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食べログ 洋食 百名店 2023 選出店
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since1905 歴史の奥深さを感じる魅惑のタンシチュー
思わぬ時間ができたため、食事を済ませてから帰京することにした。貴重な東京滞在の機会である。やはり満足のいく食事をしたいという思いから、またもや「ぽん多本家」を訪問した。
昨夜はポークソテーを堪能したため、本日は違うメニューをセレクト。今回もビーフシチューの名はメニュー表に無し。縁が無いのかもしれない。ただし、タンシチューの名がある。迷わずオーダーした。さらにヤサイサラダも追加。ご飯、赤だし、おしんこは欠かせない。というのも、この店のコンセプトは「ご飯に合う洋食」だからだ。
さて、ヤサイサラダは1,100円と高価だが、その価格に見合う価値がある。シンプルな構成ながら、野菜の鮮度と味付けは他の追随を許さないクオリティだ。レタスはシャキシャキで、酸味の効いたドレッシングとの相性が抜群。トマトとキュウリは瑞々しく、グリーンアスパラは下ごしらえが丁寧で、甘みが際立っている。自家製マヨネーズも好みの味わいだ。ソテーやフライ物には野菜が添えられていたため、ヤサイサラダを注文する機会がなかったが、手抜かりのない一品だった。
そして、タンシチューである。使用するタンは黒毛和牛。筋っぽさは全くなく、ホロリとほどける肉感。デミグラスソースは、仕上がりまでに約3週間を要するらしい。幾重にも深いコクとビターな味わいが特徴だ。大倉陶園の「ロイヤルブルークラウン」が、このひと皿に華と重厚感を加える。
「ぽん多本家」は創業から100年以上続く老舗で、現在は4代目がその伝統を守り続けている。まさに洋食屋のレジェンドと言える存在だ。
「明治」の味を「令和」に継承
東京への出張の折、「ぽん多本家」で夕食を済ませた。
今宵もやはり、ビーフシチューはメニューに記載無し。カツレツと迷った末、ポークソテーを注文した。
バター醤油風味のソースの味わいが良く、豚ロース肉は表面がしっかりと焼き上げられ、中はとてもジューシーに仕上がっている。これは店主島田さんの熟練の技によるものだ。
明治時代から続くこの店は、カツレツの発祥の地としても知られ、その歴史と格式が感じられる空間である。今宵も大満足の食事であった。
明治の味を令和に継承。老舗の風格漂うポークソテー
東京出張の折、『ぽん多本家』で夕食を済ませた。幸運にも待ち時間なしで店内へと案内され、1階のカウンター席に着席。
今回もやはりビーフシチューは売り切れていた。だが心配は無用だ。というのも、ここのポークソテーが絶品だからだ。まずは小瓶で喉を潤し、お通しのてっぱいをいただいた。からし酢味噌の味わいが絶妙で、クオリティの高い一品だ。
そしてメインのポークソテーは変わらぬ美味しさで、火入れの加減は完璧。バター醤油風味のソースは、芳醇な香りと独自性あふれる味わいが絶妙に絡み合い、筆舌に尽くしがたい美味しさ。大倉陶園の平皿が華を添え、ビジュアルも美しい。
今回も大満足。次回訪れた際は、ビーフシチューを是非とも堪能したい。それがいつになるかは分からないが、次もこの楽しみを抱えて訪れたい。
約4ヶ月ぶりに味わう「ぽん多本家」の絶品ポークソテー
仕事が予想外に早く終わり、ランチの場所を探すことになった。多くの選択肢があったものの、悪天候を考慮して移動を最小限に抑えつつも、満足度の高い食事を求めて「ぽん多本家」を選択した。12時前に到着したため、混雑を予想していたが、幸運にも15分程度の待ち時間で入店できた。
注文したのはポークソテーである。本来ならビーフシチューを選ぶ予定だったが、今日のメニューには含まれていなかった。しかし、ポークソテーを選んで間違いはなかった。約4ヶ月ぶりの注文だったが、その味は相変わらず絶品。バター醬油風味が特徴の独自性ある味付け、肉厚でありながら柔らかく、ジューシーな豚ロース肉は絶妙な食感。この料理の魅力をさらに引き立てるのが、大倉陶園の美しい平皿だ。明治創業の老舗が誇る逸品は、まさに"忘れられない一皿"である。
