよねぇ。
こういうの嬉しいなぁ。
ラグーの旨味にクリーミーなコク。
その名の通り5段分の美味しさが詰まってます。
■パスタ料理④
・イタリア 冬トリュフのタヤリン
チーズとバターだけで作ったタヤリン。
ナニコレ~!超~濃厚でバカ旨!
タヤリンとは卵黄のパスタの事で
トリュフとの相性は抜群なのです。
■備長炭炭火焼きのお肉料理
・アイルランド産ヘアフォード牛Tボーン
・根室ユックのエゾ鹿ロース
・宮城KAZUGORO サルシッチャ
メインは贅沢に3種盛り。
まずはTボーン。
サシは無くあっさりとしてるから
パスタ4種の後でも難なく食べれる。
パサツキも無く濃厚な牛の旨味と
適度な柔らかさと噛み応えで旨し旨し。
エゾ鹿ロースも美味しかったなぁ。
一振りの塩がまた味わいを引き立てるのよ。
サルシッチャも良いよねぇ。
ゴロゴロの肉感と皮が破れる食感。
そしてなんといっても溢れ広がる
KAZUGOROの肉汁と旨味。
■デザート①
・苺のパンナコッタ
俺的究極のパンナコッタ。
とろける食感に豊かな乳味感。
THE 大人のイチゴミルク。
■デザート②
・フォンダンショコラと苺のアイス
温かいと冷たい。
チョコと苺。
最高じゃぁないっすか!
THE 大人のアポロ。
■お茶菓子とコーヒー
ウルバーニのトリュフチョコが
思った以上にトリュフでビックリ!
凄いなこれ。
いやぁ~、凄かった。
まるでスターマインからの
しだれ柳のような
今年を締めくくるに相応しい
圧巻のコースだった。
御馳走様でした。
また来年もよろしくお願いします!
秋スペシャル!
前回お伺いしたのが7月なので
3ヶ月ぶりのプロスペロさん。
さすがにこんだけ空くと辛い…
やはり最低でも2か月に一回は
通いたいくらい大好きなお店です。
■オーガニックレモンソーダ
すっきりと飲みやすく
どんなお料理にも合います。
■アミューズ
・南瓜の焼きラビオリ
・宮城島豚 KUZUGORO
プロシュートコットと
鳥取 新甘泉
・イタリア 牛ブレザオラ
焼きラビオリ大好き!
生地の香ばしさとタネの
甘味がたまりませんね。
プロシュートコットは加熱したハム。
噛めば噛む程ふくよかな旨味が広がります。
新甘泉は鳥取県オリジナル品種の
高糖度でジューシーな和梨。
牛の生ハム ブレザオラと合わせて。
流石のプロスペロ・クオリティで
初っ端から最高です。
■カルパッチョミスト
【豊浜】
カワハギ 肝のソース
天然真鯛 西洋ワサビ
スミイカ 手毬風と下足焼き
イワシ 白ワインビネガーマリネ
【三重】
伊勢海老 バジルソース
【三陸】
ホタテ パッションフルーツ
出ました!最強のカルパッチョ。
まずは淡泊なカワハギ、真鯛から。
う~ん、お・い・し・い!
ほんのり塩気がまた丁度良く
素材の良さを引き立てます。
次に伊勢海老ちゃん。
最後まで取っておこうと思ったけど
冷めちゃう前に。
これも最っ高!
ジャリッと粗目の塩がアクセントになって
めっちゃ美味しい。
ホタテはパッションのすっきりとした
酸味が素材の甘味を引き立てます。
リズミカルな種の食感も良き。
イワシは身の締まりと凝縮感ある味わいを
楽しんで。
最後はスミイカ。
まずは下足焼き。
焼いたイカってなんでこんなに美味しいの?
あと10足は食べたい。
身は手毬風にしてサルディーニャの唐墨を。
ねっとりとした甘味で満たされる~。
■オマケ①
伊勢海老の頭
わ~いっ!やったぁ~!
味噌まで美味しくいただきました。
■パン
ここでコロンと可愛いパンが2種。
安定の美味しさで瞬殺。
■季節の一皿
土佐 戻鰹 2種
・桜チップの燻製
赤玉葱 魚醤 ハーブ
こちらはあっさりとした味わいで
鰹の濃厚な旨味が前に出る感じ。
・タタキ ローストアーモンド
焼きナスのソース
こちらはナッツの香ばしさと
ソースの効果でより円やかな味わいに。
どちらも甲乙付けがたく
楽しく食べ比べさせていただきました。
■フォカッチャ
表面はカリッと中はしっとりもっちり。
ソースを拭って食べるのにも大活躍。
■季節の一皿
秋のアクアパッツァ
北海道産キンキと
モンサンミッシェル産ムール貝
インカのめざめ
ムール貝の出汁と、すり流し状にした
インカのめざめにサフランで香り付けした
ソースで食べるアクアパッツァ。
キンキはお腹にドライトマト、オリーブパウダーを
サンドしてオーブン焼きに。
はい、もう絶対美味しいやつです。
■パスタ料理 ①
北海道 秋刀魚と松茸の
スパゲッティーマンチーニ
こりゃ参った!
めっっっっっっちゃ美味しい!
秋刀魚は皮目だけ火を入れて
中身はふっくらレア仕立て。
そこに秋の主役、松茸のマリアージュ。
更に舞茸の出汁で和えた麺に酢橘を添えて。
和のイメージの強い食材を使いながらも
和に寄らずプロスペロらしいイタリアンな
味わいに仕上がっているところがもう最高。
本日のMVPです。
■パスタ料理 ②
丹波 猪すね肉のラグーと
栗のパッパルデッレ
イタリアンらしい力強いソースに
イノやんもクリやんも
大粒なのがゴロッゴロ。
そもそも猪は栗を餌にしているので
野趣溢れる味わいの中に広がる
栗のほっこりとした甘味は相性抜群。
■オマケ②
栗のスープ カプチーノ仕立て
ん?あれれ?
ここでメニュー表に載ってないのが
出てきました。
これインスタで見て食べたかったやつ~!
パスタで栗使ってるから今日は無いのかぁって
思ってたからめっちゃ嬉しい。
んで則ちゃん、そのドヤ顔やめれぇ~!(笑)
本人曰く2軍落ちらしいけど充分美味しかったよ~。
ほんでメイン前に口直しとしてスープ挟む構成
むしろアリ寄りのアリじゃない??
■メイン料理
フランス産 ビゴール豚ロース
トスカーナ風オーブン焼き
最後は俺的ダブルメイン食材を使った
盛り付けもカワイイひと皿。
コースとしては豚ロースがメインなんだけど
付け合わせのポルチーニ茸がまぁ美味しくて
こちらもメイン食材って事で良いと思う。
まずは豚ロース。
切り込みを入れてニンニクやローズマリーで
香り付けするのがトスカーナ風だとか。
こりゃ美味しい!
噛み締める程に豚の旨味と先述した香りが
広がってサラリとした脂がコクを加える。
これぞイタリアンで食べる肉料理の醍醐味。
ポルチーニ茸はバター炒めで。
プロならではの仕込みを加える事で
今まで味わった事のないほどの
鮮烈な甘味がほとばしる~。
そして最近グルメバーガーに
はまっているのでレストランでは
御法度かもしれないけど
フォカッチャ、豚、ポル茸を
同時に頬張れば…はい最高です。
めっちゃ口の中で色んな旨味がスパークする。
■デザート
ストゥルーデル
いわゆるドイツ版アップルパイ。
オマケでちょっと多めにしてくれた(^^♪
中身はリンゴ、レーズン、松の実
パン粉、シナモンパウダー、レモンピール。
キャラメルのソースとバニラアイスで。
この気取らない素朴な味に萌える。
■お茶菓子
最後はコーヒーといつものお茶菓子で
しばし歓談タイム。
この日も最高でした。
そして次回はなんだかスペシャルな会に
なりそうで楽しみが過ぎる。
御馳走様でした。
オマール海老のサフランリゾット再臨。
この日は去年食べてあまりにも美味しかった
オマール海老のサフランリゾットをリクエスト。
しかし、その前に最初の2品から
美味しすぎて既にK.O状態。
その後もずっとメイン級に美味しい料理が続き
過去一を更新しました。
てか伺う度に更新している気がする。
良いお店の証ですね。
■オーガニック ブラッドオレンジソーダ
お酒が飲めない僕の為に美味しい
ノンアルドリンクも各種揃えてくれています。
酸味は控え目に爽やかな柑橘香と甘味。
すっきりとした飲み口で美味しかった~。
■生ハムメロン
生ハムメロンって一般的には
赤い生ハムを合わせるイメージ。
しかしこちらでは白い生ハム
ラルド(背脂)を合わせます。
口腔内でとろける脂の甘味と
メロンの芳醇な甘味のマリアージュ。
甘味×塩味ではなく甘味×甘味。
メロンには赤よりも断然、白が合う。
(ワインじゃなくて生ハムの事ね)
この組み合わせは目から鱗。
その手があったかぁ~って感じ。
最初からやられた。
しかもメニューに載ってない
嬉しいサプライズ。
■アミューズ
愛知産 ゴールドラッシュのパンナコッタ
イタリア サマートリュフ
モッツァレラチーズのソース
ちょっと待って。
なにこれ?
めっちゃ美味しいんだけど。
絶妙な塩気で引き立つ
玉蜀黍の甘味と風味。
もう黙って目を閉じて
じっくりと舌の上で味わいましたよ。
■季節のカルパッチョミスト
【豊浜】
天然すずき 西洋ワサビ
サザエ ジェノベーゼ
天然しまあじ キュウリのソース
【ニュージーランド】
ミナミマグロ オレンジのソース
この日は特にアジが良かった。
キュウリの香りと絶妙な塩気で
アジ個体の旨味も引き立ちます。
一見シンプルに見えるけど
塩はマリネと仕上げで2段階調整だとか。
目には見えないプロの技が光りますね。
サザエは臭味の無いクリアな味わいで
新鮮さや処理の丁寧さが伺えます。
コリコリの身に旨味ある貝柱、クリーミーな肝。
ジェノベーゼソースが良く合います。
マグロのタルタルも良かったし
すずきも素晴らしかったなぁ。
やっぱり則武シェフのカルパッチョは世界一。
■季節の一皿①
鱧の出汁で湯引きした
師崎の鱧と小玉すいか、オクラ
すいかのガスパチョに浮かべて
和食のイメージが強い鱧だけど
イタリアンに着地させる所に矜持を感じる。
鱧は自身の出汁を纏う事で旨味が増幅。
糖度がのったスイカは果物ではなく
夏野菜としてトマトやバジル等を合わせ
ガスパチョ仕立てに。
夏らしい清涼感溢れる一皿。
季節感を取り入れて変化に富んだ
コース構成も良いですね。
■季節の一皿②
豊浜 赤アワビのカツレツ アワビの肝ソース
これにもやられた。
ひと口食べてシェフと顔を見合せたもん。
まず食感は柔らかくはあるものの
クニュッとした程よい弾力が残っていて絶妙。
そして風味が抜群。
ふんわりと磯の香りが心地よく本当に美味しかった。
アワビってどちらかと言うと煮たり炊いたりして
味が入る事で美味しくなると思ってたから
これにはびっくり。
アワビと相性抜群なバターの香りと
肝のソースで。
■お魚料理
浅利の出汁で炊いたクスクスを詰めた
豊浜ダルマイカのロースト
加茂茄子をふんだんに使った
夏野菜のカポナータを添えて
大好きなイカの料理。
中にはクスクスが詰められていて
さしずめイタリア式のイカ飯。
焼かれたイカの芳ばしい香りに旨味。
クスクスがカポナータの酸いも甘いも吸って
もう最高でしかない。
お茄子ドキッも本当大好き。
■パスタ料理①
岐阜 白川の天然鮎とズッキーニのタリアテッレ
作ってるところ見てたらズッキーニが
レモンに見えてレモンクリームパスタ
作ってるのかと思った。
ん?じゃぁ、あのクリームに見えたのは
乳化した出汁のソース?
