移転前の最後の訪問!! : イル アオヤマ

イル アオヤマ

(il AOYAMA)
2024年Silver受賞店

The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店

イタリアンEAST百名店2023選出店

食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店

移転前の店舗情報です。新しい店舗はイル アオヤマ(il AOYAMA)をご参照ください。

この口コミは、ドクターSSさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.8

¥40,000~¥49,9991人
  • 料理・味4.8
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.7
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク4.5
2023/12訪問11回目

4.8

  • 料理・味4.8
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.7
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク4.5
¥40,000~¥49,9991人

移転前の最後の訪問!!

いよいよ来年初めの移転への秒読み段階に入ったイルアオヤマさんに訪問させて頂いた。私が訪問したこの日はこちらの店舗での営業があと数日になったギリギリでのタイミングであった。

思い起こせば青山シェフが独立してこちらの店舗がオープンした約10年前、シェフからオープンのご案内を頂き3日目ぐらいに初訪問した記憶がある。

あの頃は早い時間はコースで、そして遅い時間ではふら~っと寄ってもアラカルトを楽しむことができる気軽なイタリアンであったがこの10年で押しも押されもしない名古屋トップのリストランテ、いやそれどころか日本屈指のイタリアンになったことは皆さんご存知の通りであろう。

ここまで上り詰めても青山シェフはおごることなくあくまでも謙虚・・料理も素晴らしいがシェフや奥様の人柄も魅力的で最高の時間を過ごすことができるのである。

予約は超困難・・私は細々と年に2~3回通わせてもらっているが、毎回行くたびに感動を与えてくれるリストランテなのである。

この日は

和牛のコンソメ、月光百合根

福井の寒ブリ17キロ
オセトラキャビア

富田林の海老芋のフリット
パルメジャーノ
白トリュフ

徳島宍喰のノドグロの炭火焼き
揚げたごぼうと、のどぐろの骨で取ったスープ

三河湾のとらふぐと菊芋のリゾット

タヤリン、ポーチドエッグ、白トリュフ

北海道鹿の炭火焼き
京都の菜花、霞ヶ浦の蓮根の塩焼き

すだちのスフレ
コーヒー



今回も冬らしい素材を使った素晴しい料理の数々を楽しませてもらうことができた。

富田林の海老芋はこの時期に和食ではよく使われているが、イタリアンでは初めてかも・・である。フリットにした海老芋がパルメジャーノと白トリュフがよく合うのだ。

徳島宍喰のノドグロの炭火焼きは青山シェフの18番で、魚の持つ旨味を揚げた牛蒡の旨味と合わせ極上の物に仕上げてあった。

肉のメインはフランスの豚、北海道の鹿、そして牛フィレからの選択であったが私は迷わず鹿肉にした。どれも甲乙つけがたいものばかりであったが冬の鹿は独特の味わいがあり、特にこちらイルアオヤマさんの物は他では食べることのできないものだからである。

料理の初めの方からシェフが肉を炭火で焼き、休ませ、また炭火で火を入れる・・・そんなことを何度もやって提供して下ったのであるが、焼きの具合が恐ろしいほど完璧であった。

中は鮮やかなピンクでしっとりしておりレアであるが中心まで温かく火が入っている・・・炭火でここまで鹿を見事に焼き上げるシェフは他では見たことがない。こんなに美味しい鹿肉の炭火焼きは初めて食べた気がした。

メインではないが、この日の実質的なメイン料理はやはり白トリュフをふんだんに使用したタヤリンであった。この日青山シェフが使ったものは200gぐらいある特大の白トリュフであった。もう削りだした瞬間から香りが店中に充満しタヤリンの上に置かれたポーチドエッグと絡めて頂くと最高の味わいであった。
これは今年の白トリュフ最高峰であった。

最後は酢橘のスフレで終了。楽しい時間はあっという間に終わってしまった。

私にとってもこの店舗には思い出深いものがあるが、シェフと奥様には新しい店でまた同じように私たちを楽しませてもらいたいものである。

ずっと通い続けたい、そんな名古屋の名店なのだ。

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 鹿の炭火焼き

    鹿の炭火焼き

  • イル アオヤマ - 圧巻!!350gの白トリュフ

    圧巻!!350gの白トリュフ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • {"count_target":".js-result-Review-174325103 .js-count","target":".js-like-button-Review-174325103","content_type":"Review","content_id":174325103,"voted_flag":null,"count":118,"user_status":"","blocked":false}
2023/03訪問10回目

4.7

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP4.4
  • 酒・ドリンク4.4
¥30,000~¥39,9991人

今回も完全にノックアウト!!

約3週間ぶりの再訪であった。普通の店だとこれだけ短く再訪すると飽きが来るのでは?と心配するのだがイルアオヤマに限って言えば全くそんなことはないのである。もちろん今回も期待いっぱいで訪問であった。

今回もいつものように期待以上の美味しい料理を楽しませて頂いた。また付け加えて言えばこちらは料理が最高なのは言うまでもないのだが、シェフとマダムとの会話も楽しく時間があっという間に過ぎてしまうのである。

今回は早い時間の部での訪問であった。

この日は

富山のメジマグロ、イタリアのインゲンのコンソメジュレ

一週間寝かせたアオリイカと今日〆たスミイカの食べ比べ、
オセトラキャビア、晩白柚

三河湾の真鯛、アラのフリットミスト
ユキノシタ、春レモネ

千葉県勝浦の金目の炭火焼き
ホワイトアスパラ、新玉葱と金目の骨のソース

ボンゴレビアンコ、西浦の大粒の島あさり

3キロの日間賀島のマダコのリゾット

牛フィレの炭火焼き、豊川の北川さんの朝採れグリーンアスパラ

作手村のいちごと冬トリュフ

コーヒー


今回もクラクラするレベルの料理を楽しませて頂いた。3週間しかあいてなかったのでイカは前回とちょっとかぶったがそれでも今回はスミイカとアオリイカの食べ比べ・・・同じイカでもこれだけ違うのか!ということを思いっきり感じさせてくれた料理であった。

