３年越しのピエールマルコリーニのパフェ : ピエール マルコリーニ 名古屋

■プロローグ
長い前置きなので、本題は＝＝＝＝＝＝＝のあとなのであしからず。

ソフトクリームやアイスクリームにいくらまで支払うことができますか？

横浜のルミネにスタンドタイプのマルコリーニがあります。
ソフト ショコラが、432円だったのが、２０１５、５月から540円になりました。
ソフトに５００円はハードルが高いです。
この価格を支払うなら、せめて椅子に座ってゆっくり食べたいというのが本音。
喫茶の価格には場所代、ひと息つく休憩代も含まれていると考えてしまいます。
この価格で、スタンドはちょっと・・・・

ちなみにゴディバはジョイナスにありダブルチョコレートのソフトは475円。
５００円を超えるかどうは、大きな境界線。
こちらも同様にスタンドスタイルですが、５００円を超えていないのは、
１００歩譲って許容できるぎりぎり。

でも、ゴディバのソフトはビジュアルがそそられるので、座れなくても、
まあいいか・・・・　一度は、お試ししてみようかと思わせてくれます。


■２０００円のチョコレートパフェが銀座に
銀座のピエールマルコリーニの２０００円のチョコパフェも話題になりました。
チョコレートパフェに２０００円！（飲み物を入れるとだったかな）

もともと、チョコレートは好んではいなかった・・・・ということが、
食べログに書くようになってから、判明した事実でした。
そのため、わざわざ２０００円のパフェを食べには行きたいとは思いません。

でも・・・・・
何かのついでがあったら、その２０００円のパフェとやらを食べてみよう・・・・
と頭の隅にはずっと置いていたような気がします。

２０００円のパフェなんて、銀座だから成り立つわけで、
他じゃ受け入れられないだろうな・・・・
と思っていたら


■なぜか名古屋にピエールマルコリーニ
名古屋にピエールマルコリーニがあることを知りました。

銀座へはわざわざ行かないけど、名古屋に行ったら記念にピエールマルコリーニ
という選択はあるかも・・・・と思いながら２年が過ぎました。

前回、訪れた時は、ＣＯＶＡを利用しなかなかよかったので、次回は、絶対に
ピエールマルコリーニに行くと決めていました。


計画としては、朝一で到着して、名古屋のモーニングを食べ、
お昼がわりとして軽く、ピエールマルコリーニでパフェを・・・・
そして午後の用事を済ませてから、夕食・・・・という計画をしていたのですが、
名古屋モーニング探しに手間取り、結局は、「ブランチ」としてピエールマルコリーニを利用することにしました。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝－

■開店と同時に入店

オープンは１１時。
もしかしたら並んでいるかも・・・と思い、ちょっと早めに到着。
老婆心でした。ミッドランドスクエアをぶらついて、一番の入店でした。

まだ、誰もいない空間・・・・
お好きなところへということで、迷わずカウンターを選びました。

名古屋に到着して、すぐにピエールマルコリーニにしたのは理由がありました。

平日の時間限定で、カフェメニューを頼むと、コーヒーのサービスがあるというのです。
11:00～13:00　18:00～19:30　の時間限定です。

名古屋店限定の『パフェ マリアージュ』は１６２０円。
それにコーヒーを加えると、軽く２０００円を超えてしまいますが、
パフェ代だけで済んでしまうのはお得感が一杯。


■看板メニューを・・・
何にしようか、一応、迷ってみましたが、心の中ではもう決まっています。
ランチメニューがあるのかなと思いましたが、カフェメニューのみとのこと。
お店の方にも念のため、おすすめを聞きましたが、やはり名古屋限定のパフェがおすすめでした。


現地に来て知ったのですが、今、ピエールマルコリーニで喫茶をやっているのは名古屋だけ。
銀座は閉店してしまったのだそう。
銀座がダメなのに、名古屋は成り立つんだ・・・・と思っていたら、
老朽化に伴う、店舗の改装で休業中とのことでした。

銀座が休業となると、今、この時期にここに訪れれることができた価値も高まります（笑）


■なぜゆえに名古屋
ＣＯＶＡもそうですが、東京に出店して、次が名古屋というお店が多い気がします。
ＣＯＶＡは、たまたま空いていたから・・・ということだったらしいですが、
ピエールマルコリーニは、たっての希望があって名古屋を選んだらしいです。

やはりカフェ文化が染み込んでいる名古屋なら、商戦ありと思ったということでしょうか？


しかし、名古屋のお客さんの利用状況は違うと言います。
銀座はそのほとんどが、パフェ目的。そして季節のメニュー。
名古屋は、パフェが目的なのではなく、あくまでお茶をすること。
パフェは一度食べればいいという感じで、パフェのリピーターはあまり少なく、
お茶目的の方が多いのだとか・・・・


■パフェが目の前に・・・
パフェがやってきました。

パフェを目の前に、考えてみたら、私、チョコレートパフェというものを食べるのは初めてだったかも！
チョコパフェは必ず、生クリームが添えられています。
あのこってりたっぷり生クリームは、どうしても避けてしまうのです。
ところが、こちらのパフェは、生クリームの使用が少ないので安心して頼めました。


チョコがあまり好きではない・・・・
確かにチョコレートアイスは、好んで食べませんでした。
でも、チョコレートケーキは好きです・・・・

たぶんチョコの重さが、ちょっと合わないと思っているのでしょう。
しかし、ジャンポールエヴァンのチョコラと出会って、チョコへの見方が変わりました。
ピエールマルコリーニは、私のショコラに対する何かを変えてくれるのかしら？


そういえば、ピエールマルコリーニのボンボンショコラを食べて、
私はチョコがあまり好きじゃなかったことを、初めて気づかされたことを思い出しました。


パフェによって何かを感じさせてくれるかな・・・・とかすかな期待をしていましたが、
私にはむずかしかったようです。


やはり、パフェを目的に、再度、パフェを食べようとは思わないかな・・・・
聞けば、このチョコパフェのメニュー構成は、全く変わらないのだそうです。
他のパフェで季節限定があるのだとか・・・・

だとしたらチョコパフェは１回食べればいい・・・・って
名古屋の人でなくても、みんな思うんじゃないかなぁ・・・・

違いの分かる方には、このおいしさがわかるのだと思いますが、
私には、ダメでした。

ただ、本当においしいものは、苦手なものでもおいしく感じさせられて
カルチャーショックのようなものがあることをこれまで経験してきました。
ピエールマルコリーニは、そこまでには至りませんでした。


■カフェは・・・・
サービスコーヒーのお味という感じでした。
すでに落としたコーヒーを、ポットに入れてあり、プッシュボタンでカップに注ぐタイプでした。
開店してすぐでしたが、目の前でそれを見てしまったからなのか、
濃縮しているわけではありませんが、濃い感じで酸味があるような気がしました。

正規に頼めば、ドリップしたコーヒーを入れてくれるのでしょうが、
でも、サービスコーヒーなので、これで十分、満足しています。


■カップアイスと店頭のアイス
帰りに下の階のショップで、店頭で出されるアイスと、カップアイスの違いを伺ってみました。
同じものだけども、店頭のものは空気を含ませふんわりしているとのこと。
やはり、ホントの味に触れるためには、店頭で食べてみるのがよさそうです。


以上は、チョコがあまり好きではない者の評価なので、
そこのところ、あしからず・・・・

新しい発見はありませんでしたが、
２年越しのピエールマルコリーニ、やっと実現しました。
関東では食べることができないパフェを食べたという満足感は十分ありました。