こりゃ旨いわ。
隣の席のお客さんも美味しすぎて感嘆。
肝のペーストがまた苦くてバカ旨。
鮎に付けたりパスタに絡めたりしながら
唸りながらいただきました。
■パスタ料理②
カナダ産オマール海老のリゾット
サフランのかほり
いよいよ真打登場。
真紅と黄金のオーラを放つ一皿の降臨です。
サフランの香りを纏ったイタリア米は
絶妙なアルデンテ具合。
圧倒的な香り、旨味を蓄えたオマール海老。
たったそれだけのシンプルな構成。
だけどそれが尊いのである。
1年ぶりとは言え1度食べていて
耐性が出来ているにもかかわらず
感動する美味しさ。
ヤバイ、本当にヤバすぎる。
語彙力とか飛んじゃう。
これはもう絶対、毎年夏にリクエストする!
■メイン料理
三河牛フィレと牛舌の備長炭炭火焼き
普通これだけ魚介が美味しいと
肉料理はかすむものなんだけど…
いやはやスゲェ~ぞプロスペロ。
肉料理も悶絶必至。
まずはタン。
脂のり最高ね。
それを時間差で塩味が
味を引き締めるの。
この日に合わせて熟成させたフィレ肉も
旨味が凝縮に凝縮されていて旨いのなんの。
肉の旨味を活かした付かず離れずな
ほんのり甘いソースも良き。
じっくり火入れして甘味を引き出した
万願寺唐辛子は丸っと一本。
あぁ~美味しかった。
牛肉でここまで感動したのいつぶりだ?
■デザート
桃・もも・モモ
やったぁ~!桃大好き。
ロゼ・スプマンテのジュレに
桃のコンポートにフレッシュの桃。
桃の繊細で可憐な表情を切り取った
桃・もも・モモな桃尽くしなドルチェ。
お口も心もプロスペロ~です。
■お茶菓子とコーヒー
この日の余韻に浸りながら。
生チョコ美味しぃ~。
いやぁ~、参った。
この日も参りました。
普通コース料理食べたら
飛び抜けて美味しいのって
1~2皿くらいなんだけど
全部美味しいんだもんなぁ~。
やっぱりプロスペロ最強です。
そして個人的に大好きな夏の食材。
メロン、玉蜀黍、鱧、スイカ、鮎
オマール海老に桃!
まさにオールスターな感じで最高でした。
次は秋の食材を楽しみに。
御馳走様でした。
Prosperoパラダイス!!!
梅雨入りして嫌な季節になりましたが
この時期の食材は大好きなんです。
そんな6月のプロスペロ。
席についてメニュー表を広げると
心躍る料理がズラリと並んでます(^^♪
■アランミリア マンダリンジュース
大好きなアランミリア。
ぶどう以外のジュースは初めて。
爽やかな柑橘の香りと甘さが広がります。
■宮崎ゴールドラッシュと
イタリア サマートリュフ
最初っから美味しすぎ。
水と玉蜀黍のみで作ったスープ。
シンプルが故に素材の良さが際立って
玉蜀黍の極上な甘味と風味を味わえます。
■季節のカルパッチョミスト
【豊浜】
・イチミダイ
西洋ワサビのスッキリした辛味で
・アジ
さっぱりとガスパチョで
・キス
白ワインビネガーとオレンジソース
イタリア式酢じめですっきりと
【三河一色】
・天然車海老
海老出汁トマトソースで
身の甘味がたまりません
【鳥取】
・天然本マグロ
ローストアーモンドとピスタチオソースの
香ばしさと共に
やっぱりプロスペロのカルパッチョは最強。
素材も仕立ても素晴らしすぎます。
■郡上より天然鮎と静岡マスクメロン
キュウリのソース フレッシュハーブの
サラダ仕立て
メニュー見ただけで興味津々。
意外な組み合わせですが
北イタリアでは川魚とメロンを
合わせて食べる文化があるみたい。
そもそも鮎はキュウリやスイカの
香りがすると言われているので
瓜系とは相性が良いんですよね。
骨の出汁と魚醤で作った煮凝りや
肝のペーストと共にいただきます。
身の儚い味わいに肝の苦味とメロンの甘味
そこにハーブの異国感溢れる香りが
バッチバチにスパークします。
こういうのめっちゃ好き。
■豊浜 ぐるぐる太刀魚と
なす・ナス・お茄子ドキッ!!
去年もいただきましたが
今でもはっきりと覚えているくらい
印象深い一皿を2022年ver.で。
太刀魚はふっくらした身に
旨味がしっかり乗ってて美味。
3種のナスのグラデーションで
味わうんだけど相性も抜群。
・赤ナスのマリネ
・長ナスのピュレ
・水ナスのチップ
お茄子ドキッ!!のネーミングの意味は
食べたら分かります。
ぐるぐる巻きの盛り付けも素晴らしく
ぜひ色んな人に食べて欲しい一皿です。
■師崎 鱧と万願寺唐辛子のスパゲッティ
サルディーニャのカラスミをちらして
この美味しさの秘密はなんだろう?
って思いながら食べてたんだけど
乳化した出汁だね。
パスタへの絡み具合が最高だわ。
勿論、具材の組み合わせの良さもあるけど
こういう基本的なところでグッと来るのが
プロの技だよね。
■豊浜 ダルマイカと枝豆のジェノベーゼ
リグーリア州の手打ちパスタ「トロフィエ」
トロフィエ、モッチモチで
めちゃくちゃ美味しい。
ダルマイカは一人一杯!
身の甘さにゲソの香ばしさ。
はい、本日の優勝です。
■飛騨A5ランク雌牛シンシンの
備長炭炭火焼き
魚介に強いプロスペロですが
肉も抜群に美味しいんです。
3週間熟成させた肉は表面を
こんがり強めに火入れする事で
ジャーキーの様なドライ感を強調。
表面の噛み締めて染み出る旨味と
中心部の柔らかくとろける旨味の
コントラストを楽しめます。
マルサラ酒のソースと塩でシンプルに。
付け合わせのアスパラもジューシーで
甘味ある凝縮感が素晴らしい。
■南国パラダイス!!!
パイン×マンゴー×パッション×ココナッツの
黄金カルテット。
この時期、この組み合わせに勝るものはなし。
パインのセミフレッドもスッキリ爽やかで
めっちゃ美味しかった。
最後はお茶菓子とコーヒーで。
イタリアンど真ん中を突き進む
プロスペロはやっぱり最高で
僕にとってのパラダイスです。
御馳走様でした。
祝!4周年。ガツンとイタリアン。
4周年おめでとうございます!
という事で1月以来のプロスペロさん。
めちゃくちゃ楽しみにしてました。
春は春で貝類にホタルイカと
大好きな食材ばかり。
ウキウキでプロスペロ発の
イタリア便のフライトです。
■リモナータ(800円)
微炭酸のレモンジュース。
ほのかな酸味と爽やかなレモンの甘味が
良い塩梅で気に入りました。
■アミューズ①
シェフ厳選!生雲丹と常滑 金赤トマトの
冷製カッペリーニ
ジメジメとしたこんな日にはピッタリの
冷たい1皿からスタート。
まず金赤トマトを食べてみると
そのフルーティーな味わいにびっくり。
きわめ以外にもこんなに美味しいトマト
あるんですね。
新鮮な甘味、コクを感じる生雲丹と共に。
輪郭のくっきりとしたメリハリある味わいに
最初っからニヤついちゃいます。
■セミドライトマトと玉ねぎのパン
いつものパン2種。
ひと口サイズで食べやすくて
美味しいんです。
■アミューズ②
・オッソ・ブーコ ミラノ風???
・会津若松 馬肉のタルタル 黒トリュフ風味
・北海道 越冬ジャガイモの焼ラビオリ
リコッタチーズソース
まずは前回メインで頂いたオッソブーコ。
米粉のチップにはサフランを効かせて
リゾットの再構築となっています。
さっぱり美味しい馬肉には
香り高いトリュフをあしらって。
得意の焼きラビオリは今回はジャガイモ。
この素朴な味わいがたまりませんね。
■地元の魚介を中心に季節のカルパッチョミスト
【豊浜】モガレイ 西洋ワサビ
白ミル貝 ピスタチオソース
鯵 ガスパチョソース
【三河】トリ貝 炭火焼 バジルソース
【三重】鰹 桜チップの燻製 魚醤と玉ねぎのマリネ
濃厚な甘味のミル貝にナッティなピスタチオや
鯵にはガスパチョで爽やかな演出と鮮度抜群の
素材力も相まってどれも本当に美味しいですね。
特にこの日はトリ貝。
炭火で炙った香ばしさとバジルの風味。
それらがトリ貝の旨味を最大限に引き立てていて
最高としか言いようがありません。
■フォカッチャ
お皿に残ったソースのお供にも最適です。
■季節の一皿①
梶島のあさりと春の山菜のズッパ
パッと見、和食っぽいですが器はドイツ製。
スープは魚の出汁にニンニク、トマトを合わせて
イタリアン仕立てに拘るのがプロスペロ流。
これがまた香り高くて美味しいんだ。
梶島の大粒のあさりはふっくらと火入れされてて
じんわり広がるワタの旨味が半端ない。
タケノコや山菜の春の息吹と共に。
■甲殻類の一皿
三河産天然赤座海老のソテー
アスパラガスとカラスミのオーブン焼き
うずらの卵を添えて
カラスミはただ擦るだけではなくて
アスパラに纏わせてオーブンで焼く事で
香りが立ち、その塩気と共にアスパラの
甘さを最大限に引き立てます。
いやいや、美味すぎでしょ。
そして赤座海老も素材力、塩味、火入れが
絶妙過ぎてマジで悶絶の一皿でした。
頭は別添えしてくれるので味噌も楽めます。
■季節の一皿②
三河 黒ムツと富山湾 ホタルイカ
うすい豆のソース
黒ムツ食べた瞬間、思わず「旨っ!」ってなった。
このガツンと来る味付け最高です。
しかしながら決して塩辛いわけではなく
素材の味を引き立たせるための旨味ある塩味。
その分ソースは優しい塩梅で見事なバランス。
そして大好きなホタルイカも美味すぎ。
軽く炙ってあるのでゲソはスルメのような香ばしさ。
プチュッと弾けるワタのコクにノックアウトです!
