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H.M.スカイさんの他のお店の口コミ
カレーハウス フジサワ(藤沢、石上 / インドカレー)
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麺屋 海心(辻堂 / ラーメン、つけ麺、中華料理)
店名 |
掲載保留
ライムズ インディア(RHYMES INDIA)
|
---|---|
ジャンル | インドカレー、インド料理、ダイニングバー |
住所 | |
交通手段 |
田町駅三田口より徒歩5分、都営三田線三田駅A10番出口より徒歩3分 三田駅から279m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) |
席数 |
28席 (テーブル24席、カウンター4席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 11:30~14:30まで前面禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり、スポーツ観戦可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
2006年7月13日 |
初投稿者 |
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昼から降り始めた雨をこれ幸いと、雨の日サービスのある店に向かおうとしたものの、13時半のラストオーダーに間に合わず。
どうしようかと悩み、近場の「ライムズ インディア」に行くことにした。
久々のインドカレー。
何度も前を通りながら、店先でメニューをちゃんと見たのは初めてだ。
カレーのセットが790円からあり、セットの種類は他店より多そうで選びがいがある。
少し値が張るけど、Dセットの「ダール豆」(1.080円)に惹かれた。
中に入るとスパイスの香りとインドの音楽、それに丁寧な店員さんが迎えてくれた。
インドカレー店には珍しく、食券機で先払いするシステム。
食券機ではDセットが「ひよこ豆」(1,180円)になってるから、危うく間違えるところだった。
店内は赤と黒を基調にしたスタイリッシュな内装。
奥にはバーカウンターもある。
見るからに居抜き物件だ。
先客は男性4人組がいるだけ。
食券を買ってるうちに空いてる4人掛けのテーブル席に水と食器セットが用意されていて、座るべき席を察する。
席につくと同時にサラダが出てきた。
キッチンからは何やらパチパチと炒めるような音が聞こえてくる。
2人がかりだけど、仕上げのところでちょっともたついてる感じ。
10分近くかかってカレーが登場。
プレートいっぱいにのっかったセットは、見るからにボリュームがある。
面白いのはナン。
円盤型で焼き上がりは内側がぷくっと大きく膨れ、それが次第にしぼんでいく。
サラダはへたり気味のニンジン、キャベツ、レタスにちょっとスパイシーなドレッシングがかかる。
露店のケバブサンドのソースみたいだ。
ダール豆のカレーは主役らしく大きめの器にたっぷり。
どろどろしてるんだけど、キーマカレーよりあっさりした食感。
豆は小粒。
さほど辛くはなく、スパイス感も強いわけではないけど、煮込み料理のような味わいがあっておいしい。
炭火焼きされたナンはちぎろうとすると伸び、ちぎれると中からとろっとしたものが。
チーズだ。
ざらっとした質感でふわっとモチっと仕上げたナンに、チーズのコクが加わる。
ちょっと油っぽくてカロリーが気になるけど、おいしい。
甘みと塩気がちょうどよく、気づけばこれだけで食べてる。
隣に盛られた「ドライサブジ」もまたうまい。
ナス、ニンジン、じゃがいもをグリルしてスパイスの入ったソースで軽く煮詰めたような味。
甘みの勝ったやさしい仕上がり。
でも実際には作り方は違うみたいで、野菜を炒めてからスパイスを混ぜ合わせて作るようだ。
「サブジ」とは野菜のこと。
「ドライ」というのはおそらく、炒める過程で水分を飛ばすからか、ソースに浸さないからだろう。
このドライサブジはソースが多いけど、これはこれでおいしい。
それから、色の濃いスープ。
これもかなりおいしい。
具はキャベツ、玉ねぎ、ニンジンとシンプルながら、ニンニクとショウガで香りを出し、しょう油で絶妙に味付けされている。
野菜の旨味がスープ全体に行き渡る。
見た目同様、味も若干濃い気がするけど、これくらいで他の料理とのバランスはとれてるのかもしれない。
ライスは炊き上がりから時間がある程度経っているようで、焦げ目がついて乾いてる。
ナンは10種類くらい揃えてるのに対して、ライスには気を使ってないと見える。
セット全体で見れば上出来。
まったく期待してなかった中で、思いがけずいい料理に出会えた。
「お箸で食べる創作インドダイニング」と銘打ってるだけあって、和のテイストを意識してるのだろう。
しょう油のスープはよかった。
ランチだからか、箸は出てこなかったけど。
そもそもこの方向性にしたのは、前の店の内装には本場のインド感全開だと合わないと感じたからかもしれない。
それとは逆に、このコンセプトが先に決まっていたのだろうか。
どっちにしても個人的には、インドのスパイスと音楽を使うかぎりは、この内装だとチグハグな印象を持ってしまう。
壁に打ち付けられた意味不明のパネルが特に気になる。
でもこれで丸10年続いてるんだから、たいしたもんだ。
とりあえず前の店から受け継いだものだけじゃなく、店独自のものを店内にもっと盛り込んで、温かみを持たせてくれたら今よりは親しみやすくなると思うんだけど、たぶんそれは叶わないだろう。
[2016.8.18訪問]