アラのフリットも素晴らしかったしこの日のパスタはあまり見かけることのない蛤と間違うぐらいの大粒のあさりを使ったボンゴレビアンコであった。味の濃いあさりはパスタをこれだけ美味しくするのか!とビックリするぐらいであった。これは絶妙に美味しかったなあ~~

メインは3種からの選択、前回頂いたフランスの羊、仔牛、そして定番の牛フィレ肉からであったが今回は牛フィレ肉を選択した。
いつもながらに焼き加減は神技としか言いようのない素晴らしいものであった。レアだけど完全なレアではなく少しだけミディアムレアに振っているのである。

こちらはオープン当初から通っているので馴染みのある店なのだが年内をめどに新店舗に移るようである。あと何回こちらの店に来られるか秒読み段階になってきた。
また青山シェフの料理を楽しみに気長に待つとしよう。

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • {"count_target":".js-result-Review-157460242 .js-count","target":".js-like-button-Review-157460242","content_type":"Review","content_id":157460242,"voted_flag":null,"count":131,"user_status":"","blocked":false}
2023/02訪問9回目

4.7

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP4.4
  • 酒・ドリンク4.4
¥30,000~¥39,9991人

すべてが最高!!クラクラする青山シェフの料理

またまた貸し切り会に参加させて頂いた。前回は白トリュフコースであったが今回は通常コース。

白トリュフも良いが、いつものコースも素晴らしいので白トリュフに頼らなくても全然良いのである。むしろ白トリュフじゃない方が青山シェフらしい、そんな料理を楽しむことができるのだ。

今回は久しぶりの第2部。20時半スタートであった。全員そろってまずは乾杯!!いつもお会いする人もお初の人もいたのだが、今回もとても楽しい時間を過ごすことができた。
これも主催者の人徳だろなあ~~

この日も文句のつけようのない素晴らしい料理を楽しむことができた。
最初から最後までどれも最高!!大満足のコースであった。


三河湾の大和蛤のスープ、黒トリュフと

8日寝かせた三河湾のスミイカ、晩白柚とオセトラキャビア

8日目の三重県の釣り物のクエのフリット、パルメジャーノレッジャーノ

獅子食いのノドグロの炭火焼き、帯広の月光百合根

三河湾のメスの渡り蟹を使ったタリアッテレ、加藤農園のトマト

とらふぐのリゾット、カマ、皮、白子、骨のスープで

フランス シストロンの生後2~3カ月のラムの炭火焼き
佐賀のホワイトアスパラと

ティラミスとアイス


今回もだが地元産の食材を多く使用されていた。ただ地元食材に絶対的に拘っているわけではなく月光ゆり根は帯広、メインのラムに至ってはフランスからと美味しい食材を仕入れるためには世界中からというのがシェフの姿勢のようである。

地元産だからといって優先的に使っているわけでもなさそうなのだ。美味しいものを知りつくしているからこそできる技なのだろう。

訪問時はバレンタインに近かったので帰り際に奥様からみんなに手作りチョコレートプレゼントがあった。これだけの人気店になっても温かみを感じるアットホームな雰囲気はオープン当初から変わらないのである。
どれだけ美味しい店でもそれだけでは通い続けたいとは思えないものなのだ。

今回も「美味しい」と「温かさ」の両方を楽しませて頂き帰途についた。

通い続けることのできる幸せはこういう店に感じるのだな…

次の訪問がとっても楽しみである。

  • イル アオヤマ - 8日寝かせた三河湾のスミイカ 晩白柚、オセトラキャビア

    8日寝かせた三河湾のスミイカ 晩白柚、オセトラキャビア

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 三河湾の大和蛤のスープ、黒トリュフと

    三河湾の大和蛤のスープ、黒トリュフと

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 8日寝かせた三重県釣り物のクエのフリット、パルメジャーノレッジャーノ

    8日寝かせた三重県釣り物のクエのフリット、パルメジャーノレッジャーノ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 帯広の月光ゆり根、獅子食いのノドグロ

    帯広の月光ゆり根、獅子食いのノドグロ

  • イル アオヤマ - 三河湾のメスの渡り蟹のタリアッテレ 加藤農園のトマト

    三河湾のメスの渡り蟹のタリアッテレ 加藤農園のトマト

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - とらふぐのリゾット

    とらふぐのリゾット

  • イル アオヤマ - フランス シストロンの子羊 佐賀のホワイトアスパラ

    フランス シストロンの子羊 佐賀のホワイトアスパラ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 奥様の手作りのチョコレート

    奥様の手作りのチョコレート

  • {"count_target":".js-result-Review-156105760 .js-count","target":".js-like-button-Review-156105760","content_type":"Review","content_id":156105760,"voted_flag":null,"count":125,"user_status":"","blocked":false}
2022/12訪問8回目

4.7

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.4
¥50,000~¥59,9991人

白トリュフスペシャルコース 

今では全く予約の取れない店になってしまったイルアオヤマさんでの白トリュフスペシャルコース貸し切り会に参加してきた。ヤマサさん、いつもありがとうございます!!