「ぽん多本家」伝統の”揚げ”で味わう圧巻"カキフライ"と代名詞"カツレツ"
約2ヶ月ぶりに東京を訪れ、早めに仕事を終えたことから、「ぽん多本家」で夕食を済ませた。
今日は揚げ物が食べたくなり、「カツレツ」と「カキフライ」を注文した。「カツレツ」については以前から何度もレビューしているため、ここでは割愛する。しかし、特筆すべきはそのカキフライである。
まず、その大きさに驚かされた。これまで見たどのカキフライよりも大粒で、そのサイズから想像される食べ応えは格別であった。さらに、このカキフライの最大の魅力は、「ぽん多本家」が誇る伝統の"揚げ"の技術による、フワッとした衣の食感だ。そして、噛むとジューシーで濃厚なカキの旨味が溢れ出す。この味わい深いカキフライは、間違いなく極上の逸品である。
明治創業の老舗であるぽん多本家の実力は伊達ではない。
東京滞在最終日、遂に「ぽん多本家」のタンシチューを堪能
東京滞在の締めくくりには「ぽん多本家」を選んだ。妻と共に訪れたことで、多様なメニューを堪能することができた。カツレツ、季節の味覚であるカキフライ(2個)、寺門ジモン氏が絶賛されたイカフライ(2枚)、そしてタンシチューだ。
カキフライは大粒で、外はフワッと絶妙な揚げ加減であり、中は濃厚な牡蠣の旨味が際立つ極上の一品であった。これまでに食べたカキフライの中でも、間違いなくトップクラスの味わいである。
イカフライはシンプルながら「ぽん多本家」の揚げの技術の高さを感じさせる洗練された美味しさであった。
そしてタンシチューであるが、使用されている黒毛和牛のタンは適度な弾力が印象的であった。肉本来の味わいがしっかりと感じられるのが特徴だ。口コミで見かけるような、繊維を感じさせないほどの柔らかさではなかった。デミグラスソースは深いコクがあり、付け合わせの野菜たちも、それぞれが素晴らしいクオリティであった。
大倉陶園の洋皿が見た目に華を添え、この洗練された一皿を完成させていた。
価格は決して安価ではないが、価格以上の満足感を得ることができる。初めて訪れた妻も大変気に入っていた。明治創業の老舗の格式と伝統が息づくこの店は、間違いなく日本が誇る洋食の名店である。
「ぽん多本家」でポークソテーを!お通しの美味に驚き
仕事を終え、16時30分の開店と同時に「ぽん多本家」を訪問した。昨日「とんき」にて、とんかつを堪能したため、今日の選択はポークソテーとなった。味に関しては、以前もこの食べログで触れてきたとおり、申し分ない。注目したい点は、アルコールを注文した際に提供される”お通し”についてである。今日のそれは、初めて目にする牛肉の角煮だった。この店のタンシチューやビーフシチューの人気は知っているが、私が訪れる際には常に売り切れている。今回もビーフシチューを頼みたかったが、残念ながら売り切れであった。さて、この”お通し”の牛肉の角煮であるが、とにかく絶品であった。煮込まれた肉はとても柔らかく、濃厚なタレと牛肉の脂が絶妙に調和していた。からしを少し添えて食べることがオススメである。今回も大満足のディナーとなった。次回は是非ともビーフシチューを頼みたいと思う。
やはり秀逸"はもフライ"。カツレツは言うまでもなく絶品
今日も「ぽん多本家」で夕食を済ませ、至福の時間を過ごしてきた。昨日に続き、2日連続での訪問である。すっかりと同店のファンとなってしまった私であるが、昨日はポークソテーを堪能したために、今日はカツレツを選んだ。また、以前から気になっていた「はもフライ」も2枚お願いした。「はも」といえば、一般的には京都が有名であるが、"揚げ"の技術において定評がある同店のものには特別な期待を寄せていた。
出された「はもフライ」は、いつも通り、大倉陶園の美しい平皿に盛られていた。衣はサクッと、身はふっくらとしており、その食感は格別であった。また、付け合わせのレタスも、酸味の利いたドレッシングと相まって、絶妙なバランスを保っていた。
こうした料理を、静謐な空間で味わえることに、幸せを感じる。同店のカツレツは、その代名詞とも言うべき存在であるが、その質・味については、特に述べるまでもない。私が最も推奨するとんかつ(カツレツ)である。