■熊本ブラッドオレンジジュース(900円)
ブラッドオレンジを使った次の料理に合わせて。
■パスタ料理①
熊本ブラッドオレンジとアンチョビのスパゲッティ
シチリア風 三河のシャコと三陸のホタテを添えて
則武シェフお得意の出汁が効いたパスタなんですが
この日はアンチョビが効果的でかなりスパイシー。
でもこれが美味しいのなんの。
最近は一歩手前の控え目な味わいが
好まれるらしいけど、やっぱりイタリアンは
これくらいガツンと来ないと物足りないよね。
で、ブラッドオレンジなんだけどこれがまた
凄く良い仕事してるの。
最初食べた時は探しても分からなかったんだけど
最後、口の中にフワッと爽やかな余韻を残すの。
しかも具は大好きな子持ちシャコとホタテって最高かよ。
歴代パスタ部門TOP3に入るくらい美味しい。
ノンアルドリンクとのマリアージュも
楽しませてもらいました。
■アラン・ミリア ロゼ(800円)
大好きなアランミリア。
ロゼは初めてだけど甘い果実味が優雅。
■パスタ料理②
ヨーロッパ産 モリーユ茸 トスカーナ手打ちパスタ「ピチ」
イタリア産黒トリュフをちらして
こちらもガツンとした濃厚な味わいに悶絶。
芳醇なキノコの香りをモチモチのピチでいただきます。
■メイン料理
フランス産 ミルクラムの備長炭炭火焼き
骨付なんでそのまま豪快にかぶりつきます。
シンプルに塩でいただくんだけど
これも塩加減が絶妙でマジでうんまい!
身、脂、骨の周りと余すところなく
ミルクラムを堪能します。
■デザート
寒熟苺のキアッケレ
マスカルポーネジェラートを添えて
寒熟苺ってあれだ!インスタでよく見る
ピンクの箱に入った高級な苺。
初めて食べたけど甘ぁ~いっ!
カスタードクリーム
マンゴーソース
マスカルポーネジェラートと
キアッケレというグラッパを混ぜたパイ生地。
以前、洋梨ver.でいただいていますが
ソースやジェラートのフレーバーを
苺に合わせて変えてますね。
これパンナコッタと1,2を争うくらい美味しかった。
■食後のお飲み物とお茶菓子
美味しいイタリア菓子と紅茶を
嗜みながらフィニッシュです。
この日のプロスペロも最高でした。
ガツンとくるイタリア料理らしい味わい。
塩に限らず唐墨やアンチョビを駆使して
組み立てるメリハリある味わい。
一歩間違えれば塩辛くなりかねない
ギリギリを攻めて完璧に旨味に昇華。
塩味のコントロールが本当に天才的だと思った。
次は6月、初夏のプロスペロも楽しみです。
御馳走様でした。
プロスペロ発 プチイタリア旅行~!
さぁ今年も大好きなプロスペロ。
定期的に通わせていただきますよ~。
そんな今回はプチイタリア旅行をリクエスト。
各地方の郷土料理のエッセンスを盛り込みながら
コースを仕立ててくれます。
*ランチ:8800円のコースです。
■ドリンク
アランミリア シャルドネ
アランミリア メルロー
めっちゃ美味しいぶどうジュース。
好きすぎてお取り寄せもしたけど
お店で飲んだ方が何倍も美味しく感じます。
~アミューズ~
■【カンパーニャより】
カプレーゼ???プロスペロスタイル
トマトは2種類。
加藤農園きわめトマトは鮮烈な甘さの中に
まだ出始めならではの青臭さも少し感じられます。
これから初夏まで変わりゆく味わいを楽しみましょう。
そしてもう一方はまるでトマトのボンボンショコラの様。
これめっちゃ美味しい!
■【シチリアより】
イカスミリゾットチップ 生ウニとリコッタチーズ
スペシャリテのフィンガーフードver.
これもめっちゃ美味しい。
雲丹の新鮮な甘みとイカスミの風味がたまりません。
■【エミリアロマーニャより】
リコッタチーズと益荒男法蓮草のトルテッリ フリット
こうやって手の込んだ一口サイズの料理を
ちょっとずつ食べれるのは嬉しいですね。
~地元の魚介を中心に季節のカルパッチョミスト~
■【豊浜】ホウボウ/スミイカ/平貝
【三河】天然 赤座海老
【三陸】サヨリ
【長崎】ハーブ鯖/メジマグロ
プロスペロと言えばこれです。
必殺の世界一美味しいカルパッチョ。
どれもひと手間ふた手間かけてあり
とても美味しいです。
~季節の一皿~
■【カンパーニャより】
早春のアクアパッツァ
まずアサリ、ムール貝、ハマグリの出汁と
玉ねぎの甘味を抽出したスープがトロミもついて
めっちゃ美味。
パリパリ鱗の鯛のテクスチャと肉厚ハマグリから
溢れる旨味を贅沢に味わいます。
~パスタ料理①~
■【プーリアより】
手打ちパスタ『オレキエッテ』
桑名の白魚と菜花、カラスミをちらして
モチモチとした耳たぶ型のショートパスタ。
春の香りと出汁の風味が心地よく一瞬でペロリ。
~パスタ料理②~
■【トスカーナより】
手打ちパスタ『トルテッリ』
天草 ホロホロ鶏と下仁田葱のソテー
イタリア 冬トリュフをちらして
トルテッリの中は胸肉のミンチ。
モモ肉は焼き鳥みたいな仕立てです。
そして下仁田葱はトロットロの甘味が
鮮烈でめっちゃ美味しいです。
冬トリュフの香りと共に。
~メイン料理~
■【ロンバルディアより】
仔牛のオッソブーコ ミラノ風
オッソブーコは仔牛の骨付スネ肉の煮込み料理。
骨の髄やスジのトロっとした所など
部位毎に味わいや食感の違いを楽しめて
美味しくいただきました。
余ったソースを味わう用に用意していただいた
リゾットも良きです。
~デザート~
■苺のパンナコッタ
苺の優しい甘味がふわぁ~っって広がって
思わずニンマリ。
柑橘のチップとピスタチオのアクセントを効かせて。
■お茶菓子とコーヒー
この日はグルメ会だったのでお茶菓子を
お供に歓談タイム。
今回もプロスペロなひと時を過ごさせていただきました。
こちらのレストラン本当にオススメです。
御馳走様でした。
魅惑のトリュフナイト。
この日はグルメ友達をお誘いして
プロスペロでトリュフナイト。
トリュフ削ってウィ~ッみたいな
雑なやつじゃないからね。
ちゃんとトリュフと料理が合うように
シェフはわざわざ東京に勉強しに行って
更に進化を遂げたようです。
ちなみに今回は事前にトリュフコースを
15000円でお願いしていました。
このコースは12日~14日の3日間限定
なので食べたくってもお店にワガママ
言っちゃダメですよ。
■アラン・ミリア シャルドネ(白)
前に頂いて凄く美味しかった葡萄ジュース。
甘くて品のある果実味が特徴。
これ本当、今まで飲んだ葡萄ジュースで1番。
下戸にとって美味しい葡萄ジュースあるのは
嬉しい限りです。
~アミューズ~
■ニョッコフリットとともに
ハムサラミ盛り合わせ
クラテッロ・ディ・ジベッロ
ソプレッサータ
ラルド
モルタデッラ
イベリコ豚サラミ
まずはプロスペロに来たらやっぱりコレ。
一つ一つじっくり味わいながら
さぁ則武worldに飛び込みましょう。
■北海道産 シャコとホタテ
シチリア産ピスタチオソース
パッションフルーツソース
そして次の料理は恒例のカルパッチョミスト…
ではありません。
この日はなんと則武シェフが以前からやりたいと
言っていた魚料理を少しずつ分割する手法。
その最大の特徴は火入れがジャストのタイミング
で提供される事。
まずは立派な北海道産子持ちシャコ。
うっま!シャコってあんなにキモいヤツなのに
なんであんなに美味しいのでしょう。
ナッティなピスタチオのコクが良く合います。
帆立の方も火入れ抜群。
中心はレアにする事でとろけるような甘味を感じ
表面は干し貝柱のようにじんわり広がる甘味。
そしてパッションフルーツのハッとするような
鮮烈なアロマや種の食感が味わいにコントラスト
を生み出します。
この時点で今日はヤバい事になる予感しかしない。
~秋トリュフとともに~
さぁ、ここからトリュフナイトの始まりです。
■豊浜 天然真鯛のカルパッチョ
愛知のいちごと無加熱はちみつのドレッシング
苺は時期が早いからまだ甘味は乗っていないが
逆にそれが料理に合うんです。
トリュフの香りが鼻を抜けると
苺の酸味、蜂蜜の甘味、レモンの香りと
時間差で来たところに真鯛の旨味が広がり
渾然一体となります。
トリュフの香りがドンピシャで合っていて
びっくりする程美味しかった。
フルーツを使った鮮やかな色彩と
シックな器を合わせる事で
いつもの豪華な盛り合わせと比較しても
見劣りする事無くより一層華やかに色付く
プレゼンテーションには参りました。
■三河一色 天然赤座海老の軽いソテー
菊芋のピュレとチップ
自家製みかんのジャム
とろける。
海老がとろける!
素晴らしい食材と火入れ。
合わせるのは素朴な甘さの菊芋と
みかんの甘味、酸味。
わ~い、またフルーツ使ってくれてる(*´ω`*)。
これも本当にトリュフと合ってめっちゃ美味しい。
前述の通りカルパッチョが分割された事で
一つ一つが更に凝った仕立てになっていて
めちゃくちゃクオリティが上がってます。
※もちろんいつもの盛り合わせも素晴らしいけどね
しかも「凝ってる」とは言っても複雑に
しすぎないバランス感覚と、どこを切り取っても
イタリアン仕立てなのは健在で頭で考えなくても
素直に美味しいって思える料理ばかり。
■長崎 赤イカのロースト
トスカーナ風ミネストローネとともに
さっきから大好きな食材ばっかりなんだけど
その中でも特に好きなのがイカ。
丸ごと1杯を豪快に炭火で焼き上げてくれました。
生のイカも好きだけど焼いたイカはもっと好き。
ゲソの先端はカリカリにお焦げになってて
これがまたくっそ旨い!
