肉と日本酒 いぶり 錦糸町店にて牛タン量り売り、再び : 肉と日本酒 いぶり 錦糸町店

　お誘いいただき、今夜は肉と日本酒 いぶり 錦糸町店へ。
　前回伺ったのはちょうど1年前。
　また一緒に飲もうねと口約束して、一年経ったんだな。

　初めて伺った前回は「牛たんの計り売り」に惹かれてアラカルトにしたんだけど、今回も同じくアラカルトで。
　お酒のラインナップはさらに強化され、どれを飲もうと悩みに悩みます。
　
　それでは、何はともあれ乾杯から。
　今夜は錦糸町で二人お疲れ様会、私はアサヒスーパードライ550円、友人は烏龍茶。
　友人は生活環境の激変からお酒を控えているとのことで、それでも付き合ってくれて、感謝。

　梅昆布ポテトフライ528円
　ベンチマークとしてのポテトサラダは前回確認したので、今回はフライで。
　カラッと揚がって食感と、ほんのりとした甘さのポテト。
　量が程よくて、ちょうど食べ終わった頃に次の料理が運ばれてきます。

　旨辛みその手羽先唐揚げ650円
　今月のオススメはどれも美味しそうで、悩みに悩んで手羽先。
　骨をしゃぶるのか、的なお店もありますが、こちらのは身がたっぷり。
　甘辛く味付けされていて、しばし無言でむしゃぶりつきます。

　さて、日本酒。
　山形の蔵元である高木酒造が醸す「十四代（じゅうよんだい）」純米吟醸　龍の落とし子　R4BY。
　一杯1,600円もするけど、前回LINE登録してあるので900円。※注文直前にLINE登録すれば間に合います。
　龍の落とし子、久しぶりに飲んだけど、何回飲んでも美味しいなぁ。

　本鮪二種盛り合わせ1,738円
　お肉を食べるけど、お魚もね。
　盛り合わせは奇数が縁起がいいって聞いたことあるけど、そうも言ってられないよね。

　切り身は赤身と中トロ、二切れずつなので、先ずは山葵醤油で。
　残りを砂浜を思わせる塩を軽くつけて頂くと、とても美味しい。

　福井の蔵元である黒龍酒造が醸す「黒龍（こくりゅう）いっちょらい」R4BY。
　今夜はお喋りに重きを置こうと、日本酒は会話を邪魔しない味わいのを選択。
　料理に寄り添った味わいが、とてもいい感じ。

　さて牛タン量り売り、10g165円と相変わらず格安にて提供されています。
　前回同様、今夜も200gでお願いすると、「多少、前後いたしまします」と説明があります。
　そりゃそうだろうと、切り分けられて計ると190g。
　全く問題ありません。

　200gなので、50gずつに切り分けられています。
　調味料は味噌と塩、他にレモンと白ネギが添えられます。

　用意される小さいプレートは1人用かな、固形燃料で熱します。
　1分ほどでプレートが熱くなるので、牛タンをしっかり焼きます。

　塩を振っても良し、レモンを搾っても良し、特製味噌を付けても良し。
　焼きすぎないようにミディアムレア、十分な食べ応え。
　牛タンは量り売りが最高ですな。

　新潟の蔵元である八海醸造が醸す「八海山（はっかいさん）」特別本醸造　R4BY。
　いつでも飲める八海山、料理に合わせて選択してみると、これがぴったりあって、とってもよろしい。

　牛タンしゃぶしゃぶ（一人前）1,680円、しゃぶしゃぶは二人前から。
　黒毛和牛と牛タンが用意されているので、他店では中々楽しめない牛タンでお願いします。
　牛骨スープに昆布出汁、数種類の野菜が煮込まれた辺りで、しゃぶしゃぶします。

　しゃぶしゃぶしてから、とろりとした特製極みダレに浸していただきます。
　そもそも牛タン好きな私、刺しも焼きも茹でも美味しいけど、しゃぶしゃぶは初めて。
　しゃぶしゃぶする時間を変えて、色々な食感や味わいを楽しめるのも嬉しい。

　生そば418円
　牛タンを食べ終わったら、お蕎麦で。
　牛骨スープでいただくお蕎麦なんて初めて、これが結構イケます。

　オレンジショコラ605円
　私はお蕎麦で〆ましたが、友人はスイーツを。
　居酒屋のスイーツはどこもレベルが高くなり、こちらのショコラもとても美味しかったとのこと。
　美味しい牛タン、美味しい日本酒をご馳走さまでした。

　お誘いいただき、今夜は肉と日本酒 いぶり 錦糸町店へ。
　いぶりは神田や有楽町にも展開されていて、そのいずれもが駅近、こちらも錦糸町南口からすぐ。

　エレベーターに乗り、3階で降りるともうそこはお店。
　世情の影響も受け、席は圧倒的に個室が多く、だからと言って狭い個室ではなく。

　壁の天井が空いていて換気は十分ですが、さらに引き戸も開け放たれています。
　戸が開いていても、向かいの個室が覗けない様に考えられた造りがありがたい。

　料理は和牛すき焼きや国産牛もつ鍋、牛タン料理をメインに据えたコースが8種類も用意されています。
　飲み放題付きのコースにして、お喋り中心の飲み会も楽しいけれど。
　牛たんの計り売り、ってのにモノスゴク惹かれ、日本酒の品揃えが強そうなので、今夜はアラカルトで予約しました。