料理はすべて、厳選された素材を用い、卓越した技術で調理されており、一品一品が一級品である。また、料理の盛り付けと食器(大倉陶園)にも同店のこだわりが感じられ、一切の妥協がない姿勢に、敬意を表する。
明治創業の老舗が誇る伝統と格式は伊達ではない。
老舗の伝統と風格『ぽん多本家』のポークソテー
「ぽん多本家」で晩ごはんを済ませた。本来の計画では「ヨシカミ」で王道の大衆洋食を堪能する予定であったが、仕事の都合でこれを断念せざるを得なかった。そこで、近隣に位置する「ぽん多本家」を訪問することにした。
この店のポークソテーは本当に絶品である。甘辛い醤油ベースのソースが、芳醇なバターの風味と調和しており、至福の味わいである。付け合わせの野菜やジャガイモ、そして、お通しのポテトサラダも、すべてが高品質である。
明治創業のこの老舗は、伝統と風格、そして職人技を兼ね備えた真の名店である。
職人技とも言える"揚げ"の技術を堪能
仕事が思いのほか早く終了し、晩ごはんをどこでとるかという幸せな悩みが生じた。付近には「神田まつや」や「かんだやぶそば」などの蕎麦の名店があるが、迷った末、電車で一駅の位置にある「ぽん多本家」へ行くことにした。2日続けての訪問である。
昨日はポークソテーの美味しさに舌鼓を打ったため、今日は、看板メニューのカツレツを選択した。そして、きすフライを1枚単位で注文できるか尋ね、可能であったためそちらもお願いした。
同店は、とんかつ(カツレツ)発祥の店として知られている。上質な豚ロースの脂身を切り落とし、芯の部分のみを使用するという独自のこだわりを持っている。その理由は、芯と脂身の揚げ時間の違いによるものとのこと。揚げ油は、切り落とした脂身から作られる自家製ラードだ。そこに、もはや職人技ともいえる”揚げ”の技術が加わる。低温から次第に温度を上げ、ゆっくりと時間をかけて揚げる。通常のロースとんかつが全くの別物と思えるほど、その食感は柔らかく、豚肉の深い旨みが味わえる。ソースは必要なく、塩を少しつけて食べると堪らない味わいだ。きすフライも、江戸前の逸品で、ふわっとした食感で、上品な甘味が衣内に凝縮されていた。そして、大倉陶園の美しい洋食器が料理の見栄えを一層高めている。
これが他店とは一線を画す、唯一無二の揚げ物なのかと一人感動して、店を後にした。
老舗「ぽん多本家」でいただく絶品ポークソテー
今日のランチは「ぽん多本家」で済ませてきた。こちらは言わずと知れたカツレツ発祥の名店。
私のお気に入りは、豚ロースの芯の部分を使用したポークソテーだ。外はカリっとこんがり焼き上げられており、一口噛み締めた瞬間に肉汁が溢れ出る。柔らかな食感と甘味を感じる豚の旨味。そして、甘辛く仕上げた醤油ベースのソースとバターの芳醇な香りが食欲を更に掻き立てる。
大倉陶園の美しい平皿に盛り付けられている点も、その魅力を引き立てている。
5,000円弱という価格は決して安いとは言えないが、この店のクオリティを考えれば、その価格以上の価値を感じさせる名店である。
伝統と職人技が生み出す老舗の逸品
創業から100年以上の歴史を誇るビブグルマン獲得の名店ぽん多本家。この店では豚ロース肉の脂身を取り除き、中心部だけを厳選して使用する。
大倉陶園の美しい平皿に盛られたポークソテーは外側はカリっと香ばしく、一口食べると肉の旨味が溢れ出る。そして、甘辛い醤油ベースのタレとバターの香りが食欲を掻き立てる。
まさに伝統と職人技が生み出す老舗の逸品。
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店名 |
ぽん多本家(ぽんたほんけ)
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受賞・選出歴 |
洋食 百名店 2023 選出店
食べログ 洋食 百名店 2023 選出店
とんかつ 百名店 2021 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2021 選出店