そしてその芳ばしい香りとトリュフの香りの競演。
クリーミーなミネストローネとめっちゃ合うわ。
■アラン・ミリア カベルネ(赤)
ここらで赤を。
白に比べて重厚感がある味わい。
ジュースながらワインを飲んでいるようで最高。
■ボストン 天然本マグロ中トロと
フランス産フォアグラのソテー
ルッコラのサラダとリンゴのジャム
バルサミコのアクセント
意外にプロスペロでは初めてのフォアグラ料理。
マグロと合わせる事で異なる脂を一皿で表現。
ソースやサラダで酸、キレ、爽やかな果実味が
加わり全体をキュッと引き締める構成は流石。
もうこの時点で満足度120%です。
■北海道産 白子と九条ねぎのリングイネ
レモンのかほり
見た目からクリームパスタ想像してたら
良い意味で裏切られた。
白子の自然なミネラル感とコク。
パンチある胡椒の効かせ具合に
レモン、九条ねぎの風味。
そしてトリュフは熱を与える事で
香りが開くので熱々のパスタに
混ぜ混ぜしたらマジでくっそ旨い!
もはや殺意を感じるわ。
■フランス産 ビュルゴー家シャラン鴨胸肉の
備長炭炭火焼き
ポルチーニのソースとジロール茸、紅はるか
トリュフもキノコの一種なので
まさにキノコ尽くしな一皿。
鴨はしっとり柔らかくシンプルに旨いやつ。
トリュフオイルで香り付けした紅はるかが
まためちゃんこ甘くて美味しかった。
~白トリュフとともに~
いよいよ真打登場!
今年は白トリュフ高騰してるから
秋トリュフだけでコース組もうって
言ってたのにお値段据え置きで
やっていただいて本当感謝しかありません。
マルケ州の一番状態の良い物という事で
蓋を開けると強烈な香りが広がります。
■ふわふわにした尾張の玉子のリゾット
これ絶対食べたかったやつ。
何も言わずに出てくるなんて
もしやテレパシーを感じ取ってくれたのかな?
強烈な白トリュフの香りと濃厚な卵黄に
負けない透明感のあるリゾットの
美味しさたるや。
いやぁ~、もう感動を通り越して放心。
~デザート~
■山形 佐藤名人がつくった洋梨のキアッケレ
バニラジェラートを添えて
キアッケレとは「おしゃべり」の意で
貴婦人が女子会をしながら食べる事が
語源となっているみたい。
揮発性の高いグラッパや白ワインを
使ったサックサクのお菓子です。
超ビッグサイズで芳醇な香りを纏う洋梨と
カスタードを合わせていただきます。
バニラジェラートもめっちゃ美味しいな。
ピスタチオの食感、キャラメルソースの苦味を
アクセントにして。
■小菓子と紅茶
美味しいお菓子をつまみ
紅茶で余韻に浸りながら
一息ついたシェフと歓談タイム。
いつも過去一感動するんだけど
今回はちょっとエグ過ぎた。
こりゃ一生忘れられんわ。
あぁ~、美味しかった。
200%の大大大満足。
御馳走様でした。
イタリア プチ旅行。
~シェフおまかせのスペシャルランチ~
8800円(税込)
今回のテーマはイタリアプチ旅行。
各州の郷土料理のエッセンスを
バランス良くお皿の上に落とし込む
則武シェフのセンスに感服します。
せっかくなので僕もイタリアの文化を
勉強しながらレビューしたいと思います。
■ヴァンドーム・クラシック
ノンアルのスパークリング。
少し辛口で本物のワインみたい。
魚介料理が得意なこちらの料理に
凄く良く合いますね。
■エミリアロマーニャより
かぼちゃの焼きラビオリ
クラテッロ・ディ・ジベッロと
ブラッティーナ
佐賀の黒いちぢくとともに
エミリアロマーニャ州はイタリア北部に位置し
学問や芸術の州とも言われているようです。
最初に頂くのはラビオリ。
イタリア全土で親しまれている
ポピュラーなメニューですが
生地や調理法に地方色が出るのかも
しれませんね。
今回は秋の味覚、南瓜を詰めた
焼きラビオリとして提供。
リコッタチーズのソースを合わせて頂きます。
一口食べた瞬間、超美味しくて顔を見上げる。
南瓜のほっくりと深みのある素材感。
それを引き出すために南瓜のペーストに
脂替わりのラルド(豚の背脂)等を練り込み
緻密な仕事をされてます。
また薄生地のパリパリ感やクラッカーの様な
風味は南瓜に負けない存在感で見事に
調和、相乗しています。
複雑味ではなく素朴味のエモさこそ
郷土料理の醍醐味。
生ハムの王様とイベリコ豚のサラミは
安定の美味しさ。
ブラッティーナとジャムのようなネットリした
甘さが特徴の黒無花果ビオレソリエスと共に。
■地元の魚介を中心に季節の
カルパッチョミスト
【豊浜】天然 鮃/新烏賊
【三河】白甘鯛/蝦蛄
【三陸】鰹
【北海道】秋刀魚
そもそもカルパッチョとは薄切りの意で
元々はお肉を薄く切った料理だったとか。
それをラベットラの落合シェフが鮮魚で
やった事により今日のスタンダードに
なったんですねぇ。
そんな日本の文化にイタリアのエッセンスを
散りばめて。
鮃⇒キャビアのコクと塩気で
新烏賊⇒サルディーニャのカラスミ
手毬仕立て
白甘鯛⇒塩漬け、西洋ワサビ
蝦蛄⇒バジルソース
鰹⇒桜チップの燻製
秋刀魚⇒白ワインビネガーのマリネ
スダチとオレンジのソース
手が込んでるけど、やり過ぎない。
素材感と季節感を活かした必殺のカルパッチョ。
■シチリアより
ピスタチオの冷製カッペリーニ
北海道のボタン海老
シチリア島ブロンテのピスタチオは
世界一の品質で別名「緑の宝石」。
ピスタチオの町だけあって現地では
お菓子だけではなくパスタ等の料理
としても食されています。
わ~い、ずっと食べたかった念願の一皿。
セルクルで綺麗に盛られたカッペリーニには
海老が惜しげも無くゴロゴロと入っており
コクのあるピスタチオの風味と海老の甘味
塩気がドンピシャでめちゃ美味しい!
ソースはモッタリしすぎないように
生姜やレモン汁でサッパリ感を演出。
そしてお皿にドカンと鎮座するボタン海老。
芳ばしく炙られた香りも御馳走。
ピスタチオソースに贅沢に絡めてガブリと
頬張ると、もう最高の一言に尽きます。
■ラツィオより
三重 一本釣り 鰆のアマトリチャーナ
ローマの3大パスタの一つでもある
アマトリチャーナ。
ラツィオ州のアマトリーチェが語源で
イタリアらしい真っ赤なトマトソースの
パスタ…の再構築です。
則武シェフがイタリアでの修行時代
パスタのソースで魚料理を作るのが
流行っていたらしく、その時に
現地のシェフと開発した思い出のメニュー。
まずはパンチェッタから出汁を取った
餡のようなトロミあるスープを一口。
えっ、なにコレ?
今まで食べた事ない異国の情景溢れる
鮮烈な旨味は本当にイタリアに
来たかのような錯覚さえ覚えます。
ペコリーノを混ぜたジャガイモのニョッキも
素晴らしく、こういった素朴な食材を
この次元まで持ってくるって本当に凄い。
鮮度良く火入れも抜群な鰆にニョッキ、スープを
合わせて食べると悶絶必至。
もちろんどの料理も最高なんだけど
敢えて言うなら、この日のMVP。
■リグーリアより
手打ちパスタ『トロフィエ』
モンサンミッシェル産ムール貝と
ルッコラセルバチコ
リグーリア州発祥の伝統的なショートパスタの
トロフィエは独特な螺旋の形状が特徴的。
香り豊かな魚介の出汁との絡みや
ムール貝との食感の馴染みも良く
モチモチした弾力の奥からムール貝の
ふくよかなエキスの味わいが広がります。
彩りに華を添えるルッコラの風味や
食欲をそそる唐辛子のピリ辛感も
美味しさを高める良きアクセント。
■ウンブリアより
サマートリュフのリゾット
ポルチーニのソース
ウンブリアは『緑の心臓』とも呼ばれており
イタリアの州で海にも国境にも接していない
唯一の「内陸」の州。
その土地柄からトリュフやポルチーニ茸が
親しまれています。
ポルチーニの濃厚な味わいと香りに
トリュフのかぐわしい芳香も加わり
もう説明は不要なくらいの力強さ。
しかし何といっても主役は米。
この炊き具合、僅かに芯が残る
絶妙なアルデンテ感があってこそ
絶品リゾットに成り得るのです。
新しいブルーの水彩が特徴的な器もセンス抜群。
■アルトアディジェより
天草ホロホロ鶏のカネデルリ
イタリア北部に位置するアルトアディジェ。
農民料理の基本とも呼ばれている
カネデルニはパンにあれこれ加えた
お団子状の伝統料理。
ポロ葱、玉葱、キャベツ、卵
スペック(豚モモの燻製)を混ぜて
国産ホロホロ鶏の皮と身の間に
詰めたProsperoスタイルで。
・むね肉
凄いしっとり感。
香ばしく焼き目の入った皮も超美味しい。
・もも肉
程よい筋肉の弾力と濃い旨味。
ホロホロ鶏ってキジ科なんですね。
そういえば昔食べたキジもこんな感じで
味わい深かった。
・手羽先
コラーゲンたっぷり!
ソースもめちゃ美味しいぞ。
それぞれの部位の旨味とカネデルリの
素朴な味わいとのマリアージュ。
満足感でいっぱいです。
■栗のセミフレッド
上からバニラアイス
栗がゴロゴロと入ったセミフレッド
ラム酒を効かせたスポンジチョコ。
栗の渋皮煮と共に。
栗大好きだからめっちゃテンションあがる!
栗ってなんでこんなに美味しいんでしょう。
最後まで最高だな。
■小菓子
イタリア旅行の余韻に浸りながら。
則武シェフも一息ついたので
おしゃべりタイム。
■おまけ
子牛フィレ肉のカツレツ
わ~い、通常コースのメインを味見という事で
おすそわけ。
こだわりのトマトソースは
肉の旨味を邪魔しない名脇役。
肉がまた旨いんだ!
いつかまたガッツリと頂きたいです。
という事でイタリアプチ旅行
めちゃくちゃ良かったです。
プロスペロ本当に最高です。
今度は白と黒のトリュフ祭り。
今から超楽しみです。
御馳走様でした。
This is THE ITALIAN!
