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本日夜空席あり
050-5589-2011
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トントンマンさんの他のお店の口コミ
店名 |
博多もつ鍋 やまや 大崎店
|
---|---|
ジャンル | もつ鍋、居酒屋、食堂 |
予約・ お問い合わせ |
050-5589-2011 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR大崎駅南改札口、新西口よりペデストリアンデッキで徒歩2分 大崎駅から142m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥1,000~¥1,999
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支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
サービス料:税込み400円(ディナーのみ) |
席数 |
104席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、焼酎にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2013年3月4日 |
電話番号 |
03-5719-0808 |
備考 | |
関連店舗情報 | やまやの店舗一覧を見る |
初投稿者 |
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2020年6月までの大手町勤務の時代は、ランチで神田まで出掛けることも多かったのですが、雨天の時などは、大手町地下街のランチスポットを利用しました。
大手町地下街は、地価が高いこともあって、ランチの相場は隣接エリアの神田、御茶ノ水、神保町あたりと比べると高いのですが、何せこれらのお店の客となるサラリーマンの数も桁外れに多い地域なので、高い割にはどのお店も混んでいた印象があります。
その中でも、特に混んでいたお店として私の印象に残っているのは、一つが永楽ビル地下の「博多もつ鍋 やまや」、そしてもう一つが大手町フィナンシャルシティ・グランキューブ地下の「博多天ぷら やまみ」だと思っています。
いずれも開店時刻の11時には既に行列が出来ている人気店です。
最初のうちは、両方とも博多に縁があるな、なんて思うくらいであまり深く考えなかったのですが、実はこの両店、経営母体は同じだったんですね。
その経営母体は、辛子明太子の製造・販売を業とする「株式会社 やまやコミュニケーションズ」の一部門である「株式会社 やまやコミュニケーションズ 食工房事業部」です。
辛子明太子と言えば、何と言っても「ふくや」がその考案者であり、最老舗(明太子の販売開始は1949年と言われています。)であるのは異論のないところで、1960年代にそのふくやの後を追って後発の同業者が次々と設立されました。
やまやは、1974年の創業ですので、後発企業の中でも決して目立った存在ではなかったのですが、現在では、辛子明太子の製造・販売だけでなく飲食事業者としても成功を収めています。
そのやまやの成長を支えたのが、2003年2月に設立された飲食店事業運営子会社「株式会社やまや食工房」(現在の株式会社 やまやコミュニケーションズ 食工房事業部)であり、飲食店の1号店は、2006年に出店した博多もつ鍋 やまや東陽店でした。
現在では、博多もつ鍋やまやを39店舗(うち海外6店舗)、博多天ぷらやまみ(博多天ぷらやまや)を9店舗(うち海外3店舗)など合計59店舗(うち海外10店舗)を展開するに至っています。
新型コロナ禍以降は店舗数は頭打ちの傾向にありますが、これは致し方ないと思われます。
また、同社にはアグリ事業部もあって、福岡県朝倉市に直営農場も保有しています。
やまやグループの土俵である「食」の分野において、グループの持つ資源を活用して、高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加などの様々な社会的課題に直面している農業の分野を少しでも支援出来ればという社会貢献を目的にしており、それによりグループ全体の企業価値を高めるのを狙いとしています。
企業の農業参入が言われて久しいですが、元々「食」の分野で事業を行ってきた同社の取り組みは、やはりモデル的な参入事例と言ってもいいと思われます。
この日ランチに訪れた当店は、大崎のThinkPark Towerという地上30階、地下2階のオフィスビルの1階飲食店街に入っています。
ランチタイムは11時から営業しているお店で、この日は11時半ちょっと前に伺いました。
平日は行列があるのかもしれませんが、この日は休日とあって比較的閑散としており、当店もすんなりと入店出来ます。
当店は入ってすぐのところにあるレジで注文して料金先払いするシステムですので、入店前に店頭掲示のランチメニューをチェックして注文を決めておいた方がスムーズかと思います。
そのランチメニューですが、以前と比べるとかなり値上げされています。
現在→2年前→コロナ禍前で比較してみると、継続的にメニューにある鶏の唐揚げ定食が1,100円→1,300円→1,400円、豚肉のしょうが焼き定食が1,100円→1,400円→1,600円とかなりの率の値上げですよね。
考えてみたら2年ほど前(2022年)に、たらこ・明太子メーカーが、原材料価格の高騰等を理由として軒並み値上げに踏み切ったことがニュースになっており、それまでの価格競争によるシェアの奪い合いから風向きが変わったことが報道されていましたが、それを反映したものなのかもしれません。
そんな中でも、看板の辛子明太子と辛子高菜の食べ放題は何とか堅持しているのは、やまやの飲食業の原点としてのこだわりではないかと思います。
一推しっぽいメニューはもつ鍋膳@2,300円なのですが、さすがに通常のランチで2,000円超えは痛いので、一番安いうまだし唐揚げ定食@1,400円にしました。
待つこと8分ほどで注文の品が運ばれてきました。
メインの唐揚げプレートに小鉢、サラダ、ごはん、味噌汁が付き、辛子明太子と辛子高菜は卓上に備え付けです。
うまだし唐揚げは、しっかりしたサイズのモモ肉が4ピースと量は十分です。
そしてこの唐揚げ、衣がとても美味しいです。
「うまだし」というのがこの美味しさの秘訣かもしれませんが、これまで食べた唐揚げの中でもトップクラスの美味しさです。
鶏肉もモモ肉ですから旨みたっぷりで、辛子明太子の店で予想外に美味しい唐揚げに出会ってびっくりです。
やはりやまやグループは、上述の通り、食というものに対する姿勢が生半可なものではないだけに、その延長線上にある美味しさかと思います。
小鉢はきんぴられんこん、サラダはポテサラの添えられたベビーリーフのサラダ、そしてあおさと渦巻き麩の味噌汁と、いずれもきちんとした料理で、並みの居酒屋ランチと一線を画そうとしているのが感じられました。
食べ放題の辛子明太子と辛子高菜はたっぷりいただいて、最後は卓上に置かれているうまだしをかけて明太子茶漬けにしました。
ごはんのお代わりも出来るので、その気になれば、明太子茶漬けを腹いっぱい食べることも可能と思われます。
大幅値上げによってコスパ面で後退したのは否めませんが、依然として明太子、高菜は食べ放題ですし、唐揚げがとても美味しかったこともあり、相応の満足度はキープしています。
この辺りがやまやグループの底力ということになるのでしょうね。