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店名 |
荻窪らーめん 菊池
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
03-5397-4550 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線【荻窪駅】徒歩3分 荻窪駅から256m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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「荻窪ラーメン」って、何だろう?
Wikiの見出しによると、
「荻窪ラーメン(おぎくぼラーメン)は、東京ラーメンの一種で、JR中央線荻窪駅周辺のラーメン店で提供されているラーメンである。」
まぁ、そうだろう。(笑)
ただ、慎重を期せば「東京ラーメン」とは?という問題もあるかと思う。
で、「東京ラーメンは、日本のラーメンの一種で、東京都周辺のラーメン店で提供されているラーメンである。」などと書かれていたとすれば、問題の先延ばしか?と言いたくなる。(笑)
でも、最近の荻窪駅周辺では、蛤ダシの店だったり、それこそ家系やチェーン店系まで多岐に渡っているので、厳密に言えば違うのではないだろうか?とも思える。
「荻窪ラーメン」
イメージとして、醤油ラーメンだという部分については、ほぼ異論はないであろう。
色合い的にも醤油の茶系で、かつ澄んでいるスープだという部分も、問題無いだろう。
そこから先は、難しい。
各々の経験値や、贔屓の店に偏りがちになったりするからである。
僕が、いわゆる荻窪ラーメンを初めて食べたのは、きっと1984年(昭和59年)だと思う。
角にあった白看板の「丸福」だったと記憶している。
その隣りの「佐久信」、また「春木屋」も同時期である。
さらに、30年位記憶の彼方に眠っていた「丸信」も行ってはいた。思い出して訪問したのは、この食べログを始めてから、まだ、数年前のコトである。
他の店でも食べたであろうが、記憶に強いのは、先に挙げた3店なのである。
で、僕のイメージの荻窪ラーメンは、当然に、その3店のイメージや共通項になる。
ココまで書いて、今さらだが、そもそも、その40年近く前に、「荻窪ラーメン」なるコトバは無かったと思う。
もしあったのだとしても浸透はしてなかっただろう。
醤油ラーメンで、清湯スープ。
「丸福」は、醤油ダレの色合いが濃いので、清湯スープっぽくなく感じるかも知れないが、種別的にはそうであろう、と言いたいのであるが、麺のコトを考え合わせるとちょっと難しい。
麺は、「春木屋」「佐久信」は、中細やや縮れ系の麺だが、「丸福」は、ほぼストレート麺。
すると、多数決で、「丸福」は「荻窪ラーメン」でないかも知れない。
さらに、もう一つのレジェンド、「丸長」を引き合い出せば、果てしなくなるであろう。
先に挙げた「丸信」のみならず、「大勝軒」の暖簾まで語らなければイケなくなる。
あやふやに終わるのは、僕の特技である。(笑)
「荻窪ラーメン」は、きっと各人の心の中にある「荻窪ラーメン」でイイのではなかろうか。
ソレか、むしろ、「荻窪ラーメン」たるコトバを無視するしかない。
ソコで、この店なのである。
「荻窪らーめん 菊池」となっている。
「丸信」出身者が作った店だとネットでは教えてくれる。
さて・・・。
「ちゃーしゅうわんたんめん・黒」(1,100円) ーー 写真の通り。
「黒」というのは、この店の「醤油味」というコトらしい。
「白」が、「塩味」となっている。
見た目は、まさに、なのかも知れない。
醤油ダレの清湯スープ。
味わい的には、鶏ガラ・野菜メインで、魚介系もやや強めに効かせている雰囲気。
チャーシューの豚ロースの雰囲気や、味の滲み込みの感じは好みである。
ワンタンは、羽衣メインで粒の中身だというバランス感もイイ感じ。
他は、メンマ、ナルト、海苔という具材のラインナップ。
いわゆる東京で云うトコロの昔ながら系の一種だとも言えるのだろう。
食べている最中から、似ているラーメンを思い出していた。
そう、僕が現存する「生駒軒」の中で最高評価をしている「梶原 生駒軒」である。
僕の経験だけで言えば、「生駒軒」は、こういうエッセンスの店が多かった。
顕著に違う部分は、油に「鶏油」を使っているので、ガラッとイメージが変わったりするのだが、ベースの味わいとして、かなり酷似しているような気がする。
また、「春木屋」「佐久信」と比べれば、スープのフルーティーさや酸味がほとんど感じられない。
また、油からの魚介系も感じない。
いろいろな要素を取り込んだ「荻窪ラーメン」でなく、他店の突出するいろいろな要素を削ぎ落として残った部分で完成させた一杯のような気がする。
もう一つだけ言えば、食べる人間の経験値と年齢的な部分も大いに影響するであろう。
普段からミシュランラーメンなどの創作系ラーメンや、逆にコテコテしたモノや、マシマシしたモノを食べている人にとっては新鮮であろうし、普段からこういう系統のラーメンを食べている人間とは大きく感じ方も異なるであろう。
僕自身、この店のラーメンも、2度3度と食べるうちに、引き込まれていく可能性は大きい。
そう感じた。
美味しかった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2023.10.15)
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