個人的に今、最も推している名古屋屈指の
王道イタリアンが頂けるこちらのお店。
いつもはランチ訪問なのですが
今回は初のディナー訪問。
夜は炭台が活躍する事、そして事前予約した
オマール海老のサフランリゾットが楽しみすぎて
am 3:00に目が覚めちゃいました。
■~アラン・ミリアの葡萄ジュース~
・(白)シャルドネ
果皮と果実の間の一番美味しい果汁だけを
抽出したかのような彩やかなコクがあり
華やかで瑞々しく超美味しい。
・(白)ソーヴィニヨン・ブラン
シャルドネよりスッキリキリッとした味わい。
ワイン好きな人の気持ちが分かった。
同じ白でも全然違うし色んな品種を味わうの
楽しいわ、こりゃ。
・(赤)カベルネ
こちらも果皮と果実の間の果汁だけ…って訳では
無いんだろうけど本当にその部分だけを
味わっているかのようなリッチなテイスト。
無花果に似た優しく芳醇なアロマが広がる。
このアラン・ミリア今まで飲んだ
葡萄ジュースの中で一番美味しかった。
■パン
・トマトとリコッタリーズ、玉ねぎ
定番の2種。
グリッシーニやクラッカーを思わせる
芳ばしい小麦の香りが特徴です。
・フォカッチャ
ふかふかで美味しい。
・プレーン
これはソースを拭う用なので薄味です。
■~アミューズ~
ハムとサラミ 愛知の無花果を添えて
・クラテッロ・ディ・ジベッロ
・コッパ
・ラルド
・ミラノサラミ
・イベリコ豚サラミ
・チッチョリ
これ本当、大好きなんです。
色んな種類をちょっとずつ
舌の温度で脂を溶かすように目を閉じて
じっくりと味わうと様々な発見があります。
例えば生ハムの王、クラテッロからは
ほのかにナッツのアロマがしたり。
■~季節のカルパッチョミスト~
【豊浜】
・石鰈(イシガレイ)…イタリア産キャビア
エンガワも付いてます。
淡泊な白身ながらも味わい深い。
・鱚(キス)…ベルメンティーノ
(白ワインビネガー)のマリネ
サッと短時間でマリネする事でエッジの取れた
口当たりに。
【三河】
・金目鯛…軽く炙った皮とオレンジのソース
皮の芳ばしさが良きアクセント。
・天然車海老…シチリア産ピスタチオのソース
ガツンと来る海老の旨味とピスタチオのコク。
・栄螺(サザエ)…ジェノベーゼソース
身はコリコリ食感と新鮮なクリアな味わいを
肝はクリーミーさを楽しんで。
【師崎】
・鱧(ハモ)…軽く炙りガスパチョソースで
爽やかなガスパチョで味わうのがイタリア風。
【ニュージーランド】
・南鮪…ローストアーモンド
玉ねぎと赤ワインのソース
火入れされた表面と生の中心部に玉ねぎの甘味が
加われば見事なコントラストが生まれます。
本当、お世辞抜きで日本一のカルパッチョ。
それぞれに丁寧な仕事や工夫はしてあるんだけど
「やりすぎていない」のがポイント。
目利き、食材の管理、やりすぎない事で
食材のポテンシャルを爆上げしています。
「最小限の仕掛けで最大限の効果を発揮する」
これぞイタリアンの矜持だと思っています。
■~季節の一皿②~
ぐるぐる太刀魚と茄子・ナス・なす
まずは太刀魚を一口。
うぉっ、ふっくらした身と程よい塩気。
和食的な力強い白身の旨味を感じます。
でもプロスペロは和の要素を取り入れた
イタリアンでは無くあくまでも王道イタリアン。
下に敷かれた長ナスと共に頂くと
あら不思議!一気にイタリアの風が吹きます。
ワインビネガーでマリネしてある事で
イタリア的な酸味が加わるのです。
しかし太刀魚×ナスのたった二つの食材で
ここまで複雑な味わいになるとは驚愕。
口の中でバッチバチにマリアージュします。
更に低温調理されたトマトやバジルのソースで
イタリア感を演出。
長い太刀魚をぐるぐると巻く盛りつけの
アイデアも面白くて良いですね。
そして飾りにナスのピュレとナスチップ…
えっ?何これ??
飾りじゃないよ、これ!超美味しい。
さつまいもの如く甘い。
そう、これは「おさつどきっ」に似た甘さで
「おなすどきっ」と勝手に命名(笑)。
■~季節の一皿②~
三河一色 鰻 プロスペロスタイル
わ~い、これも超食べたかった料理!
ローリエで香り付けして芳ばしく焼かれた鰻に
蒲焼のタレに見立てたイタリア最古の造り手
「ジュゼッペ・ジュスティ」さんの
7~8年熟成のバルサミコ酢を重ねて
西洋わさびとリンゴのソースを合わせます。
円やかな爽やかなリンゴの甘味が広がるんだけど
「あれ?リンゴが勝っちゃった?」と思いきや
後からちゃんと鰻の旨味が超えてきます。
さしずめ山椒代わりの西洋わさびのキリッとした
辛味もアクセントになり超美味しかった。
■~パスタ料理~
カナダ産 オマール海老のリゾット
この圧倒的な一皿を前に何を語る事があろうか。
いや、語るけども。
食欲を唆るサフランの香り
アルデンテなイタリア米
ブリンブリンの旨味炸裂なオマール海老と
ハーブのアクセント。
ちなみにシェフの東京修行時代の先輩が
リゾット作らせたら日本一らしく
物凄い奥が深い料理だと語っておられました。
例えば混ぜる時に空気を含ませるように
すると軽やかな口当たりになるそうなんです。
そんな細やかな仕事の積み重ねが
この圧倒的な説得力に繋がるんですね。
本当に悶絶必至で超絶美味しかったです。
ちなみにオマケでオマール海老の味噌を
サーブして下さいました。
専用のスプーンで味噌やアバラの肉をホジホジ。
甲殻類Loverにはこういう部位もたまりません。
■~メイン料理~
蝦夷 夏鹿ロースの備長炭炭火焼
オーストラリア産 黒トリュフをちらして
丁寧にじっくりと火入れされた事が分かる
美しいロゼ色の断面。
そしてマダムが目の前でトリュフをスリスリ
散らして下さいます。
鹿ロースは、その柔らかい肉質と
癖のないあっさりした旨味が特徴で
食べ疲れること無く美味しく頂けます。
付け合せは万願寺唐辛子、オクラ、コリンキー。
どれも素材の甘味や味わいがしっかり感じられる。
通常だと肉料理でフィニッシュですが
リゾットの後なので重い料理が続かないよう
鹿ロースを挟んでからの次のパスタに続きます。
■~パスタ料理~
イタリア産 フレッシュポルチーニのタリオリーニ
ポルチーニは食感が馴染むようバターで
軽くソテー。
後はオリーブオイルと仕上げのチーズだけと言う
シンプルな構成。
だからこそ出汁の風味が良く分かります。
またパスタにもポルチーニの濃厚な旨味が
染み込んでいて美味しい。
■~ドルチェ~
ベリーニ プロスペロスタイル
桃のネクターとスパークリングワインで
作られるカクテル、ベリーニをイメージした
桃の新作ドルチェは新しい涼しげな器と共に。
フレッシュの桃にロゼ・スプマンテのゼリー
桃のシャーベットに、みかんチップを添えて。
最後に大好きな桃が出てきてテンション上がる。
トロトロのコンポートも美味しいけど
やっぱり僕は手を付けていない桃の味わいや
程よい食感を楽しめるフレッシュの方が好み。
ゼリーやシャーベットと合わさり
食べ進める毎に表情を変える魔性の桃に
魅力されちゃいます。
■小菓子・紅茶
最後は満腹感と満足感。
プロスペロな余韻に包まれて
シェフ、マダムと歓談の一時。
このお店が如何に素晴らしいかを
毎回、暑苦しい程に伝えます。
いや~、今回も本当に美味しかった。
王道って一番難しいと思う。
なぜなら下手すると「普通」。
それ以上でも以下でもない
評価になっちゃうから。
だけどこのお店がそうならないのには
理由があって…
例えば前述したようにリゾットであれば
混ぜる時に空気を含ませる。
そんな細やかな仕事の積み重ねで
圧倒的な説得力を持たせている。
そしてもちろん則武シェフならではの
オリジナリティというスパイスも含ませて。
今回も1品目から中だるみ、尻すぼみ
一切なしで最後まで圧巻の連続でした。
旨すぎてブッ飛んだ!
御馳走様でした。
行きつけの最高なイタリアン。
一番大好きなイタリアンのお店。
初めて行ったのが1年前。
今ではすっかり虜になって"行きつけ"の
お店なのです。
■ドリンク(100%ぶどうジュース)
緊急事態宣言の酒類の提供禁止に伴い
ぶどうジュースを仕入れたとの事で
2種類あるうちのどちらにしようか迷っていたら
ハーフ&ハーフで飲み比べを提案して頂きました。
・旬摘 信州巨峰
サラリとした飲み口、スッキリとした甘さが特徴
・信州塩尻 コンコード
果皮も一緒に圧搾したようなトロミと凝縮感。
どちらも美味しい。
緊急事態宣言解除後はお客さんの反応を見て
常時取り扱うか決めるそうですが下戸の僕は
ずっと、ぶどうジュース置いて欲しかったので
是非、白やスパークリングも揃えて欲しいです。
■パン
・トマトとリコッタチーズ
・玉ねぎ
あれ?更に美味しくなったような…
気のせいかな?
・フォカッチャ
ソースを拭う用に残すべし。
■アミューズ
宮崎ゴールドラッシュのフリット
愛知 加藤農園『きわめ』とブラッティーナチーズ
いつもなら生ハムとサラミの盛り合わせなのですが
それを出してしまうと、みんなワインが飲みたく
なっちゃうので今は別のメニューで。
いつもの生ハムが食べれないのは残念ですが
ここは逆に変化点をポジティブに楽しみましょう。
大好きなゴールドラッシュ(トウモロコシ)は
自然な甘味が弾けて元気が出る味。
きわめトマトは塩で食べただけでも物凄い複雑味。
チーズのまろやかさで更に奥深い味わいに。
■地元の魚介を中心に季節のカルパッチョミスト
【豊浜】
・ホシガレイ イタリア産キャビア
嬉しいエンガワ付き。
淡泊な白身をキャビアの塩気で引き立てて。
・サザエ オレンジソース
新鮮なサザエはコリコリ食感が子気味良く
臭味ゼロのクリアな味わいに
柔らかなオレンジの風味が好相性。
苦いイメージしか無かった肝に関しては
白子のように甘くクリーミーでビックリ。
苦い部分はトリミングしているそうです。
・カツオ 瞬間燻製
カツオにはやっぱりスモーキーな香りが合う。
・鱧 ガスパチョソース
鱧と言えば梅肉ですがイタリアンらしく
爽やかなガスパチョで。
・沖シャコ
生のシャコは食べるの初めて。
表面は軽く炙ってレモン汁でさっぱりと。
ネットリとろける身から広がる甘味。
う~ん、美味しい。
ちなみに沖シャコは水っぽいので
一度冷凍しているそうです。
【三河】
・トリ貝 魚醤
噛めば噛むほど広がる旨味。
飲み込んだ後の余韻まで美味しい。
・黒ムツ 西洋ワサビ
西洋ワサビは鼻にツンと来ないので
ワサビ苦手な僕でも食べれます。
・赤座エビ シチリア産ピスタチオソース
ひとつまみの岩塩がソースのナッティなコクと
エビの甘さを引き立て良い仕事してます。
ここのカルパッチョは僕的に日本一!