とんかつ 百名店 2019 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2019 選出店
とんかつ 百名店 2018 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2018 選出店
とんかつ 百名店 2017 選出店
食べログ とんかつ 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | 洋食、とんかつ |
予約・ お問い合わせ |
03-3831-2351 |
予約可否 |
予約可 予約は2名以上 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ銀座線 上野広小路駅 徒歩1分 上野広小路駅から144m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (Diners、JCB、AMEX、VISA、Master) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料なし、酒類注文時お通し324円別 |
席数 |
33席 (1Fカウンター4席、2Fテーブル20席、3F座敷個室9席) |
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個室 |
有 (8人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くにコインパーキング有り |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可(小学生可) 未就学児入店不可 |
ドレスコード | なし |
オープン日 |
1905年 |
備考 |
未就学児入店不可 |
お店のPR |
黄金色の美しき衣にロース肉の旨みを閉じ込めた、カツレツの元祖
創業は明治38年。【ぽん多本家】の名物といえば、宮内庁の料理人であった初代がミラノ風カツレツを天ぷら式に揚げ、その元祖とも呼ばれるようになった『カツレツ』。その美味しさはまさにため息ものです。厳選して仕入れるロース肉は、脂身を排除し、丁寧に筋取り。取り除いた脂をラードとして使い、低温から徐々に温度を上げながらじっくりと揚げていきます。美しい黄金色の衣は軽快な食感。赤身の旨みだけを凝縮させ、そ... |
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妻と東京へ来た。旅行初日のランチは「ぽん多本家」。目当ては「ビーフシチュー」と「蛤バタヤキ」だ。
これまで何度も同店を訪問しているが、常にビーフシチューは売り切れかメニューになく、未だ食べたことがない。バタヤキについては、「植野食堂」を見て食べたくなったのだ。
さて午前10時40分、メニュー表に目を通す。なんと「ビーフシチュー」の名があるではないか。ようやくその機会に恵まれた。心の中ではガッツポーズだ。当然ビーフシチューは注文し、その他に「蛤バタヤキ」、「カツレツ」、「きすフライ」を注文した。2人で食べるには十分な量であった。
料理は次のように提供された。
【蛤バタヤキ】
外はカリッと、中はジューシーで、バターと蛤の旨味が口の中で絶妙に融合し、納得のいく一品であった。とにかく火入れがお見事。
【きすフライ】
衣はフワッとしつつもサクサクとした食感が保たれており、4代目店主の"揚げ"の技術が感じられた。きすの甘みと衣がまとったラードのコクが絶妙にマッチしていた。大倉陶園の「ブルーローズ」が何とも美しい…。
【ビーフシチュー】
まずはそのビジュアルに圧倒される。大倉陶園の「ロイヤルブルークラウン」が、このひと皿に華と重厚感を加える。デミグラスソースのコクとビターな味わいが老舗の風格を醸し出す。肉はホロホロな食感で、赤ワインとの相性が抜群であろうことが想像される。
【カツレツ】
脂身を取り除いていることで、ロース肉ながらヘルシーな味わいが楽しめる。金の縁飾りと衣の色が絶妙に調和しており、この一皿を格上げしている。
私たちは4品をしっかりと完食し、大満足のランチとなったのである。