白トリュフは年々高騰を続け、今年はついに150万円/kgを突破してしまっているという恐ろしいほどの超高級食材になってしまったようだ。今回はそんな白トリュフをふんだんに使った贅沢なコースを楽しませて頂いた。

すべての料理に白トリュフを使うと料理代だけで7万円を超すことからこの日はスペシャルコースLightという8品中6品に白トリュフを使った料理でお願いしたとのことであった。

これで"Light"??・・・(笑)意味が分からない・・・

それでも結果からすると十分過ぎるほどであった。逆にこれくらいの量の方が値段には関係なくちょうど良いのかもしれない。白トリュフは香りが素晴しいがすべてがそれだとありがたみも分からなくなってしまうからね~~

この日は

神戸ビーフのコンソメ、雲子、白トリュフ

和牛のブレザオラ、バルサミコのご飯、白トリュフ

兵庫県産セイコガニ、シェリービネガー。オセトラキャビア

三重県産釣り物のクエのフリット、鶏のブロード 白トリュフ

徳島ししぐいのノドグロ、伝助大根、ワインで作ったカラスミ

タヤリン、ポーチドエッグ、白トリュフ

根室の蝦夷鹿の炭火焼き、海老芋、白トリュフの塊とともに

白トリュフのスフレ

コーヒー


後で見るとまあよくもこれだけ白トリュフを使った料理を食べたなあ~~と素直に感動した(笑)
流石プロ!!青山シェフも料理の構成をよく考えたものである。

これでLightなのだからフルコースだといったいどうなってしまうのであろうか??

最初の神戸牛のコンソメで温まり、和牛のブレザオラの白トリュフがけの鮨のようなものでガツンとヤラレた。
セイコガニはこの時期和食でよく頂くが、シェリービネガーとオセトラキャビアでしっかりとイタリアンになっていた。盛り付けも見るからに美しく、こういう細かい心遣いがあるからこそ一流の中の一流である所以であろう。

クエ、ノドグロでも絶妙な火入れでノックアウトさせられた。そして目の前で伸ばしていた作り立てのタヤリンとポーチドエッグに白トリュフで完成させたパスタは絶品であった。

最後のメインはフランスの豚、蝦夷鹿、牛からの3択であったが私は鹿の炭火焼きを楽しませて頂いた。お皿の傍らにはぶつ切りの白トリュフが添えてあり、それをかじりながら肉を楽しむという粋な計らいがあり鹿肉の旨味が何倍にも増幅されて美味しく頂くことができた。

これで白トリュフは終わりかと思いきや、そうではなかった。

最後のデザートはいつものスフレだが今回は白トリュフのスフレであった。出来立て熱々のスフレはやはり最高。
この瞬間しか楽しむことのできないものである。口の中に頬張ると白トリュフの香りがバニラの香りと相まって素晴らしい味わいになっていた。

もう完全にやられっぱなしであったがこれは単に料理に白トリュフをかければ良いというような単純なことではない。綿密に計算された料理だからこそこれだけの感動があるのである。

また年一ぐらいでこちらの白トリュフのコースを楽しみたいものである。

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 兵庫県セイコガニ、シェリービネガー、オセトラキャビア

    兵庫県セイコガニ、シェリービネガー、オセトラキャビア

  • イル アオヤマ - 和牛のプレザオラ、バルサミコのご飯、白トリュフ

    和牛のプレザオラ、バルサミコのご飯、白トリュフ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 神戸ビーフのコンソメ 雲子、白トリュフ

    神戸ビーフのコンソメ 雲子、白トリュフ

  • イル アオヤマ - 三重県釣り物のクエのフリット、鶏のブロード、白トリュフ

    三重県釣り物のクエのフリット、鶏のブロード、白トリュフ

  • イル アオヤマ - フォカッチャ

    フォカッチャ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 炭火焼きノドグロ

    炭火焼きノドグロ

  • イル アオヤマ - 徳島ししぐいのノドグロ、伝助大根、ワインで作ったカラスミ

    徳島ししぐいのノドグロ、伝助大根、ワインで作ったカラスミ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - タヤリン、白トリュフ、ポーチドエッグ

    タヤリン、白トリュフ、ポーチドエッグ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 根室の蝦夷鹿のロースト、海老芋、白トリュフの塊

    根室の蝦夷鹿のロースト、海老芋、白トリュフの塊

  • イル アオヤマ - 白トリュフスフレ

    白トリュフスフレ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • {"count_target":".js-result-Review-152752638 .js-count","target":".js-like-button-Review-152752638","content_type":"Review","content_id":152752638,"voted_flag":null,"count":129,"user_status":"","blocked":false}
2022/06訪問7回目

4.5

  • 料理・味4.5
  • サービス4.5
  • 雰囲気4.5
  • CP4.4
  • 酒・ドリンク4.4
¥30,000~¥39,9991人

流石と言うしかない極上イタリアン

今やあまりにも人気のため新規の予約は受けつけていないお店である。知らない電話番号には出ないらしい~~今回の予約も7カ月前に入れたものであった。それでもこうやって訪問できるだけとてもありがたいのだ。

今回は早い部での訪問となった。18時少し前に扉が開き中に入れて頂いた。こちらはカウンター8席のみのお店である。正面にはガラスに囲まれた焼き台、そしてオープンキッチンが広がっていた。やはりこういうイタリアンではシェフが料理を作るところを見るのも楽しみのうちである。そういう願望もこちらでは叶えてくれるのだ。

今回もとても@ホームな雰囲気で食事を楽しむことができた。やはりこういう雰囲気というのは一朝一夕にはできるものではない。おーぷんからすでに8年目に入りそろそろ老舗の領域に入ってきた。すべてに余裕が見えてきたイルアオヤマさんだからこそであろう。

今回頂いたのは

冷製カッペリーニにじゅんさいとジュレ
6日間熟成のアオリイカ、アスパラソバージュ、キャビア、梶谷農園のハーブ
三河湾の茶河豚と鱧のフリット、ピリ辛のアラビアータソースととうもろこし
赤茄子の素揚げとノドグロの炭火焼き
毛蟹のリゾット
トレネッテ 山口の黒鮑のパスタ
牛フィレ肉の炭火焼きと水茄子をチーズで

デザートは太陽の玉子とアイス、山羊のチーズのアイス

であった。

冷製カッペリーニはこの時期イタリアンでは定番ではあるが、こちらのものは他店とは一味も二味も違う。何が違うのかはよく分かっていないが「美味しい」のである。

アオリイカも旨味が極限まで出されていて素材をしっかりと生かして使っているし、フリットもチーズと相まってとても美味しかった。

パスタはいつものようにその場で器械にかけ、何度も何度も伸ばして半端ない手間暇をかけ鮑と肝のソースで頂いた。これも激旨!!他では絶対に食べることができないものである。

そして最後のメインの牛フィレ肉の炭火焼きはぐうの音も出ないほど美味しいものであった。もちろんメインは美味しいのであるがこの日一番の感動はサイドに置かれていた水茄子であった。
切ってすぐに軽く塩振りして、そのあとどっさりとチーズをかけるのであるが、水茄子は浅漬けしか食べたことがなかった私にとっては驚き以外何物でもなかった。

これは美味しい!!!!!  かなりの衝撃であった。

そして宮崎の「太陽の玉子」を使ったデザートを頂いて終了!!
この上ない時間はあっという間に過ぎてしまった。

次訪問できるのはかなり先になりそうだが、定期的に通えるのはとてもありがたい。
次の訪問を楽しみに待つとしよう!!

