まだまだ営業しています！！ : 松月 栄町店

学生時代から時々食べに来ている私にとっては一番馴染みのあるお店の一つである。時が経つ中、そういうお店が減っていくのは寂しいものであるが、こちらは今のところ何とか健在のようであった。しかしこちらのお店が入居している栄町ビルも、もうすっかりテナントが立ち退いて、１階のショッピング街はかなりの虫食い状態となっていた。また地下の飲食店もほぼ立ち退きが終わり、営業してるのはこちらのお店を含めて３店舗のみという寂しい状態になってきていた。
「まだやっているかなあ～～」なんて思いながらふらっと前を通ったらまだまだ営業していたので久しぶりにこちらのランチを楽しむことが出来たのである。

以前は外に並ぶぐらいの勢いがあったのだが、この日は席の1/3ぐらいのお客さんしかいなかった。おそらく多くの客がまだ営業しているかどうか懐疑的な目で見ているんだろうな。

席に座りいつものように定食をオーダーした。スタッフの方が手際よくご飯とみそ汁、そして天つゆをセッティングしてくれ、即スタートであった。

まずは海老天２本からである。揚げたての海老天は掛値なく美味しい～～食べるころ合いを見計らって真正面の職人さんが次々と天ぷらを出してくれた。この日は、ピーマン、アナゴ、カボチャ、サツマイモ、そして最後にまた海老天が１本で終了となった。

この海老に始まって海老に終わる・・・これは天ぷら好きの心をつかんで離さないのである。やはりタネはいろいろあるけれど天ぷらの一番のものはやはり海老であろう。どれもとても美味しく頂くことが出来た。スタートから終わるまで多分１０分少々である。忙しくてランチにそんなに時間を取ることが出来ないときにでも本格的な天ぷらを楽しむことが出来て本当にありがたいのである。ただ今のお店の置かれている状況からすると営業できるのもそう長くはないだろう。
楽しめるうちになるべく多く通いたい・・・そんなお店なのだ。

栄でランチタイムに時間があると訪れたくなるお店である。
特にこちらの入居している『栄町ビル』は新聞でも報じられていたのだが、建て替えのためオーナーさんとテナントさんが退去の条件で裁判をしているとのことであった。となると遅かれ早かれこちらでの営業はそう長くはないということだろうか？時代の流れとは言え寂しい限りである。

この日は大雨だったせいかお店の中に入るとあまりお客さんはいなかった。まあ時間帯もあったのだろう。こちらで自分で席を選べるというのは私には初めての経験であった。ランチでは基本的には天ぷら定食か野菜定食しかない。野菜定食とは野菜の天ぷらばかり出てくるようで私は正直あまり惹かれないのでいつも普通の天ぷら定食である。

座ってオーダーするとすぐにライスと天つゆが運ばれてきた。ランチは多くのお客さんが殺到するのでスタッフ皆さんとても動きが良いのだ。最初はいつものように海老2本からスタートであった。
熱々の揚げたての海老の天ぷらは掛値なく美味しい。私にとっては十分過ぎるぐらいの味なのである。そのあと順番にキス、かぼちゃ、穴子、ピーマンなどなどが出され美味しく頂いた。

そしてこちらの〆はやはり最後も海老なのである。客が喜ぶ〆方を知っているのだろうね～～海老天は天ぷらの王道なのである。

今回もとても美味しく頂いた。滞在時間15分程度であったが満足度は高い。また近いうちに再訪したい。

学生時代からお世話になっているので、ここに通い始めてからもうかれこれ30年以上になる。いつも前を通ると混んでいるのでなかなか入ろうという気にはならなかったのだが、この日はラッキーにも席が空いていたので迷わずこちらでランチにすることにした。

こちらでは昔から天ぷら定食である。目の前で揚げたての天ぷらを順番に出してくれるのだ。最初に海老が2本、そして野菜やキスなどの魚類、最後にまた海老で〆るというスタイルは昔から変わっていないのだ。ご飯とお味噌汁がついて980円？だったかな。1000円でお釣りがくるのだ。

