チャー餃子 : 餃子の王将 笹島店

いつも賑わっている王将笹島店。なんとか21時台にご飯を済まそうと飛び込むと月曜日なのにテーブルは全て飲んで盛り上がるリーマン集団で埋まっていた。

いわゆる王将飲みってやつかな？まあビールだけで良いならそこらの居酒屋より快適かも。手頃だし。

自分は飲むわけでもないのでカウンターに座り定番の餃子、炒飯を頼む。王毅はセットより単品オーダーの方が魅力的。

しかしチーン！と鳴り響く呼び鈴を鳴らしても「はい、うかがいまーす」と元気のいい返事は来るものの誰も来ない。前と後ろをひたすら素通り。

3回目鳴らして誰も来ないところでカチンときて席を立って帰ろうかと思ったらある程度ベテランの店員が「まだお伺いしておりませんでしょうか」と前に来た。呼び鈴とは無関係に念のための確認か。残念、立つ機を逃してしまった。

そこで文句を言っても仕方ないので餃子と炒飯を頼む。皮肉な事に今夜の餃子と炒飯はかなり美味しかった。焼き加減バッチリ。しかし早く戻らないといけない身。味わう余裕もなく急いでいで食べて事務所に戻る。

「はい、うかがいまーす」と形式的に返事するだけならするな。返事したなら責任持って席まで来い。と思う自分について最近ちょっとした事でイラッとしてるなと実感する。

3月は結局初旬に1日休んだだけ。次に休めそうなのは4月半ばだから丸々1ヶ月以上働いている事になる。努めて朝早く来るようにしてるのでギリその日のうちには帰れるけどそりゃストレスも溜まるよなと。

それが周囲への攻撃心につながる。笑顔で盛り上がるリーマン達、暇そうにタバコをふかす人、買い物を楽しむ女性たち。以前なら気にならない周囲の存在に対して自分と比較し良くない感情が湧いてくる。

ネット民がリア充に対して抱く攻撃心と同じような感じだろうか。これが爆発すると通り魔とか起こすのだろうか。さらに話を広げると世界中で起こるテロや戦争は宗教や主張の違いが要因と言われるが要は貧富の差、富める者と搾取される者に分かれるから。

休みがあって貯蓄があって趣味を満喫出来ている人は他人に対して何も思わない。少なくともわざわざ揉めようとか考えもしないだろう。全ては心の余裕、ひいては生活の余裕、そこに尽きる。金持ち喧嘩せずという格言もあるし。

しかし全てはその環境を変えられない自分の責任。資格もなく歳も取っている人間を雇ってくれる会社などこのご時世に存在しない。あったとしても今と同じ環境だろうし。これまでの人生の積み重ね、そして現状の力不足、それが原因。力のある人はいくらでも選択肢がある。

このように客観的に分析出来るうちはまあ大丈夫かなと結論を出してしまう。でも運転とか気を付けないと。イラッとして事故したら元も子もない。塀の中なら規則正しい生活出来るじゃんと思わないことも無いがレビュー書けなくなるし。無心無心‥ご飯食べられない人も多いのだから感謝しないと。

今夜は上品な夕飯となったため小腹が空いてきてここに入ってしまう。頼んだのは餃子二皿。ガッツリ食べたいわけではないのでこれでちょうど良い。

そういえば多分covid発生後初めての訪問かも知れない。仕切りがしっかりと立ててありカウンター席は激狭。ツレ同士や家族同士で来ても完全に仕切られる。きかし狭いなぁ‥鳥カゴだわこれは。肘がゴツゴツ当たる。与田は無理やろなぁ‥。

餃子はいつもと同じかそれ以上に焼き加減が素晴らしく美味だった。店によっては焼きが足りずに蒸したような餃子も出て来るが今日はバランス良くしっかりと仕上がっていて期待以上。

勢いでデザートに桃まんも頼む。二個で280円税別は追加デザートとしては手頃。王将って密かにデザート充実していたりする。ゴマ団子も一個から頼めるし悪くない。長居する人がどれだけいるかだが‥。

さてその桃まん。頼んだ後に厨房から「桃まんラス1でーす！」と響いて来た。やはり頼む人少ないんだなぁ。美味しいのに。結構時間がかかり運ばれてきた蒸籠を開けると湯気とともに桃まんが現れる。