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • {"count_target":".js-result-Review-143676524 .js-count","target":".js-like-button-Review-143676524","content_type":"Review","content_id":143676524,"voted_flag":null,"count":134,"user_status":"","blocked":false}
2021/10訪問6回目

4.5

  • 料理・味4.5
  • サービス4.5
  • 雰囲気4.5
  • CP4.4
  • 酒・ドリンク4.2
¥30,000~¥39,9991人

最初から最後まで至福のヒトトキ

今や常連さん以外は全く予約を取ることができなくなった名古屋でも屈指の予約困難店である。私は常連ではないがオープン前からのよしみでシェフと奥様のご厚意により定期的にお邪魔させてもらっている。まさしく感謝である。緊急事態宣言やら諸事情で訪問が遅れに遅れた。しかしながら何とか友人3名で訪問させて頂いた次第である。

またこちらでは時間指定の一斉スタートとなっている。この日も指定の時間に訪問し、客が揃ってからスタートとなった。

この日の前菜は三河湾の赤座海老コンソメジュレからのスタートとなった。極上の赤座海老は海の香りを口の中に運んでくれそこにワンポイントの紫蘇の花が良いハーモニーを奏でる・・最初から後の料理を期待させてくれる、そんな素晴らしい前菜であった。

2品目は広島の梶谷農園のサラダであった。そこには三重県で獲れたクエのカルパッチョが添えられてあり、塩味はキャビアでとなっていた。極上のサラダにクエとキャビア・・・これが美味しくない訳がないだろう~~この組み合わせ、最高であった。

そして3品目はフリットであった。三重で獲れたトロさわらと岐阜の香茸である。そこにチーズを細かく削ってかけてあった。

トロさわらが美味しかったのは当然であるが香茸のフリットは感動的であった。香茸自身がとても珍しい食材であり、私は岐阜の柳家さんで数回食べたことがあっただけだが香りが素晴らしく、これが出てくると心が躍ったものであった。

しかし今回食べた香茸のフリットは失礼ながら焼きだけの柳家さんのものとは次元が違う~~

中はトロっとして咬むと芳香が口の中いっぱいに広がるのだ。こんな素晴らしい香りは初めての経験であった。

そして能登のノドグロを骨と蕪で取った出汁で頂き、毛蟹のアラビアータを頂いた。パスタは小麦粉と水だけで作った言わばイタリアンうどんである「ピーチ」であった。

ピーチはシンプルなパスタだけに合わせる具材によっていろいろと変化するのである。この日はそこまで辛みのないアラビアータだったので、モチモチ感と毛蟹の旨味が合いまった素晴らしいパスタに仕上がっていた。

そのあとは対馬の穴子と祖父江の銀杏のリゾットを頂いた。これも対馬の穴子独特のしっかりとした濃厚さが旨味を膨らませていた。

そしてメインは鹿と牛の選択であったが、今回は牛フィレ肉のローストでお願いした。海老芋がサイドに乗っており、肉自体は焼き具合がどうのこうの言わせないような完璧な火入れであった。このしっとりしたフィレ肉を塩胡椒のみで頂いた。

そしてコースの締めはこちらの名物であるその場で作るスフレであった。今回のものはマスカルポーネとスダチの味付けである。肉を食べている間にシェフがカウンターの向こうでスフレを作っているのを見ることができていた。

出来立てのスフレは熱々、でもふわふわだけにあっという間に食感がなくなってしまう・・・
本当に「今」しか食べることのできない素敵なデザートであった。こういうのを見ると料理というのは時間軸が一番大事ということが理解できるのである。

最後に一緒にコーヒーを頂いて終了となった。至福の時間はあっという間に過ぎ、次回楽しめるのは半年以上先のこととなる。

またの機会を楽しみに待ちたい。

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 三河の赤座海老とコンソメジュレ紫蘇の花

    三河の赤座海老とコンソメジュレ紫蘇の花

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 三重県のクエとキャビア、梶谷農園のサラダ

    三重県のクエとキャビア、梶谷農園のサラダ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 岐阜の香茸、三河のトロさわら、鱧のフリット、

    岐阜の香茸、三河のトロさわら、鱧のフリット、

  • イル アオヤマ - 能登のノドグロ、骨と蕪で取った出汁

    能登のノドグロ、骨と蕪で取った出汁

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 毛ガニのアラビアータ ピーチ

    毛ガニのアラビアータ ピーチ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 対馬の穴子と祖父江の銀杏のリゾット

    対馬の穴子と祖父江の銀杏のリゾット

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 牛フィレ海老芋と栗

    牛フィレ海老芋と栗

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - マスカルポーネとスダチのスフレ

    マスカルポーネとスダチのスフレ

  • {"count_target":".js-result-Review-133902662 .js-count","target":".js-like-button-Review-133902662","content_type":"Review","content_id":133902662,"voted_flag":null,"count":147,"user_status":"","blocked":false}
2019/02訪問5回目

4.3

  • 料理・味4.2
  • サービス4.3
  • 雰囲気4.1
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク3.8
¥20,000~¥29,9991人