またこれで足りない人は1本単位で天ぷらを追加できる。大体100円程度なのでとても財布に優しいのだ。昨今高級天ぷらの流行っているようだが、それとは対照的な庶民の味方の天ぷら屋さんなのである。

しかしこちらの栄町ビルも再開発の話も出ているので、あとどれくらい来れるか分らないが、お店があるかぎり通い続けたい、そう思える天ぷら屋さんなのだ。

もう30年以上前から時々行っている天ぷら屋さんだ。揚げたての天ぷらをその場で安く頂けるので学生時代にはとても重宝していた。その頃はいくらだったかは忘れてしまったが、学生でも無理なく支払える程度だったと記憶している。ちなみに中の雰囲気もほとんど当時と変わっていない。その当時は天ぷらは高根の花、とてもありがたかった。

今回は午前の仕事が遅くなって時間はすでに午後2時を回ろうとしていた。ランチはどこに行こう？？と考えていたらこちらを思い出し早速行ってみた次第である。

ランチとしてはとても遅い時間なのに私の前には2組が待っていた。カウンター席のみだが、席数は多いのですぐ空くと思い待っていると案の定3分程度で席に着くことが出きた。

メニューは天丼や野菜天ぷら定食があるのだが、やはりこちらでは普通の天ぷら定食900円が正解であろう。オーダーして天ぷらが来るのをカウンターで待った。
天ぷらは目の前の職人さんが揚げてそれをてんぷら鍋からす～っと油を切り、目の前に置いてくれる。ちなみに目の前はステンレスのカウンターになっており、そこに紙を敷いてそれをお皿代わりにするのだ。
こちらの天ぷら定食の最初はまずは海老2本からスタートだ。天ぷら＝海老という公式は私の頭の中には重要なポイントとして刻み込まれている。天ぷらにはやはり海老は欠かせない！！！
海老天のない天ぷら盛り合わせは天ぷらとは認められないのだ！！

それを美味しく頂いた後は、ピーマンやカボチャ、そしてれんこんなど5品ぐらいが出てきて最後にもう一度海老天が出てきて終了となる。もちろんご飯とお味噌汁、香の物はセットに入っているのだ。
今回はもっと食べたかったので海老天とメゴチ、そして舞茸を追加して頂いた。細かいことを言えばキリがないお店だが、これはこれでとても美味しく私は満足している。

学生時代の懐かしさもあり、昔ながらの味を楽しめる。私は大好きなお店である。

栄の交差点からすぐの栄町ビルの地下１階にある天ぷら屋さんだ。私が学生時代からちょくちょく行っていたのでもうオープンして３０年は経っていそうな感じだ。
今回は久しぶりにランチでの訪問である。栄のクリスタル広場から西に向かって突当りまで行き、そこを右に昇ると松月のある地下街に入ることができる。
名古屋の中心部はほとんどの商業ビルに地下から入ることができるので、雨の日はとても助かるのだ。

いつもランチ時は混んでいるので並ぶのを覚悟で行ったのだが、すんなりと座ることができた。こちらはカウンターのみ。またお客さんを思いっきり詰めて座らせているので席はとても狭い。今回のランチは天ぷら定食８５０円。ご飯とみそ汁が付き、揚げたての天ぷらが順番に出されるシステムだ。

私の目の前で天ぷらを揚げてくれたのはちょっとヤンが入った街中ですれ違うと怖いかな・・・という感じのお兄さん。実際は全然怖くなかったけどね。

ご飯と赤だし、そして奈良漬けが出された後、すぐに目の前のカウンターにエビ天が２本出された。油の切れは悪いがとても美味しい海老天だ。あっという間に２本完食。大根おろしの天つゆもなかなか良い味であった。

次にかぼちゃ、ピーマン、キスと続き、アナゴが出てきた。これもさっくりして美味しい。最後にまたまた海老天が２本出て一応コースは終了だ。
もちろん単品で追加もできるし、実際私の横のおじさんはいろいろと追加していた。追加と言っても海老天が１本１２０円というぐらいの価格帯なのでかなりオーダーしても値段は知れている。

これだけリーズナブルに天ぷらが食べることができるのなとっても嬉しい。末永く通いたいそんなお店なのだ。