■季節の一皿
梶島のあさりの出汁で炊いた
季節野菜のスープ仕立て
三河の甘鯛ウロコ焼きとレモンのかほり
あぁ…この出汁の香りたまりません。
和食ではないイタリアンならではの魚介の香り。
前回衝撃的だったアサリの火入れはこの日も健在。
ギリギリレアな火入れによりアサリのエキスが
蒸発せずにお腹の中でスープになっていて
コク深い肝の味わいも、また格別。
季節野菜はスナップエンドウ、エダマメ
インゲン、新じゃが。
スープと共にいただくパリパリ食感の甘鯛の旨味。
これだよこれ。
マンマの味的なホッコリした郷土感と洗練の融合。
低温調理で甘味を増したトマトも影の主役。
■パスタ料理①
香ばしく焼いた豊浜の穴子と
フレッシュハーブのチカテッリ
チカテッリは指でくぼみをつけたショートパスタ。
水と小麦粉だけで作ったそうですが超モッチモチ。
穴子のあっさりした出汁が、くぼみに絡んで激旨!
ハーブの使い方も秀逸で和に寄せずイタリアの風を
感じられて最高。
■パスタ料理②
北海道 シャコのタリアテッレ トマトソース
事前リクエストして一番楽しみにしていた1皿。
これも出汁の香りが素晴らしい。
それぞれ異なる出汁の3連弾、最高かよ。
そして自分史上パスタ部門No.1を更新した
ヤリイカのタリアテッレのシャコver.
子持ちとそうじゃないのがあると言ってたけど
全部子持ちだったような(嬉しい誤算)。
とにかく超ウルトラスーパーミラクル級にうめぇ。
いろどりの緑はズッキーニ。
■メイン料理
ニュージーランド沿岸
子羊骨付きロースの備長炭 炭火焼き
3種のアスパラガスとサルサヴェルデを添えて
ちょうど羊を食べる夢を見たばかりだったので
子羊出てきて超嬉しい。
お昼は普段、炭は起こさないそうですが
この日は特別に。
柔らか・ジューシー・臭み無の3拍子揃って
岩塩だけでも、めちゃくちゃ美味しい。
ワイルドに手掴みで骨までしゃぶって。
■ドルチェ
パンナコッタ
わ~い、大好きなパッションフルーツ!
って思っていたら、それ以上にパンナコッタ!
なにこれ?超美味しい。
バニラビーンズたっぷりで
バニラ!バニラ!バニラ!って
よく分からないテンションになる。
そして驚くべきはその食感。
ギリギリ固まる寸前でフルッフルでとろけます。
一般的にはゼラチンで固めますが
実はこれこそが本来の姿だそう。
これはパンナコッタの究極体だわ。
■小菓子
・さくらんぼのセミフレッド
・カントゥチーニ
・生チョコ
・メレンゲ
ドルチェでよく出るセミフレッドのミニver.が!
コーヒーと共に余韻に浸りながら。
という事で今回も最高だったProspero。
次は7月、初めてのディナーで。
今からとっても楽しみです。
御馳走様でした。
親父にもぶたれた事ないのに!
今回も顔面をぶん殴られたような衝撃の連続だった。
まぁ、親父にもぶたれた事はないんだけどさ。
こちらは今となっては逆に希少な気がする
懲り過ぎずに輪郭のハッキリとした「これぞイタリア料理!」
が頂ける行きつけのお店です。
ミシュランの定義が
「そのお店の為に旅をする価値があるか?」
だとすればウチダシュランの定義は
「そのお店に何回も通う価値があるか?」
そう言った意味で、こちらの評価は☆☆☆なのです。
今回は8000円のランチコースをベースに
シェフにボンゴレをリクエストしたり
逆にシェフからラサを提案されたり…な感じで
スペシャルなコースを組み立てていただきました。
=桃のジュース(700円)=
ネクターならではのトロミの中に
桃のキュートな甘酸っぱさがあって美味しい。
=こだわりの生ハムとサラミ=
オリーブの木に乗せられた各種。左から…
└ジャンカルロ社 生ハム…塩分控えめ優しい味わい ニョッコフリット(揚げパン)と共に
└ラルド…豚背脂をローズマリーとニンニクで塩漬け
└スペック…豚モモ肉の燻製
└チッチョリ…豚バラ肉と塩のみのポケットサイズのサラミ
└イベリコ豚のサラミ…パプリカを練りこんだスパイシーなサラミ
└サラミカチャトーレ…豚赤身と背脂
ここに来たからには、これを食べなきゃ始まらない!
どれもめっちゃ美味しい。
僕はお酒飲めないけどワイン好きには堪らないと思う。
=パン=
└トマトとリコッタチーズ
└玉ねぎ
定番の可愛らしい一口サイズのパン。
=地元の魚介を中心に季節のカルパッチョミスト=
どうです、これ?凄くないですか?
12時の位置から時計周りに
└【豊浜】初カツオ サクラチップで燻製に
魚醤でマリネした赤タマネギとレッドソレル。
└【三重】シマアジ 爽やかなガスパッチョソース
こういうソースの使い方はイタリアンならでは。
爽やかなトマトの風味が良く合います。
└【三河】ホシガレイ イタリア産キャビア
エンガワも付いているのが嬉しいですね。
サッパリかつアッサリした口当たりの中に
クリーミーなキャビアの塩気がアクセント。
└【豊浜】天然真鯛 カラスミ
カラスミの食感や濃厚な味わいが交わり
絡み付くようなネットリとした旨味。
└【千葉】金目鯛 西洋わさび
軽く炙った香ばしさも重要なファクター。
└【北海道】天然ホタテ オレンジのソース
これも超絶美味しい。
香ばしくソテーされたホタテの香りと
レアな火入れにより驚く程にクリアな甘味。
爽やかな柑橘香のソースと良く合います。
└【北海道】ボタンエビ シチリア産ピスタチオソース
ピスタチオのナッティでふくよかな風味と
プリッ…いや、ブリンッとしたボタンエビとのマリアージュ。
こんなにも合うものなのか!
素材の状態の良さと創意工夫。
ぶっちゃけそんじょそこらの寿司屋じゃ太刀打ち出来ないのでは?
カルパッチョ総選挙あったら日本一だな、これは。
=フォカッチャ=
パスタやメインのソースが美味しいので
僕はいつもソーセ(拭って食べる)用に。
=ふわふわにした尾張の卵とフランス産ホワイトアスパラガス
イタリア産黒トリュフをちらして=
食べた瞬間、思わずシェフの顔を見合わせる。
なんだこりゃ!衝撃!
フワ?シュワ?ムース?綿菓子?
なんと表現したらいいものか、とにかくフワシュワの
卵白にまず衝撃をくらった。
あとはもう写真を見ていただければ…
いや、こればかりは食べた人にしか分からないな。
写真には写らない美味しさがあ~る~か~ら~♪
しかし日常的な"卵"という食材を、この次元まで
昇華した事には感服するしかありませんね。
=クルミのパン=
ふわふわ卵もトリュフも
ええ、もちろん載せますとも。
クルミの食感も加わって、それはそれは…もう。
=北海道産毛蟹と菜の花のラサ=
もうねシーダーがゴイスー(出汁が凄い)!
もともとブイヤベースやビスク等
甲殻類の出汁が大好きなので超タイプの味。
ラサというのはエミリアロマーニャ州の郷土料理で
おろし金でパスタを細かくおろした料理です。
現地では体調が悪い時に煮込んで食べているそうです。
お粥のようなイメージかな。
シェフは東京で修行時代、お粥⇒雑炊の発想で
作られていたそうです。
なのでいわゆる蟹雑炊のパスタver.
じゃがいもが麺に練りこまれているため
モチモチした食感もクセになりますね。
蟹身もたっぷりで菜の花で春の装いなのも良いですね。
更には唐辛子で味変なんかしたり。
ピリッと引き締まって、これがまた旨いんだ。
=ブラッドオレンジジュース(500円)=
リーズナブルかつ結構な量を注いでくれるので
気にせずガブガブ行けますね。
氷を入れるか聞いてくれるのも良いですね。
味が薄まると嫌なので勿論、氷は無しで。
=スパゲッティボンゴレ 佐久島のアサリ=
どうしてもボンゴレが食べたくてリクエストしました。
*ちなみに先ほどのラサは魚介好きの僕の為に
シェフが事前に提案してくれていたんです。
これも衝撃でシェフの顔を見合わせる。
今日、何回目だ?このリアクション。
素材が良いというのは勿論あるんだけど
特筆すべきはその火入れ。
火入れ一つでここまでアサリの旨味って変わるの?
って正に目から鱗!
ぷっくりしたお腹の中で乳化したかのような
アサリのジュのフレッシュな塩味が旨い旨い。
そして貝loverたるもの貝柱は残さない。
勿論、アサリだけでなくパスタとしての完成度も
言わずもがな。
=会津若松の馬肉フィレと季節野菜=
メイン料理だそうです。
あれ?ずっとメイン料理を食べていた気が(笑)
けっこうお腹は膨れていたのでコースの構成としても
あっさりとしたサシの少ない赤身は丁度いい。
脂身は少なくとも火入れの妙か、しっとりジューシーで
ほのかにレバーを感じさせる鉄分のアロマがgood。
ダジャレじゃないけど素直にウマーッ!て思った。
最近、肉メンタルだったのと、なかなか頂く機会の少ない
馬肉をステーキとして食べれたのも嬉しかったな。
付け合わせの野菜も美味しかったです。
=チョコレートのセミフレッド=
ヴァローナ社のチョコレートムースのアイスを
スポンジ生地でくるんで。
飾り付けのオレンジチップは85℃で3時間乾燥。
ソースは苺、バニラ、ミカンのジュレ。
手前の黒いのは浜松産のブルーベリー。
こんな大きいのは初めて見ました。
味もしっかりしています。
ドルチェまでしっかりと手が込んでいてProsperoな
気分に浸れます。
=お茶菓子=
お茶菓子も抜かりなし!