味だけでなく居心地も良いイタリアン

3カ月ぶりぐらいに訪問させて頂いた。前回が確か11月ぐらいだったからまるっと3カ月ぶりである。というのも今回1月末から1カ月間店内改装のため休業していたのである。私が訪問したのはリニューアル後1週間目の頃であった。シェフもまだ新しいレイアウトに慣れていないようでちょっと戸惑うときもあるとのことであった。

大きく変わったのは入口である。かつては大通り沿いに入口があったのだがそちらを閉鎖。側道沿いのかつて4名用のテーブル席があったところに入口を移転し風除室を作った。これはシェフのこだわりだそうだ。基本的にはカウンターは変わっていなかった。シェフの動線を重要視した改装だったようである。焼き場が奥から正面に向くようになってガラス張りとなった。これでシェフの料理するところを見やすくなった。こういうのも大事なんだろうなあ~~

今回のスタートはノレソレのキャビアとオクラのお皿からであった。実はこれに近いものを他のお店でも頂いていたので今のシーズンの流行りなのかな、と思った。もちろん抜群に美味しかったです!!

万葉牛の生ハム、そしてビックリするほど極太の太刀魚と聖護院蕪、カラスミのお皿が出てきた。これだけ太い太刀魚はあまり見たことがない。身もしっかり美味しくてカラスミとの相性がばっちりであった。これも美味しかったなあ~~

その後は旬のフランス産アスパラのリゾット、その場で打ってくれたカラスミのパスタなどを頂きメインはシャラン鴨のローストであった。席の正面に焼場があるのでシェフが非常にマメにチェックして焼き上げた渾身の作である。火入れもバッチリ!!最高に美味しい鴨であった。

最後のイチゴそのものと同じ味のするシャーベットも素晴らしかった。こういうのって一流店でも「イチゴ風味の・・」は多いのだがこちらの物はイチゴそのものである。材料をふんだんに惜しげもなく使って作っているのがよく分かる代物なのだ。

決して肩ひじ張った料理ではなく終始楽しい雰囲気で食事できるのはシェフと奥様の人柄のおかげであろう。決してフォーマルになり過ぎず、と言ってカジュアルにもなり過ぎない居心地の良いお店なのだ。
難点は予約がなかなか取れないことに尽きるかな。まあこればっかりは行きたい人が多いので仕方のないことである。自分の順番が来るのを気長に待つことにしよう。

  • イル アオヤマ - タイラ貝と赤貝のバジルソース

    タイラ貝と赤貝のバジルソース

  • イル アオヤマ - 極太の太刀魚と聖護院蕪と自家製カラスミ

    極太の太刀魚と聖護院蕪と自家製カラスミ

  • イル アオヤマ - フォカッチャ

    フォカッチャ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - ノレソレ、オクラとキャビア

    ノレソレ、オクラとキャビア

  • イル アオヤマ - 万葉牛生ハム イタリア米

    万葉牛生ハム イタリア米

  • イル アオヤマ - イカスミのパスタ

    イカスミのパスタ

  • イル アオヤマ - ホワイトアスパラのリゾット

    ホワイトアスパラのリゾット

  • イル アオヤマ - シャラン鴨

    シャラン鴨

  • イル アオヤマ - イチゴのシャーベット

    イチゴのシャーベット

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • {"count_target":".js-result-Review-97821625 .js-count","target":".js-like-button-Review-97821625","content_type":"Review","content_id":97821625,"voted_flag":null,"count":159,"user_status":"","blocked":false}
2018/10訪問4回目

4.4

  • 料理・味4.4
  • サービス4.4
  • 雰囲気4.1
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク3.8
¥20,000~¥29,9991人

@homeな雰囲気で最高のイタリアン!!

一年ぶりの訪問であった。こちらはとても予約が困難でいつも数カ月先にしか予約が取れないので、訪問してすぐに予約を入れておかないとあきらめムードになってしまい、行けなくなるお店なのだ。
しかし一度こちらの扉をくぐると、シェフの最高の料理と奥様の素敵な笑顔で最高の気分になれるお店なのだ。
今回も久しぶりにも関わらず、シェフと奥様は笑顔でお迎え頂いた。いつも感謝である。

私の予約は20時であったが、先客が一組帰ろうとする時間帯であった。こちらはすべての席は1回転だが、料理の都合によりお客さんの予約時間を意図的にずらしているようだ。それも客に美味しいものを食べてもらうためなのだ。

今回のコースは前菜に生ハムとイチジク、そして真鯛のカルパッチョにオセトラキャビアを乗せたものであった。どちらもとても繊細な味で美味しい~~こちらの青山シェフの料理はとても繊細だが、万人に美味しいと思わせてくれる料理なのだ。新鮮な上質の素材を使用してその素材の美味しさを引くだすために最低限の味付けをするのが得意な様である。決して元の素材が何だったか分からないようなことはしないのだ。

3品目の神戸川岸牧場の神戸牛を使ったコンソメは抜群に美味しかった。これでは量が少ない(笑)と思うぐらいであった。

そして松茸とクエ、白子のパスタを頂いた後は銀杏のリゾットであるが、嬉しいサプライズが!!
もう量が少なくなって見映えはしませんよ~~と前置きされたのが白トリュフである。これをリゾットにかけてくれたのだ!!やはり香りが強烈である。この香りは天国に連れて行ってくれる香りなのだ。もうクラクラであった。

最後のメインは豚、牛、羊での選択制になっていたが、こちらの名物である知多牛のフィレ肉にした。通常こういうイタリアンでメインを選べと言われた時には絶対に牛は選ばない。

しかしこちらの知多牛のウェットエイジングフィレ肉は特別である。
しっとりとして柔らかく、あまりクセがない。それでいてとてもしっかりと味のする美味しいフィレ肉なのだ。
通常のレストランの和牛フィレ肉とは別物である。この味を知ると「知多牛恐るべし!!」というのが分かるというものである。