中身はこしあん。柔らかくて美味しい。台紙が付いているのでちょっと食べにくい。単価で比較すると倍くらい大きいコンビニあんまんの方がはるかにお値打ちなのだけどあれはつぶあん。こしあん至上主義の自分としては満足のスイーツだった。

ランチタイムを大幅に過ぎて15時過ぎに入店。空いてるかと思ったら案外混んでいて半分くらい埋まっていた。全員男性リーマン。ランチタイムにランチに行けない人がこんなに多いとは。男性ばかりでOLがいないあたりに格差社会を感じる。そういえばここの王将でランチは初めて。
炒飯と餃子を頼む気満々だったのだが日替わりランチが16時まで頼めるらしく多くの人がそれを選んでいたのでついつい乗ってしまった。649円税別。
あっさりラーメンとミニ天津飯に餃子3個。結果から言うと意外と良かった。いまいちと見ていたあっさりラーメン美味い。何の具もなくにゅうめんのようにシンプルだがきちんと味に一本柱が通っており侮れない。
逆にミニ天津飯はそれなり。先にラーメンを食べたせいか少し冷えていたし（小さいのですぐ冷める）この量は物足りない。値段少し上げていいからミニとかではなく普通の天津飯にすればいいのになぁ。餃子はいつも通り美味。

今日の夕飯は王将。とは言っても21時半を回っている。
昼に重いものを食べたので夜抜きでも良かったのだがまだ職場に電気が点いている。さっさと帰ったふりをして夜中に戻って仕事をしようと思ったのに。
仕方なく入ったのが王将という話。餃子をつまみながら時間を潰して職場に戻ろう。ほんと働き方改革とかいう労働者いじめ法律がスタートしてから働きにくくて仕方がない。何しろ残業は悪という風潮なのだから何とかして隠れて仕事をするしかない、仕事量は変わらないのだから。効率化で仕事がどんどん片付くならみんなやっているだろう。民間で働いた事のない連中が作る法案などこんなものと諦めて今日も隠れ残業の嵐である。
さて愚痴はこのくらいにして見出しに書いた王将のよだれ鶏。ついつい注文してしまった。税込650円は決して安くはないが暑い時期にこの写真は食欲を刺激する。あとは定番の餃子。
よだれ鶏と餃子。ビールを連想する組み合わせだが晩酌の習慣はないので頼まない。これは持論だが夕飯と飲みは全く別のもの。ご飯を食べに来ているのだからわざわざ割高なアルコールを頼む意味が分からない。それも一人だし。
で、王将のよだれ鶏はボリュームはあるものの味は想像通りそれなりだった。正直言って値段に見合わない。野菜炒めや唐揚げ頼んだ方が絶対マシ。ここ最近美味しいよだれ鶏を続けて食べているので余計にレベルの差を感じた。
でも炒飯やラーメンよりはヘルシーかなと思い味は度外視で頼んだメニュー。お腹は膨れたしダイエットメニューとしては優秀。

いつもは遅くまで空いている王将。今夜は連休中だからか日曜日だからか22時ラストオーダーだった。
いつも頼むのは当然餃子。今夜は二人前。そして本当は炒飯と行きたいところだが22時を考慮して野菜炒めを頼む。
すぐに餃子が出て来た。そしてかなり時間差があって野菜炒め。餃子を食べ終えた後で出て来たのは残念だったがそこまで期待してはいけない店舗。
餃子はいつも通り、野菜炒めもいつものように少し酸味のある馴染みの味わいだった。天津飯は地方により塩味か醬油味に分かれるが野菜炒めは安定している。そしてここの野菜炒めは新瑞橋店のものよりもやし以外が多い。悪くない一皿だった。でも本当は炒飯が食べたかった。炒飯にラー油をたっぷりかけて食べるのが何よりも好き。

半年ぶりくらいに来る王将。それにしても笹島店は賑やかだった。月曜の21時なのに普通に待ち時間あり。そして中は酔っ払いの巣窟。都会の王将はまるで飲み屋のようである。本当に賑やかで大声を出さないと前の同僚の声も聞こえない。
さて王将に来ると大体炒飯を頼む。そしてもちろん餃子。基本はこの組み合わせ。ラー油と餃子のタレは1:1の比率でピリ辛に。炒飯とスープにもラー油投入。天津飯や揚げそばも美味しいのだが炒飯のコスパには敵わない。
あと王将は店により結構味の差があるが炒飯と餃子はあまりブレがない。普通に美味しかった。天津飯は北陸と名古屋で全く味が違うのは豆知識。