　先ずはビールとワインで乾杯、今夜は錦糸町で二人お疲れ様会。
　私はビール、アサヒスーバードライ500円。
　突き出しからして牛タン、端材の有効活用かも知れませんが、美味しいので嬉しい限り。

　友人は、Cosecha Cabernet Sauvignon（コセチャ　タラパカ　カベルネソーヴィニヨン）　チリ　2020　赤2,800円。
　ワインはあれこれ飲み比べるのではなく、これと決めて飲み切る飲み方だからこその、ボトルオーダー。

　ファーストアタックは、牛たんポテトサラダ580円。
　アラカルトで居酒屋を楽しむときは、ベンチマーク的に食べているポテトサラダ。

　こちらでは、牛タンを食感が残るくらいに小切して、ポテトに合わせています。
　お店の数だけポテトサラダはありますが、牛タンを合わせたポテトサラダは初めて、そしてとても美味しい。

　売り切れちゃうと泣きたくなるので、売り切れる前に注文した日本酒。
　山形の蔵元である高木酒造が醸す「十四代（じゅうよんだい）」純米酒　中取り　無濾過生　R3BY。
　一杯1,600円もするけど、その場でLINE登録すれば900円。

　高級鮨店、高級焼き鳥店でなければ飲めない十四代、なのになのに。
　この華やかな香り、しっかりと感じる米感、すっきりした喉越し。
　この店を選んで予約してくれた友達に感謝。

　牛肉を食べるけど魚もね、と、刺身三点盛1,580円。
　盛り合わせを見つけると、つい頼んでしまう私。
　今夜の盛り合わせは、サーモン、マグロ、真鯛、

　薬味は山葵だけではなく、レモンや岩塩も添えられています。
　牛肉推しのお店ですけど、刺身料理もとても心好い。

　メインディッシュに向けての日本酒、訊いてみたら「ございます」とのことで、お願いします。
　三重の蔵元である木屋正酒造が醸す「而今（じこん）」純米吟醸　山田錦　R3BY。

　いゃー、十四代に続けて而今も飲めるなんて、高級焼肉店ですな。
　グッと心を掴まれる美味しさ、一口で飲み干したい右手をグッと堪えて。

　さて、メインディッシュの牛たん量り売り10g120円。
　店員さんが牛たんを丸々一本と計りを持ってきて、さあ、どのくらい食べますか？と
　ロースやヒレなど正肉での計り売りは知っていますが、牛たんと言うかホルモンの計り売りは初めて。

　普段は○人前で注文していて、量（グラム数）でのオーダーは初めて。
　何グラム食べられるか全く想像付かないけど、まあ200gなら食べられるかな、と。

　切り分けると、一旦厨房に戻り、食べ易い大きさに切り分けて盛り付けて下さいます。
　卓上コンロは固形燃料で温めるタイプで、調味料はレモン、岩塩、山葵、南蛮味噌。

　片面よく焼き、反面は色が変わるくらい焼き。
　塩でいただくと、十分な旨味、十分な噛み応え、これは美味しい。
　切り立てだから美味しいのか、そもそも美味しい牛たんなのか。

　次の日本酒は、すっかり高級酒の仲間入りしてしまい、全くお目に掛からなくなった銘柄。
　佐賀の蔵元である富久千酒造が醸す「鍋島（なべしま）」純米吟醸　R3BY。
　数年ぶりに飲みましたが、まあ、美味しい。

　さらに牛タンを食べたくなり、牛たん刺し～和風カルパッチョ仕立て～980円。
　低温調理した牛たんを薄切りしてドレッシングを掛け、野菜を巻いていただきます。

　これまで、牛タンと言えば焼くか煮るか位しか知らなかったのですが。
　カルパッチョも美味しいですね。

　最後の肉寿司に合わせるべく、の日本酒。
　愛知の蔵元である萬乗醸造が醸す「醸し人九平次（かもしびとくへいじ）」純米吟醸　うすにごり　R3BY。

　かつては「新酒は出さない」蔵でしたが、一度、うすにごりを予約販売してからと言うものの。
　美味しければ飲みたいし、美味しければ売れますね。

　今夜の〆は、Ａ４和牛の厚切り牛ササミ肉寿司880円。
　単品で一貫ずつでも食べられますが、やはりここは大好きな盛り合わせで。

　テーブルの上で店員さんがバーナーで炙りって完成。
　薬味ごと炙ってしまうのは、ご愛嬌。

　奥からサーロイン、モモ、たん。
　ちゃんとガリまで添えられています。

　パクッと一口、うーん、美味しい。
　美味しい牛たん、美味しい日本酒をご馳走さまでした。