最後のデザートは出来立ての酢橘のスフレを頂いた。出して30秒で小さくなるホント出来立てホヤホヤのものであった。これも以前から頂いているがこちらの名物、素晴らしく美味しい。

温かいおもてなしと最高の料理を楽しめるイルアオヤマ、人気で予約が取り辛いのも仕方のないことであろう。

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 銀杏のリゾット

    銀杏のリゾット

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 知多牛フェレウェットエイジング

    知多牛フェレウェットエイジング

  • イル アオヤマ - 白子のパスタ

    白子のパスタ

  • イル アオヤマ - 松茸とクエ

    松茸とクエ

  • イル アオヤマ - 真鯛のカルパッチョ

    真鯛のカルパッチョ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 神戸川岸牧場の牛を使ったスープとキノコ

    神戸川岸牧場の牛を使ったスープとキノコ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 生ハムと無花果

    生ハムと無花果

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 酢橘を使ったスフレ

    酢橘を使ったスフレ

  • {"count_target":".js-result-Review-91863363 .js-count","target":".js-like-button-Review-91863363","content_type":"Review","content_id":91863363,"voted_flag":null,"count":171,"user_status":"","blocked":false}
2017/09訪問3回目

4.4

  • 料理・味4.4
  • サービス4.4
  • 雰囲気4.1
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク3.8
¥15,000~¥19,9991人

何度行っても美味しさに感動

久しぶりの訪問である。今回もmeerさんのお席に呼んで頂いた。感謝である。アオヤマさんはとっても居心地が良く料理も美味しいので大好きなお店なのだが、それは皆さんも思うようで常に予約がいっぱい、なかなか予約が難しいのだ。そういう中での貴重なお席に呼んでいただきありがたい限りであった。
さて今回は雲丹とコンソメジュレからのスタートであった。秋とはいえまだまだ暑い日が続く。こういう季節にピッタリの前菜であった。
次は今年不漁の秋刀魚である。これを黒イチジクと合わせて頂いたのだが、この組み合わせも抜群であった。
3品目は三河湾の名物、プリップリの赤座海老に花ズッキーニ、キャビアを乗せたものであった。これも海老本来の旨味をキャビアが引き立ててくれていた。ノドグロ、すっぽんを頂いた後はアナゴと銀杏のリゾットであった。

知多牛テールのラグーのタリアテッレも非の打ちどころがないぐらい美味しかった。本当旨いはここは・・・
で、最後にウェットエイジングの知多牛フィレの炭火焼きを頂いた。焼きは完璧。青山シェフが焼き場で目を離さずにしっかり焼いてくれるのをカウンター越しに見させてもらった。お客さんと会話しながらも、目は料理の方を向いていた。やはりプロというのはこういうものなんだろうね。この炭火焼きもとても美味しかった。

デザートは桃のスープのようなものであった。純粋に桃の味がしてとても美味しかった。ここに来るととても幸せな気分になれるのだが、いかんせん予約がとても難しい。やはり大人気なのだ。
早めの予約をして少しオシャレをしてお出かけする、そんな使い方が似合うレストランであろう。

  • イル アオヤマ - 三河の赤座海老

    三河の赤座海老

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 雲丹

    雲丹

  • イル アオヤマ - 北海道産秋刀魚 黒イチジク

    北海道産秋刀魚 黒イチジク

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 新潟ノドグロ、根セロリ

    新潟ノドグロ、根セロリ

  • イル アオヤマ - 天然まいたけ

    天然まいたけ

  • イル アオヤマ - 養老すっぽん、秋田黒鮑、山形天然まいたけ

    養老すっぽん、秋田黒鮑、山形天然まいたけ

  • イル アオヤマ - 長崎 アナゴ、祖父江銀杏のリゾット

    長崎 アナゴ、祖父江銀杏のリゾット

  • イル アオヤマ - 知多牛テールタリアテッレ

    知多牛テールタリアテッレ

  • イル アオヤマ - ウェットエイジング知多牛のフェレの炭火焼き

    ウェットエイジング知多牛のフェレの炭火焼き

  • イル アオヤマ - 長野 桃

    長野 桃

  • イル アオヤマ -
  • {"count_target":".js-result-Review-73985529 .js-count","target":".js-like-button-Review-73985529","content_type":"Review","content_id":73985529,"voted_flag":null,"count":152,"user_status":"","blocked":false}
2017/01訪問2回目

4.2

  • 料理・味4.2
  • サービス4.2
  • 雰囲気4.1
  • CP3.7
  • 酒・ドリンク3.8
¥15,000~¥19,9991人

ますますパワーアップ❗名古屋でトップクラスの現代イタリアン

かなり久しぶりの訪問である。青山シェフは以前より存じ上げていたのでオープン当初は何度かお邪魔したが、人気が出てあれよあれよという間に超人気店になってしまった。当然のごとく予約は難しくなりかなり先じゃないと取れなくなってしまった。
その日の気分で生きているような私にとっては先の予約は見通せない。そういうわけでだんだんと足が遠のき、いつの間にか1年半が経過してしまった。友人たちが伺うようになって「美味しかった話」はよく聞くが「不味かった」ということは一度も聞いたことがない。ほぼみんな絶賛しているのである。そうなるといてもたってもいられなくなり早速昨年予約し、再訪がかなったというわけだ。

以前は違ったのだが、どうやら最近は2部制になったようだ。今回私がお願いしたのは遅い時間帯である。午後8時からであった。カウンターは8席のみ。とても少ないので青山シェフの美味しい料理を求めお客さんが殺到するはずだ。競争率は高いのである。

料理は素材の良さを十分引き出したものが多い。余計なことは一切していないが、素材だけに頼ると様なこともない。名古屋の某有名寿司店はたしかに素材はいいものを使っているのだが、それを自分の実力と勘違いしているようである。そういうところとは大違いで素材の良さを熟知の上料理されているのである。こういうところがトゥラジョアの須本シェフが青山シェフの大のお気に入りというのもわかる気がするのだ。須本シェフと方向性は同じであろう。

