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デリも美味そうだが、パンやタルトがこれまた秀逸！
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クロワッサンは確か140円くらいだった。
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バジルトマト180円｡
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バジルトマト～断面。チーズは使用していない。
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洋梨のタルト～210円。結構たっぷりの洋梨とカスタードクリームが美味い♪
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タルトのアップ。焼き目は視覚的にも良いアクセントに。
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道道106号線
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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
ラシェット（L'Assiette）
|
|---|---|
| ジャンル | 惣菜・デリ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR中央総武線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅北口徒歩3分 荻窪駅から229m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 （PayPay） |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2011年8月16日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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こちら【ラシェット】さんのオープンは2011年8月だそうだが、この場所は以前から手打ちうどん店など様々な飲食店が現れては消えて行く、いわゆる難しい立地。その栄枯盛衰を目の当たりにして来た我が家にとっては、初訪問なのに初めてではない様な、不思議な感覚に囚われるお店である。
入り口を入ると、まず正面に様々なフレンチデリが並んだガラスのショーケースが目に飛び込んで来る。ラザニアやマリネ、サラダにグラタン等、優に10種類を越すバリエーションだ。一目見て手が込んだデリであるのが容易に判る。どれも美味そうだ。だが、今回我が家のターゲットはパンの方である。断腸の思いでデリをやり過ごし、
①クロワッサン 確か140円｡
②バジルトマト 180円｡
③洋梨のタルト 確か210円｡
の３点のみ購入した。後からよくよく考えてみたら、パンと一緒にデリをオカズとして買っときゃよかった。後悔先に立たず、である。
で、そのパン達は、これがなかなかどうして美味いパンだった。ワタシの拙いレビューを幾つかお読みになった方はお気付きかも知れないが、我が家は色々なパン屋を客観的に比較する意味で、クロワッサンというどこのパン屋にも置いているメニューを、極力購入する様にしている。で、こちらのクロワッサンはというと、サクサク感がかなりはっきり表現された我が家好みのクロワッサンだった。バターのしつこさは抑えられ、代わりにその香りの良さが引き出されて、一口食べる度に鼻へ抜けて行く。これは文句無しに美味い♪
②はバジルが生地にたっぷり練り込まれ、とにもかくにも香りが素晴らしい。中にはドライトマトがこれまたたっぷり隠れており、生地の塩味とトマトの酸味のバランスが絶妙だ。但し、焼きたてでないと若干パサつき感も出て来るので、オーブンで少々加熱してサクサク感を楽しむ方が良いだろう。
そして最後に③のタルトを食べた時、ワタシは心底度肝を抜かれた。めちゃくちゃ美味いのである。こちらのタルトは、およそ10㎝四方はあろうかという大振りなタルト生地の上に、スライスされた洋梨とカスタードがこれでもかと乗った、ボリューム感溢れる逸品だ。だが、ボリュームだけではない。不必要な甘さはきっちり抑えられ、カスタードクリームもバニラの香るあっさりタイプだから、洋梨の食感がいやが上にも際立つのである。その洋梨はシャクシャクとした歯触りが絶妙に保たれ、前述のカスタードやタルト生地とのマッチングは神業の域に達する。大袈裟に思うかも知れないが、それくらい感動的なスイーツタルトである。これが210円というのも、大変なCPである。
種類豊富なデリ、本格的なパン、そして高価なパティスリーも顔負けのスイーツ…… 小じんまりした店舗にきら星の如く並んだ逸品の数々は、こちらのシェフの凄腕振りを物語って余りある。入れ替わりの激しいこの場所にもやっと根付けるお店が現れたか。そう期待せずに居られない実力派ショップの登場である。