インド人のインド料理、NURZAHAN♪ : ノルジャハン

＊＊＊２０１６年６月＊＊＊

「もう冒険なんてしたくないんだ。」
何を言いだすの？お連れさまったら。
どうしたんだろう？と、理由を聞いてみると、
ずっとお店を周ってきたけど、美味しいお店に出会うことが少ないから、
だから今日は、行ったことのある店で食事がしたいらしい。
「それならあなたが決めたらいいよ。どこが美味しかったの？」
お連れさまに尋ねてみると、
「あの、矢場町のお店がいいんだ。」
あぁ、矢場町の。
矢場町にもお店は何店舗かあるけど、すぐにわかった。
「NURZAHANね。」
確かに美味しかったね！
行きましょう、NURZAHANへ♪

お店は少し改装したみたいだし、前のコックさんと違う人だ。
メニューは同じだけど、お昼にもビリヤニが食べれるようになったみたい。
私は、ビリヤニを単品で、
お連れさまは、Bセットをチキンカレーとご飯でいただきました。

厨房がチラッとみえる場所なので、ちらちら見てたら、
電気量がオーバーして電気が消えた。
ビリヤニをレンジで温めなおしてるみたいです(笑)
銀色のプレートにこんもりと盛られたビリヤニ。
中には、まるまる１本タンドリーチキンが埋まってました。
かなり食べ応えのある量です。
お米は、バスマティと日本米のハーフ。
スパイスは軽めで、とても食べやすい味。
初体験スパイスの方でもOKな辛さとスパイス具合です。
これならお連れさまもOKだと思い、彼に食べてみることをすすめた。
美味しいねこれ、もっと食べていい？
パクパクと私のビリヤニを食べてる。
なんか久しぶりね、
お連れさまが、こんなに美味しそうにビリヤニを食べてる姿を見るのは。

チキンカレーも、チキンの下処理もしてあり柔らかく煮込んである。
スパイスの使い方は優しく、とても調和のとれたインドらしいお料理です。
コックさんは以前の方と変わっていたけど、今もインドの方が作っていらっしゃいます。

お店の名前は、NURZAHAN。
日本語に直すとヌールザハーンのような気がするけど、
ノルジャハンです♪


＊＊＊２０１５年８月＊＊＊

名古屋のインド料理店は、
8割近くが、ネパール人の作ったインド料理じゃないかしら？
最近、インド料理レストランでちっともインド人に会えないんだもの。

マレーシア人のビニさんの東南アジア料理店があった場所に、
インド料理店がOPENしました。
2人の男性がお店にいて、
なんとなくだけど、インド人のようなの。

「あなたは、インド人？」

うふふっ、当たっちゃった。


ここのランチ、魅力的ね。
Bランチ　880円で、カレーが選択できるんだもの。
選べるカレーの中に、マトンもあるのよ。
今日のランチは、これよね！

＊Bランチ　８８０円（税込）

　マトンカレー・チキンテッカ・サラダ・ヨーグルト・ナンorライス、・パパド・ドリンク（アイスチャイを選択）


ほぼ、オープンキッチンなので厨房は客席のすぐ近く。
コックさんが作っている姿が見えるの。
あっ、味見している。
ちょっと、期待が膨らんだ。


マトンは、イイ感じの噛みごたえで味わい深いですね。
もしかしたら、干し肉を使っているかもしれません。
臭みがほとんど感じられないような、上手なスパイス使いをしています。
マトンをおいしく食べれる魔法を知っている、
そんなスパイス使い。
カレーリーフや、ニッキのホールスパイスもしっかりと残っていて、
バツバツとスパイスが華やかに香ります。

ナンは、薄焼きでパリッとしてます。
甘い砂糖の味はなくて、カレーに合うナンです。

ご飯は、日本米とバスマティのMIXごはん。
次回は、これをいただく予定♪

サラダには、手作りのオレンジドレッシングがかけられていて、
キャベツの千切り、キュウリのスライス、トマトまで添えられてます。
タンドリーの窯で焼かれたパパドがあるので、
バリバリっと割って、サラダに全部ふりかけました。
フォークだと、落ちてしまいます。
なので、手食。


この味ぜんぶ、名古屋の味ではないと思った。
大阪でもないと思う。
たぶん、東京のような味だと思う。
そう思うと、確かめたくなるのが性です。

「コックさん、もしかして東京からいらしたの？」

「ハッ、ハイ、ソウデス。東京。」

当てちゃった！コックさんたちムッチャ驚いてる。
私は、うれしくて、
インド映画のように踊ってしまいたくなった。


「東京の、どこ？」

「シンジュク」


今日、彼らと話したことは、ここまで。
また、行きます！

＊

お店の名前は、ノルジャハン（NUR ZAHAN）。
日本語に直す時にノルジャハンにしたのだと思いますが、
ヌール・ジャハーンのほうが、近い発音になるみたいです。
インド人の友人から教えていただきました。
タージマハルに眠るといわれている、１６世紀の美しい王女さまの名前だそうなの。
すてきな、お店の名前ね。