・カンノーリ
・メレンゲ
・生チョコ
・カントゥチーニ
この中で初めて食べるのはカンノーリ。
中にはたっぷりのリコッタチーズとチョコチップ。
両端には砕いたピスタチオと柑橘のコンフィチュール。
大満足すぎて、このまま昼寝したい。
シェフに全力で挑まれたので
こちらも全力でレビューしました。
あぁ疲れた(笑)
次は5月。
シャコのパスタ楽しみにしています。
御馳走様でした。
クラシカルでトラディショナルな料理はエモーショナル!
緊急事態宣言中ではありますが
おひとり様ランチなのでご容赦を。
店内はカウンターに仕切板
更にカウンター・テーブル席・テラス席と
他のお客さんとの距離を充分に取っており
感染防止対策もバッチリです。
=アミューズ=
└加藤農園のフルーツトマト『きわめ』と
イタリア ブッラッティーナチーズ
この時期、高級レストランなら必ずと言って良いほど扱う
ご存じ加藤農園の『きわめ』トマト。
リンゴのようなシャキッとした歯切れの良い食感と
季節と共に味わいが変化する事が特徴です。
それぞれを同時に口に含むと、きわめトマトのその鮮烈な旨味に
時間差で追従するチーズのふくよかな風味が心地良いです。
└こだわりの生ハムとサラミ
・ジャンカルロ社の生ハム
・ラルド
・ウンゲレーゼ
・フェリーノのサラミ
・イベリコ豚サラミ
・ソプレッサータ
こうやって食べ比べると、それぞれの個性が良く分かります。
一つひとつ味わいながら口の中で溶かすように
ゆっくりと味わうのが至福の時間です。
=地元の魚介を中心に季節のカルパッチョミスト=
└豊浜
・タケノコメバル 西洋わさび
・ホウボウ オレンジのソース
・平貝 イタリア産キャビア
・スミイカ サルディーニャのカラスミ 手毬仕立て
└宮崎
・キハダマグロ シチリア風 ローストアーモンドと甘酸っぱく煮た玉ねぎ
赤ワインソース
└三陸
・サヨリ 生姜オイルのマリネ ビネガーサラダ
└三河一色
・天然の赤座海老 海老の出汁から取ったトマトソース
もう見た目も味も本当に素晴らしいとしか言いようがないです。
どれもソースや仕立てに工夫があって、かつ食材の旨味にピントがちゃんと合っている。
ホウボウとオレンジソースのマリアージュなんて本当最高だった。
一皿目の生ハム・サラミの盛り合わせと、このカルパッチョミストは
本当にこのお店の強烈な武器だと思う。
季節によって食材は変わるけど、こういった定型の料理って下手したら
「またこれかぁ」ってなるところ。
しかしそうならずに
「これこれ、これが食べたかった!」
むしろ
「これがないと始まらない」ってなるもんね。
=パン①=
└トマトとリコッタチーズ
└玉ねぎ
一口で食べれるのが嬉しい見た目もかわいい美味しいパン。
=季節の一皿=
└静岡産 金目鯛のソテー 自家製みかんのジャムと菊芋のピュレ
ハーブのサラダと菊芋のチップをのせて
魚料理も本当に美味しい。
みかんのジャムは皮も一緒に煮詰めたので少し苦みがあるらしく
優しい甘味の菊芋のピュレと一緒に食べて欲しいとの事。
いやぁ~、これ本当に参っちゃった。
いわゆる足算料理で旨味が渋滞しそうなのに
ちゃんと真ん中から主役の金目鯛の旨味が開くんです。
程よく塩気を帯びた出汁がジュワ~って広がって
気付いたら一瞬で無くなっていた。
=パン②=
└フォカッチャ
すぐに食べたいのを我慢して、この後の料理の
ソースを拭う用に残します。
マナー的には良くないと思うけど僕的には美味しい料理を
余すことなく美味しく食べるのがマナーだと思っている。
=パスタ料理①=
└サフランとトマトで煮込んだ 能登のあんこう
イカスミを練りこんだ黒いタリオリーニ
此方のスペシャリテでもあるウニとリコッタチーズのパスタ…の、あんこうver.
あんこうって鍋でしか食べたこと無いからパスタで食べるの新鮮。
しかもサフラン、トマトって美味しいに決まってる。
=パスタ料理②=
└飛騨牛A5ランク雌牛のすね肉
エミリア・ロマーニャ風 ラザニア
緊急事態宣言中限定…かどうかは分かりませんが
テイクアウト始めました。
そのメニューにラザニアを発見。
せっかくなのでお店で出来立てを食べたい!とリクエストして
コースに組み込んでいただきました。
ラザニアは層が厚いほど美味しいらしいですが
なんと豪快に六層!
シェフの気合が感じられます。
まずは味わい。
パスタ、ラグー、ベシャメル、チーズ
それぞれの旨味が際立っていて絶妙なハーモニーを奏でます。
そして口当たり。
少し多めにオーダーしてしまって食べきれるか心配だったけど
驚く程、軽い口当たりでびっくり。
パスタを生のまま焼くレシピと茹でてから焼くレシピがあるらしいけど
此方のは後者。
もうラザニアしか勝たん。
どうしてラザニアってこんなに美味しいんでしょうか?
やっぱり現代に残るクラシカルでトラディショナルな料理は
エモーショナルですな。
=パン③=
ホウボウのオレンジソース美味しいって言ってたら
オレンジフレーバーのオリーブオイルを味わって欲しいと
サービスしていただいた。
そのホスピタリティがとっても嬉しい。
そしてオリーブオイル美味しい。
あっそうそう、おしぼりも柑橘の香りたっぷりで、心地良いんですよね。
=ブラッドオレンジジュース=
こうなったらオレンジジュースを頼まずにはいられない。
ちょうどこれからメインだしね。
=メイン料理=
└KAZUGOROのサルシッチャとちぢみ法蓮草を詰めた
フランス産うずらのロースト シチリア風
シチリアと日本の料理は親和性があるらしく
ハチミツを使ったこちらの料理は照り焼きを連想させます。
うずらの身もとてもしっとりとしており、思わず『旨い!』と唸ります。
ソースはうずらのジュとチーズ。
イタリアンってメインの肉料理になると
なかなかイタリアを感じる料理ってないんだけど、これは凄く良い。
シチリア風の照り焼きチーズ。
こういうのが食べたかったんです。
=ドルチェ=
└愛知 四つ星「四重奏」 いちごのセミフレッド
シェフはドルチェも得意でそれは見た目の華やかさからも分かります。
使用するのは、みよし市のブランドいちご 四つ星。
その中でも糖度13以上のものを四重奏と呼ぶそう。
わぁ~甘~い、美味しい~。
セミフレッドは半解凍のアイスで冷たい口当たりに
ザクザクしたナッツの子気味良い食感と芳ばしさがたまりません。
=小菓子=
・メレンゲ
・カントゥチーニ
・タルトゥフィーニ
・生チョコ
紅茶と共に余韻に浸りながら…
否、小菓子も一つひとつ美味しいから
余韻に浸る暇がない!
という事で今回も最高だったProspero。
ここに来ると満足感が半端ない。
次は3月。
ある料理をリクエストしたので、そちらも楽しみ。
もちろんクラシカルでトラディショナルな料理ですが。
御馳走様でした。
更にパワーアップしたProspero!
今月よりコースが一新され更にパワーアップしたProsperoさん。
ランチでもフルコース(8000円)が頂けるようになりました。
食べログからチェックすると何とも美味しそうなメニューがズラリ!
と言う事で早速GO TOしてきました。
~アミューズ~
こだわりの生ハムとサラミ
エミリアロマーニャ州モデナの名物『ニョッコフリット』
この盛り合わせ色んな生ハムをちょっとずつ食べれて大好きなんですよね。
※来月からは寒くなるのでスープに変わります。
・ラルド…所謂ラードで背脂、ローズマリー、ニンニク
・スペック…モモ肉の生ハム
・イベリコ…スパイシーなパプリカパウダー入り
・グランチャーレ…ホホ肉の生ハム
・パルマ産生ハム…ジャンカルロ、塩味控え目の優しい味わいが特徴
・ソプレッサータ…頭、耳、脚等の肉をゼラチンで固めたテリーヌ
・ソフトサラミ…ニンニク、黒コショウ、熟成させて白カビを
・ニョッコフリット…薄い揚げパン
もうこれは本当最高!
イタリアンのアミューズとして、これ以上のものは無いね。
~パン~
・赤玉ねぎ
・ドライトマトとリコッタチーズ
小ぶりで美味しいからパクパクいけちゃう。
~地元の魚介を中心に季節のカルパッチョミスト~
・豊浜産カワハギ…肝のソースで
・三陸産ホタテ…オレンジのソースで
・北海道産サンマ…皮を炙って紫キャベツのマリネと
・豊浜産サワラ…桜チップの燻製、レッドソレル
・北海道産本マグロ…シチリア風 アーモンド、赤ワインソース
・豊浜産アマダイ…塩漬け、軽く炙って西洋ワサビと
・豊浜産新イカ…手鞠風、サルディーニャのカラスミ
もうこれも本当最高!
イタリアンの前菜として、これ以上のものは無いね。
敢えて一つピックアップするならホタテかな。
爽やかなオレンジの柑橘の香りと香ばしく焼かれた表面の香り。
そして、その中から広がるクリアな甘味。
一つ一つ丁寧な仕事がされていて既に最初の2皿でK.Oです。
~パン~
・フォカッチャ
~季節の一皿~
モンサンミッシェル産ムール貝と
自家製ドライトマトをサンドした赤ムツ
坊っちゃんカボチャとサフランのソースとピスタチオ
これはヤバイぞ!
イタリアンやフレンチで食べる魚料理で
こんなに感動したのは久しぶりかも。
サフランの香りと赤ムツの旨味。
その中から溢れるのはムール貝の潮のジュース。
トマトの酸味がクッと引き締めほっくりとした
カボチャのソースが馴染む。
ピスタチオのナッティな風味と食感もアクセント。
全ての食材がバッチバチにマリアージュしてる。
マジで美味しかった。
~パスタ料理~
魚介の出汁でじっくりと煮込んだ
伊勢海老のスパゲッティマンチーニ、ルッコラのソース。
もうさ、必殺技しか出てこない。
3回目だけど改めてスゲーぞ、このお店。
パスタはもちろん美味しく、口に運ぶと伊勢海老の芳ばしい
香りが鼻腔をくすぐる。
伊勢海老の身は驚くほどホワッホワ!
