ゆったりとした時間 : 寄り処えーる

かなり久しぶりに訪問するころができた。こちらは人気が人気を呼びなかなか予約が取れないこともあり、しばらく足が遠のいていたが、知らない間に会員制になってしまいますます行くことが出来なくなっていたお店である。

今回は友人たち4人での食事会であった。どの人もとって～～も濃い人たちばかりである（笑）
店に入ったのは私が最後だったのであるが、ロックがかかっているため中から開けてもらった。今は会員制なのでメンバーしか鍵のナンバーは知らされないのである。

中に入ると早速先付の盛り合わせが出てきた。家庭で頂くものの極上に仕上がったものという感じである。そこにプロの味付けが施され素人には真似できないようなものになっていた。

例えばおからにはカレー風味をつけるとか、ありそうだが出会ったことのないプロの発想の料理なのだ。
今回頂いたのはお好み焼きのようなもの、シュウマイ、かつ、手羽先、豚バラ肉とキャベツを煮たもの・・等々どれも体に優しくとっても美味しいものばかりであった。

またこちらでの楽しみと言えば女将のケイコさんとの会話である。おっとりとしたケイコさんは男性にはとっても人気でケイコさん目当てに通っている男も多いだろうなということは容易に想像がつくのだ。しかし女性からの視点で見ても全くいやらしいところはなく、女性客も多いことがそれを証明している。

ただ難点は人気があり過ぎて予約を取るのがとても難しいということなのだ。この辺りのバランスは難しいなあ～～

行けば食事以上の満足感を得られる店である。会員になるのも緩そうなので一度どなたかに連れて行ってもらえれば良さそうなのだ。是非とも経験してもらいたいお店である。

今回も思いっきり癒されてきた。とにかくこちらのお店の居心地の良さは半端ではないのだ。まずはお店の前の看板からそれは表れている。優しい女性らしい文字で
「いらっしゃいませ」

と書かれているのだ。まずはこの文字を見て癒されない人は稀有だ。そして中に入ると女将のいるど真ん中の空間を囲むようにして席が配置されているのだが、こちらには男性の１人客が多いのも納得できる空間なのだ。

カウンターの上には女将であるケイコさんの手作りのお惣菜が所狭しと並べられている。とっても美味しそうだがこれは後のお楽しみ～～まずは最初に突き出しからである。突き出しと言ってもお盆一杯に７～８品しっかりあるのでそう呼べるかどうかわからないが・・・
今回は砂肝の煮たもの、ポテサラ等々優しいくて美味しい味のものばかりであった。

ここからお好みのものをチョイスしてお願いするのだが、今回は手羽先、手作りシュウマイ、ジャーマンポテト、ゴーヤにコロッケ、ローストビーフを頂いた。どれもとても美味しい。特に手作りシュウマイは何個でもいけるぐらい美味しかった。３つで終わったのはちょっと残念だったなあ～～

最後はカレーも捨て難かったが、沙羅餐のざる蕎麦で終了！！こｒがまた抜群に美味しいのだ。

いつもお腹も心も満たされるお店である。

今やすっかり人気となったお店である。女将の恵子さんに癒しを求めて集まる人が多いようだ。もちろん料理も最高！！無添加のお惣菜などにも癒されるのである。私もそんなファンの中の一人なのであるが、こちらの人気は何といってひとりひとりに気遣いをして下さることに尽きるのであろう。

今回は1週間ぐらい前の予約での訪問である。お店につくといつもと同じように「本日は満席」の札がかかっていた。お一人で切り盛りされているので、女将に迷惑がかからないように是非とも予め予約をしていって欲しいものである。

私がお店に入ると満席で少しのスペースもないほどであった。カウンターの中では恵子さんが忙しく料理を作っていた。
まずはお通し、八寸みたいなものなのだが、小皿にいろいろな種類のものが乗っている。サラダに筍の煮物、ホタルイカ等すべて恵子さんが朝から手作りで料理したものである。ホントにほっこりする、何かおふくろの味とでもいうような料理なのだ。そしてこの日はカウンターの上の大皿からお好み焼き、カニクリームコロッケをチョイスした。
その他おススメということでタラの白子、牡蠣の生姜で煮た物、そして手羽先などを頂いた。

料理が美味しいのはもちろんであるが、恵子さんの細やかな心遣いにノックアウトされているお客さんも多いようだ。私も含めてだが（笑）

末永く通いたいお店である。

2回目の訪問である。最近は美味しい料理と割烹着の女将さんのファンが増えて予約を取るのも大変になってきたようだ。この日もかなり前に予約をさせて頂いた。どうしても行きたいときに断られるのは寂しいからね。

お店の扉を開けると、カウンターの上にある数々のおばんざいが目に入ってきた。どれもこれもとても美味しそうであった。ホントは全部食べたいけど、さすがに無理だよなあ～～

最初にまずはお通しである。お通しと言っても普通の和食屋さんの八寸ぐらいのボリュームがあるのだ。まずはそれを頂いてからの品定めであった。

女将の恵子さんはとても物静かな方で、何というか話していても安らぎを与えてくれる方なのである。あのほんわかした雰囲気のファンも多いと思う。

カウンターの上に乗っているお惣菜の数々を見ているとどれも美味しそうな気がしてきた。何種類もあり、これを女将お一人で作っているようである。かなりの仕事量であろうというのは銅像に難くない。そしてちょうど私の目の前にあったハンバーグとカジキの煮物がとても美味しそうであったのでまずはそれから頂くことにした。
ハンバーグはまずはおススメの一品である。ホント掛値なく美味しい。その他カワハギのお刺身、そして〆鯖もとても美味しかった。豚の角煮も頂いたし、とにかく忘れてしまう程いろいろ頂いた。どれもこれも女将さんが手をかけてしっかりと作られているのが分かるのだ。味とはとても正直なものである。こういう姿勢がお客さんを魅了して止まないのだと思った。

そして最後に女将さんの古巣である沙羅餐のざる蕎麦を頂いて終了。どれもこれも全く抜かりのない大満足の料理であった。
ここは自宅で感じるようなぬくもりがあるお店なのである。

最近友人たちみんなハマっているお店に伺うことができた。場所は新栄の裏通り、雑居ビルの半地下にある１０席程度の小さなお店である。オーナーの蟹江恵子さんは長年蕎麦で有名な沙羅餐（さらざん）にお勤めだったらしい。そして昨年こちらのお店をオープンされたとのことであった。とにかく笑顔が素敵な女将さんでファンが多いのもうなずける。そういう私もすっかりファンになってしまったようだ。
こちらのスタイルはまずはその日の突出しを頂き、そのあとはおばんざいを選んでいくというスタイルである。突出しと言ってもかなりの量で「八寸」と言った方が近いかもしれない。
ローストビーフやおしたし、そしてジュレのものなど前菜をまずは一通り楽しんで、そこからはお惣菜を自分でリクエストだ。
ハンバーグや手羽先、ポテサラ、蓮根の煮もの、きゅうりと奈良漬けを刻んだものなどいろいろと楽しむことができた。
そして最後の〆はやっぱりカレーだ。
カウンターに置いてあるすべてのものを試したかったが、なかなか全部の制覇は難しいようであった。一品一品がとても丁寧に作られており「おふくろの味」と言ってしまうにはプロに近過ぎるのだ。しかし外食しているにも関わらずどこかホッとする料理なのである。
ホントはフラ~~っと近くに来たら寄りたいのだが、最近は女将さんのファンが増えて大人気のようなので事前予約は絶対に必要のようだ。
毎週行っても飽きがこない、そんなアットホームなお店なのである。