また器はすべて和を感じさせてくれるものだ。以前伺ったときはそんな感じでもなかったのだが料理も少し和の素材が多いような気がしたのでシェフに聞いてみたら、やはり旬のものを使用するとどうしても同じような素材になってしまうとおっしゃっていた。

今回も非の打ち所のない料理ばかりであった。旬のトラフグの白子の一品、また毛蟹を使ったパスタや黒アワビの料理、空豆と桑名産の蛤のリゾット等、そしてメインは知多牛のフィレを頂いた。

以前よりも多少の値上げをされたようだが、その分素材のコストに縛られることがなくなり、腕を存分に振るうことのできる環境ができたようである。

今後とも定期的に通いたい、そんな素晴らしいお店であった。

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 今回のメニュー

    今回のメニュー

  • イル アオヤマ - エゾ鹿のコンソメ/黒トリュフ

    エゾ鹿のコンソメ/黒トリュフ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 石川・七尾/鯨/キャビア

    石川・七尾/鯨/キャビア

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 虎河豚白子/自家製唐墨/堀川ゴボウ

    虎河豚白子/自家製唐墨/堀川ゴボウ

  • イル アオヤマ - 桑名・蛤/空豆/リゾット

    桑名・蛤/空豆/リゾット

  • イル アオヤマ - 千葉・金目鯛/寒じめ法蓮草

    千葉・金目鯛/寒じめ法蓮草

  • イル アオヤマ - 根村・毛蟹/フルーツトマトウンブリッチェリ

    根村・毛蟹/フルーツトマトウンブリッチェリ

  • イル アオヤマ - 三陸・黒鮑/筍/ヴィンコット

    三陸・黒鮑/筍/ヴィンコット

  • イル アオヤマ - 45日ウエットエイジング知多牛フィレの炭火焼き

    45日ウエットエイジング知多牛フィレの炭火焼き

  • イル アオヤマ - 緑レンズ豆のスフレ

    緑レンズ豆のスフレ

  • イル アオヤマ - コーヒー

    コーヒー

  • イル アオヤマ -
  • {"count_target":".js-result-Review-62424696 .js-count","target":".js-like-button-Review-62424696","content_type":"Review","content_id":62424696,"voted_flag":null,"count":172,"user_status":"","blocked":false}
2015/03訪問1回目

4.5

  • 料理・味4.5
  • サービス4.5
  • 雰囲気4.5
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク4.0
¥10,000~¥14,9991人

久々に大ヒットのイタリアン!!

[2015.3]
約5か月ぶりの再訪。相変わらず混んでいるようだ。この日はオープンと同時に入店。何が出るかお楽しみだ。青山シェフのことだからきっとビックリさせてくれるに違いない。
まずは白インゲンのズッペッタ。ミル貝、黄色い魚卵がマッチしている。そして次に出たのは赤座海老のテリーヌ、赤座海老の食感は生に近いが微妙に火を通してある。エビ本来の旨味が凝縮されており美味しい。そこに柑橘系のソースがかかっており、その苦みが何とも赤座海老にマッチする。
その次に出てきたのは大きなラビオリにトリュフがかかったものだ。春トリュフと言って今の時期の3週間ほどしか出回らないらしい。これも美味。
魚料理はのど黒だ。香ばしく焼かれており、菜の花のソースが春を感じさせてくれた。
この日のメインは牛の炭火焼きかバスク豚だったが私はバスク豚を選択。半生に焼かれた肉を食べてみると何とも言えない不思議な香りがする。この香りは何だろう??とシェフに聞いてみると肉屋さんの熟成庫で熟成させたらしい。そう言えば何となくドライエイジドされたビーフの香りに近いものがある気がした。これは絶品、もし選択できるなら牛よりこちらの方が良いだろう。
デザートは愛知県作手村で予約しない買えない完熟いちご「寒熟」を使ったデザートだった。巨大な粒で酸味がほとんどなくとっても甘いイチゴだ。またバニラアイスは通常の4倍バニラビーンが入ったものでとっても香りが良い。
またまた大満足な食事であった。

[2014.10]
10月23日にオープンしたばかりの青山シェフのお店に行ってきた。場所は泉2丁目、串揚げのつだの2軒隣である。青山シェフと言えば、ダノイ、キートス、アルキオーネと名古屋の名店を渡り歩いた有名シェフだ。そんな彼がこのたびご自身のお店を持たれることになった。カウンター8席、4人掛けテーブル一つと小さなお店だが、シェフ一人とフィアンセの方2人で切り盛りされているのでこれくらいがちょうどよいサイズなのだろう。コース料理は8000円のコースのみ、それも1日限定8名とのこと。オーダーストップが深夜12時なのであるが21時30分以降はアラカルトのみとのこと。オープンしてまだ10日程度であるがウワサがウワサを呼んだのかもう11月はほとんど予約でいっぱいとのことである。青山シェフは中村勘九郎似の超イケメン!!以前勘九郎さんに間違えられサインをねだられたという逸話まであるほどである。

さて今回の前菜はイカのカルパッチョ、アワビ、エゾ鹿の燻製、そして白セロリと白子であった。どれも見た目は自然に、そして味を最重要視する心意気を感じられた。新鮮なものはその新鮮さを大事にし、そしてエゾ鹿は燻製の香りがとっても食欲をそそる。白セロリは初めて食べたが普通のセロリに比べてとっても香りが柔らかい。そんな風味が白子にピッタリであった。
アルキオーネでシェフをされてた時は何だか今流行のNOMA風でテーマに沿って料理を出されている感じがしたが、今回はご自身の考えでされているので以前とは全く違うスタイルであった。NARISAWAみたいな料理スタイルはオーナーから強制されていたのかなあ~。今の方が断然いい。