~パスタ料理~
フランス産ビュルゴー家のシャラン鴨を詰めた
ラビオリ "ファゴッティーニ"
何気にラビオリって初めて食べるかも。
餃子の様な包みの中には鴨特有の血のコクが詰まってます。
郷土料理感溢れる逸品で凄くワクワクする。
お店のコンセプトである
『イタリア伝統料理の調理法と現代のモダン調理の融合』
を体現したような一皿。
~パン~
・くるみのパン
~メイン料理~
イタリア産仔牛のロースト 秋トリュフをちらして
淡白な仔牛だからこそキノコで攻めた一皿。
ソースはポルチーニ
ガルニチュールはマイタケ、ハナビラタケ、アワビダケ、大黒シメジ
そしてon the truffeと正にキノコスペシャル。
キノコめっちゃ美味しい。
ずっとメインだった気もするが…
さすがメインだけあって食べ応え充分で大満足!
~ドルチェ~
栗のセミフレッド
セミフレッドはラム酒を効かせたスポンジで巻いて。
栗の渋皮煮にソースはバニラ、カラメル。
ピスタチオを散らして。
この時期、栗のデザートと言えば代表的なのは
モンブランですが、それとは違うのを食べると
また新たな側面から栗の魅力が発見出来て良いですね。
~小菓子~
・メレンゲ…オレンジピールとリキュール
・カントゥチーニ…ピスタチオ、アーモンド、コーヒーに浸して
・タルトゥフィーニ…コーヒー、リコッタチーズ、アマレット、ホワイトチョコ等
・生チョコ…ブランデー風味の大人味
めっちゃ種類増えてるし!
しかもどれも手が込んでいて美味しい。
という事で今日も最後まで大満足でProspero(幸せ)な気分に。
ここ本当、今一番推しのお店です。
正にイタリアンらしいイタリアン!
こんなお店を求めていたんです。
ご馳走様でした。
Prosperoで幸せ気分。
前回、5月に初訪問して凄くすご~く気に入ったので
コロナ第2波の落ち着きを見計らって再訪。
電話予約した時にマダムさんが覚えていてくれて
たった一回行っただけなのに、なんだか嬉しい。
=アプリコットのジュース=
ラベルには50%って書いてあるけどさ
本当に50%?ってくらい、めちゃくちゃ
トロトロで濃厚なネクター(つまり最高)。
お酒が苦手なので美味しいソフトドリンクを
楽しみながら料理を待ちます。
=魚介前菜盛合せ=
・アズキマス キャビア
・マグロ ローストアーモンド 赤ワインソース
・鯖 桜チップの燻製
・カマスのフリット ラディッシュ
・サザエ ジェノベーゼ
・新イカ
もうさ、全部美味しくて最高だね。
どれも一つずつ丁寧な仕事がしてあって
それぞれ異なる味わいだから食べる楽しさがある。
例えばマグロの料理。
味の組み立てが素晴らしく驚きに溢れる逸品だし
ジェノベーゼもめちゃ鮮烈だ。
クセが控え目なキャビアやカラスミはしっかりと脇役に徹している。
そして主役の素材はどれも新鮮そのもので
シェフの目利きの良さが良く分かります。
=お野菜とお肉の盛合せ=
・イベリコ豚のサラミ
・白カビのサラミ
・ホホ肉のハム
・パルマ産 生ハム(塩分控え目なグアンチャーレ)
・水牛モツァレラチーズ
・ナスの赤ワインビネガーマリネ シリチア風
・オムレツ ブラウンマッシュルーム イタリア産サマートリュフ
・スノーホワイト鴨の桜チップ燻製 バルサミコ酢
・黒イチジク(ビオレソリエス)
・名古屋コーチン 低温調理で皮をパリパリに オレンジソース
・メキシコ産松茸のフリット
スゲーよこれ、本当にどれも美味しい。
松茸は衣で閉じ込められた香りが口に含むと開く。
サラミ、生ハムの美味しさは言わずもがな。
所々に地方色のエッセンスを取り入れてるのも好感。
大好きなビオレソリエス食べれたのも嬉しい。
=ヤリイカのトマトソース 手打ちパスタ タリアテッレ=
これはもうね、驚愕の美味しさだった。
イカだけでなく魚介から出汁を取っているので
香りも味わいも半端ない。
トマトソースとも良く馴染むし最終的には
ソースはパンで全部拭って食べました。
もちろん麺も美味しい。
きしめんのように平たいタリアテッレは
イカとの食感の相性も抜群。
というかもう難しい事は抜きにしてマジで旨い!
自分史上 パスタ部門 第一位です。
=豊浜 甘鯛ウロコ焼き 季節野菜のソテー トスカーナの白いんげん豆のソース=
火入れは抜群でウロコはパリパリのサックサク。
淡白な白身の味も食感と少しの塩でご馳走に。
野菜はどれもホクホクで甘くて美味しい。
ソースはそれらを邪魔しない、かつ何にでも合う
優しく素朴な白いんげん豆。
=葡萄のドルチェ=
巨峰のソルベ。
シャインマスカットとナガノパープル。
モスカート・ダスティ(微発泡の白ワイン)のゼリー。
もう何もコメントする必要はなく
写真の通り想像通り、さっぱりすっきりで
最高でしょ、これ。
=コーヒー、小菓子=
ほっと一息つきながらシェフ、マダムと
少しお話させていただきました。
そして個人的に感じている、このお店の素晴らしさを伝えました。
地方色と洗練された部分のバランスが絶妙な事。
和の要素を取り入れずイタリアンど真ん中な事。
1/3くらいは伝わったかな?
という事で、とってもProspero(幸せ)な気分になりました。
絶対また行くな…いや、行くね!
ちなみに今はランチコースは4,000円(税別)1本ですが
来月から3,500円~8,000円と幅を広げるそうで
更に使い勝手が良くなりますね。
ご馳走さまでした。
モダンでトラディショナルなイタリアン。
まだ安心は出来ませんが緊急事態宣言が解除されたので
以前から気になっていたprosperoさんへ。
物腰柔らかい接客とカウンター席がある事から
お一人様でも安心して伺う事が出来ます。
=前菜①:魚介前菜盛合わせ=
魚介大好きなのでこれはテンションが上がる!
・イシダイ キャビア
塩辛く無い凄く上品な塩気のキャビアがイシダイの旨味を際立たせる。
・イサキ カラスミ
カラスミも良い意味で風味が優しく臭みがないからイサキの風味を邪魔しない。
・平貝 オレンジ
平貝のクリアな甘さに柑橘の爽やかな甘味、酸味がマリアージュ。
・子持ちシャコ 出汁のトマトソース
口に含んだ瞬間、シャコから取った出汁の風味が広がり
めちゃくちゃ美味しい。
・車海老のソテー ピスタチオソース
香ばしい車海老の香りと身の旨味にナッティなピスタチオソース。
彩りも含めて素晴らしい。
この時点で、相当気に入りました。
=パン①=
・リコッタチーズとトマトのパン
熱々で提供されます。
トマトは火が入る事で甘味が倍増し
まるで小さなピッツァを食べているよう。
・じゃがいものフォカッチャ
パンも色んな種類があって嬉しい。
=前菜②:お野菜とお肉の前菜盛合わせ=
・茄子のカポナータ
すっきりした酸味が口内をリセットしてくれます。
・ホワイトアスパラ タルタルソース
これも良い仕事しています。
一つ一つ食べるのが楽しい。
・トリッパのトマト煮込み
実はトリッパって初めて食べます。
このイタリア郷土料理感がたまらない。
・生ハムとサラミ
4種類の盛り合わせ。
あれも美味しい、これも美味しい。
う~ん、食べ比べ楽しい。
・ゴールドラッシュのフリット 水牛モッツァレラ 加藤農園きわめ
大好きなトウモロコシ、あま~い。
お好みでバルサミコ酢で味を引き締めたり。
そしてお馴染み、きわめトマトはモッツァレラとの
マリアージュを楽しみながら。
=パスタ:イカスミを練り込んだ黒いタリオリーニ 新鮮な生ウニとリコッタチーズを添えて=
ここに来たからには絶対に食べたかったスペシャリテ。
濃厚なウニとチーズのコクにイカスミの
磯の香りが爆発。
=メイン:黒ムツのソテー うすい豆のソース=
皮のパリパリの火入れ具合と黒ムツの味わいに
フォーカスする絶妙の塩加減。
それらを邪魔しない優しい味わいのソースに
緑に統一されたコントルノの美しさ。
=ドルチェ:さくらんぼのセミフレッド=
ドルチェも涼しげで華やかで手が混んでいる。
セミフレッドの中には
焦がしアーモンド。
パイ生地も含めて食感が良い。
さくらんぼの酸味、甘味にキルシュでキレを加えて。
最後はメレンゲとコーヒーをいただいて終了です。
ちなみにランチコースはパスタとメインはプリフィクス。
今回、パスタは+500円を選択しましたがそれでも税込みで4950円。
それらを省けば実質4000円…
と言う事は一皿800円!
コスパの事を言うのはあまり粋ではないですが
車海老にきわめトマトにあれもこれも食べて驚愕!
7500円でも良いくらいの種類とクオリティです。
あと個人的には和食の要素が無いのも好感。
やはりイタリアンを食べに来ているのだから
イタリア料理が食べたいんです。
イタリア料理って色んな地方色があって
自分は全然詳しくないんだけど
それでも素人なりにイタリアの風をしっかり感じました。
行きたいお店、まだまだいっぱいあるのに
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ご馳走様でした。
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受賞・選出歴 |
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | イタリアン、パスタ、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
050-5595-5096 |
予約可否 |
予約可 キャンセル料金 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄東山線 新栄町駅より徒歩3分 新栄町駅から208m |
営業時間 |
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予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
¥6,000~¥7,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T3810910060115 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
【お席料・サービス料込】お1人様につき ランチ550円 ディナー880円 |
席数 |
16席 (カウンター6席 テーブル8席 ソファー2席) |
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個室 |
有 (8人可) 半個室です |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カップルシートあり、カウンター席あり、ソファー席あり、電源あり、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | ワインにこだわる |
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料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
ディナータイムは12歳以上のお子様 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年4月30日 |
電話番号 |
052-933-3740 |
備考 |
鮮魚・生物など食べられない方のご対応は出来かねます。予めご了承下さいませ |
初投稿者 |
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フレンチの様に味を重ねた料理や
和の要素を取り入れた洗練された
イタリアンも悪くは無いが個人的には
もっとイタリアの風を感じたい。
でも地方色が強すぎると
『せっかくレストランに来たんだから
もっと洗練された料理が食べたい』となる。
そんなワガママな自分にぴったりのお店。
洗練された部分と郷土料理のエッセンスの
バランスがちょうど良く料理はテンション
上がる前菜盛り合わせからドルチェまで
何を食べても絶品です。
ミシュラン、食べログ。
ここよりも評価されているイタリアンは
たくさんありますが個人的には
ここが名古屋イタリアン№1です。
2021/08/01 更新