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店名 |
掲載保留
お多幸 上板橋店
|
---|---|
ジャンル | おでん、居酒屋、海鮮 |
住所 | |
交通手段 |
上板橋駅から49m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近くにコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ |
http://www.itabashi-life.com/backnumber/special23/index.html |
オープン日 |
1968年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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実家に帰り、その夜、ここ最近顔を出していなかった「ほろよい」に行こうかなと思いお店の前まで行くと「本日満員、予約の方のみ」という看板が出ていました
。帰ろうかなと思っていても、もう口がお酒を呑む口になっているのもあり、「確か上板橋って横丁あったな〜」と思って上板橋横丁に足を運びました。
そこで、僕はまたまた僕に合う酒場と出会うことになのでした。
「捨てる神あれば拾う神あり」ではないけれど、此処もあの時に「ほろよい」に入っていたら知らずに行けてなかったのかもしれないです。そう思うと、その時々に起こる小さな出来事は中々捨てたものじゃないなと思います。
今回紹介するお店は、東武東上線の「上板橋」にお店を構える「お多幸 上板橋支店」です。上板橋店ではなく「支店」というのが面白いなと思いました。本店が日本橋のお多幸が、何故また上板橋に支店を構えているのが、僕の中の一番の謎であります。
その謎を解き明かすべく、暖簾をくぐりました。
お店の中は、おでんの甘い香りと昭和の暖かさと人情を感じる雰囲気で満たされてるなと僕は感じました。
カウンターに腰掛け、まずはビールとほうれん草の胡麻和えにしました。グラスにビールを注ぐ音に耳を傾けて「コッコッコッ」と柔らかい優しい音を奏でてくれます。日本酒を徳利からお猪口に注ぐ「トクトクトク」も素敵ですが、この音も中々の御一興です。
ビール、美味いです。このお店の雰囲気がビールの味を一味も二味も美味くしてくれています。ほうれん草の胡麻和えも、胡麻の優しい甘さと風味がほうれん草と相まって美味い。
おでんは、「タコ、ハンペン、大根」にしました。おでんにしたところで、日本酒にしました。徳利からお猪口に注ぐ音を愉しみ、汁がいい感じに沁みたおでんに、辛子をたくさんつけていただきました。大根は柔らかく、芯まで沁みていて僕の心の中にまで沁みてきそうな味でした。ハンペンも表面は白いですが、皿側は沁みています。真っ白なキャンバスに黄色い絵の具で落書きして口に運びました。鼻にくる刺激を愉しんでいただきました。美味いです。
タコも、吸盤から甘い汁を存分に吸っていて美味いです。日本酒がすすみます。すすまない理由がないです。
自家製コーヒー酒というのがあって呑んでみました。焼酎にコーヒー豆、お砂糖で漬けているらしいです。これも中々美味かったです。作ってみようかなと思いました。
春におでん。桜はとうに散ってしまっていますが、僕の頬は桜色のように変わって気持ちのよい夜風に当たりながら帰りました。
最後に
謎を明かすべくなどと言ってしまいましたが、その謎は解明出来ませんでした。
一つ解明出来たの事は、「上板橋支店」は大変素敵な場所という事です。
春におでん、夏におでん、秋におでん。冬におでん。
春夏秋冬おでんの楽しみが出来ました。
上板橋
「お多幸 上板橋支店」
素敵なお店です。