魚は境港からのサワラ。足が速いためなかなかレストラン向きではない食材かもしれないが、脂がのっていてとっても美味しかった。メインは短角牛のビステッカ。美味しかったがこれはちょっと改善の余地ありかも。ここまでやるならもうひとひねり欲しいと思うのは欲張り過ぎか??
忘れていけないのはここのフォカッチャ。超フワフワ~~しっとり。これは旨かった。むしろフォカッチャと言うよりはシフォンケーキが頭をかすめる感じだった。

デザートも手は抜いてはいない。まずはイチジクのソルベ。ほんとにイチジクを凍らせた感じ。まるでイチジクそのものを食べているようである。
そして最後に利平栗のスープであった。〆るには最高のデザート。
まだ多少飲食の仕事に慣れていないフィアンセの方もとってもお話し好きで楽しい時間を過ごさせてもらった。
また近いうちに再訪したのであるが、予約は早めに入れないと難しいかもね。

ほんと美味しかった。とっても良いお店ですよ。

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - イカのカルパッチョ

    イカのカルパッチョ

  • イル アオヤマ - アワビ

    アワビ

  • イル アオヤマ - エゾ鹿の燻製

    エゾ鹿の燻製

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - サワラ

    サワラ

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 白セロリ

    白セロリ

  • イル アオヤマ - イチジクのソルベ

    イチジクのソルベ

  • イル アオヤマ - 栗のスープ

    栗のスープ

  • イル アオヤマ - クエのスパゲッティー

    クエのスパゲッティー

  • イル アオヤマ - 白いんげんのズッペッタ 本ミル貝 キャビア

    白いんげんのズッペッタ 本ミル貝 キャビア

  • イル アオヤマ - 赤座海老のテリーヌ 黄金柑のソース

    赤座海老のテリーヌ 黄金柑のソース

  • イル アオヤマ - そら豆とリコッタチーズのメッツアルーナ 春トリュフ

    そら豆とリコッタチーズのメッツアルーナ 春トリュフ

  • イル アオヤマ - 長崎のど黒の炭火焼き 菜の花ソース

    長崎のど黒の炭火焼き 菜の花ソース

  • イル アオヤマ - シャラン鴨モモ肉とルッコララグー キタッラ

    シャラン鴨モモ肉とルッコララグー キタッラ

  • イル アオヤマ - 熟成純血バスク豚の炭火焼き

    熟成純血バスク豚の炭火焼き

  • イル アオヤマ - 予約しないと購入できないイチゴ

    予約しないと購入できないイチゴ

  • イル アオヤマ - 寒熟

    寒熟

  • イル アオヤマ - 寒熟のデザートマスカルポーネ、バニラジェラート

    寒熟のデザートマスカルポーネ、バニラジェラート

  • イル アオヤマ -
  • イル アオヤマ - 赤貝、金目、アオリイカ、熟成スズキのフリット、平貝

    赤貝、金目、アオリイカ、熟成スズキのフリット、平貝

  • イル アオヤマ - 赤ムツと桑名産ハマグリ

    赤ムツと桑名産ハマグリ

  • イル アオヤマ - 鮎

  • イル アオヤマ - 40日間熟成の熟成肉

    40日間熟成の熟成肉

  • イル アオヤマ -
  • {"count_target":".js-result-Review-6903217 .js-count","target":".js-like-button-Review-6903217","content_type":"Review","content_id":6903217,"voted_flag":null,"count":97,"user_status":"","blocked":false}

口コミが参考になったらフォローしよう

ドクターSS

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する

ドクターSSさんの他のお店の口コミ

ドクターSSさんの口コミ一覧(2255件)を見る

「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら

店舗基本情報

店名
移転 イル アオヤマ(il AOYAMA)

移転前の店舗情報です。新しい店舗はイル アオヤマ(il AOYAMA)をご参照ください。

受賞・選出歴
2024年Silver受賞店

The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店

2023年Silver受賞店

The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店

2022年Silver受賞店

The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店

2021年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店

2020年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店

イタリアン 百名店 2023 選出店

食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店

イタリアン 百名店 2021 選出店

食べログ イタリアン EAST 百名店 2021 選出店

ジャンル イタリアン
住所

愛知県名古屋市東区2-8-7

交通手段

高岳駅から407m

営業時間
  • ■ 営業時間
    18:00~一斉スタート
    20:30~一斉スタートの2部制

    ■ 定休日
    不定休

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算

¥30,000~¥39,999

予算(口コミ集計)
¥30,000~¥39,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master)

電子マネー不可

QRコード決済不可

席・設備

席数

8席

(カウンター8席)

個室

貸切

(20人以下可)

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

近隣にコインパーキングあり

空間・設備

カウンター席あり

メニュー

ドリンク

ワインあり、ワインにこだわる

料理

魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

ロケーション

隠れ家レストラン

サービス

ソムリエがいる

公式アカウント
オープン日

2014年10月23日

備考

カードはVISA/Masterのみでアメックスは使用できない

お料理:25,000円〜(税別)
(お料理の金額については、
季節の食材や仕入れ(白トリュフなど)
時期によって
多少変動致しますので、
予めご了承ください。)

初投稿者

エッグログエッグログ(567)

最近の編集者

編集履歴を詳しく見る

ブログに店舗情報を貼る

食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!

従来の問い合わせフォームから問い合わせる レストラン情報編集のガイドライン

周辺のお店ランキング

新栄×イタリアンのランキング(点数の高いお店)です。

  • 1 イル アオヤマ - 料理写真:

    イル アオヤマ (イタリアン)

    4.09

  • 2 ボッテゴン - メイン写真:

    ボッテゴン (イタリアン、フレンチ)

    3.69

  • 3 トラットリア トペ - 料理写真:

    トラットリア トペ (イタリアン)

    3.67

  • 4 BURDE - 料理写真:マルゲリータ☆

    BURDE (ピザ)

    3.66

  • 5 prospero - 内観写真:

    prospero (イタリアン、パスタ、ワインバー)

    3.64

食べログ限定企画

店舗運営者の方へ